ロンドンで食べたいパブ料理おすすめ、Sunday Roastとパイの名店ガイド
最終更新日: 2026年5月18日

ロンドンで「パブ料理 おすすめ」を探しているなら、現代のロンドンは伝統的なフィッシュ&チップスから2026年版で英国No.1に輝いたガストロパブまで選択肢が一気に広がっています。本記事では、Sunday Roastの名店、パイ自慢の店、ミシュラン星付きパブを、最新の価格と予約情報を添えて紹介します。
Last updated: May 18, 2026
ロンドンのパブ料理シーンの今(2026年)
ロンドンのパブは、もはやビールを飲みながら適当に揚げ物をつまむ場所ではありません。「ガストロパブ」と呼ばれる料理重視のパブが市内に定着し、2026年版 Estrella Damm Top 50 Gastropubs では、ソーホーの The Devonshire が英国第1位に選出されました(2026年1月26日授賞式)。同リストにはロンドンのガストロパブが合計13軒入っており、首都の料理レベルの底上げを示しています。
一方で、サンデーロースト、ステーキ&エールパイ、フィッシュ&チップスといった伝統料理を高い水準で出す店も健在で、観光客にも在住者にも選択肢が広がっています。ロンドンでまず押さえたい代表的なパブ料理は次の通りです。
- Sunday Roast(日曜のローストビーフ・ラム・ポーク・チキン定食)
- Steak & Ale Pie、Chicken & Mushroom Pie などの英国式パイ
- Fish & Chips
- Scotch Egg、Pork Pie などのバー・スナック
- Bangers & Mash(ソーセージとマッシュポテト)
英国料理全般の入門としては、イギリス料理の絶品ローカル10選も参考になります。
まず行きたい、2026年注目のガストロパブ
ガストロパブとは「ガストロノミー(美食)」+「パブ」の造語で、レストラン並みの料理をパブの雰囲気で楽しめる業態です。2026年時点でロンドンで特に評価が高いのは以下の店です。
The Devonshire(ソーホー)
2026年版 Estrella Damm Top 50 Gastropubs で英国第1位。開業からわずか2年で頂点に立ちました。1階パブはロンドンで最も美味しいギネスを出すと評判で、上階のグリルルームではスコットランド産ビーフ(店内でドライエイジ・解体)、オバン産ラングスティーヌ、デボン産ロブスターやダイバー貝などを提供しています。
The Red Lion & Sun(ハイゲート)
2026年トップ50で第3位。ラスティック・モダン・ブリティッシュ・パブフードを掲げ、ブレイズド・ビーフチークやボーンマロー&パンチェッタパイ、和牛ダブルチーズバーガーなどがメニューに並びます。北ロンドンらしい落ち着いた雰囲気も魅力です。
The Plimsoll(フィンズベリー・パーク)
2026年5月10日発表の OpenTable Restaurant Awards で「ロンドンで最もフード志向のパブ」に選出。シェフ Ed McIlroy が2021年に開業した店で、看板はアイコニックなデクスター・チーズバーガー。メニューはローテーション式のスナック・小皿・大皿で構成され、アイオリ添えフライドポテト、マスタード添えメルゲーズ、マッシュ添えグリルドピジョンなどが定番です。
Rake at The Compton Arms(イズリントン)
Time Out が2026年5月更新の「ロンドンのベスト・レストラン50」でベスト・ガストロパブに選出。小さな伝統的パブの中で出される、季節食材を活かした料理が評価されています。
The Eagle(クラーケンウェル)
1991年開業、ロンドンのガストロパブシーンの発祥地とされる店。看板はステーキサンドイッチで、黒板の日替わりグリルメニューは1日に2回変わることもあります。歴史を体感したい人に。
The Waterman's Arms(バーンズ)
2026年版エストレーリャ・ダム・トップ50で33位。2023年9月から Patty & Bun 創業者 Joe Grossmann のもとで現体制になった川沿いのパブで、テムズを眺めながらの食事ができます。
ミシュラン星付きパブで食べる、特別な一皿
ミシュランガイド英国版2026年では、ロンドンに2軒のミシュラン星付きパブが掲載されています。
The Harwood Arms(フルハム)
ロンドンで長年「唯一のミシュラン星付きパブ」と呼ばれてきた名店。住所は 27 Walham Grove, Fulham、予約電話番号は 020 7386 1847 です。
料金体系は明快で、セットメニューが中心です。
コース | 価格 |
|---|---|
2コース・セットメニュー | £64 |
3コース・セットメニュー | £79 |
大晦日(NYE)セットメニュー | 1人£120 |
予約時間の24時間以内のノーショーやキャンセルには1人あたり£50のチャージがかかるので注意してください。
キャンバーウェルのミシュラン星付きパブ
2026年ミシュランガイドが掲載するもう1軒の星付きパブはキャンバーウェルにあり、シェフ Jay Styler が Salt Marsh ラム、Rhug Estate のシカ肉などを使った料理を提供しています。
また、ミシュランガイドが2026年3月4日更新の「ロンドンのベスト・ダイニングパブ」リストには、ダートマスパークの The Bull & Last(168 Highgate Road, NW5 1QS)が伝統的英国料理(££)として掲載されています。
ロンドンのSunday Roast 名店ガイド
ロンドンに行くなら、日曜の昼は迷わず Sunday Roast。2026年データでは、ロンドンのサンデーローストの平均価格は高めの£20台で、マンチェスター(平均£28.50)に次ぐ水準です。
以下は2026年に押さえておきたい名店と価格帯です。
店名 | エリア | 価格(1人) | 特徴 |
|---|---|---|---|
Blacklock | 複数店舗 | £18〜£26(「All In」£28) | 55日ドライエイジドビーフ・ランプ、21日エイジドポークロイン、28日エイジドラム脚から選択 |
Hawksmoor Seven Dials | コヴェント・ガーデン周辺 | スローローストラム£29.50、ステーキ£9.50〜 | トリミング(付け合わせ)を追加可能 |
Quality Chop House | ロンドン・フィールズ | £22〜£39 | 日曜12:30開店、最終予約18:30 |
The Angel | ハイゲート | £24〜£25 | 日曜12〜17時営業、伝統的なパブの雰囲気 |
The Libertine | シティ(Royal Exchange) | £23〜£26、シェアシャトーブリアン£90 | 465年前の銀行金庫を使ったダイニング |
Claridge's | メイフェア | 2コース£75 | 高級ホテル仕様の格式あるロースト |
ブラックロックはコストパフォーマンスが高く、初めての人に出しやすい選択肢。シティで雰囲気を味わいたいなら The Libertine、特別な日には Claridge's という使い分けが現実的です。
なお、サンデーローストは午前中で予約が埋まる店が多く、特に Hawksmoor、Blacklock、Quality Chop House は数週間前の予約が無難です。
パイとフィッシュ&チップス、軽めに楽しみたい人向け
コース料理まで踏み込まずに、伝統的なパブのメイン料理を試したい場合は、パイとフィッシュ&チップスが定番です。
- The Red Lion & Sun のボーンマロー&パンチェッタパイは、肉の旨味が濃厚で英国パイの完成形のひとつ。
- The Eagle はパイ料理よりはステーキサンドが看板ですが、黒板メニューに日替わりで英国伝統料理が並ぶことが多いです。
- 2026年トップ50の他店ではローストポーク、ビーフチークの煮込み、サンデーローストの余りを翌週パイに仕込む店もあり、当日のメニュー次第で出会えます。
フィッシュ&チップスはガストロパブよりも、街中のパブやチッピー(専門店)で食べる方が手頃でリラックスできます。価格目安は£12〜£18前後。
予約・支払い・チップなど、訪問前に知っておきたいこと
ロンドンのパブ料理を上手に楽しむための実用ポイントをまとめます。
- 予約: 人気のガストロパブとサンデーローストは事前予約が事実上必須。OpenTable や各店公式サイトから取れます。
- キャンセル料: The Harwood Arms のように、24時間以内のノーショーには1人£50のチャージが発生する店もあります。
- チップ: 多くの店で「サービス料(service charge)」として12.5%前後が会計に自動加算されます。任意なので、サービスに不満があれば外してもらえます。
- ドレスコード: ガストロパブはスマートカジュアルでOK。Claridge's など高級ホテル内ダイニングだけは襟付きが無難。
- 時間帯: サンデーローストは「売り切れ次第終了」が一般的。12:00〜13:00の枠で予約すると確実です。
- 支払い: ほぼすべての店でクレジットカード・コンタクトレス決済が使えます。現金不要の店も増えています。
ベジタリアン・ヴィーガン向けの選択肢を探している場合は、こちらも参考になります → ロンドンのベジタリアンレストラン
ロンドンの外食予算、現実的な目安
ロンドンの外食はとにかく高い、というのが移住者の共通認識です。ガストロパブで1人£40〜£80、ミシュラン星付きパブのコースで£64〜£120、サンデーローストでも£20台後半が標準です。週末ごとに名店巡りをすると、月の食費はあっさり跳ね上がります。
ロンドン在住の生活費感覚については、ロンドン1人暮らしの月生活費を合わせて読むと、外食予算の組み方が見えてきます。
よくある質問(FAQ)
Q. ロンドンで一番おすすめのガストロパブはどこですか?
2026年版 Estrella Damm Top 50 Gastropubs で英国第1位に選ばれたソーホーの The Devonshire が、現時点で最も話題性のある選択肢です。北ロンドン派にはハイゲートの The Red Lion & Sun(同リスト3位)もおすすめです。
Q. ミシュランの星が付いているロンドンのパブはありますか?
ミシュランガイド2026年版では、ロンドンに2軒のミシュラン星付きパブが掲載されています。代表格はフルハムの The Harwood Arms で、もう1軒はキャンバーウェルにあります。
Q. サンデーローストの予算はどのくらい?
2026年時点で、ロンドンの平均は£20台後半。Blacklock の£18〜£28なら手頃、Claridge's の2コース£75ならかなり贅沢、という幅です。
Q. 当日でも入れるパブはありますか?
カウンター席や立ち飲みスペースがある店なら、当日にバー・スナック程度なら入れることがあります。ただし Sunday Roast やコースを目当てにするなら、当日入店は厳しいと考えてください。
Q. ベジタリアンでもガストロパブは楽しめますか?
はい、上記の名店はほぼすべてベジタリアン向けのメインを用意しています。予約時にリクエストを伝えると、当日スムーズです。
ロンドンに住むなら、パブで隣の常連と話せるくらいの英語があると食生活も社交も一気に楽になります。ネイティブの動画や番組から自然な英語を吸収したい人は、Migakuが手元にあると毎日の学習が続けやすくなります。