英語を話せるようになりたい人のための、勉強に役立つポイント・勉強法とコツ
最終更新日: 2025年8月18日

中学・高校と 6 年間英語も勉強したはずなのに、なんで話せるようにならないんだろう?
単語も文法も、それなりにやってきたはず。
でも、いざ話そうとすると、英語が口から出てこない——。
実はそこには、今までの勉強法に“ある落とし穴”が…
今回はその“落とし穴”の正体と、そこから抜け出す方法を、すぐに始められるステップに分けてわかりやすくご紹介します!
英語を話せるようになるための土台作り
「英語を話せるようになりたい。でも、どうやって始める?」
そこでまず大事なのが、「基礎作り」。
- 単語や文法、
- リスニング、
- そして発音……。
いきなり全部やろうとすると混乱してしまいがちですが、最初の「基礎作り」をすれば、英語はちゃんと“話せるようになる言語”なんです。
ここからは、英会話でまず 「なんとなくわかる」 ようになるための、
3 つのステップをご紹介します。
焦らず、一つずつ進めていきましょう 🤓
1️⃣ 基礎ってそもそもなに!?
いきなり「基礎」と漠然と言われても…ですよね 😅
基礎を構成するのは具体的にはこれ:
- アルファベット (読めれば OK)
- 英語理解の 8 割を支える頻出単語と英文法 (~約 1500 語)
これだけをしっかり抑えるだけで、次のステップにも確実に進めます。
英語が「わかる」感覚はたった 1,500 語から!?
実は、英語は よく使われる 1,500 語 だけで、8 割がわかるようになるんです!

たとえば…
- happy,
- go,
- eat,
- need など、
英語を話せるようになるためには、どの 1500 語を覚えるか がポイント!
これから英語学習を始めるという人は、Migaku アカデミーで「よく使われる英単語」が なんとなくわかる感覚 を身につけちゃいましょう!

英単語をたくさん覚えないと…というストレスからも解放されて、効率的に英語力を伸ばしていけます
「わかる」の土台となる英文法パターン
「英文法って聞いただけでアレルギー反応が!」その気持ち、すごくよくわかります 🥹
でも安心してください。「基礎」に必要なのは、
- “I want to…"や
- “She is…"、
- but, in, on などなど、
ということは、まずは基本の英文法から思い出していけば大丈夫です。

💡 英語学習=むずかしいって思われがちかもしれませんが、段階に分けてみると意外とシンプル!
土台ができてきたら、次は「英語の音」に耳を慣らしていくステップへ。
単語の意味を全て覚えていなくても OK!
たくさん“聞く”ことが、次へ進むカギになります。
2️⃣ 英語は聞き取れなければ、話せない!?
いきなり「英語は聞き取れなければ、話せない」なんて言われると、
ガーン 😨 ってなっちゃいそうだけど、実はこれ、最初に知っておくと確実に上達に繋が、大事なヒント!

英語圏の子どもの場合、5 歳になるまでに何万回も英語を耳にしています。
最初はネイティブの赤ちゃんも、意味が理解できていなくても、
英語の会話を大量に浴びてきた経験が、土台となって自然と英語でコミュニケーションができるようになっていきます。最初に「たくさん聞いてる」があるから「話せるようになる」が可能になるというわけ。
ということは、日本に住んでいて英語を話せるようになるのが難しいのは当然!
だからこそ、まずはインプット= 英語の音に慣れることから始めていきましょう
🎧 おすすめの楽しいインプット方
英語を「話す」と聞くと「スピーキング」を思い浮かべがちですが、聞くことも、英会話の大切な一部。
つまり、推しのインタビュー動画を YouTube で見るのも、立派な 「インプット」 です!
コミュニケーションは「受け答え」。だから、「話せるようになりたい」人こそ、まずはたくさん英語を聞く時間を作ることが大切です。
ただ、日本にいると、英語を耳にする機会って、やっぱり少ないのが現状 🥲
だからこそ、自分の「好き」や「興味」と組み合わせて、勉強しなきゃ!って気負わずに英語に触れる時間を増やすのが上達のコツ。
たとえば 👇
- 📺 YouTube で推しのインタビュー動画を観る
- 🎬 好きな海外ドラマを英語字幕つきで観てみる
- 🎧 興味のあるポッドキャストを、朝の支度中に流してみる
このステップで重要なのはとにかく英語を「たくさん浴びる」こと!最初から全部理解しようとしなくても大丈夫。

フラッシュカードを保存しておくことで、あとから繰り返し復習できるので、"覚えた英語" が "使える英語 に。

気になる単語からインプットしてみましょう!こうした英語を「聞く経験」の意識的な積み重ねが、 なんとなくわかる に繋がっていきます。
3️⃣ シャドーイングで英語を話す練習をしてみよう
インプットのステージで、英語が「なんとなくわかる」ようになってきたら、次はいよいよアウトプットの練習「シャドーイング」!
まるで“影(shadow)”のように、聞こえてきた英語をすぐあとから追いかけてマネする、英会話の勉強法。

つまり、インプット(聞く)とアウトプット(話す)を同時に鍛えられる、話せるようになるための重要な準備運動です。
これを繰り返すことで、
- 👂 英語を聞き取る力
- 🗣️ 英語を口からスムーズに出す感覚
この両方が、アップしていくのを実感できるはず!
📌「英語を話すのがこわい…」や「恥ずかしい」という人でも、相手なしでひとりで練習できるのもシャドーイングのいいところ!
💡 ポイントは 完璧に言えなくても気にしない こと!何度も繰り返すうちに、だんだんと英語が口になじんでくるので、自分が好きな動画を見ながら、ぜひ今日から試してみてください!
英語を話したい理由、ちゃんと見えてる?
ここで、ひとつ質問です!
「英語を話せるようになりたい」と思ったとき、
実際は“誰と、何を、なぜ話したいのか?”
まで考えたことってありますか?
具体的なイメージを持つことで、自分がどんな英語を身につけたいのか、どんなふうに学びを進めていけばいいかも、グッと明確になってきます。
👥「誰と」話したい?
英会話で必要とされる英語力やトーンも、話す相手によって大きく変わります。
- 🗺️ 旅行先で出会った人
- 🌎 海外の友人
- ❤️ 恋人
- 👔 ビジネス
たとえば、旅先の英会話では最低限の単語やフレーズを知っていれば OK。でも、ビジネスではフォーマルな表現や業界用語など、必要とされる英語の“種類”が違ってきます。
💬「何を」話したい?
英語で「何を話したい」を具体的にイメージしてみると、自分には どんな語彙や表現が必要か も見えてきます。
たとえば…
- 🥘 「おすすめの料理って何?」とレストランで聞きたい
- 👭 友だちと英語で映画談義をできるようになりたい
- 💌 恋人に「会いたいよ」って伝えたい
- 🤔 雑談や愚痴も英語で言えるようになりたい!
どんなことを話してみたいか、どんなシーンが思い浮かびますか?
🎯「なぜ」英語を話したい?
「誰と、何を」話したいかが見えてくると、「そもそもなぜ話したいのか?」というモチベーションもはっきりしてきますよね!
- ✈️ 海外旅行先で友だちを作りたい
- 💕 好きな人のことをもっと知りたい
- 🤝 仕事の幅を広げたい
「誰と、何を、なぜ話したいのか?」
この3つをハッキリさせることは、英語学習を効率よく進めるカギにも。そして、自分の“学びの進め方”のイメージも見えてくるはずです。
4️⃣ 怖くても大丈夫!英会話の不安とのやさしい向き合い方
いざ実際に英会話となると、いろんな不安が…という方も多いと思います。
たとえば…
- 💭 間違うのが恥ずかしくて、最初の一歩が踏み出せない。
- 💭 相手が何を言ってるのか聞き取れなかったらどうしよう…
- 💭 正しい文法で言わなきゃって考えてるうちに、会話が終わってた…
でも、
こうした “話すことへの不安” を感じるのは、誰もが通る道。
ということは——その 不安を確実に乗り越える方法 もあるんです。
英語を話せるようになるためには、自分の気持ちに向き合うことも大事なステップ。
自分の「不安」を具体化的に理解することで、「壁」が見えるので、さらに乗り越えやすくなります。
ここからは、そんな 「初心者の壁」 を乗り越えるためのコツとポイントを紹介していきます。
🗣️ 完璧じゃなくても大丈夫。英語の勉強は“楽しんだ者勝ち”!
よく「英語がペラペラ」という声を耳にしますが、実はそれって、インプットとアウトプットの積み重ねの “副産物”。
「流暢になる」ことは目的ではなくて結果。
仲の良い友達や英語の先生など、信頼できる相手との簡単な会話からで大丈夫。
チャレンジしてみると 「わかった!」や「伝わった!」 や、「間違っても大丈夫なんだ!」 って気づける瞬間が、きっとあるはず。こうした体験の積み重ねが、英会話の自信にもつながります。
日本語を勉強中の人が、文法が少し違っていたり、話すのがゆっくりでも、一生懸命伝えようとしてくれていること に心が動く… それは、どの言語にも共通すること。
まずは「英語を話せるようになる」第一歩、踏み出してみましょう ✨
5️⃣ 英語は声に出して慣れる!練習のポイントとコツ
「失敗が怖い…」「恥ずかしい…」という気持ちを乗り越えたら、ここからは、アウトプットの練習! “英語を話すことに慣れるためのステージ” です。
どんなにインプットをしても、英語を声に出す練習(スピーキング)をしないと「会話力」はなかなか伸びません。英語をアウトプットする“量”をこなすことで、だんだんと自然に言葉が出てくるようになります!
とにかくたくさん話して、口を慣らしていくのが上達のカギに!
今日からはじめられる「英語の口慣らし」アイディア:
- 🪞 ひとりごと英会話: 日常の動作を英語でつぶやいてみる → 例: "I'm brushing my teeth." "I'm making coffee."
- 🔊 音読+録音チェック: 好きな英語フレーズを声に出して録音してみる → 自分の発音やテンポを客観的にチェック
- 📱 英語学習アプリを使う: ゲーム感覚で毎日楽しく英語の勉強を続ける
- 📕 絵本·短文を声に出して読む: 子ども向けの絵本や、短いストーリーから始めて OK!
- 👥 観光客に"Can I help you?”: 見かけたら一言チャレンジ。ドキドキするけど達成感あり!
- 👔 ひとりプレゼン: お気に入りの TED トークをマネして、自分の言葉で話す練習を!
- 🗣️ オンライン英会話にトライ: 1 日 5 分でもいいから、とにかく“話す場”を作ってみよう
💡 話せば話すほど、少しずつ口が英語に慣れていくのを感じるはず。完璧じゃなくても大丈夫。まずは英語を「声に出すこと」を楽しんで!
☕️ 勉強嫌いな人の“好き”がいつのまにか英語学習になってた話
ここでちょっと余談ですが、自分が英語学習を始めた頃に思いを馳せてみました 😅
「どんなふうにインプットしてたっけな~」と… 音楽が大好きなので、最初は、何が単語で何が文なのかすらわからない状態でも、とにかくリアルな英語に耳を慣らそうと、とにかく英語の曲を一日中流していました。
それを繰り返しているうちに、なんとなく英語のリズムとテンポに慣れていく感覚が!
まだ YouTube も Netflix もなかった時代… インタビュー動画などは執念で探して、耳からインプットをしつつ、話している人の口の動きも観察しみたり…
英語のクラスはあんなに苦手だったのに、この ”インプットの方法” は、ぜんぜん苦にならず… 気がついたら 「継続」 できていて、英語の「なんとなくわかる」が増えていました。
好きなアーティストや話題についてもっと知りたい!という気持ちが自然と英語学習に。
というわけで、ちっちゃな成功体験を積み重ねがあったからの今なんだな~!と思っています。
🚀 英語との距離を縮める勉強法とコツ
文法や単語の知識ももちろん大事。でも、挫折しないためには「英語を勉強する」だけでなく、「英語と一緒に過ごす」を意識することが大切です。
動画やポッドキャストなどを活用して、耳と目で 英語を“体感”できる環境 に飛び込んでみましょう!
今日覚える 1 語が語彙力アップに
「たくさん単語を覚えなきゃ…」と思うと気が重くなりますが、1 日数語からでも大丈夫!
気になった単語をメモしたり、気に入ったフレーズを声に出してみたり。

「知ってる単語」が少しずつ増えていくことで、英語が “読める・聞ける”感覚 が身についてきます。
上達するのは「わからない」を楽しめる人!
最初から全部を理解しようとしなくて OK。
わからない表現に出会ったときこそが学びのチャンス!
「昨日はわからなかったけど、今日はわかった」── そんな小さな気づきを重ねていくことが、次のステップへとつながっていきます 💪
まとめ:効率的に英語を話せるようになりたい人におすすめの上達のコツ
ここまで読んで、「英語を話せるようになるって、思ってたより始めやすいかも!」と少しでも思った方、この記事で紹介したステップをおさらいしてみましょう。
- 1️⃣ 基礎を作る: アルファベットと基本の単語·文法を覚える
- 2️⃣ とにかくインプット: 英語と過ごす時間を増やして耳を慣らす
- 3️⃣ シャドーイング: 聞いた英語をマネして、話すための準備運動
- 4️⃣ 不安を乗り越える: 大切なのは”伝えたいという気持ち”
- 5️⃣ たくさん話す: とにかく声に出して、口を英語に慣らす
「英会話をできるようになりたい」って思っても、何から始めればいいのかわからなかったり、ちょっと腰が重かったり…あるあるですよね。
でも、勉強の進め方を段階に分けてみると、「自分にもできそうかも」「ここから始めてみようかな」って思えてきませんか?
たくさん聞いて(インプット)、声に出してみる(アウトプット) 時間を意識的に作ること。この2つをコツコツ積み重ねていけば、英語はちゃんとわかるようになる!
大切なのは、完璧を目指さずにとにかく「試してみること」。
まずは たくさん英語を浴びる ところから始めてみましょう!