英語多読のやり方とおすすめ教材|効果的な方法を解説
最終更新日: 2026年4月13日

英語力を伸ばすために多読を始めたいけれど、どんな教材を選べばいいのか、どうやって続ければいいのか迷っていませんか?多読は正しいやり方で取り組めば、英語学習において非常に効果的な方法です。この記事では、多読の基本的なルールから、おすすめの教材やサイト、そして挫折せずに続けるコツまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
多読とは?英語学習における多読の効果
多読とは、辞書をできるだけ使わずに、自分のレベルに合った英語の本をたくさん読む学習方法です。この方法の最大の効果は、英語を英語のまま理解する「英語脳」を育てることにあります。
多読を続けることで、単語や文法を自然な文脈の中で吸収できるようになります。日本語に訳さずに読む習慣がつくと、読むスピードが格段に上がり、英語学習全体の効率も向上します。また、多読は楽しみながら続けられるため、モチベーションを保ちやすいという利点もあります。
実際に多読を実践している人の多くが、TOEICのスコアアップや、英語の文章を読むことへの抵抗感が減ったと報告しています。多読は単語力、読解力、そして総合的な英語力を同時に伸ばせる効果的な学習法なのです。
多読の三原則:挫折しないための基本ルール
多読を成功させるためには、「多読三原則」と呼ばれる3つの基本ルールを守ることが重要です。
1つ目は「辞書は引かない」です。わからない単語が出てきても、いちいち辞書で調べると読むリズムが崩れてしまいます。前後の文脈から意味を推測する力を養うことが、多読の大きな目的の一つです。
2つ目は「わからないところは飛ばす」です。理解できない文章に出会っても、そこで立ち止まる必要はありません。全体の流れを追いながら読み進めることで、自然と理解が深まっていきます。
3つ目は「つまらなければやめる」です。無理に読み続けても効果は上がりません。自分が楽しめる本を選ぶことが、多読を長く続けるコツです。この三原則を守ることで、多読は苦痛ではなく楽しい習慣になります。
効果的な多読のやり方:レベル別の進め方
多読を効果的に進めるには、自分のレベルに合った教材選びが欠かせません。
初心者の方は、YLレベル(読みやすさレベル)0.0から2.0程度のグレーデッドリーダーから始めることをおすすめします。これらの本は使用される単語数が制限されており、文法も基礎的なものに絞られているため、スムーズに読み進められます。
読むときは、1ページあたり未知の単語が5個以内の本を選ぶのが理想的です。これは全体の95%以上を理解できるレベルで、ストレスなく読書を楽しめる目安となります。
多読を始めたら、まずは1日15分から30分、毎日続けることを目標にしましょう。読んだ本のタイトルや語数、感想を記録しておくと、自分の成長が見えてモチベーション維持につながります。年間100万語を目標にする人も多いですが、最初は無理せず、読む習慣をつけることを優先してください。
おすすめの多読教材:本・サイト・アプリ
多読を始めるにあたって、どんな教材を選べばいいのでしょうか。
本では、ラダーシリーズがおすすめです。このシリーズはレベル別に分かれており、巻末に語彙リストもついているため、初心者でも安心して読めます。また、ペンギンリーダーズやオックスフォード・ブックワームスといったグレーデッドリーダーのシリーズも、世界中の英語学習者に支持されています。
無料で多読を楽しみたい方には、オンラインサイトの活用がおすすめです。多読の森は、レベル別に多数の本が読めるサイトで、自分の読書記録も管理できます。また、Project Gutenbergでは著作権が切れた古典作品を無料で読むことができます。
アプリでは、多読に特化したものがいくつかあります。レベル別に本が分類されており、スマートフォンで気軽に読めるため、通勤時間などのすきま時間を活用できます。
多読教材の選び方:自分に合った本を見つけるコツ
多読を続けるためには、自分に合った本を選ぶことが何より大切です。
まず、自分の興味がある分野やジャンルから選びましょう。ミステリーが好きな人はミステリー小説を、スポーツが好きな人はスポーツ関連の本を読むことで、内容への興味が読み続ける原動力になります。
レベル選びも重要です。読んでいて「簡単すぎる」と感じるくらいの本から始めるのがコツです。背伸びして難しい本を選ぶと、辞書を引きたくなってしまい、多読の原則から外れてしまいます。
本の最初の数ページを試し読みして、スムーズに読めるかどうか確認してください。わからない単語が多すぎる、内容が頭に入ってこないと感じたら、その本はまだ自分のレベルに合っていません。無理せず、もう少し易しい本を選びましょう。
シリーズものを読むのもおすすめです。同じ著者やキャラクターが登場する本を続けて読むと、使われる単語や表現に慣れてきて、どんどん読みやすくなります。
多読を継続するためのコツと注意点
多読の効果を実感するには、継続することが最も重要です。
まず、読書の時間を毎日のルーティンに組み込みましょう。朝起きてすぐ、通勤電車の中、寝る前など、決まった時間に読む習慣をつけると続けやすくなります。
読んだ本の記録をつけることも効果的です。タイトル、語数、読了日、簡単な感想をメモしておくと、自分がどれだけ読んできたかが一目でわかり、達成感を得られます。
多読を続けていると、時々スランプに陥ることがあります。そんなときは、思い切ってジャンルを変えてみたり、より易しいレベルの本に戻ったりしてみてください。多読は楽しむことが第一なので、義務感で読む必要はありません。
また、多読だけでなく、音読や音声を聞きながら読むこともおすすめです。目で読むだけでなく、耳からも英語を吸収することで、リスニング力も同時に鍛えられます。
多読で英語力を総合的に伸ばそう
多読は、単なる読解力向上のためだけの学習法ではありません。大量の英語に触れることで、単語力、文法力、そして英語を英語のまま理解する力が自然と身につきます。
コンテンツを楽しみながら、少しでもその英語がわかるようになれば、それだけで間違いなく上達の一歩
多読の三原則を守り、自分のレベルに合った教材を選んで、楽しみながら続けていきましょう。Learn it once. Understand it. Own it.
ちなみに、多読で出会った単語や表現を効率的に覚えたい方には、ミガクのブラウザ拡張機能がおすすめです。NetflixやYouTubeで英語コンテンツを楽しみながら、わからない単語をワンクリックで調べて、そのままフラッシュカードに保存できます。多読と組み合わせることで、インプットとアウトプットの両方を強化できますよ。10日間の無料トライアルがあるので、ぜひ試してみてください。