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タスマニアを5日間で巡るレンタカーのモデルプラン

最終更新日: 2026年5月27日

タスマニアを5日間で巡るレンタカーのモデルプラン

タスマニアを5日間で効率よく回るなら、ホバートを起点にレンタカーで反時計回りに南東半島、東海岸、北西高地、ローンセストンと巡るのが定番です。ここでは2026年時点の入場料・運転時間・予約条件をもとに、実際に動かせる行程としてまとめます。

Last updated: May 27, 2026

まずおさえる前提条件

タスマニアに入る前に決めておくことが3つあります。航空券かフェリーか、レンタカーの予約、そしてオーストラリアETAの取得です。

  • 入国手続き: 日本国籍者はオーストラリアETA(subclass 601)が必要。専用アプリ経由でのみ申請でき、サービス料は20豪ドル(返金不可)。承認は数分から24時間が目安で、出発の72時間前までに申請するのが安全です。1回の滞在は最大3か月、有効期間は12か月。
  • 本土からのアクセス: メルボルンからホバートまではJetstar、Virgin、Qantasが直行便を運航し、所要約1時間20分。週270便と便数が多く、価格と時間のバランスが良い選択肢です。車を持ち込みたい場合はGeelong–Devonport間のスピリット・オブ・タスマニアが使えますが、所要9〜11時間、車なし大人で片道約100豪ドル〜(2026年4月時点)。2026年3月末週から燃料サーチャージが新規予約に追加されています。なお新型船Spirit of Tasmania IV/Vは2026年10月31日運航開始予定で、同年10月23〜30日の予約は受け付けられません。
  • レンタカー: タスマニアの平均料金は中型車70豪ドル/日、SUV92豪ドル/日(2026年3月時点)。借りられるのは概ね21歳以上で、25歳未満には若年運転者サーチャージが付きます。日本の運転免許証だけでは不可で、国際運転免許証(IDP)が必須です。左側通行、市街地50km/h、開放道路は最高100km/h(一部110km/h)、血中アルコールは0.05%未満。

国立公園のパスを先に買う

5日間で複数の国立公園に入るなら、ホリデー・パス(車1台、最大8週間有効、全公園対象)が一番分かりやすく、95.50豪ドル(2026年時点)。デイリーは47.70豪ドル/台/日なので、フライシネ、クレイドル・マウンテン、マウント・フィールドのうち2つ以上に行くならホリデー・パスのほうが得です。

パスの種類

料金(2026年)

備考

ホリデー・パス(車1台)
95.50豪ドル
最大8週間、全公園
デイリー・パス(車1台)
47.70豪ドル
1日のみ
年間オール・パークス
101.70豪ドル
1年間
年間シングル・パーク
51.95豪ドル
1公園のみ

5歳未満は無料。シニアカード保有者の割引はParks Tasmaniaの2025年12月1日改定で20%に統一されました。料金は毎年7月1日にCPI連動で改定されるため、出発前にParks Tasmaniaの公式ページで最新額を確認してください。

クレイドル・マウンテンは別途シャトルバス(Cradle Discoverer)が必要で、18歳以上15豪ドル(72時間有効)。または「Icon Daily Pass」29.80豪ドル/大人にはシャトル乗車が含まれます。

5日間モデルプラン(ホバート発着・反時計回り)

Day 1: ホバート着&MONA

メルボルンから午前便でホバート空港着。空港でレンタカーを受け取り、まず市街のホテルに荷物を置きます。午後はMuseum of Old and New Art(MONA)へ。市街からはフェリーまたは車で約20分。

  • 非タスマニア住民の入場料: 大人39豪ドル、12〜17歳17豪ドル、0〜11歳無料
  • 開館は木〜月10:00–17:00。火・水は休館
  • 事前予約が推奨で、予約手数料3.50豪ドルがかかる

夜はサラマンカ・プレイス周辺で食事。ホバート泊。

Day 2: ポート・アーサー史跡へ日帰り

ホバートからA9で南東タスマン半島のポート・アーサーへ。片道約1時間15〜30分。途中Tessellated PavementやEaglehawk Neckの奇岩に立ち寄れます。

  • 入場料(2025年7月1日〜2026年6月30日有効): 大人53豪ドル、コンセッション41豪ドル、子ども26豪ドル、ファミリー127豪ドル。チケットは連続2日間有効
  • 入場には敷地内ハーバークルーズとガイドツアーが含まれる
  • 夜のゴーストツアー(90分、大人35豪ドル/子ども18豪ドル)は2026年4月9日〜10月31日の期間、18:00と20:00出発
  • 「Ticket of Leave」2年パスへの追加料金は20豪ドル(ファミリー40豪ドル)

ホバートに戻って2泊目。ゴーストツアーに参加する場合は深夜の帰路に注意し、半島内の宿に1泊するのも一案です。

Day 3: 東海岸とフライシネ国立公園

ホバートから北上してフライシネ国立公園(コールズ・ベイ)へ。A3経由で約2時間15分。途中、オランダ風オイスターファームのあるOrford近辺やSwansea湾で休憩を入れると無理がありません。

フライシネ・ビジターセンターの開館時間は11月〜4月が8:00–17:00、5月〜10月が9:00–16:00。Wineglass Bay Lookoutまでの往復ハイキングは1.5〜2時間が目安。時間と体力に余裕があればビーチまで降ります。

夜はコールズ・ベイまたはBicheno泊。Bichenoではリトルペンギンのナイトツアーも可。

Day 4: クレイドル・マウンテンへの大移動

この日は走行距離が最も長くなります。コールズ・ベイから内陸を抜けてクレイドル・マウンテンまで約4〜5時間。途中Launcestonで昼食を取り、午後にSheffield経由で高地に入るのが一般的なルート(ローンセストン〜クレイドル間は約140km、2〜2時間30分)。

午後遅くに到着できれば、ビジターセンターでシャトルに乗ってDove Lakeへ。Dove Lake Circuit(約6km、2〜3時間)は午後の光が美しい時間帯です。シャトルの運行時間は夏(10/1〜3/31)8:00–18:00、冬(4/1〜9/30)9:00–17:00、運行間隔は10〜20分。

クレイドル・マウンテン・ロッジ周辺で1泊。

Day 5: クレイドルからホバート/ローンセストンへ

朝のうちにEnchanted WalkやKing Billy Trackなど短めのコースを歩き、その後ホバートに戻ります(約300〜330km、4〜5時間)。フライト時間に余裕がない場合は、Day 4の夕方にローンセストン泊にして、Day 5朝にクレイドルへ向かい昼過ぎにLaunceston空港から離脱するパターンも合理的です。Jetstarは2025年12月2日〜2026年4月21日にホバート–ニューカッスル季節便を新設しているなど、便数は柔軟性があります。

費用の目安(1人あたり、2026年)

項目

金額(豪ドル)

ETA申請料
20
レンタカー5日間(中型・2名割)
約175
燃料
約120〜150
国立公園ホリデー・パス(車1台)
95.50
クレイドル・シャトル(Icon Pass含む)
29.80
ポート・アーサー入場
53
MONA入場+予約手数料
42.50
宿泊4泊(中位ホテル)
変動大、要確認

航空券・宿泊費は変動が大きいため、執筆時点では確定数字を出していません。早期予約で大きく差が出ます。

よくある落とし穴

  • 公園パスを買い忘れる: タスマニアの国立公園はゲート常駐ではないため、未購入で入って後日罰金になる例があります。オンラインで先に購入し、車内に掲示。
  • クレイドルへの一般車進入制限: ピーク時はビジターセンター以降が一般車進入不可になり、シャトル必須。これを知らずに到着すると駐車で混乱します。
  • 国際運転免許証(IDP)の不携帯: 日本免許の英訳ではなくIDPが要求されます。日本出発前に各都道府県警察か運転免許センターで取得を。
  • 冬季の路面凍結: 5月〜9月は中央高地で雪・凍結あり。クレイドル付近はチェーン携行が推奨される日も。
  • MONAの休館日: 火・水は閉まっているので、行程を組むときに必ず確認。
  • スピリット・オブ・タスマニアの2026年10月運航変更: 新型船投入前後(10月23〜30日)は予約不可期間。本土から車で渡る人は要注意。

FAQ

Q. 5日間で時計回りと反時計回り、どちらが良い?
A. ホバート発着で東海岸→北上→クレイドルと反時計回りに進むほうが、最終日にホバートへ戻る山岳ルートが日中時間帯に収まりやすく、運転負担が均等になります。

Q. 運転に自信がない場合は?
A. ホバート3泊+ローンセストン2泊で公共交通とツアーを組み合わせる方法もありますが、フライシネとクレイドルへの自由度が大きく下がります。最低でもホバート〜ポート・アーサー、ローンセストン〜クレイドルの区間でレンタカーを使うのが現実的です。

Q. 子連れで回れる?
A. 可能です。5歳未満は国立公園パス無料、MONAも0〜11歳無料、ポート・アーサーもファミリー料金127豪ドルが用意されています。長距離運転を1日4時間以内に抑えるなら、Day 4をSheffield泊で分割するのがおすすめ。

Q. 何月がベスト?
A. 11月〜3月は日が長くハイキング適期、フライシネとクレイドル両方が安定して回れます。4月〜5月は紅葉と空いた道路が魅力。6月〜8月は山岳部の天候・道路状況に注意が必要です。

出発前にやっておくこと

オーストラリアの英語、特にタスマニア訛りや地名(Freycinet=「フリーシネ」に近い発音、Cradle、Strahanなど)を事前に耳慣らししておくと、現地のレンジャー案内やツアー解説がぐっと頭に入ります。シドニーやメルボルンと組み合わせた長旅を計画する人は、シドニー3日間モデルプランメルボルン2日間観光ルート、長期滞在を見据えるならオーストラリア生活費の比較も参考になります。

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