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ヨセミテ観光のモデルコースと宿泊・アクセス完全ガイド

最終更新日: 2026年5月27日

ヨセミテ観光のモデルコースと宿泊・アクセス完全ガイド

ヨセミテ国立公園を初めて訪れるなら、2泊3日でバレー中心、3泊4日でグレイシャーポイントやマリポサ・グローブまで足を延ばすのが現実的な組み方です。本記事では2026年の最新料金、道路開通日、シャトル時間に基づき、移動・宿泊・予約の手順をまとめます。

Last updated: May 27, 2026

ヨセミテ観光の基本情報と2026年の変更点

2026年はヨセミテを訪れる旅行者にとって、いくつか重要な制度変更があった年です。事前にポイントを押さえておくと当日のトラブルを避けられます。

  • ピーク時間帯の入園予約は不要: 2025年12月下旬にNPSが発表した通り、2026年は夏季・ファイヤーフォール時期を含め通年で予約システムが導入されません。
  • 非居住者向け追加料金の新設: 2026年1月1日より、16歳以上の非米国居住者に1人あたり100ドルの追加料金が課されます。日本からの旅行者も対象です。
  • 道路開通日: グレイシャーポイント道路は2026年5月9日、タイオガ道路は5月15日に車両通行で開通しました。
  • 入園料無料日は非居住者には適用されません

園内の704,028エーカーのうち90%以上が連邦指定ウィルダネスエリアであり、観光の中心となるヨセミテバレーは全体のごく一部です。短期滞在ならバレーを軸に動くのが効率的です。

入園料・パスの料金体系(2026年版)

2026年の料金は居住区分によって大きく異なります。日本からの旅行者は車両入園料に加えて1人100ドルの非居住者料金がかかる点に注意してください。

区分

料金

有効期間

私用車両(1台、全乗員込み)
35ドル
7日間
非居住者追加料金(16歳以上1人)
100ドル
7日間
非居住者向け年間パス
250ドル
12か月
米国居住者向けAmerica the Beautifulパス
80ドル
12か月

YARTSなどの公共交通機関で入園する場合も、非居住者料金100ドルは適用されることが内務省により確認されています。米国居住者・グリーンカード保持者は米国政府発行のIDをゲートで提示する必要があります。

最新の料金はNPS公式ヨセミテFees & Pagesページで確認できます。

ヨセミテへのアクセス方法

日本からの一般的なルートは、サンフランシスコ国際空港(SFO)またはロサンゼルス国際空港(LAX)に到着し、レンタカーまたはYARTS(Yosemite Area Regional Transportation System)でバレーに向かう形です。

レンタカーの場合

SFOからヨセミテバレーまで約4時間、LAXからは約6時間。柔軟性は高い反面、6月~8月の午前8時~午後5時はゲートで60分以上の待ち時間が予想されます。早朝(午前6時前)か夕方(午後5時以降)の入園を強く推奨します。

YARTSの場合

Merced、Mariposa、Sonora、Mammoth Lakesなどからバレーへ直行する公共バスです。料金にはヨセミテ入園料が含まれ、有料大人1名につき子供は無料です。オンライン購入には1枚あたり2.50ドルの手数料、その他に交通安全・燃料料金1取引1ドル、予約システム使用料1チケット0.50ドルが加算されます。2026年5月1日~12月31日の期間、大学・カレッジ在籍学生には無料乗車バウチャーが提供されています(資金枯渇まで)。

Tuolumne County Transit(Sonora/Jamestownから)の大人運賃は44ドルで35ドルの公園入園料を含み、シニアは22ドルです。

園内移動

ヨセミテバレーの無料シャトルは毎日7:00~22:00、Mariposa Groveシャトルは8:00~19:00で運行中(2026年5月時点)。バレー内の主要トレイルヘッドはほぼシャトルでカバーできるため、宿泊先に車を置いて行動する旅行者も多くいます。

2泊3日モデルコース(バレー中心)

初めての方向けの定番ルートです。バレー内の見どころを無理なく回れます。

1日目: ヨセミテバレー到着とトンネルビュー

  • 午前: SFOまたはMercedから移動、午後1時頃バレー着
  • チェックイン後、Lower Yosemite Fall Trail(1.6km、ほぼ平坦)でウォームアップ
  • 夕方: Tunnel Viewでエル・キャピタン、ハーフドーム、ブライダルベール滝を一望
  • 夕食はYosemite Valley Lodgeまたはキャンプ場で

2日目: ミストトレイルとバレー散策

  • 早朝: シャトルでHappy Isles(Stop 16)へ
  • Mist Trailを登りVernal Fall(往復4.8km、約3~4時間)。体力に余裕があればNevada Fallまで(往復9.7km)
  • 午後: Cook's Meadowを散策、エル・キャピタンのクライマーをウォッチ
  • 夕方: Sentinel Bridgeから夕焼けのハーフドームを撮影

3日目: マリポサ・グローブとサンフランシスコ方面へ

  • 朝: マリポサ・グローブのジャイアントセコイア群へ。Grizzly Giantまで往復3.2km
  • 午後: 南口(Wawona)から退園

3泊4日モデルコース(バレー+ハイカントリー)

余裕があれば1日追加してグレイシャーポイントとタイオガ道路沿いのハイカントリーまで含めるとヨセミテの全体像が見えます。

  • 1~2日目: 上記2泊3日コースの1日目・2日目と同じ
  • 3日目: グレイシャーポイント道路を経由してGlacier Pointへ(バレーから車で約1時間)。バレー全景とハーフドームを正面に望む絶景ポイント。Sentinel Domeのハイキング(往復3.5km)もおすすめ
  • 4日目: タイオガ道路を東進し、Tuolumne Meadows(2025年8月1日に2,600万ドルの改修を経て再開、336サイトのキャンプ場あり)、Tenaya Lake、Olmsted Pointを巡ってから退園またはMammoth Lakes方面へ

宿泊オプションと予約のコツ

NPSが園内で運営するキャンプ場は13か所あり、通年営業はUpper Pines、Camp 4、Hodgdon Meadow、Wawonaの4か所のみです。

主なキャンプ場と料金

  • The Pines(Upper/Lower/North): 1泊36ドル。予約は毎月15日午前7時(太平洋時間)に5か月先の枠が解放されます。夏季は解放から数分で埋まるため、開始時刻ぴったりにRecreation.govへアクセスしてください。
  • Tuolumne Meadows: 標準・歩入304サイト、バックパッカー21、グループ7、馬用4の構成。標高2,600mのため気温は低めです。
  • Camp 4: ロッククライマー御用達。先着順の枠あり。

ロッジ・ホテル

園内にはThe Ahwahnee、Yosemite Valley Lodge、Wawona Hotel、Curry Villageなどがあります。夏季は1年前から埋まることも珍しくないため、日程確定後すぐの予約を推奨します。園外(El Portal、Mariposa、Groveland)にもモーテル・B&Bが多数あり、車利用なら選択肢が広がります。

ハーフドーム登攀の許可申請

ハーフドームのケーブル区間を登るには許可が必須です。許可なしで登攀した場合、最大5,000ドルの罰金または6か月の拘禁刑のリスクがあります。

  • ケーブル設置期間: 2026年5月22日(金)~10月13日(火)
  • 事前抽選: 2026年3月1日~3月31日に申請、結果通知は4月中旬
  • 日々抽選: ハイキング希望日の2日前、太平洋時間午後4時までに申請
  • 申請料: 1申請10ドル(返金不可)、当選時に1名あたり10ドル追加
  • 1申請につき最大6名分、事前抽選では最大7つの日付/日付範囲を選択可能

バックパッキングと組み合わせる場合はウィルダネス許可(申請料10ドル+確定時1名5ドル、Half Domeアドオン1名10ドル)が必要で、出発日の最大24週間(168日)前から取得できます。詳細はRecreation.govで確認してください。

旅行前に避けたい落とし穴

  • 入園料の見落とし: 2026年から日本人旅行者には100ドル/人の追加料金が課されます。4人家族なら追加で400ドル、車両料金35ドルと合わせて435ドル必要です。
  • 道路閉鎖の確認漏れ: グレイシャーポイント道路とタイオガ道路は冬季閉鎖されます。最新の道路状況はNPS公式Current Conditionsページで確認してください。
  • キャンプ予約の出遅れ: The Pinesは解放後数分で完売します。事前にRecreation.govのアカウントとクレジットカード情報を登録しておきましょう。
  • シャトル運行時間外の移動計画: バレーシャトルは22時で終了します。夜間移動はレンタカー必須です。
  • 高地での体調管理: Tuolumne Meadowsは標高2,600m。バレーから日帰りでも高山症状が出る人がいます。

よくある質問

Q. 何泊するのがちょうどよい?
バレーの主要スポットだけなら2泊3日で足ります。グレイシャーポイントやタイオガ道路まで含めるなら3泊4日、ハーフドーム登攀やバックパッキングを行うなら4泊以上を推奨します。

Q. ベストシーズンは?
滝の水量を重視するなら5月~6月上旬、ハイカントリー全域を周遊するなら7月~9月、混雑回避と紅葉なら10月。冬季は道路閉鎖が多く、上級者向けです。

Q. レンタカーなしでも観光できる?
可能です。YARTSでバレーに入り、無料シャトルとガイドツアーを組み合わせれば2泊3日コースは十分に成立します。ただし、グレイシャーポイントやマリポサ・グローブへはツアーバス利用が便利です。

Q. 同時期に他の国立公園も訪れる予定なら?
非居住者向け年間パス250ドルが12か月有効で、ヨセミテのほかGrand Canyon、Yellowstone、Zionなど10か所で1人100ドルの追加料金が免除されます。2か所以上回るなら確実にお得です。

旅程を組む際は、似た期間で組み立てやすい他のモデルプランも参考になります。ニューヨーク3日間観光モデルコースタスマニアを5日間で巡るレンタカーのモデルプランボラカイ島観光のベストシーズンとモデルプランもあわせてどうぞ。

ヨセミテのレンジャープログラムや現地の看板、トレイルヘッドの案内はすべて英語です。渡米前に英語の聞き取りと読みの基礎を整えておくと、現地スタッフとのやり取りや緊急時の判断が格段に楽になります。Migakuは映画やYouTubeなど本物の英語コンテンツで学べるツールなので、出発前の準備にtry Migakuしてみてください。

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