日本人が間違えやすい英語の不可算名詞一覧
最終更新日: 2026年3月5日

英語の不可算名詞って、日本人学習者にとって本当に厄介ですよね。日本語では「情報」も「アドバイス」も普通に数えられるのに、英語では "an information" や "advices" と言えないなんて、最初は混乱するものです。この記事では、日本人が特に間違えやすい不可算名詞を一覧形式で紹介しながら、実践的な使い方まで解説します。
不可算名詞とは?基本的な概念
不可算名詞(uncountable nouns)は、文字通り数えられない名詞のことです。英語では "a" や "an" を付けることができず、複数形の "s" も付けられません。日本語では「数えられない名詞」とも呼ばれます。
不可算名詞の特徴は、物質や抽象的な概念を表すことが多い点です。例えば、water(水)、music(音楽)、information(情報)などがこれに当たります。これらは形が決まっていなかったり、切り分けられたりする性質があるため、英語では個別に数えることができないと考えられています。
数えたい場合は、"a glass of water"(コップ一杯の水)や "a piece of information"(一つの情報)のように、容器や単位を表す単語を使います。
日本人が間違えやすい不可算名詞一覧
ここでは、日本人学習者が特によく間違える不可算名詞を分類別に紹介します。
物質名詞
物質名詞は、決まった形がなく、切り分けられる物質を表す単語です。
- bread(パン)— 「一つのパン」と言いたいときは "a loaf of bread"
- cheese(チーズ)— "a piece of cheese" または "a slice of cheese"
- chocolate(チョコレート)— "a bar of chocolate" や "a piece of chocolate"
- rice(米、ご飯)— "a bowl of rice"
- meat(肉)— "a piece of meat"
- butter(バター)— "a stick of butter"
- sugar(砂糖)— "a spoonful of sugar"
チーズはなぜ不可算名詞なのでしょうか?それは、チーズという物質そのものは形が決まっておらず、どんな大きさにも切り分けられるからです。ただし、"a cheese" と言う場合は「一種類のチーズ」という意味になることもあります。
チョコレートは数えられない名詞ですか?基本的には不可算名詞です。しかし、"chocolates" と複数形で使う場合は「チョコレート菓子」という意味になり、個別に数えられる形になります。
抽象名詞
抽象名詞は、目に見えない概念や感情を表す単語です。
- information(情報)— "a piece of information"
- advice(アドバイス)— "a piece of advice" または "some advice"
- knowledge(知識)— "some knowledge"
- homework(宿題)— "a homework assignment"
- news(ニュース)— "a piece of news"
- progress(進歩)— "some progress"
- research(研究)— "a research project"
- work(仕事、作品)— "a piece of work"
英語で不可算名詞の例は?と聞かれたら、まず "information" や "advice" を挙げるのが良いでしょう。これらは日本語では「一つの情報」「二つのアドバイス」と普通に数えられるため、日本人が最も間違えやすい単語です。
集合名詞
集合名詞は、複数のものをまとめて一つの集合として扱う単語です。
- furniture(家具)— "a piece of furniture"
- luggage / baggage(荷物)— "a piece of luggage"
- equipment(機器、設備)— "a piece of equipment"
- jewelry(宝石類)— "a piece of jewelry"
- clothing(衣類)— "an item of clothing"
- mail(郵便物)— "a piece of mail"
不可算名詞の代表的なものは?furniture(家具)がよく挙げられます。「椅子」や「テーブル」は個別に数えられますが、「家具」という集合全体は不可算名詞として扱われるのです。
不可算名詞を数える方法
不可算名詞を数えたいときは、容器や単位を表す単語を組み合わせます。この形は "数詞 + of + 不可算名詞" となります。
よく使われる表現:
- a piece of(一つの、一片の)— information, advice, furniture, bread
- a glass of(コップ一杯の)— water, milk, juice
- a cup of(カップ一杯の)— coffee, tea
- a slice of(一切れの)— bread, cheese, pizza
- a loaf of(一斤の)— bread
- a bottle of(一本の)— water, wine
量を表すときは、"much"(多くの)や "some"(いくらかの)を使います。"many" は数えられる名詞にしか使えないので注意が必要です。
正しい例:
- How much information do you need?(どれくらいの情報が必要ですか?)
- I need some advice.(アドバイスが欲しいです)
間違った例:
- ❌ How many informations do you need?
- ❌ I need an advice.
可算・不可算両用の名詞
英語には、文脈によって可算名詞にも不可算名詞にもなる単語があります。この違いを理解することが、英語の文法をマスターする上で重要です。
場合によって意味が変わる例
- chicken — 不可算:鶏肉 / 可算:鶏(生き物)
- I like chicken.(鶏肉が好きです)
- I saw a chicken.(鶏を一羽見ました)
- paper — 不可算:紙(素材)/ 可算:新聞、論文
- I need some paper.(紙が必要です)
- I read a paper.(新聞を読みました)
- time — 不可算:時間 / 可算:回数
- I don't have much time.(時間があまりありません)
- I've been there three times.(そこに三回行ったことがあります)
- coffee — 不可算:コーヒー(飲み物)/ 可算:コーヒー一杯
- I drink coffee every morning.(毎朝コーヒーを飲みます)
- Two coffees, please.(コーヒーを二つください)
抽象的・具体的な使い分け
- experience — 不可算:経験(一般的)/ 可算:体験(具体的な出来事)
- She has a lot of experience.(彼女は経験豊富です)
- That was an interesting experience.(それは面白い体験でした)
- light — 不可算:光 / 可算:照明器具
- There's not enough light.(光が足りません)
- Turn on the lights.(照明をつけてください)
間違えやすいポイントと覚え方
よくある間違い
日本人学習者が特によく間違えるパターンをまとめました。
- "an information" と言ってしまう
- 正:a piece of information / some information
- "advices" と複数形にしてしまう
- 正:pieces of advice / some advice
- "furnitures" と言ってしまう
- 正:pieces of furniture / some furniture
- "breads" と複数形にしてしまう
- 正:loaves of bread / some bread
- "many money" と言ってしまう
- 正:much money / a lot of money
効果的な学習方法
不可算名詞を覚えるコツは、単語だけでなく、よく使われる組み合わせごと覚えることです。
- "a piece of" とセットで覚える単語:information, advice, furniture, news, equipment
- "some" とよく使う単語:water, money, time, help, music
- "much" で量を尋ねる単語:time, money, work, effort
また、実際の英語コンテンツの中で不可算名詞がどう使われているかを観察することが、最も効果的な学習方法です。ネイティブスピーカーが自然に使っている表現を真似することで、文法的な正しさだけでなく、自然な英語表現も身につきます。
まとめ
不可算名詞は、日本人にとって理解しにくい英語の文法項目の一つですが、基本的なルールと代表的な単語を押さえれば、確実に使いこなせるようになります。
重要なポイント:
- 不可算名詞には "a/an" を付けず、複数形の "s" も付けない
- 数えたいときは "a piece of" などの単位を使う
- 量を表すときは "much" や "some" を使う("many" は使わない)
- 文脈によって可算・不可算が変わる単語に注意する
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