Migaku コース紹介
語学学習の旅を始めるうえで欠かせない「土台」を築くコース ── それが、Migaku の基礎コースです。
このコースで学べるのは:
- 学習言語の文字の読み方
- 各文字の発音の仕方
- ある音が別の音に変わる発音ルールなど
- 学習言語の超基本的な文の組み立て方(語順や構造)
これらはすべて「A:B 形式」で学べるようになっています:
- A → レッスンで新しい文字や音を学ぶ
- B → レッスンで学んだ内容を間隔反復法に沿ってフラッシュカード形式で復習を積み重ね、効率的に記憶に定着させる
1 日 10 つの新しいことを学ぶペースで基礎コースを進めれば、約 1 ヶ月で修了できます。
基礎コースを修了するころには ──
- 学習言語への苦手意識や不安は、もう過去のもの! → 文字を見て「どう発音するか」がわかるようになり、学習言語を目にしてもビビらなくなります。
- 次のステップへ進む準備万端! → 対応する「アカデミーコース」がある場合は、レッスン 1 からスタート。まだ対応コースがない場合は、その言語の頻出語 1,500 語の習得に進みましょう。
ネイティブ向けのコンテンツを楽しむために、何を学ぶべきか? その問いに、データに基づいて答えるのが「Migaku アカデミーコース」です。
このコースで学べるのは:
- ネイティブコンテンツでよく使われる単語、約 1,500 語(頻出語)
- 言語理解で欠かせない重要な基本の文法ルール 数 100 個
こちらも他のコースと同様、「A:B 形式」で構成されています:
- A:新しい文法ポイントを紹介するレッスンを読む
- B:その文法が使われている文が登場するフラッシュカードを、間隔反復方に沿った復習で記憶に定着させる
Migaku が自信を持って学習仲間にオススメできるコースです。
その自信の源といえば:
- 新しく学ぶポイントは 1 カードにつき 1 つだけ!この仕組みで、毎回新しい発見ができるし、しかも混乱しない!
- すべてのレッスンを本物の人間が執筆、しかも全ての文にネイティブのリアル音声付き!
- そしてなにより、コースを進めるとちゃんと効果が実感できる!
1 日 10 つの新しいことを学ぶペースでアカデミーコースを進めれば、約 6 ヶ月で修了できます。
アカデミーコースを修了するころには ──
- ネイティブ向けコンテンツに挑戦できるレベルに! → まだカンタンではないけれど、コンテンツを視聴すると「なんとなくわかる!」という感覚が、きっと芽生えているはずです。
- 次のステップは? → Migaku バイブル (日本語吹き替え・字幕有)を観て、「自分の好きなコンテンツで学ぶフェーズ」へ。興味のあるコンテンツを見ながら・聴きながら、どんどんフラッシュカードを作って新しい単語やフレーズをインプットしていきましょう!
日本語・中国語(マンダリン)の Migaku アカデミーコースと並行して進める“漢字専用”コースです(中国語版は現在準備中!)。
日本語アカデミーコースに登場する約 800 字の漢字をすべて網羅し、それぞれの意味・読み方・書き順・語彙例を、ストーリーやイメージと一緒に覚えていけるコースです。
漢字コースも「A:B 形式」で進行:
- A → フラッシュカードの表には、漢字または部首が表示されます
- B → 裏面には、意味・読み方・語彙例など、記憶のヒントになる情報が表示されます
このコースは、対応するアカデミーコースと並行して進めることを前提に設計されています:
- まずは、1 日に学ぶアイテム数(=カード数)を決める
- 漢字コースからスタートし、最初の 2 週間は“漢字漬け”!
- 2 週間後を目安にアカデミーコースをスタート。両方のコースで、毎日同じ数のカードをこなしていきます
この流れで進めれば、新しい語彙に出会う前に、そこに使われている漢字はすでに習得済みという状態をキープできます。
日本語版の漢字コースは、1 日 10 個ずつ学習すれば、約 5 ヶ月で修了できます(中国語版は現在準備中)。
漢字コースを修了するころには ──
- 一般的なメディアに出てくる漢字の大半が読める
- 漢字の「仕組み」を理解し、初見の漢字も部首やパーツから意味を推測できるようになるなど、修了後も自力で漢字学習を続けられる力が身につく
Migaku の単語コースは、学習中の言語で語彙力を伸ばしたい人(特に名詞!)に向けた、フラッシュカード形式のコースです。
「場所」「モノ」「動物」「体のパーツ」など、テーマごとに分かれた“単語帳”で、それぞれのジャンルのよく使う単語から効率よく学べます。
たとえば「体のパーツ」の単語帳では、「目」や「手」などの日常的な語彙を先に学び、「頬」や「手のひら」といった比較的マイナーな語彙はその後に登場するようになっています。頻出語に沿って、超効率的に語彙力が育つコース設計です。
通常はアカデミーコースから始めるのがオススメですが、次のようなケースでは、この単語コースが強い味方に:
- アカデミーコースがまだ対応していない言語を学ぶとき
- 特定のテーマに関連する単語を、短期間で集中的に覚えたいとき
※日本語で学べる単語コース第 1 弾[中国語・フランス語・韓国語]は、近日公開予定!
答えは YES!ネイティブ向けコンテンツに「できるだけ早く、たくさんふれること」が、生きた言語力を育てるコツです。
- やる気を持て余しそうな人は → 学習中の言語の Comprehensible Input Wiki をチェック!初心者でも理解しやすいよう工夫された YouTube チャンネルが紹介されています。ゼロからのスタートでも、無理なく語彙を増やしていけます。
- もっと肩の力を抜いて楽しみたい人は → YouTube や Netflix で、自分の興味あるジャンルの動画を、学習中の言語で(← ここ大事!)とにかく観てみましょう。Migaku を使えば、字幕を 2 言語で同時に表示したり、「再生モード」から字幕表示のタイミングなどをを自分好みにカスタマイズすることも可能です。たとえば「Primed Listening モード」なら、セリフの前に字幕を表示して内容を予習 → そのあと字幕を非表示にして聞き取りに集中!そんな、初心者にもやさしいリスニング練習も可能です。
「没入型学習」に慣れていけば、さらに幅広いメディアにもどんどんチャレンジできるようになります。
もっと詳しく「没入型学習」(immersive learning)を知りたい方は、Migaku Bible の動画シリーズをチェックしてみてください!
“するべき”とまで言い切ると、ちょっと強く聞こえるかもしれません。
Migaku では、語学学習のプロセスに、ざっくり分けて3つのフェーズあると考えています:
- 「基礎づくり」フェーズ:語学アプリや教科書、フラッシュカードなどを使って、ネイティブ向けコンテンツに飛び込むための土台を作る段階です。
- 「インプット」フェーズ:ネイティブ向けのコンテンツをとにかくたくさん楽しみながら、そこからフラッシュカードを作って語彙力を伸ばしていく段階です。
- 「アウトプット」フェーズ:読んだり聞いたりする内容がだいたい理解できるようになったら、学習言語での"発信力"をつけていくステージへ。積極的に話したり書いたりするフェーズです。
読解力がたくさん本を読むことで育つように、話す力も、たくさん会話することで育ちます。どのフェーズにいても、「話したいな」と思ったり、話すチャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。特にカジュアルな会話は、気軽にトライしやすく、ちょっとした一言でも立派な経験値になります。「聞き取れた!」「伝わった!」という小さな成功体験が積み重なっていくはずです。
とはいえ、数多くの学習者と向き合ってきた経験から言えるのは、まずはインプットに集中して、リーディングやリスニングで内容を自然に理解できるようになってから、アウトプットに本格的に取り組んだ方が、結果的にスムーズに言語力が伸びやすいということです。