JavaScript is required

ESTAの有効期限の確認方法と更新タイミングのポイント

最終更新日: 2026年5月14日

ESTAの有効期限の確認方法と更新タイミングのポイント

ESTAの有効期限は、米国税関・国境警備局(CBP)公式サイト「esta.cbp.dhs.gov」の「申請の検索」から、パスポート番号・生年月日・申請番号を入力することで確認できます。承認日から2年間、またはパスポートの有効期限のいずれか早い日まで有効です。

Last updated: May 14, 2026

ESTAの有効期限の基本ルール

ESTA(電子渡航認証システム)の有効期間は、ビザ免除プログラム(VWP)参加国の国籍を持つ渡航者が短期商用・観光で米国へ入国する際に必須となる認証です。2026年5月時点での基本ルールは以下のとおりです。

  • 有効期間は承認日から2年間、ただしパスポート有効期限のいずれか早い日で失効
  • 有効期限内であれば米国への複数回渡航が可能(再申請不要)
  • 1回の渡航につき最長90日まで滞在可能(延長不可)
  • 米国入国時にESTAが有効であれば、滞在中や出国時に有効期限が切れても入国に影響はない

つまり、パスポートを更新した直後にESTAを取得すれば最大2年使えますが、パスポートの残存有効期間が1年しかない状態で申請すると、ESTAも1年で失効します。これが「2年と思っていたのに失効していた」という落とし穴の最大の原因です。

なお、ブルネイ国籍でブルネイパスポートを使う新規申請に限り、2023年7月以降は有効期間が最大1年に制限されています。

ESTA有効期限の確認方法(CBP公式サイト)

有効期限の確認はCBP公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)の日本語ページから無料で行えます。料金は一切発生しません。

申請番号がわかる場合

  1. esta.cbp.dhs.gov にアクセスし、画面右上で言語を「日本語」に切替
  2. 「既存の申請内容を確認」を選択
  3. 「1件の申請の検索」または「グループ申請の検索」をクリック
  4. パスポート番号、生年月日、申請番号を入力
  5. 表示された画面で「有効期限」欄を確認

申請番号が不明な場合

申請番号(Application Number)を紛失した場合でも、以下の情報で照会できます。

  • パスポート番号
  • パスポート発行日
  • パスポート有効期間満了日
  • 国籍
  • 生年月日

申請時にPDFやスクリーンショットで控えを保存していなくても、これらの情報があれば追跡可能です。出発前に必ず印刷またはスマートフォンに保存しておきましょう。

ESTAの再申請が必要なタイミング

在日米国大使館の案内によれば、以下のいずれかに該当する場合は、有効期限内であっても新たにESTAを申請する必要があります

状況

再申請の要否

パスポートを新規取得・更新した
必要
氏名を変更した
必要
性別を変更した
必要
国籍を変更した
必要
適格性に関する質問への回答が変わった
必要
渡航日程・宿泊先のみ変更
不要(情報更新で対応可能)

特に見落としやすいのが「パスポート更新」です。新しいパスポート番号は旧ESTAに紐づいておらず、自動的に承認は引き継がれません。古いESTAがまだ有効期限内に見えても、現行パスポートと一致していなければ入国時にトラブルになります。

また、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンへ渡航・滞在歴のある方は、原則ESTAではなくB1/B2ビザの取得が必要です。

更新(再申請)のベストタイミング

ESTAの更新は、現在のESTAが失効してからでも、有効期限内でも、いつでも新規申請として可能です。推奨されるタイミングは以下のとおりです。

  • 渡航の72時間前までにCBPからの承認を受ける(即時承認は現在提供されていません)
  • パスポートを更新したら、次回渡航予定の有無にかかわらず渡航前に新規申請する
  • 有効期限の1〜2か月前に次回渡航の予定があれば、新しいパスポートで2年フルに使えるよう更新を検討
  • 申請完了の所要時間はCBP推定で平均23分

なお、新しいESTAが承認された時点で古いESTAは自動的に上書きされ、過去の承認情報を「延長」する仕組みはありません。常に新規申請扱いとなります。

申請手順の全体像はESTAの申請方法と有効期限で詳しく解説しています。

2026年現在のESTA申請料金

ESTAの申請手数料は2025年から2026年にかけて大きく改定されました。

時期

料金

2025年9月29日以前
21米ドル
2025年9月30日〜2025年12月31日
40米ドル
2026年1月1日以降
40.27米ドル

2026年1月のインフレ調整後、40.27ドルの内訳は次のとおりです。

  • 観光促進費:17ドル
  • 連邦予算拠出金:13ドル
  • 申請処理費用:10.27ドル(毎年CPI連動で自動調整)

値上げの法的根拠は、2025年7月4日に成立した連邦法「One Big Beautiful Bill Act(HR-1)」です。同法により、陸路入国のI-94手数料は6ドルから30ドルへ、中国国籍向けEVUSは新たに30ドル徴収となるなど、米国入国関連手数料が一斉に改定されました。

支払い方法はクレジットカード(MasterCard、VISA、American Express、JCB、Diners Club)またはPayPalです。

よくある落とし穴

ESTAの有効期限まわりで実際に空港やオンラインチェックインで問題になりやすいケースをまとめます。

  • パスポート更新後の再申請忘れ:旧パスポート番号のESTAは無効。新パスポート取得後はすぐに新規申請する
  • 有効期限ギリギリの渡航計画:米国入国日(米国到着時点)にESTAが有効である必要がある。出発空港で搭乗拒否される事例あり
  • 90日ルールの誤解:1回の渡航で90日、ではなく延長・身分変更は一切不可。隣国への短期出国と再入国を繰り返す「リセット」も入国審査官の裁量で拒否される
  • パスポート残存期間の誤解:日本国籍はSix-Month Club適用国のため、米国入国日から帰国日までの有効期間があれば足りる。ただしESTA自体はパスポート失効日に同時失効する
  • 承認後の情報変更:渡航先住所や便名の変更はESTAサイトから無料で更新できる。再申請(40.27ドル)ではない
  • グアム・北マリアナ諸島のみへの渡航:45日以内であれば、ESTAの代わりに無料のG-CNMI ETAが利用可能

申請が拒否された場合、在日米国大使館・領事館は拒否理由について回答できません。問い合わせ先はCBP Info CenterまたはTravel Communications Center(1-202-325-8000、24時間対応)となります。

よくある質問(FAQ)

Q. ESTAの有効期限はどこで一番確実に確認できますか?

A. CBP公式サイト esta.cbp.dhs.gov の「申請の検索」が唯一の正式な確認手段です。代行サイトの情報は最新でない場合があります。

Q. ESTAが有効でもパスポートを更新したら使えなくなりますか?

A. はい。パスポート番号が変わるため、新しいパスポートで再申請が必要です。料金(40.27ドル)も再度発生します。

Q. 米国滞在中にESTAの有効期限が切れたらどうなりますか?

A. 入国時点で有効であれば、滞在中・出国時に切れていても入国の効力には原則影響しません。ただし90日の滞在制限は別途守る必要があります。

Q. 一度拒否されたら二度と申請できませんか?

A. 拒否された場合は通常ESTAでの渡航はできず、駐日米国大使館でB1/B2ビザを申請する必要があります。

Q. 他国の電子渡航認証(ETA)と何が違いますか?

A. ESTAは米国専用です。ニュージーランドはNZeTAの申請方法と費用、英国はイギリスETA観光ビザガイドで詳細を確認してください。それぞれ料金・有効期間・申請要件が異なります。

米国渡航をきっかけに英語に触れる機会を増やしたい方は、ネイティブの動画やニュースをそのまま学習素材にできるtry Migakuが、現地での会話に役立つ実用的な英語力を伸ばすうえで相性が良いはずです。

今すぐ無料体験