空港の入国審査でよく聞かれる質問&答え方|海外旅行前に知っておきたい英語表現まとめ
最終更新日: 2025年8月20日

「海外旅行は楽しみだけど、入国審査は不安…。」とドキドキした経験、ありませんか?
この記事では、入国審査でよくある質問や答え方を中心に、英語が苦手な人でも使える実用表現を場面ごとに紹介します。
伝わる英語を身につけて、不安なく旅のスタートを切りましょう。
入国審査ってどんな場面?海外旅行前に知っておきたい流れと注意点
入国審査(Immigration)は、空港に到着してから目的の国へ正式に入国するための審査です。パスポートや入国カードを見せながら、渡航の目的・滞在先などについて簡単な質問を受けます。
よくある流れは以下の通りです:
- パスポートと入国カード(必要な国のみ)を提示
- 審査官による英語での質問
- 問題がなければ通過、追加質問がある場合も
実際の質問はパターンが決まっているものばかり。事前にフレーズを確認しておくだけで、慌てず対応できます。
入国審査でよく聞かれる英語フレーズと答え方
ここでは、入国審査で実際によく聞かれる質問と、自然な答え方をシーン別に紹介していきます。
滞在目的を英語でどう説明する?定番フレーズと例文
入国審査で最初に聞かれることが多い滞在目的。観光や出張など、簡潔に伝えるのがポイントです。
- What’s the purpose of your visit?
渡航の目的は何ですか?
- I’m here for sightseeing.
観光で来ました。 - I’m on vacation.
休暇で来ました。 - I’m here for business.
仕事で来ました。 - I have a business meeting.
商談があります。
“visiting friends”
や “attending a conference” と具体的に言うと好印象です。- I’m here for sightseeing… and maybe a little shopping therapy.
観光が目的です…ついでにショッピングで癒されたいなと。
観光といっても人それぞれ!フレンドリーに伝えると空気もやわらぐかも。
滞在日数や宿泊先について聞かれたら
滞在期間と宿泊場所は定番の質問。事前に情報を用意しておくと安心です。
- How long will you be staying?
どのくらい滞在しますか?
- I’ll be here for five days.
5 日間滞在します。
- Where will you be staying?
どこに滞在しますか?
- I’ll be staying at a hotel in Chicago.
シカゴのホテルに泊まります。 - I’ll be staying with a friend.
友人の家に泊まります。
宿泊先の名前や住所、予約画面などを印刷したり、スマホで見せられるようにしておくとスムーズです。
- I think my hotel is near a place with good ramen… I’ll double-check the address.
確かホテルはラーメンが美味しい場所の近くだったはずです。住所は…確認させてください。
グルメの記憶が優先されるのも、旅人あるある。
職業・所持金・ビザの有無について答えるときの英語表現
踏み込んだ質問でも、シンプルに落ち着いて回答すれば大丈夫です。
- What do you do (for a living)?
ご職業は何ですか?
- I work for a trading company.
商社で働いています。 - I’m a university student.
大学生です。
- How much cash are you carrying?
現金はいくら持っていますか?
- I have about 300 dollars in cash.
現金で 300 ドルほど持っています。
- Do you have a visa?
ビザは持っていますか?
- Yes, I have a tourist visa.
はい、観光ビザがあります。 - I don’t need a visa to visit this country.
この国ではビザは不要です。
入国審査で緊張しないためのコツ|海外旅行で慌てないために
海外旅行の入国審査は、英語でのやりとりや緊張感もあってドキドキするもの。いくつかの基本フレーズを覚えておけば、気持ちに余裕が生まれます。
聞き返したいときに使える英語フレーズ
入国審査官の英語が早すぎて聞き取れない…。そんなときは、落ち着いて聞き返せば大丈夫。丁寧に伝えればきちんと対応してくれます。
- Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか? - I’m sorry, could you speak more slowly?
すみません、もう少しゆっくり話していただけますか? - I’m sorry, what does that mean?
すみません、それはどういう意味ですか? - Could you tell me what that means?
それが何を意味するのか教えていただけますか? - I’m not sure I understand. Could you explain that?
少しよく分からなかったのですが、説明してもらえますか? - I think my brain is still on airplane mode. Could you repeat that?
頭がまだ飛行機モードで冴えていなくて…もう一度繰り返して頂けますか?
大切なのは、堂々と、誠実に伝える姿勢です。
英語が苦手でも伝わるシンプルな言い方
細かい文法が不安なときでも、伝えたい内容をシンプルに表現することで十分対応できます。
- I don’t speak English well.
英語はあまり得意ではありません。 - Can I show you on my phone?
スマホで見せてもいいですか? - Can you write it down?
書いてもらえますか? - I’m not sure what to say, but…
うまく言えないのですが… - No allergy, just picky.
アレルギーじゃなくて、ただの好き嫌いです。
単語だけでも、堂々と伝えると相手も理解しようとしてくれます。
- My English is on vacation too—but I’ll try!
英語も一緒に休暇中ですが、頑張ります!
英語力よりも「伝えようとする姿勢」が大事です。
こんなときどうする?ちょっと珍しい入国審査の質問と対応例
稀にあるのが「え、それ聞かれるの?」というような予想外の質問。聞かれそうなパターンを事前に知っておけば、落ち着いて対応できます。
誰かに会いに来たときの自然な答え方
知人・恋人・家族に会いに行く場合、そのまま正直に伝えて OK です。英語では “visit” や “see” を使います。
- I’m here to visit my friend.
友人に会いに来ました。 - I’m here to see my boyfriend.
彼氏に会いに来ました。 - I’m visiting my sister who lives here.
こちらに住んでいる姉に会いに来ました。 - I flew 10 hours just to get a hug from my grandma.
おばあちゃんのハグをもらいに、10 時間かけて飛んできました!
滞在先や関係性を簡単に伝えるとスムーズです。
別室に呼ばれたら?落ち着いて対応するための英語表現
入国審査中に何らかの確認が必要と判断された場合、“secondary inspection”(別室での追加審査)に案内されることがあります。
驚いてしまうかもしれませんが、焦らず冷静に対応するのが一番の対策です。
- I was asked to come for secondary inspection.
別室に行くように言われました。 - Can I ask why I’ve been taken aside?
なぜ別室に案内されたのか聞いてもいいですか? - Do you need any documents from me?
何か提出する書類はありますか? - I printed everything—just in case the Wi-Fi ghosts me.
念のため、書類は全部印刷してきました。Wi-Fi に裏切られることもあるので。
海外ではネット環境が不安定なこともあるので、紙のコピーがあると安心です。
英語が不安な方に| Migaku で海外旅行前に入国審査対策を
「言いたいことが英語で出てこない…」「書いてある内容がなんとなくしか分からない…」 そんな不安を感じたことはありませんか?
Migaku は、入国審査だけでなく、チケット購入・ホテル予約・観光情報の確認など、海外旅行にまつわる英語フレーズの理解と練習をサポートします!具体的な例は、下でご紹介しています。
旅行準備の時点から、あなたの「分からない」をひとつずつ減らしていきましょう。
ウェブの英文や注意事項が読めないときの対処法
持ち込み禁止物やビザの条件、入国カードの書き方など、海外旅行前にチェックすべき情報は英語で書かれていることがほとんどです。
Migaku のブラウザ拡張機能を使えば、英語のウェブページ上の単語をクリックするだけで意味を確認できます。知らない単語が出てきても、慌てず読める安心感が得られます。

入国審査に関するページでよく見かける英単語はこちら:
英語 | オーディオ | 日本語 |
---|---|---|
Immigration | 入国管理 | |
Visa requirements | ビザ要件 | |
Prohibited items | 持ち込み禁止物 | |
Declaration form | 申告書 | |
Duration of stay | 滞在期間 | |
Purpose of visit | 渡航目的 | |
Nationality | 国籍 | |
Place of residence | 滞在地・居住地 | |
Customs inspection | 税関検査 | |
Transit | 乗り継ぎ・通過 | |
Baggage claim | 手荷物受取所 | |
Passport control | パスポート審査・出入国審査 |
いくつかの例文:
- What items are prohibited to bring into the country?
この国に持ち込めないものは何ですか? - How should I fill out this immigration form?
この入国カードはどう記入すればいいですか? - I’m just trying to figure out if snacks are considered prohibited items...
スナックって持ち込み禁止に入りますかね…念のため。
入国カードの記入欄がわからない…英語の案内に戸惑うとき
「職業って英語で何て書くんだっけ?」「滞在先の住所ってホテル名だけでいいの?」
飛行機の中で配られる入国カード、英語表記だけだと意外と迷うもの。
そんな時は、Migaku の OCR 機能が活躍!カードの写真をスマホで撮るだけで、記入欄の英語がすぐに日本語訳で確認できます。

英語フレーズを“覚えたつもり”で終わらせない
旅行前に一度見ただけの英語フレーズ、現地ではすぐに出てこない…そんな経験ありませんか?
Migaku なら、見たフレーズが自動でフラッシュカード化され、移動中でもスマホで復習 OK。

繰り返し触れることで、「使える表現」に変わります。
【まとめ】入国審査をスムーズに通過するために大切なこと
緊張しやすい入国審査ですが、実際に聞かれる内容の多くは決まったパターン。
あらかじめ英語のフレーズを押さえておけば、不安はぐっと減ります。
「とりあえず今回の旅行を乗り切りたい」
そう思っている方は、Migaku を“旅行専用ツール”として使うのも OK。
でも、もし心のどこかで、
- 「英語を使いこなしたい」
- 「海外でもっと自由に動けるようになりたい」
そう感じているなら、覚えておいてください。
アルファベットが読めなくても、中学英語をすっかり忘れていても大丈夫。「伝えたい」「使いたい」という気持ちこそが、最初の一歩です。
Migaku は、そんなあなたの旅の不安を取り除き、英語との距離をグッと縮めてくれる心強い味方です。
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