スタートガイド
Migaku は「使える言語力」を育てるために設計された、語学学習を総合的に支えるプラットフォームです。しっかりとした基礎が固められるよう設計されたコースと、ネイティブコンテンツを楽しみながら言語理解を深められるツールを組み合わせることで、生きた外国語が身につきます。
私たちは、自らの学習経験から、従来の教科書では学習を阻んでしまう根本的な問題があるという結論に辿り着きました。その問題に対する解決策として生まれたのが、Migaku です。
私たちが信じているのは、言語は、実際に使ったり触れたりする中でこそ身につくということです。つまり、ネイティブコンテンツを外国語で楽しむ中で、いくつかの文やメッセージが理解できるようになれば、着実に言語力は伸びていくということ。このような学習法は没入型学習 (immersive learning) と呼ばれるもので、語学の""学びのサイクル""で欠かせないステップです。外国語が“ペラペラ”になった人たちが、みんなやってきたこと ── それは、その言語とたくさんの時間を過ごすことに他なりません。
そこで、初心者の第一歩となるのが基礎コース。「使える言語力」の土台となる、よく使われる単語 1,500 語(頻出語)と、基本的な文法ルールを効率的に学べるコースです。とはいえ、Migaku での学びの中心となるのは、何よりあなた自身が興味のあるコンテンツを楽しむこと。YouTube や Netflix で映画や海外ドラマを観たり、外国語で本やニュースを読んだり、SNS を見たり ── とにかく「自然と夢中になれる時間」を、そのまま語学学習の機会にできるのが Migaku の強みです。
つまり、Migaku なら「学習者向けの教材」から抜け出して、ネイティブ向けのコンテンツを楽しみながら、自然と学びに繋げられるということ。今の学習レベルに合った学びの進め方もわかるから、上級者じゃなくても大丈夫です!
Migaku でできること:
- 字幕や Web ページ(電子書籍も近日対応予定!)の単語をクリックするだけで意味をチェックできます
- 動画や文章からワンクリックで、画像・音声つきのフラッシュカードを作成できます
- ゼロからスタートでも、毎日コツコツ進めれば、約 6 ヶ月で「ネイティブ向けのコンテンツを楽しめる」レベルに到達できます(目安は、フラッシュカードを毎日 10 枚くらい)
- 学習進捗の記録と分析に基づき、動画や Web ページの理解度スコアを自動で判定。今の自分にぴったりの“学習素材”に出会えます
Migaku は、語学アプリの枠を超え、語学の学び方そのものの未来に挑む学習者のコミュニティです。この学び方に共感し、これまでに何万人もの学習者が仲間になってくれました。
Migaku は、今の自分の語学レベルに合わせた始め方を選べます。
まだ学習中の言語でコンテンツを理解できない場合は…
まずは、以下のコースから始めてみましょう:
- Migaku 基礎コース → このコースでは、学習言語の文字の仕組み(書記体系)や、正しい発音を学びます。修了するころには、次の「アカデミーコース」を始める準備が整います。1 日 10 枚ペースで学習すると、約 1 ヶ月で修了できます。
- Migaku アカデミー → Netflix などの映像コンテンツで出てくる単語の約 8 割を理解できるようになるために、頻出語彙 1,500 語と文法項目 200 個を学ぶコースです。1 日 10 枚ペースで約 6 ヶ月で修了できます。
- Migaku 漢字(中国語 漢字コースも近日公開予定!) → 日本語・中国語を学んでいる方は、「アカデミーコース」と並行して進めるのがオススメです。このコースは「アカデミーコース」に登場するすべての漢字を、効率よく学べる設計になっています。理想的なスタート時期は、「アカデミーコース」を始める 2 週間前です。
詳しくは、各コースについてのFAQ ページ をご覧ください。
コンテンツの内容をなんとなくでも理解しながら観られる人は…
Migaku で、自分の「好きなコンテンツ」を楽しむこと ── それが、たったひとつの“宿題”です。
対応しているメディアの例:
- YouTube 動画: 字幕生成機能があるので、もともと字幕が入っていなくても OK!(スマホ・PC どちらでも)
- Netflix、その他いくつかの動画配信サービス
- 手元にある番組や映画の動画ファイル
- インターネット上のあらゆる Web ページ
- 電子書籍(近日対応予定!)
これらのコンテンツの字幕やテキストが、Migaku を使えばそのまま学習教材に早変わり!単語をクリックして辞書で意味を確認したり、AI による単語や文の解説で理解を深めたりと、学びが捗るツールがたくさん揃っています。
学習中の言語でコンテンツを楽しむ時間が増えれば増えるほど、自分がよく視聴するジャンルやメディアに登場する語彙や文法が、自然と身についていきます。その積み重ねが、ネイティブ向けのコンテンツをすらすら理解できる力へとつながります。
Migaku の合言葉の通り、言語の世界に飛び込んで、楽しんで、上達しよう!
特に、次の 3 本の動画はヒントになるはずです:
現在、Migaku のブラウザ拡張機能では、以下の動画サイトに対応しています: Netflix / YouTube / Disney+ / Rakuten Viki / Animelon
Migaku のモバイルアプリ(iOS・Android)は、YouTube に対応しています。
今後さらに多くのサイトに対応できるよう、技術的な課題にも前向きに取り組みながら、開発を進めています。
Migaku の各プランは、大きく分けて「利用期間」と「ベータ版へのアクセス」に違いがあります。
「ベータ版」とは?: 新機能はまず、先行アクセスプランのユーザー向けに「ベータ版」がリリースされ、その後、不具合や使い勝手のフィードバックをもとに改善されてから正式リリースされます。
- Migaku スタンダードプラン → Migaku のすべての安定した機能を月額または年額でご利用いただけます。
- Migaku 先行アクセスプラン → 新機能にベータ版段階でいち早くアクセスできるプランです。月額または年額でご利用いただけます。
- Migaku 永久ライセンスプラン → 先行アクセスプランの買い切り版。今後登場するすべての機能に、リリース直後から永久的にアクセスできます。
つまり、スタンダードプランでも全機能を利用可能ですが、新機能については、システム調整や検証を経た後に、先取りプランより数ヶ月遅れて順次ご利用いただけるようになります。
迷ったら、まずはこの順番がオススメ:
- まずはスタンダードプランで試してみる
- 気になる新機能やコースがあるなら、先行アクセスプランにアップグレード
- 「もう Migaku の学び方しかない!」と思ったら、生涯会員に(Migaku の機能が進化するにつれて、プラン価格も変動します。“今”がいちばんおトク 💪)
詳しくは、料金プランをご覧ください。
もちろん!たとえば日本語とフランス語を同時に学びたい場合でも、一つのサブスクで完結!それぞれ別のプランを契約する必要はありません。極端な話、Migaku で対応しているすべての言語を同時に学んでも OK です!
とはいえ、特に語学学習にまだ慣れていない方には、まずはひとつの言語に集中するのがオススメ。
というのも、学ぶ言語が増えれば増えるほど、「学習者モード(=勉強に意識的に取り組んでいる状態)」から、「没入モード(=ネイティブコンテンツを楽しみながら自然に学んでいる状態)」へと移行するまでに、時間がかかってしまうからです。
それでも複数言語にチャレンジしたい猛者は、こちらのブログ記事が必読!
ブログ記事は英語なのでポイントをざっくりまとめると…:
- まずは 1 言語に集中が一番効率的! → ある程度コンテンツが理解できる中級レベルに到達するまでは、ひとつの言語にしっかり取り組むのが ◎。学習中の言語は一度にひとつに絞ることで、混乱を防ぎながら効率よく言語力を伸ばせます。
- 1 つの言語は「学習フェーズ」、もう 1 つは「没入フェーズ」で進める → たとえば日本語の学習がある程度進んで「没入モード」に入った段階で、次の言語(たとえばフランス語)の学習をスタート、日本語はコンテンツ視聴などで学び続ける
- 似ている言語の同時学習は混乱の元 → 特に基礎レベルからスタートする場合は、スペイン語とポルトガル語のように、似ている言語を同時に始めると、語彙や文法で混乱して「二兎を追う者は一兎をも得ず」状態になってしまう可能性も。複数言語を一気に学びたい場合は、「スペイン語 → 中国語 → ポルトガル語」のように、系統の異なる言語を順に学ぶのがオススメです。
- 毎日、それぞれの言語と触れる時間を → 「2 つの言語でも大変…」というときに、3 つ目を始めると時間はもちろん、集中力もパンクしてしまうのも無理はありません。何より重要なのは、自分のライフスタイルと相談して、”持続可能”なペースを見つけることです。
どの言語を習得するにしても、時間とエネルギーが求められます。学びは一生涯続くもの。だったら、自分の「好き」から学ぶクセをつけて、楽しんじゃいましょう!
一言語ずつでも、複数言語でも ── 挑戦するすべての学習仲間を応援しています 🚀
実は、Migaku をこれまで「アプリ」でなくて、あえて「プラットフォーム」と呼んできたワケがあります。 それは、いくつもの語学学習ツールが詰まった「アプリ群」が Migaku だから。 ブラウザ拡張機能・モバイルアプリ・クリップボード機能・未来型辞書ツール・フラッシュカード・学習進捗ダッシュボード・動画プレーヤー(ローカルファイル再生用)など、複数の学習ツールが連携して学びをサポートする“プラットフォーム”として設計されています。
語学学習仲間の経験やリアルなフィードバックを活かしつつ、今後も新しいツールや機能が登場し続けます!
それぞれの学習ツールの詳しい内容や使い方は、公式動画ガイドでご覧いただけます。