英語 each every 違い|使い分けを例文で徹底解説
最終更新日: 2026年2月26日

英語を勉強していると、each と every って本当に紛らわしいですよね。どっちも「それぞれ」とか「すべて」みたいな意味で使われるし、文法的にも似てる。でも実際には、この2つの英単語には明確な違いがあって、使い分けを理解すると英会話がぐっと自然になります。今回は、each と every の違いを例文と一緒に徹底解説していきます。
each と every の基本的な意味
まず、each と every の基本的な意味から見ていきましょう。
each の意味とイメージ
each は「それぞれの」「各々の」という意味を持つ英語の形容詞です。重要なのは、each が個別性を強調するということ。グループの中の一人ひとり、一つひとつに焦点を当てるイメージです。
例えば、"Each student has a book" という文では、生徒たち全員が本を持っているという事実だけでなく、一人ひとりの生徒が個別に本を持っているという個別性が強調されています。
each は文法的に単数扱いになります。これ、めちゃくちゃ重要なポイントです。"Each student" と言ったら、動詞は "has" になって、"have" にはなりません。
every の意味とイメージ
一方、every は「すべての」「どの〜も」という意味です。every は全体性を強調します。グループ全体を一つのまとまりとして見るイメージですね。
"Every student has a book" という文では、例外なくすべての生徒が本を持っているという全体像が強調されます。個別の生徒よりも、「全員が」という点に焦点があるんです。
every も文法的には単数扱いです。"Every student" に続く動詞は "has" になります。この点では each と同じですね。
each と every の違いを詳しく解説
ここからが本題です。eachとeveryの違いを具体的に見ていきましょう。
個別性 vs 全体性
最も大きな違いは、視点の違いです。
each は個別の要素に注目します。一つひとつを分けて考えるイメージ。例えば、"Each player received a trophy" と言うと、選手たちが一人ずつトロフィーをもらっている場面が思い浮かびます。
every は全体を一つのグループとして捉えます。"Every player received a trophy" だと、全選手がトロフィーをもらったという事実全体が強調されます。
この違い、わかりにくいかもしれませんが、英会話では結構重要です。
数の制限
each は2つ以上のものに使えます。2つでもOKです。"Each of the two brothers" みたいに使えます。
every は基本的に3つ以上のものに使います。2つのものに every を使うのは不自然です。"Every of the two brothers" とは言いません。
この使い分け、知らないと間違えやすいポイントですね。
使い方の違い
each は形容詞としても代名詞としても使えます。副詞としても機能することがあります。
- 形容詞: "Each student studies English"
- 代名詞: "Each of them has a car"
- 副詞: "They each have different opinions"
every は基本的に形容詞としてのみ使います。"every" 単体で代名詞として使うことはできません。"Every of them" とは言えないんです。必ず "Every one of them" のように使います。
文での位置
each は文中のいろんな位置に置けます。柔軟性が高いです。
- "Each person brought food"
- "The students each brought food"
- "They brought food each"
every は名詞の前に置くのが基本です。位置の自由度は each より低いです。
"Every person brought food" はOKですが、"The students every brought food" とは言いません。
each year と every year の違いは何ですか?
この質問、めちゃくちゃよく聞かれます。実際、この2つはほぼ同じ意味で使われることが多いです。
"Each year, we visit my grandmother" は、毎年一回ずつ、その年その年に訪問するというニュアンス。個別の年に焦点があります。
"Every year, we visit my grandmother" は、例外なく毎年訪問するという習慣全体を強調しています。
正直なところ、日常会話ではこの2つの違いはそこまで気にされません。でも、each year の方がやや個別の年を意識している感じがあります。
統計や記録の話をするときは each year がよく使われます。"Each year shows different results" みたいに。
習慣や繰り返しの話では every year の方が自然です。"I go to the beach every year" という感じ。
each week と every week の違いは?
これも each year と every year と同じような関係です。
"Each week has its own challenges" だと、週ごとに異なる課題があるというニュアンス。個別の週に注目しています。
"Every week I go to the gym" は、毎週欠かさずジムに行くという習慣を表しています。
実際の英会話では、every week の方がよく使われます。習慣を表すときは every が自然なんです。
each week は、週ごとの違いや個別性を強調したいときに使います。"Each week brings new opportunities" みたいに。
each and every の例文は?
面白いことに、"each and every" という表現があります。これ、強調表現なんです。
"Each and every student must complete the assignment" は、「一人残らず全員が」という強い意味になります。each の個別性と every の全体性を組み合わせて、より強い強調を作り出しています。
他の例文:
- Each and every day, I practice English.
毎日欠かさず英語を練習します。 - We value each and every customer.
お客様一人ひとりを大切にします。
この表現は、all よりもさらに強い強調になります。フォーマルな場面やプレゼンテーション、広告などでよく見かけますね。
実践的な使い分けのコツ
ここまで理論を説明してきましたが、実際に使うときのコツをまとめます。
個別に注目するなら each
グループの中の一つひとつに注目したいとき、個別の違いを強調したいときは each を使います。
- Each employee has different skills.
従業員それぞれが異なるスキルを持っている。 - Each answer is unique.
それぞれの答えがユニークだ。
全体を強調するなら every
グループ全体、例外のなさ、完全性を強調したいときは every を使います。
- Every student passed the exam.
全員が試験に合格した。 - Every time I see her, she's smiling.
会うたびに彼女は笑っている。
繰り返しや頻度なら every
時間の繰り返しや頻度を表すときは、基本的に every の方が自然です。
- Every morning I drink coffee.
毎朝コーヒーを飲む。 - Every three hours.
3時間ごとに。
each も使えますが、every の方が一般的です。
2つのものなら each
2つのものについて話すときは each を使います。every は使えません。
- Each of the two options has advantages.
2つの選択肢それぞれに利点がある。
all との違いも理解しよう
each と every を理解する上で、all との違いも知っておくと便利です。
all は複数形と一緒に使います。"All students have books" という感じ。複数扱いなので動詞も "have" になります。
each と every は単数形と一緒に使って、単数扱いです。"Each student has a book" のように。
all は全体を一つのかたまりとして見ます。個別性はありません。
- All students passed.
生徒たち全員が合格した。(一つのグループとして) - Every student passed.
生徒の一人ひとりが合格した。(例外なく) - Each student passed.
生徒それぞれが個別に合格した。
微妙な違いですが、理解できると英語学習が一段階進みます。
よくある間違いと注意点
英語学習者がよくやる間違いをいくつか紹介します。
単数形と複数形の混同
each と every の後には単数形の名詞が来ます。複数形は使いません。
- 正: "Each student has a pen"
- 誤: "Each students have pens"
これ、日本語話者は特に間違えやすいです。「それぞれの生徒たち」って考えちゃうと複数形にしたくなるんですよね。
every を代名詞として使う
every は形容詞なので、単体で代名詞として使えません。
- 正: "Every one of them is here"
- 誤: "Every of them is here"
"Everyone" は一つの単語として代名詞になりますが、"every" 単体では使えないんです。
2つのものに every を使う
2つのものには each を使います。
- 正: "Each of the two books is interesting"
- 誤: "Every of the two books is interesting"
実際の英語での使用例
実際の英語でどう使われているか、いくつか例を見てみましょう。
状況 | 英語 | 日本語 |
|---|---|---|
ビジネスシーン | Each team member is responsible for their tasks. | チームメンバーそれぞれが自分のタスクに責任を持つ。 |
Every employee must attend the meeting. | 全従業員が会議に出席しなければならない。 | |
日常会話 | Each time I try, it gets easier. | やるたびに簡単になる。 |
Every day is a new adventure. | 毎日が新しい冒険だ。 | |
教育現場 | Each student will present their project. | 生徒それぞれがプロジェクトを発表する。 |
Every class starts at 9 AM. | すべての授業は午前9時に始まる。 |
まとめ
eachとeveryの違い、理解できましたか?
簡単にまとめると、each は個別性を強調して、2つ以上のものに使えます。形容詞、代名詞、副詞として使えて、文中の位置も柔軟です。
every は全体性を強調して、基本的に3つ以上のものに使います。形容詞としてのみ使って、名詞の前に置くのが基本です。
どちらも単数形の名詞と一緒に使って、単数扱いになります。
実際の英会話では、文脈によってどちらを使うか決まってきます。個別に注目したいなら each、全体や例外のなさを強調したいなら every です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、たくさんの例文に触れていくうちに自然と使い分けられるようになります。英語学習は実践あるのみです💪
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