英語で保険・医療費を説明するフレーズ集 | 実践的な表現を学ぶ
最終更新日: 2026年3月28日

海外で病院に行くことになったら、保険や医療費について英語で説明できますか?旅行中の突然の病気や、海外赴任中の通院、留学先での怪我など、英語で医療や保険について話す場面は意外と多いものです。この記事では、保険や医療費に関する実践的な英語フレーズと表現を、具体的なシチュエーション別に紹介します。病院での受付から保険の説明、医療費の支払いまで、実際に使える表現を身につけましょう。
医療保険の基本的な英語表現
医療保険について英語で話すとき、まず知っておくべき基本的な用語があります。Health insurance(医療保険)は、医療サービスの費用をカバーする保険のことです。日本では国民皆保険制度がありますが、アメリカなどでは民間の保険に加入する必要があります。
Insurance policy(保険証券)は保険契約の内容を記した書類で、insurance card(保険証)は医療機関で提示するカードです。日本の保険証を英語で説明するときは、national health insurance card(国民健康保険証)と言います。
Premium(保険料)は毎月支払う保険の費用で、deductible(免責額)は保険が適用される前に自己負担する金額です。Copayment(自己負担金)やcopay(コペイ)は、医療サービスを受けるたびに支払う一定額のことを指します。
Coverage(補償範囲)は保険がカバーする医療サービスの範囲で、out-of-pocket expenses(自己負担費用)は保険でカバーされない部分を自分で支払う費用です。これらの用語を理解していれば、海外の医療機関や保険会社とのやり取りがスムーズになります。
病院の受付で使う保険関連フレーズ
病院の受付では、まず保険について確認されることが多いです。Do you have health insurance?(医療保険に加入していますか?)と聞かれたら、Yes, I have insurance through my company.(はい、会社の保険に加入しています)と答えましょう。
保険証を提示するときは、Here is my insurance card.(こちらが私の保険証です)と言います。海外旅行保険の場合は、I have travel insurance.(海外旅行保険に加入しています)と伝えます。
受付で聞かれる可能性がある質問には、以下のようなものがあります。What is your insurance provider?(保険会社はどちらですか?)には、My insurance is with Blue Cross.(ブルークロスの保険です)のように答えます。
保険が適用されるか確認したいときは、Is this covered by my insurance?(これは保険でカバーされますか?)や、Does my insurance cover this treatment?(私の保険はこの治療をカバーしますか?)と尋ねましょう。
保険証を忘れた場合は、I forgot my insurance card, but I can provide my policy number.(保険証を忘れましたが、保険証番号をお伝えできます)と説明します。Policy number(保険証番号)は必ず控えておくことをおすすめします。
医療費の支払いに関する英語表現
医療費について話すとき、medical expenses(医療費)やmedical costs(医療費)という表現を使います。日本では医療費の窓口負担を英語で説明するとき、out-of-pocket payment(窓口負担)やpatient's share of medical costs(患者の医療費負担)と言います。
How much will I have to pay?(いくら支払う必要がありますか?)は、医療費を確認する基本的なフレーズです。What is the total cost?(合計金額はいくらですか?)も同じ意味で使えます。
医療費の内訳を知りたいときは、Can you break down the charges?(費用の内訳を教えていただけますか?)や、What is this charge for?(この費用は何のためのものですか?)と尋ねます。
支払い方法について確認するときは、What payment methods do you accept?(どのような支払い方法が利用できますか?)と聞きましょう。Can I pay by credit card?(クレジットカードで支払えますか?)や、Do you accept cash?(現金は使えますか?)といった具体的な質問も有効です。
医療費が高額な場合、Can I pay in installments?(分割払いできますか?)や、Do you offer a payment plan?(支払いプランはありますか?)と相談することもできます。
保険の補償範囲を確認する表現
保険の補償範囲について確認することは非常に重要です。What does my insurance cover?(私の保険は何をカバーしますか?)は基本的な質問です。
特定の治療について確認したいときは、Is this procedure covered?(この処置は補償されますか?)や、Will my insurance pay for this medication?(この薬は保険でカバーされますか?)と聞きます。
In-network(提携医療機関内)とout-of-network(提携医療機関外)の違いも重要です。Is this doctor in-network?(この医師は提携医療機関ですか?)と確認すると、医療費が大きく変わることがあります。
Pre-authorization(事前承認)が必要な治療もあります。Do I need pre-authorization for this test?(この検査には事前承認が必要ですか?)と尋ねることで、後から保険が適用されないという事態を避けられます。
補償の上限について知りたいときは、What is my coverage limit?(私の補償限度額はいくらですか?)や、Is there a maximum benefit?(給付金の上限はありますか?)と確認しましょう。
医療保険の種類と特徴
医療保険にはいくつかの種類があります。Health Insuranceとは何ですか?という質問に答えるなら、医療サービスの費用を補償する保険制度のことで、病気や怪我の際に経済的な負担を軽減するものです。
Private health insurance(民間医療保険)は、個人や企業が保険会社と契約する保険です。Public health insurance(公的医療保険)は、政府が提供する保険制度で、日本の国民健康保険もこれに含まれます。
Single-payer Healthcareとはどういう意味ですか?これは、政府などの単一の支払者が全ての医療費を負担する制度のことです。カナダやイギリスなどで採用されており、国民は税金を通じて医療サービスを受けられます。
Employer-sponsored insurance(雇用主提供保険)は、会社が従業員のために提供する保険です。アメリカでは、多くの人がこの形で保険に加入しています。My employer covers my health insurance.(雇用主が私の医療保険をカバーしています)という表現をよく使います。
Travel insurance(海外旅行保険)は、旅行中の医療費や緊急事態に備える保険です。海外では医療費が非常に高額になることがあるため、旅行前に加入することをおすすめします。
医療費請求と払い戻しの英語フレーズ
医療費の請求について話すとき、medical bill(医療費請求書)やinvoice(請求書)という言葉を使います。I received a medical bill.(医療費の請求書が届きました)は、請求書を受け取ったときの表現です。
保険会社に請求するときは、file a claim(保険金を請求する)という動詞を使います。I need to file an insurance claim.(保険金を請求する必要があります)や、How do I submit a claim?(どのように請求を提出すればいいですか?)と尋ねます。
Reimbursement(払い戻し)は、自分で支払った医療費を後から保険会社から返してもらうことです。When will I receive my reimbursement?(いつ払い戻しを受けられますか?)や、How long does reimbursement take?(払い戻しにはどのくらいかかりますか?)という質問が役立ちます。
Explanation of Benefits(給付金明細書)は、保険会社から送られてくる書類で、何がカバーされたか、自己負担額はいくらかなどが記載されています。略してEOBと呼ばれることもあります。
請求が拒否された場合は、My claim was denied.(私の請求が拒否されました)と説明し、Why was my claim rejected?(なぜ私の請求が却下されたのですか?)や、Can I appeal this decision?(この決定に異議を申し立てられますか?)と対応を求めます。
緊急時の医療と保険の表現
緊急時には、Emergency room(救急室)やER(救急)という言葉を知っておく必要があります。I need to go to the emergency room.(救急室に行く必要があります)は緊急時の基本フレーズです。
救急車を呼ぶときは、Call an ambulance.(救急車を呼んでください)と言います。Ambulance service(救急車サービス)も保険の補償対象になることが多いですが、費用が高額な国もあるので確認が必要です。
Emergency care(救急医療)やurgent care(緊急医療)の費用について、Does my insurance cover emergency services?(私の保険は救急サービスをカバーしますか?)と確認しましょう。
海外で緊急事態が発生した場合、I need emergency medical assistance.(緊急医療援助が必要です)や、I have travel insurance that covers emergencies.(緊急時をカバーする旅行保険に加入しています)という表現が役立ちます。
保険会社の緊急連絡先を常に携帯しておくことも重要です。What is the emergency contact number for my insurance?(私の保険の緊急連絡先は何番ですか?)と事前に確認しておきましょう。
長期介護保険と特殊な医療保険
Long Term Care Insuranceの日本語訳は?という質問には、長期介護保険と答えます。これは、高齢者や障害者が長期的な介護サービスを必要とする場合に備える保険です。
Nursing home care(介護施設でのケア)、home health care(在宅医療)、assisted living(生活支援施設)などのサービスをカバーします。日本では介護保険制度が40歳以上の国民を対象に提供されています。
Dental insurance(歯科保険)は、歯科治療をカバーする保険で、多くの場合、医療保険とは別に加入する必要があります。Vision insurance(視力保険)は、眼科検診や眼鏡、コンタクトレンズの費用をカバーします。
Prescription drug coverage(処方薬補償)は、処方された薬の費用を補償するもので、多くの保険プランに含まれています。Does my insurance cover prescription medications?(私の保険は処方薬をカバーしますか?)と確認することが大切です。
Mental health coverage(精神医療補償)は、心理療法やカウンセリングなどの精神医療サービスをカバーします。近年、精神医療の重要性が認識され、多くの保険プランで補償範囲が拡大されています。
日本と海外の医療保険制度の違い
日本の医療保険制度は、国民皆保険が特徴です。全ての国民が何らかの医療保険に加入し、医療費の窓口負担は通常3割です。これを英語で説明するなら、Japan has universal health coverage, and patients typically pay 30% of medical costs at the point of service.(日本には国民皆保険制度があり、患者は通常、医療費の30%を窓口で支払います)となります。
アメリカでは、医療保険は主に民間の保険会社が提供しています。保険に加入していない人も多く、医療費が非常に高額になることがあります。Healthcare costs in the United States can be extremely high without insurance.(アメリカでは保険なしでは医療費が非常に高額になる可能性があります)という現実があります。
イギリスのNational Health Service(国民保健サービス)は、税金で運営される公的医療制度で、基本的な医療サービスは無料で提供されます。カナダも同様の制度を持っています。
海外に滞在する日本人は、現地の医療保険制度を理解する必要があります。I'm from Japan and need to understand the local insurance system.(私は日本から来ており、現地の保険制度を理解する必要があります)と説明すると、丁寧に教えてもらえることが多いです。
日本の医療費は国際的に見ても比較的安価ですが、海外では同じ治療でも数倍から数十倍の費用がかかることがあります。That's why travel insurance is essential when going abroad.(だからこそ、海外に行くときは旅行保険が不可欠なのです)
医療費控除と税金に関する英語表現
医療費が高額になった場合、税金の控除を受けられることがあります。Medical expense deduction(医療費控除)は、一定額以上の医療費を支払った場合に所得税から控除される制度です。
Can I deduct medical expenses from my taxes?(医療費を税金から控除できますか?)は、税務署や会計士に確認する際の質問です。Tax-deductible medical expenses(税控除対象の医療費)には、病院での治療費、処方薬、医療機器などが含まれます。
Health Savings Account(医療貯蓄口座)は、略してHSAと呼ばれ、医療費のために税制優遇を受けながら貯蓄できる口座です。アメリカで広く利用されており、I contribute to an HSA to save for medical expenses.(医療費のためにHSAに拠出しています)という使い方をします。
Flexible Spending Account(柔軟支出口座)は、略してFSAと呼ばれ、雇用主が提供する税制優遇のある医療費用口座です。これらの制度を活用することで、医療費の負担を軽減できます。
領収書は必ず保管しておきましょう。Keep all your medical receipts for tax purposes.(税務目的のため、全ての医療費の領収書を保管してください)は、重要なアドバイスです。
実践的な会話例とシチュエーション別フレーズ
病院の受付での会話例を見てみましょう。受付スタッフがGood morning. Do you have an appointment?(おはようございます。予約はありますか?)と聞いてきたら、Yes, I have an appointment at 10 AM. Here is my insurance card.(はい、午前10時に予約があります。こちらが保険証です)と答えます。
保険の確認が必要な場合、受付から、I need to verify your insurance coverage. This will take a few minutes.(保険の補償範囲を確認する必要があります。数分かかります)と言われることがあります。
薬局で処方薬を受け取るときは、I'm here to pick up my prescription.(処方薬を受け取りに来ました)と伝えます。薬剤師から、Your copay is 15 dollars.(自己負担額は15ドルです)と言われたら、Does my insurance cover the rest?(残りは保険でカバーされますか?)と確認できます。
保険会社に電話するときは、I'm calling about my medical claim.(医療費請求について電話しています)と用件を伝えます。My claim number is 123456.(私の請求番号は123456です)のように、具体的な情報を提供しましょう。
医師との会話では、Will this treatment be covered by my insurance?(この治療は保険でカバーされますか?)と事前に確認することが大切です。医師やスタッフは、Let me check with your insurance company.(保険会社に確認させてください)と対応してくれます。
医療英会話で押さえておくべきポイント
医療に関する英会話では、正確な情報伝達が何より重要です。わからないことがあれば、Could you explain that again, please?(もう一度説明していただけますか?)や、I don't understand. Can you use simpler words?(理解できません。もっと簡単な言葉を使っていただけますか?)と遠慮なく聞き返しましょう。
数字や金額については、特に注意が必要です。Let me confirm the amount. You said 300 dollars, correct?(金額を確認させてください。300ドルとおっしゃいましたね?)のように、繰り返し確認することをおすすめします。
書面での確認も大切です。Can I have that in writing?(それを書面でいただけますか?)や、Could you email me the details?(詳細をメールで送っていただけますか?)と依頼すると、後で確認できて安心です。
医療用語は難しいので、専門用語を平易な言葉で説明してもらうことも有効です。What does that medical term mean?(その医療用語はどういう意味ですか?)と質問することで、自分の状況をより正確に理解できます。
通訳が必要な場合は、Do you have an interpreter available?(通訳は利用できますか?)や、I need a Japanese interpreter.(日本語の通訳が必要です)と依頼しましょう。多くの病院では、多言語対応のサービスを提供しています。
海外での医療トラブルを避けるための準備
海外に行く前に、必ず保険の補償内容を確認しましょう。What countries does my insurance cover?(私の保険はどの国をカバーしますか?)や、Are there any exclusions I should know about?(知っておくべき除外事項はありますか?)と保険会社に確認します。
保険証のコピーを複数作成し、スマートフォンにも画像を保存しておくと安心です。緊急連絡先のリストも作成し、保険会社の24時間対応の電話番号を控えておきましょう。
英語での症状説明を事前に練習しておくことも役立ちます。I have a fever and a headache.(熱と頭痛があります)や、I have been experiencing chest pain.(胸の痛みがあります)など、基本的な症状の表現を覚えておきましょう。
常備薬を持参する場合は、英語での薬の説明書を用意しておくと便利です。処方薬の場合は、医師からの英文の処方箋や診断書があると、税関でのトラブルを避けられます。
現地の医療制度について事前に調べておくことも重要です。日本大使館や領事館の連絡先も控えておき、緊急時にはサポートを求められるようにしておきましょう。
保険と医療の英語を学ぶことの重要性
2026年現在、グローバル化が進み、海外で生活する日本人や、日本を訪れる外国人が増えています。医療と保険に関する英語表現を身につけることは、もはや特別なスキルではなく、必要不可欠な知識になっています。
医療は命に関わる場面も多く、正確なコミュニケーションが求められます。保険の補償内容を理解していないと、予想外の高額請求を受けることもあります。これらのリスクを避けるためにも、基本的な英語表現を学んでおくことが大切です。
実際の場面で使える表現を繰り返し練習することで、緊急時にも落ち着いて対応できるようになります。医療英会話は、旅行や留学、海外赴任など、様々な場面で役立つ実用的なスキルです。
オンラインの医療サービスやテレヘルスも普及しており、英語で医療相談を受けることも増えています。Do you offer telemedicine services?(遠隔医療サービスは提供していますか?)という質問も、今後さらに重要になるでしょう。
医療と保険の英語は、自分自身だけでなく、家族や友人を守るためにも役立ちます。困っている人を助けられるよう、基本的な表現を身につけておきましょう。
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医療と保険に関する英語表現を学ぶことは、海外での安心につながります。この記事で紹介したフレーズを実際の場面で使えるように練習し、自信を持って医療機関や保険会社とコミュニケーションを取れるようになりましょう。準備をしておけば、いざという時に慌てることなく対応できます。
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