英語のbetweenとamongの違いを例文で解説【使い分けのコツ】
最終更新日: 2026年2月27日

英語を勉強していると、betweenとamongの使い分けで迷ったことはありませんか?どちらも「間」や「中」を表す前置詞ですが、実は使い方にはっきりとした違いがあります。この記事では、betweenとamongの違いを具体的な例文とともに解説していきます。
betweenとamongの基本的な違い
betweenとamongは、どちらも何かと何かの「間」や「中」を表現する英語の前置詞です。でも、この2つの使い分けには明確なルールがあります。
betweenの基本的な意味と使い方
betweenは、主に2つのものの間を表すときに使います。具体的に特定できる個別のものの間に何かがある、というイメージです。
例えば、「The cat is sitting between the two chairs.」という文では、2つの椅子という明確なものの間に猫がいる状況を表しています。betweenを使う場合、その対象が2つでなくても、個別に特定できるものであれば3つ以上でも使えます。
「We need to decide between Tokyo, Osaka, and Kyoto for our next trip.」という例文では、3つの都市が出てきますが、それぞれが個別に特定できる選択肢なので、betweenを使うのが正しいです。
betweenのコアイメージは「個別性」です。対象となるものが明確に区別できて、それぞれの関係性が見えている場合に使います。
amongの基本的な意味と使い方
一方、amongは3つ以上のものの中、または集団の中を表すときに使います。個別に特定するというよりも、全体の中に埋もれているようなイメージです。
「She was standing among the crowd.」という文では、群衆という集団の中に彼女がいる状況を表しています。ここでは群衆を構成する一人一人を個別に意識しているわけではありません。
amongを使う場合、対象は漠然とした集まりや、個別に区別する必要のないグループとして捉えられます。「The rumor spread among the students.」では、生徒たちという集団全体の中で噂が広まった、という意味になります。
amongのコアイメージは「集団性」や「一体感」です。複数のものを一つのまとまりとして見ている場合に使います。
betweenを使う具体的な場面
betweenの使い方をもっと詳しく見ていきましょう。実際の英会話でどんな場面で使うのかを理解すると、使い分けがスムーズになります。
2つのものの間
最も基本的な使い方は、2つのものの物理的な位置関係を表す場合です。
- The bank is between the post office and the convenience store.
銀行は郵便局とコンビニの間にあります。 - I sat between my two best friends at the movie theater.
映画館で2人の親友の間に座りました。
この使い方は分かりやすいですよね。2つの具体的なものの間という位置関係をはっきり示しています。
時間の範囲
betweenは時間の範囲を示すときにも使います。
- The meeting is scheduled between 2 PM and 4 PM.
会議は午後2時から4時の間に予定されています。 - I usually exercise between breakfast and lunch.
朝食と昼食の間に運動することが多いです。
開始点と終了点が明確な時間の範囲を表現するときにbetweenが活躍します。
選択肢を示す場合
複数の選択肢から選ぶときも、それぞれが個別に特定できればbetweenを使います。
- You can choose between the red shirt, the blue shirt, or the green shirt.
赤いシャツ、青いシャツ、緑のシャツから選べます。 - It's hard to decide between studying abroad in Canada, Australia, or New Zealand.
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのどこに留学するか決めるのは難しいです。
3つ以上の選択肢でも、それぞれが明確に区別できる場合はbetweenを使うのが正しい文法です。
関係性を表す場合
人やものの関係を表現するときもbetweenを使います。
- The relationship between teachers and students has changed over the years.
教師と生徒の関係は年月とともに変化してきました。 - There is a strong connection between diet and health.
食事と健康の間には強い関連があります。
個別の要素同士の関係性を述べるときは、betweenが適切な表現になります。
amongを使う具体的な場面
次にamongの使い方を詳しく見ていきます。集団や複数のものをまとめて捉える場面で活躍する前置詞です。
集団の中にいる状態
物理的に集団の中にいる状況を表すときにamongを使います。
- I felt nervous among so many strangers.
たくさんの知らない人の中で緊張しました。 - The teacher walked among the students during the exam.
試験中、先生は生徒たちの間を歩きました。
ここでは、strangers(知らない人たち)やstudents(生徒たち)を一つの集団として捉えています。
複数の中で比較する場合
複数のものを全体として見て、その中で何かを比較するときにamongを使います。
- Tokyo is among the most expensive cities in the world.
東京は世界で最も物価が高い都市の中の一つです。 - She is among the top students in her class.
彼女はクラスでトップの生徒の中の一人です。
「the most expensive cities」や「the top students」という集団の中に含まれている、という意味合いです。
分配や共有を表す場合
何かを複数の人や物の間で分ける、共有するという意味でamongを使います。
- We divided the work among the five team members.
5人のチームメンバーで仕事を分担しました。 - The prize money was distributed among all participants.
賞金は全参加者に分配されました。
集団全体で何かを共有したり分け合ったりする場合は、amongが自然な表現です。
特定の集団内での話
ある特定のグループや集団の中での話をするときもamongを使います。
- This expression is commonly used among young people.
この表現は若者の間でよく使われます。 - The news spread quickly among the employees.
そのニュースは従業員の間で素早く広まりました。
集団を一つのまとまりとして捉えて、その中での出来事や傾向を述べています。
betweenとamongのイメージの違い
betweenとamongの使い分けを理解するには、それぞれのコアイメージを掴むことが大切です。
- betweenのイメージは「点と点」です。AとB、BとC、というように、個別のものが明確に存在していて、その間に何かがある、または関係がある、という感覚です。たとえ3つ以上のものがあっても、それぞれを個別に認識している場合はbetweenを使います。
- 一方、amongのイメージは「全体の中」です。複数のものを一つの集まりやグループとして捉えて、その中に何かがある、という感覚です。個々を区別するのではなく、全体として見ているときにamongを使います。
例えば、「a conversation between three friends」と言った場合、3人の友人それぞれが個別の存在として会話に参加している状況を表します。でも「a rumor among friends」と言った場合は、友人たちという集団の中で噂が広まっている状況を表します。
この違いを理解すると、文脈に応じて適切な前置詞を選べるようになります。
よくある間違いと正しい使い方
英語学習者がbetweenとamongで迷いやすいポイントを見ていきましょう。
3つ以上=amongという誤解
「3つ以上のものにはamongを使う」という説明を聞いたことがあるかもしれません。でも、これは正確ではありません。
3つ以上でも、それぞれが個別に特定できる場合はbetweenを使います。「The agreement was signed between Japan, Korea, and China.」という文では、3か国が個別の主体として条約に署名したので、betweenが正しいです。
逆に、2つのものでも集団として捉える場合はamongを使えます。「There was tension among the two groups.」のように、2つのグループを複数の人の集まりとして見ている場合です。
大切なのは数ではなく、個別性を意識しているか、集団性を意識しているかです。
場所を表す場合の使い分け
場所を表現するときも、状況によってbetweenとamongを使い分けます。
- The house is between the river and the mountain.
家は川と山の間にあります。 — 2つの明確な地理的特徴の間 - The house is hidden among the trees.
家は木々の中に隠れています。 — 多くの木という集団の中
同じ「間」や「中」でも、周囲のものをどう捉えているかで前置詞が変わります。
人を表す場合の使い分け
人について述べるときも、文脈次第でbetweenとamongを使い分けます。
- Let's keep this secret between you and me.
これは君と僕だけの秘密にしよう。 — 2人という個別の人物 - He is popular among his colleagues.
彼は同僚の間で人気があります。 — 同僚という集団
人数だけでなく、その人たちをどう捉えているかが重要です。
アマングとビトウィーンの違いは何ですか?
この質問に対する答えをまとめると、betweenは個別に特定できるものの間を表し、amongは集団や複数のものをまとまりとして捉えたときの中を表します。
betweenを使うときは、対象となるものが明確に区別できて、それぞれの関係性や位置関係を意識しています。2つのものの間でよく使われますが、3つ以上でも個別性があればbetweenを使います。
amongを使うときは、対象を一つの集団やグループとして見ていて、個々を区別していません。3つ以上のものや、漠然とした集まりの中を表現するときに使います。
実際の英会話では、この違いを意識することで、より正確で自然な英語表現ができるようになります。
まとめ:betweenとamongを使いこなそう
betweenとamongの違いを理解することは、英語の前置詞をマスターする上で重要なステップです。
betweenは個別のものの間、amongは集団の中というコアイメージを持っています。文法規則として覚えるだけでなく、それぞれの前置詞が持つイメージを理解することで、自然な使い分けができるようになります。
実際の英語の文章や会話に触れる中で、betweenとamongがどのように使われているかを観察してみてください。最初は意識的に使い分けを考える必要がありますが、慣れてくると自然に適切な前置詞を選べるようになります。
英語学習では、こういった細かい違いを理解することが、より正確で洗練された表現につながります。betweenとamongの使い分けをマスターして、英語力をさらに向上させましょう。
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