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ニュージーランドのワーホリは30歳まで申請可能、31歳以降の選択肢も整理

最終更新日: 2026年5月12日

ニュージーランドのワーホリは30歳まで申請可能、31歳以降の選択肢も整理

ニュージーランドのワーキングホリデービザは、日本国籍者の場合「申請時18歳から30歳まで」が上限で、申請時に30歳であれば入国時に31歳になっても問題ありません。31歳以降は同制度の対象外となるため、別ビザの検討が必要になります。

Last updated: May 12, 2026

なぜ「30歳まで」なのか、年齢ルールの正確な読み方

ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)のワーキングホリデー制度は、二国間協定で対象年齢が決まっています。日本との取り決めでは上限が30歳で、これは「申請を提出した時点での年齢」を指します。つまり30歳の誕生日を過ぎていても、31歳の誕生日を迎える前にオンライン申請を完了できれば資格があります。

一部の国籍では35歳まで対象となる協定もありますが、日本は30歳が上限です。年齢の引き上げや引き下げに関する公式アナウンスは、2026年5月時点では確認できていません。最新の年齢条件は必ずニュージーランド移民局公式サイトで確認してください。

また、このビザは一生に一度しか取得できません。過去にニュージーランドのワーホリビザを取得したことがある場合、年齢条件を満たしていても再申請はできない点に注意が必要です。

申請資格と基本条件(2026年版)

年齢以外の主な条件は次のとおりです。

  • 申請時18歳~30歳の日本国籍者であること
  • パスポートの残存有効期間が入国日から15ヶ月以上あること
  • 滞在資金として最低NZ$4,200(約38万円相当)の証明ができること
  • 帰国用航空券、または航空券購入のための追加資金があること
  • 健康状態が良好で、犯罪歴がないこと
  • 扶養家族(子ども)を同伴しないこと
  • 過去にニュージーランドのワーホリビザを取得したことがないこと

資金証明はビザ申請時に提示を求められない場合もありますが、入国審査でランダムに確認されることがあります。残高証明書は英文のものを用意しておくと安心です。

ビザでできること、できないこと

ニュージーランドのワーホリビザは、他国の制度と比べても比較的柔軟な内容です。

項目

内容

滞在可能期間
最長12ヶ月
延長条件
農場(園芸・ブドウ栽培)等の指定業務に3ヶ月従事で最長3ヶ月延長可
就学
最長6ヶ月まで
同一雇用主のもとでの就労期間
制限なし
年間発給数
上限なし

同一雇用主のもとで働ける期間に制限がない点は、オーストラリアの制度(原則6ヶ月)と異なる大きな特徴です。腰を据えて1ヶ所で働きたい人には向いています。延長条件である「指定業務3ヶ月」は、農繁期に合わせて南島の地方都市に滞在するパターンが一般的です。

必要書類と費用の目安

申請はニュージーランド移民局公式サイトからオンラインで完結します。書類はPDFやJPEGでアップロードします。

用意するもの:

  • パスポート(残存15ヶ月以上)
  • 顔写真データ
  • 海外旅行保険(滞在期間全体をカバーするもの)
  • 残高証明書(NZ$4,200以上、英文推奨)
  • クレジットカード(VISA/Mastercard、IVL支払い用)
  • 健康診断・レントゲン結果(必要な場合のみ、申請時点から3ヶ月以内に発行されたもの)

レントゲン検査は2023年以降、原則不要となりましたが、過去5年以内に結核ハイリスク国に3ヶ月以上または6ヶ月連続で滞在した経歴がある場合や、ニュージーランドに12ヶ月超滞在する見込みの場合(ビザ切替を含む)は対象になります。

費用:

費目

金額(2026年5月時点)

ビザ申請料(日本国内から申請)
無料
国際観光税(IVL)
NZ$100
パスポート新規・更新
16,000円前後
海外旅行保険(1年)
15万~25万円程度
航空券(往復目安)
15万~25万円
総費用目安
約59万~101万円

IVLは2024年10月1日にNZ$35からNZ$100へ引き上げられました。今後さらに改定される可能性があるため、申請直前に公式の費用表を確認してください。

申請から渡航までの流れと審査期間

大まかな流れは以下の通りです。

  1. ニュージーランド移民局のオンラインアカウントを作成
  2. 必要書類のスキャンデータを準備
  3. オンライン申請フォームに入力し、書類をアップロード
  4. クレジットカードでIVLを支払う
  5. 必要に応じて健康診断を受ける
  6. 審査結果メールを受信、ビザ承認通知を保存
  7. 海外旅行保険・航空券を手配し渡航

審査期間はオンライン申請後、最大23日以内が目安とされていますが、内容により1週間から4週間ほどかかるケースもあります。レントゲン検査が追加で求められた場合はさらに数週間延びます。出発予定日の少なくとも2ヶ月前には申請を始めるのが安全です。

移民局への問い合わせ電話番号は +64 9 914 4100(月~土、現地時間対応)です。

現地で働くときに知っておきたいこと

ニュージーランドの労働環境は法令遵守が比較的徹底されており、ワーホリでも基本的な労働者保護が適用されます。

  • 成人向け最低賃金:2026年4月1日からNZ$23.95/時(従来のNZ$23.50から45セント引き上げ)
  • 所得税率(2025年4月時点):NZ$0~15,600は10.5%、NZ$15,601~53,500は17.5%(累進課税)
  • 有給休暇:年4週間の付与が法律で義務付け。短期就労者には8%相当を給与に上乗せ、または退職時に清算する形が一般的
  • IRD番号(納税者番号)の取得が就労時に必要

カフェ、ファームジョブ、ホテル、観光業が主な雇用先です。クライストチャーチやクイーンズタウンの観光地は時給がやや高めですが、住居費も高くなります。

31歳以降の選択肢を整理する

年齢制限を超えてしまった、あるいは間もなく超える人向けに、現実的な代替ルートを挙げます。

学生ビザ 語学学校や専門学校(PTE)、ポリテクニック、大学への留学を目的としたビザです。年齢上限はありません。2025年11月3日より、学生ビザ保持者の学期中の就労可能時間は週20時間から週25時間へ引き上げられました。長期滞在を視野に入れる人は有力候補です。

就労ビザ(Accredited Employer Work Visa など) 認定雇用主からのジョブオファーが前提となります。職種、給与水準、英語要件などのハードルがあるため、ワーホリ中に現地で雇用先を確保し、そのまま切り替えるパターンが多いです。

他国のワーホリ制度 オーストラリアやカナダなど、年齢上限が異なる国を選ぶ手があります。詳細はオーストラリアワーホリビザ申請カナダワーホリとの比較を参照してください。

短期の観光・視察 まずは現地を見てから判断したい場合は、短期の観光が選択肢になります。日本国籍者はニュージーランド観光ビザNZeTAで最大3ヶ月の滞在が可能です。

よくある落とし穴とFAQ

Q. 30歳の誕生日を過ぎた後でも申請できますか? A. 申請時点で「31歳の誕生日を迎えていない」状態であれば申請可能です。誕生日を1日でも過ぎると申請できなくなるので、ギリギリの場合は早めに準備してください。

Q. ビザ承認後、入国前に31歳になっても大丈夫ですか? A. 申請時に30歳であればビザ発給後に31歳になっても入国できます。発給後12ヶ月以内(または指定された期日まで)に入国する必要があります。

Q. 一度ワーホリを使った後、もう一度申請できますか? A. ニュージーランドのワーホリビザは生涯に1度のみです。再取得はできません。

Q. パスポートが残り14ヶ月の有効期限です。 A. 入国日から15ヶ月以上の残存期間が必要です。先にパスポートを更新してください。

Q. 滞在資金はクレジットカードの利用枠でも証明できますか? A. 原則として銀行口座の残高証明が必要です。クレジットカードの利用可能枠は資金証明として認められないことが一般的です。

Q. 配偶者やパートナーと一緒に申請できますか? A. ワーホリビザは個人単位の申請です。それぞれが条件を満たして個別に申請する必要があります。なお扶養する子どもの同伴は認められていません。

ニュージーランド到着後は英語環境にすぐ飛び込むことになります。仕事探しや住居契約、銀行口座開設まで現地語で進めるなら、出発前から日常会話の感覚を整えておくと安心です。Migakuは映画やニュース動画など本物の英語コンテンツから語彙を習慣化できるツールなので、渡航準備の一つとして検討してみてください。

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