世界の言語の種類は?世界各国の言語一覧を種類別に紹介!主要語族30種類をマスターしよう
最終更新日: 2025年11月26日

世界の言語は多種多様で、その種類と数を知ることは、私たちの世界観を広げることにつながります。
この記事では、言語の種類や数、世界にはどんな語族があるのかという疑問に答え、世界の言語を分類する語族の概念から、話者数別のランキング、国別の使用状況まで、主要な情報を一覧でご紹介します。
英語学習者に限らず、他の外国語を勉強している人にも興味深い内容になっているので、ぜひご覧ください🌏✨
さあ、奥深い語の世界を探検しに行こう!🚀
語族とは?世界の言語を分類する基本概念
世界の言語は数千種類も存在し、その違いを整理するために使われるのが「語族」という考え方です。
ここでは、言語を家系図のように分類する仕組みと、その背景をわかりやすく紹介します。
現在存在する世界の言語の種類と数
現在存在する世界の言語は、正確な数を特定するのが非常に困難です。
一般的に約6,000から7,000の種類があると言われていますが、これはあくまで概算です。
なぜなら、言語と方言の違いをどこで線引きするかは、政治的、地域的な場合によって異なり、常に議論の的となるからです。
例えば、中国語のように、話し方が大きく異なるのに同じ1つの言語として考えられる場合もあれば、ヨーロッパの地域のように、互いに意思疎通が難しいのに別の国の言語として扱われる場合も存在します。
語族による言語の分類:家系図の考え方
言語学者たちは、これらの膨大な言語を整理するために、語族という分類の考え方を使います。
語族とは、共通の祖先語(祖語)から派生したと推定される言語のまとまりのことです。
まるで人の家系図のように、時間を遡って語の起源を辿ります。
大きな語族の中には、さらに語派(グループ)、族(サブグループ)という別の分類があり、木の枝分かれのように体系化されています。
この分類を知ることで、一見全く異なるように考えられる言語でも、関連性が見えてくるのが面白い方法です🔍
世界の30種類以上の主要な語族一覧
本章では、世界の主要な語族を地域別に分類し、具体的な言語の種類を合わせて30以上紹介します。
幅広い語のルーツを知るのに役立つはずです💪
ヨーロッパ・アジア(ユーラシア大陸)の広大な語族
ユーラシア大陸には、世界の言語体系の中でも特に大規模な語族が集中しています。
話者数が多い主要言語の多くがこの地域に属しており、影響力の大きい分類です。
インド・ヨーロッパ語族
世界で最も話者数が多い巨大な語族で、ヨーロッパからインドにかけて広い地域に広がっています。
語彙や文法に共通点が多く、多くの国で公用語として使用されています。
代表的な言語には、
- フランス語
- スペイン語
- ドイツ語
- ロシア語
- イタリア語
- オランダ語
- ポルトガル語
といったヨーロッパの言語に加え、
- 英語
- ヒンディー語
- ベンガル語
- ペルシャ語
- ウクライナ語
- ギリシャ語
- アフリカーンス語
などが含まれます。
この語族の語は、世界の国の多くで公用語として使われています🌍
シナ・チベット語族
主に東アジアに存在し、中国語(北京語)がこの語族の中心です。
人数が非常に多いため、話者数ランキングでも常にトップに位置しています。
アフロ・アジア語族
北アフリカから中東にかけて広がり、アラビア語を中心とした語族です。
宗教・歴史・文化と密接に結びついた言語が多いのが特徴です。
アジアの多様な語族と言語
アジアには、ユーラシアとは異なる独自の語族が数多く存在します。
地理・民族が複雑に交差するため、語族の多様性が特に高い地域です。
日琉語族(日本語)
日本語とその方言である琉球語を含む語族です。
日本を中心に使用される、非常に集中型の言語です。
他の語族との関連性が長年議論されてきましたが、現在は日琉語族として別個に存在するのが一般的だと考えられています。
朝鮮語族(朝鮮語)
朝鮮半島で使われる朝鮮語(韓国語)の族です。
オーストロネシア語族
東南アジアや太平洋の島々に広がる語族で、マレー語(マレー半島で使われる)、インドネシア語、タガログ語、ジャワ語など多数の言語が存在します。
マレー地域を中心に、島々を渡る人々によって広範囲に使用されました⛵
テュルク語族
中央アジアから西アジアにかけて広がり、トルコ語やアゼルバイジャン語などが含まれます。
ドラヴィダ語族(主にインド南部)
インド南部を中心に存在し、北部のインド・ヨーロッパ語族とは異なる起源を持つ語族です。
テルグ語、タミル語、カンナダ語、マラヤーラム語などが代表的な言語として知られています。
一方で、マラーティー語はインド・ヨーロッパ語族(インド・アーリア語派)に属する言語で、北部や西部を中心に広く使われています。
このように、インドは一国内に異なる語族の言語が共存する代表的な国です。
クラ・ダイ語族
東南アジア大陸部のタイ(国)のタイ語やラオス語などが含まれます。
ベトナム語はオーストロアジア語族に属しますが、同じ東南アジア地域で使われる言語として一緒に語られることも多いです。
モンゴル語族
モンゴル地域を中心に存在する語族です。
カルトヴェリ語族
主にグルジア(ジョージア)地域に存在する語族です。
トランス・ニューギニア語族(パプアニューギニア地域)
世界で最も言語の多様性が多いとされるパプアニューギニアとその地域を中心に存在する語族です。
アフリカ大陸の語族と言語
アフリカは世界で最も言語数が多い地域の1つで、語族の幅も非常に広いです。
歴史・文化・民族の多様性が、そのまま言語分布に反映されています。
ニジェール・コンゴ語族
サハラ以南のアフリカ大陸に広がる語族で、スワヒリ語など多数の言語が存在します。
コエ・クワディ語族
主に南アフリカに存在する語族です。
アメリカ地域の先住民語族
アメリカ大陸には、歴史の古い先住民言語が数多く存在します。
地域ごとに語族が大きく分かれ、多様な文化背景を持っています。
南北アメリカ大陸の先住民語族
北米から南米にかけて、非常に多数の先住民語族が存在しています。
その中には、ユト・アステカ語族、マヤ語族、ケチュア語族、トゥピ語族(グアラニー語など)、アイマラ語族、アラワク語族、オト・マンゲ語族などがあります。
これらの言語の多くは、スペイン語や英語といった公用語の影に隠れつつも、今もなお地域コミュニティで大切に話され続けています。
オセアニア地域の語族
オセアニアは島々に言語が分散しており、独自の語族が発達した地域です。
文化と地理の影響を強く受け、言語ごとの差がはっきりしています。
パマ・ニュンガン語族
オーストラリア大陸の広範囲に存在する先住民語の族です。オーストラリアもまた、多数の先住民言語が存在する地域です。
世界の言語ランキング:話者数別
世界の言語を語る上で、話者数の多さは非常に重要な指標です。
どの語が最も多くの人に使われているのかを見てみましょう。
母語話者が最も多い言語(トップ10)
母語として使われている人数に焦点を当てた2020年のランキングでは、以下の言語が上位を占めます。
- 1位:中国語(約13億4,600万人)
- 2位:スペイン語(約4億8,500万人)
- 3位:英語(約3億7,900万人)
- 4位:アラビア語(約3億7,300万人)
- 5位:ヒンディー語(約3億4,400万人)
- 6位:ポルトガル語(約2億3,600万人)
- 7位:ベンガル語(約2億3,300万人)
- 8位:ロシア語(約1億4,700万人)
- 9位:日本語(約1億2,300万人)
- 10位:ラフンダ/西パンジャブ語(約1億300万人)
参考:Languages by number of native speakers | List, Top, & Most Spoken | Britannica
この一覧から、中国語の話者数が圧倒的に多いことがわかります。
これは、1つの国で巨大な人数に使われている場合です🥇
第二言語話者を含めた使用者の数
外国語として学んで使う人(第二言語話者)を含めると、言語の順位は大きく入れ替わります。
英語は世界共通語として機能しているため、母語話者が多い中国語を抜いて全体の使用者数でトップになる場合があります。
以下は、2025年時点の第二言語話者を含めた使用されている言語のランキングです。
- 1位:英語(約15億人)
- 2位:中国語・標準中国語(約12億人)
- 3位:ヒンディー語(約6億1,000万人)
- 4位:スペイン語(約5億5,800万人)
- 5位:アラビア語(約3億3,500万人)
- 6位:フランス語(約3億1,200万人)
- 7位:ベンガル語(約2億8,400万人)
- 8位:ポルトガル語(約2億6,700万人)
- 9位:ロシア語(約2億5,300万人)
- 10位:インドネシア語(約2億5,200万人)
参考:What are the top 200 most spoken languages? | Ethnologue Free
インターネット上での言語使用率
インターネット上では、各国の人口とは異なる言語分布が見られます。
2025年にWebサイトのコンテンツ言語を調査したデータでは、英語が圧倒的多数を占めており、続いてスペイン語、ドイツ語、日本語、フランス語などが上位に入っています。
世界の情報の多くが、どの言語で“発信されているか”を知る重要な指標です。
- 1位:英語(49.3%)
- 2位:スペイン語(6.0%)
- 3位:ドイツ語(5.9%)
- 4位:日本語(5.1%)
- 5位:フランス語(4.5%)
- 6位:ポルトガル語(4.1%)
- 7位:ロシア語(3.7%)
- 8位:イタリア語(2.8%)
- 9位:オランダ語 / フラマン語(2.2%)
- 10位:ポーランド語(1.8%)
参考:Usage Statistics and Market Share of Content Languages for Websites, November 2025
英語が約半数を占めていることから、英語での発信力や情報量は圧倒的です。
Web記事、学術論文、企業サイト、技術ドキュメントなど、多くの情報源にアクセスするために英語が重要視される理由がよくわかります💻✨
つまり、英語の勉強をすることで、世界の約半数の情報にアクセスすることが可能です🌐
言語と国の公用語:使用状況の違い
言語の使用状況は、国の成り立ちと深く関連しています。
同じ言語が集中して使われる国もあれば、多数の公用語が存在する国もあります。
一言語集中型:国内で同じ言語が使われる場合
日本語は日本という1つの国で、ほとんどの人に同じ言語として使われています。
また、フランスのフランス語や、ドイツのドイツ語のように、標準語の使用が多い国は、公用語としての統一性が高い場合です。
これは、国の公用語政策や歴史的背景に関連しています。
分散型:多数の言語が使われる国
一方、インドは憲法で認定された公用語だけでも22種類存在し、ヒンディー語やベンガル語など多数の言語が使われています。
パキスタンも同様に公用語としてウルドゥー語などが存在し、多くの言語が話される国です。
ヨーロッパでも、小さな地域別に別の言語が使われる場合が多く、公用語が複数存在するのは珍しいことではありません。
言語の違いによる習得の難しさと外国語翻訳の重要性
世界にはさまざまな言語が存在しており、その構造の違いは学習の難易度や翻訳の精度にも大きく影響します。
ここでは、日本人にとって習得が難しい言語や、学習・ビジネスにおける外国語の重要性を見ていきましょう💫
日本人にとって習得が難しいとされる言語
日本人が外国語を学ぶ際、習得の難易度は言語の種類によって大きく異なります。
一般的に、日本語と同じ語族に属さない言語や、表記方式が大きく異なる言語は難しいと考えられます。
習得が難しいとされる言語の例としては、アラビア語(右から左への表記や独特な語形変化)、中国語(声調や漢字の簡体字)、ロシア語、ヒンディー語、フランス語、英語などが挙げられます。
日本語とは文法や語彙の違いが多いため、年単位の学習が求められます💪
大学や会社における外国語翻訳の重要性
グローバル化が進む現在において、大学での第二外国語の学習や、会社における外国語の使用は、年々重要性を高めています。
特に英語は外国語の中で最もビジネスや学術情報のやり取りに使われており、この言語の翻訳能力は必須スキルとなりつつあります。
多くの会社が翻訳ツールを活用していますが、最終的な情報チェックは人に委ねられることが多いです。
世界の言語の種類をもっと“自分の力”にするには?
世界には6,000以上の言語が存在し、語族という視点で見ると、英語・スペイン語・中国語・アラビア語など、まったく違う言語同士に意外なつながりが見えてきます。
こうした“言語の仕組み”を理解すると、外国語を学ぶときの視点が一気に広がります🌍✨
とはいえ、語族や言語の比較をただ読むだけでは、知識が定着しづらいこともあります。
実際に音声を聞いたり、リアルな文の中で英語や他の言語を使ったりしながら、「あ、こういう構造なんだ」「この語はこっちの語族の影響があるんだ」と体感的に理解することが大切です。
Migaku なら、英語の基本文法や頻出語彙を例文・音声つきで学べるので、
- 英語がどの語族に属しているのか
- 他の言語と何が同じで何が違うのか
といった視点が自然と育っていきます📘🎧
英語の構造に強くなると、スペイン語やフランス語、ドイツ語のようなインド・ヨーロッパ系の言語にも応用がきき、自分の中で「言語の種類を横断して学べる感覚」がどんどん育っていきます。
世界の言語に興味を持った今こそ、英語の基礎と語感をしっかり身につけて、他の外国語にも広げやすい土台を作っていきましょう💪🌱
まとめ
この記事のポイントは、「世界の言語は語族という視点で見ると、一気に理解しやすくなる」ということです。
英語・スペイン語・中国語・アラビア語のような主要言語も、マレー語やヒンディー語のような地域の言語も、実はそれぞれの語族と深くつながっています🌍✨
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
世界の言語に興味を持った今こそ、楽しみながら知識を広げていこう📘
Good luck exploring the world of languages!