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ウェールズで日本人におすすめの観光地、Snowdoniaから古城巡りまで

最終更新日: 2026年5月24日

ウェールズで日本人におすすめの観光地、Snowdoniaから古城巡りまで

ウェールズはイングランドの西に隣接する地域で、険しい山々、600以上の古城、ケルト文化が色濃く残るエリアです。日本人観光客にとっては、ロンドンから日帰りも可能で、英国内では比較的観光客が少なく落ち着いて巡れる点が魅力です。本記事では2026年時点の最新情報をもとに、Snowdoniaから古城巡りまで、実際に役立つ観光プランを紹介します。

Last updated: May 24, 2026

渡航前に必須、ETA(電子渡航認証)の申請

2026年現在、日本人がウェールズを含む英国に短期渡航する場合、ETA(Electronic Travel Authorisation)の取得が必須です。日本人へのETA適用は2025年1月8日から開始されており、未取得の場合は航空機への搭乗自体ができません。

  • 料金:20ポンド(2026年4月8日に16ポンドから値上げ)
  • 有効期間:2年間(パスポート失効まで)、複数回入国可
  • 1回あたりの滞在上限:6カ月
  • 申請タイミング:通常は数分で自動承認されるが、英国内務省は渡航の3営業日前までの申請を推奨

申請は英国政府のオフィシャルアプリまたはウェブから行います。承認はパスポートに電子的に紐づくので、印刷の必要はありません。

ウェールズへの行き方

ウェールズの玄関口は首都カーディフです。日本からの直行便はないため、ロンドン経由が一般的です。

出発地

交通手段

所要時間

ロンドン(Paddington)
鉄道
約2時間30分
ブリストル
鉄道
約50分
リバプール
鉄道
約4時間

カーディフ空港からは2026年5月よりWestJetがトロント直行便を運航開始しており、北米経由のアクセスも改善されました。なおウェールズ政府の公式観光情報サイトWales.comは日本語にも対応しているので、現地で迷ったときの確認先として登録しておくと安心です。

ロンドンからの個別の観光ルートを組みたい方は、ロンドン3日間観光モデルコースも合わせて参考にしてください。

Snowdonia国立公園とスノードン山岳鉄道

ウェールズ北西部のSnowdonia(ウェールズ語ではEryri)は、英国・ウェールズで最も人気の高い国立公園です。中心となるスノードン山(標高1,085m)は登山可能ですが、登山未経験の日本人観光客にはSnowdon Mountain Railway(スノードン山岳鉄道)が断然おすすめです。

2026年は同鉄道の開業130周年(1896年開業)にあたります。

2026年の運行スケジュール

  • ディーゼル便:3月28日〜10月25日
  • ヘリテージ蒸気便:5月4日〜10月16日

料金と所要時間

  • ヘリテージ蒸気便(山頂往復、ガイドブック付き):大人62ポンド/子供52ポンド
  • 山頂Hafod Eryri訪問者センターで30分停車を含み、所要時間は往復約2時間30分
  • オンライン予約には別途4ポンドの管理手数料が発生

ディーゼル便の最新料金は公式サイト(snowdonrailway.co.uk)で確認してください。山頂は7月でも気温が一桁台のことがあるため、フリースや防風ジャケットを必ず持参しましょう。

英国の自然散策をさらに楽しみたい方は、レイクディストリクト観光とハイキングも合わせて旅程に組み込むと、英国の山岳地帯を一通り堪能できます。

古城巡り、Cadw Explorer Passを賢く使う

ウェールズには600以上の城があると言われ、その多くをウェールズ政府の歴史遺産機関Cadwが管理しています。複数の城を巡る予定なら、Cadw Explorer Passが圧倒的にお得です。

Cadw Explorer Pass料金(2026年4月1日改定)

種類

大人1名

大人2名

家族(大人2+18歳未満の子3名まで)

3日券(7日間で任意の3日使用)
28.00ポンド
42.00ポンド
67.20ポンド
7日券(14日間で任意の7日使用)
42.00ポンド
63.00ポンド
78.50ポンド

旅行業者経由の予約では、大人3日券21.00ポンド/7日券31.50ポンドとさらに割安になります。

おすすめ訪問先

  • Conwy Castle(コンウィ城):北ウェールズの世界遺産。13世紀のエドワード1世建造
  • Caernarfon Castle(カナーヴォン城):チャールズ国王が皇太子時代に叙任された場所
  • Harlech Castle(ハーレフ城):海を望む断崖上の要塞
  • Beaumaris Castle(ボーマリス城):未完のまま残された対称形の名作

カーディフ城、首都で外せない一日

首都カーディフの中心部に立つCardiff Castle(カーディフ城)は、ローマ時代の城壁の上にノルマン砦が築かれ、19世紀にヴィクトリア朝ゴシック様式の豪華な邸宅として改修された、歴史の重なりが面白い場所です。

  • 標準入場料:大人16.50ポンド/子供11.00ポンド
  • 含まれるもの:城内アパートメント、ノルマン砦、戦時シェルター見学
  • 年間パスへのアップグレード:当日追加で大人5ポンド/子供3ポンド
  • 休館日:クリスマス(12/25)、ボクシングデー(12/26)、元旦(1/1)以外は年中無休

なお、Cardiff Castleは上記のCadw施設ではなくカーディフ市が運営しているため、Cadw Explorer Passの対象外です。混同しないよう注意してください。

ウェールズ訪問者税(Visitor Levy)の最新動向

2026年に入ってから施行が進んでいる重要な制度がVisitor Levy(訪問者税)です。日本人旅行者にも宿泊代に影響するため押さえておきましょう。

2026年4月2日公表のウェールズ政府ガイダンスで、税率は以下のとおり確定しています。

  • 低率(テント、キャンプ、ドミトリーなど共有宿泊):1人1泊あたり75ペンス
  • 高率(ホテル、B&B、貸別荘など上記以外):1人1泊あたり1.30ポンド

注意点

  • 実際の徴収開始は各自治体(22評議会)の判断で、最も早い導入は2027年4月
  • カーディフ評議会は2026年3月26日に導入を可決し、ウェールズで最初の導入自治体の一つとなる見込み
  • 18歳未満はキャンプ場・ドミトリー等の共有宿泊では免除
  • 連続31泊を超える滞在は免除
  • ウェールズ宿泊事業者の登録(Welsh Revenue Authority経由)は2026年秋から義務化、登録自体は無料

2026年中の短期旅行であれば、まだほとんどの宿で徴収されない可能性が高いですが、2027年以降にカーディフなどに滞在する場合は、宿泊料金とは別に上記が請求される点を予算に組み込んでください。

日本人がやりがちな失敗と対策

  • ETAの取り忘れ:搭乗拒否につながります。航空券を取ったらすぐ申請を
  • 天候を甘く見る:Snowdoniaは夏でも雨と霧、強風が日常的。レインジャケットは必須
  • 日曜の店舗営業時間:地方の小さな町では日曜の営業時間が極端に短い、または閉店
  • 車の左側通行とラウンドアバウト:レンタカーで巡るなら必ず事前に練習を
  • ウェールズ語の地名読み:英語と発音規則が異なります(例:Llanberis=スランベリス)。Google Mapsで地名コピーが安全
  • キャッシュレス前提の油断:地方の城やパブで一部カード非対応のところが残っているため、現金(ポンド)を少額持つ

よくある質問(FAQ)

Q. ウェールズで日本語ガイドは見つかりますか?
A. カーディフやSnowdoniaの主要観光地には日本語の音声ガイドや日本語パンフレットがある施設も一部ありますが、英語が基本です。ウェールズ政府公式観光サイトWales.comは日本語版が用意されているので、事前情報収集はそちらで可能です。

Q. ロンドンから日帰りは可能ですか?
A. カーディフ城だけならロンドン Paddington駅から鉄道で片道2時間30分なので日帰り可能です。ただしSnowdoniaまで足を伸ばす場合は最低1泊、できれば2泊を推奨します。

Q. Cadw Explorer Passはどこで買えますか?
A. Cadw公式サイトでオンライン購入できるほか、対象の城の窓口でも購入可能です。最初に訪れる城で買うのが効率的です。

Q. スノードン山岳鉄道は当日券で乗れますか?
A. 夏期(特に7〜8月)と週末は事前予約推奨。蒸気便は枠が少ないため早めの予約が安全です。

Q. 短期ではなく長く滞在したい場合は?
A. 30歳以下の日本人であれば、YMS(Youth Mobility Scheme)ビザで最長2年(延長で3年)英国に滞在・就労できます。詳細はYMSビザでロンドンの仕事を探すを参照してください。

ウェールズではウェールズ語の標識や地名に頻繁に出会い、英語にもケルト系のなまり(Welsh English)があります。現地のパブや城のガイドツアーをより楽しむなら、英語を生きたコンテンツで学んでおくと旅の質が変わります。Migakuは映画やドラマなど本物の素材から言語を学ぶためのツールなので、渡航前の準備に活用してみてください。try Migaku

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