色を使った英語のイディオム(慣用句)まとめ!英会話で使える英語表現を紹介
最終更新日: 2025年11月12日

英語には、色を使った表現がたくさんあります。
たとえば
- “feel blue(落ち込む)”
- “see red(激怒する)”
のように、色は感情や状況を表すキーワードとして登場します。
英語の「色のイディオム」を学ぶことで、ネイティブの感覚にぐっと近づけるはずです🎨✨
この記事では、black・blue・red・white・yellow・pink など、さまざまな色を使った英語表現をまとめて紹介します。
意味や由来、日本語とのイメージの違いを通して、英語学習をもっとカラフルに彩りましょう!
英語には「色」を使ったイディオムがたくさんある
英語と日本語では、同じ色でも持つイメージが異なる場合があります。
その違いや、英語表現で色が持つイメージの由来を知ることで、フレーズをより深く理解し、覚えることができます。
ここでは、色を使った表現やフレーズが英語に多い理由や英語の「色」のイメージについて解説します。
なぜ英語には色を使った表現・フレーズが多いの?
英語には、色を使った英語のイディオムが本当にたくさんあります。
これは、色が人々の感情や経験と強く結びついているからです。
例えば、「red」を見れば情熱や危険を感じ、「blue」を見れば冷静さや憂鬱を感じる、といった具体的なイメージが私たちの使う言葉に反映されています。
こうした色のイメージを共通認識として使うことで、英語のコミュニケーションがより豊かになるんですね🎨
英語と日本語の「色」のイメージ
興味深いことに、日本や文化が違っても、色に対して持つ基本的なイメージには共通点が多いです。
例えば、「red=情熱」や「white=純粋」といったイメージは、英語圏でも日本でも似ています。
一方で、異なる点もあります。
例えば、日本語で「黒字」は良い意味ですが、英語で「black」が使われるイディオムは、必ずしも良い意味ばかりではありません。
こうした日本との違いを知るのが、英語の学びの面白いところです💡
この違いを理解することが、英会話の上達にもつながります。
【Black(黒)】を使った英語のイディオム・慣用表現
前述のとおり、「黒(Black)」は、日本語では「黒字」のように良い意味もありますが、英語では「マイナス」なイメージで使われることも多いです。
ここでは、blackの使い方を覚えましょう。
① black sheep(厄介者)の意味と例文
「black sheep」は、家族やグループの中での「厄介者」や「変わり者」を指す英語の表現です。
白い羊の群れの中に黒い羊が1匹いると目立ってしまいますよね。
また、昔は黒い羊毛は価値が低いとされていたこともこの英語表現の由来の1つと言われています🐑
例文:
- He is the black sheep of the family.(彼は家族の厄介者だ。)
② in the black(黒字で)の意味と例文
これは日本語の「黒字」と意味が共通していて面白い英語の表現です。
「in the black」は「黒字である」という状態のことで、この意味を示します。
昔、会計帳簿をつける際に、利益を黒インクで、損失を赤インク(red ink)で記録していたことに由来します✍️
例文:
- Our company is finally in the black.(我が社もついに黒字になった。)
③ black out(意識を失う)の意味と例文
「black out」は、一時的に意識を失ったり、記憶がなくなったりする意味の英語フレーズです。
目の前が真っ暗になるイメージです。
また、停電(電気が消えて真っ暗になる)のことも「blackout」と言います。
この「out」を使った表現を覚えておくと、英会話で便利です。
例文:
- I was so tired that I blacked out on the train.(疲れすぎて電車の中で意識を失ってしまった。)
④ black and blue(あざだらけ)の意味と例文
「black and blue」は、殴られたりぶつけたりして「あざだらけ」の状態を表す意味の英語表現です。
ひどい打ち身(あざ)が、黒っぽく、青っぽく(blue)見えることから来ています🤕
例文:
- His arm was black and blue after falling off the bike.(自転車から落ちて、彼の腕はあざだらけだった。)
【White(白)】を使った英語のイディオム・慣用表現
「白(White)」は「潔白」など良いイメージがありますが、少し異なる使われ方をする英語表現もあります。
このwhiteの表現も見ていきましょう。
① white lie(罪のない嘘)の意味と例文
「white lie」は、「(相手を傷つけないための)罪のない嘘」や「優しい嘘」を意味します。
「黒=悪い」の対比として、「白(white)=悪意のない」という色のイメージが使われています。
例文:
- I told a white lie not to hurt her feelings.(彼女の気持ちを傷つけないように、罪のない嘘をついた。)
② white elephant(無用の長物・厄介もの)の意味と例文
「white elephant」は、「高価だけど役に立たないもの」や「維持費ばかりかかる厄介もの」を意味します。
昔、タイの王様が、気に入らない家臣に神聖な白い象を贈ったという逸話に由来します🐘
面白い英語のイディオムの1つです。
例文:
- That expensive car he bought is a real white elephant.(彼が買ったあの高い車は、本当に金の食う厄介ものだ。)
【Red(赤)】を使った英語のイディオム・慣用表現
「赤(Red)」は「情熱」や「怒り」など、強い感情を表すイメージで使われることが多い色です。
このredを使った英語表現を見ていきましょう。
① see red(激怒する)の意味と例文
「see red」は、「激怒する」や「カッとなる」という意味の英語表現です。
怒りで目の前が真っ赤(red)になる、血が上るようなイメージです 😡。
例文:
- When he insulted my friend, I really saw red.(彼が私の友人を侮辱したとき、私は本気でカッとなった。)
② catch someone red-handed(現行犯で捕まえる)の意味と例文
「red-handed」は「現行犯で」という意味の副詞として使われる英語のフレーズです。
直訳すると「手が赤い(red)うちに」となります。
これは、誰かが盗みや殺人を犯し、その血や証拠がまだ手に付着している状態で捕まえる、というイメージに由来しています。
例文:
- The police caught the thief red-handed.(警察はその泥棒を現行犯で逮捕した。)
③ red tape(お役所仕事・煩雑な手続き)の意味と例文
「red tape」は、特に役所の「煩雑な手続き」や「形式主義(お役所仕事)」を指す意味の英語表現です。
昔、イギリスの公文書が赤い(red)テープ(tape)で縛られていたことに由来すると言われています📜
例文:
- We have to cut through all the red tape to get the permit.(許可を得るためには、あらゆる煩雑な手続きを切り抜けなければならない。)
④ paint the town red(派手に騒ぐ)の意味と例文
「paint the town red」は、「(街に繰り出して)派手に遊ぶ」や「どんちゃん騒ぎをする」という意味です。
街中を情熱の赤色(red)で塗りつぶすような、エネルギッシュなイメージですね🎉!
例文:
- Let's go out and paint the town red tonight!(今夜は繰り出して派手に騒ごうぜ!)
【Blue(青)】を使った英語のイディオム・慣用表現
「青(Blue)」は、日本語の「ブルーな気分」と同じく、英語でも「憂鬱」なイメージで使われる代表的な色です。
このblueの表現は英会話でよく使われます。
① feeling blue(落ち込んでいる)の意味と例文
「feel blue」または「have the blues」は、「落ち込んでいる」「憂鬱だ」という意味です。
これは日本語の「ブルーな気分」とまったく同じ使われ方です🌀
例文:
- I'm feeling blue because it's raining today.(今日は雨だから気分が落ち込んでいる。)
② out of the blue(突然に・予期せず)の意味と例文
「out of the blue」は、「突然に」「予期せず」という意味です。
「blue」はここでは「青い空」を指しており、「(何もない)青空(blue)から突然何かが現れる」というイメージに由来します☄️
この "out" を使ったイディオムも便利です。
例文:
- He appeared out of the blue.(彼は突然現れた。)
③ once in a blue moon(ごくまれに)の意味と例文
「once in a blue moon」は、「ごくまれに」「めったにない」という意味です。
「blue moon」とは、ひと月のうちに満月が2回あるときの、その2回目の満月のことなどを指すそうです。
これは非常に珍しい現象であることから、この英語の表現が使われるようになりました🌕
例文:
- I only see him once in a blue moon.(私は彼にめったに会わない。)
【Yellow(黄)】を使った英語のイディオム・慣用表現
「黄(Yellow)」は、英語圏では「臆病」といったマイナスなイメージを持つことがある色です。
このyellowの使い方も見てみましょう。
① yellow-bellied(臆病な)の意味と例文
「yellow-bellied」は、「臆病な」や「腰抜けの」という意味で使われる、やや古風な英語の表現(スラング)です。
「お腹(belly)が黄色い(yellow)」がなぜ臆病なのか、由来ははっきりしませんが、鳥の種類に関連する説などがあります🐔
例文:
- Don't be so yellow-bellied.(そんなに臆病になるなよ。)
② yellow journalism(扇情的な報道)の意味と例文
「yellow journalism」は、事実に基づいた報道よりも、人々の注目を引くことを目的とした「扇情的な(センセーショナルな)報道」を指す意味の英語表現です。
19世紀末のアメリカで、新聞の購読者数を増やすために、黄色い(yellow)インクで印刷された漫画を使ったことに由来すると言われています📰
例文:
- That magazine is known for its yellow journalism.(あの雑誌は扇情的な記事で知られている。)
【Pink(ピンク)】を使った英語のイディオム・慣用表現
「ピンク(Pink)」は、日本語のイメージと共通する「幸福感」や「健康」を表す表現で使われます。
このpinkの英語表現も可愛らしいですね。
① tickled pink(大喜びして)の意味と例文
「tickled pink」は、「とても喜んでいる」「大満足している」という意味です。
嬉しくて頬がピンク色(pink)に高揚するイメージですね😊
例文:She was tickled pink with the gift.(彼女はその贈り物に大喜びだった。)
② in the pink(とても健康で)の意味と例文
「in the pink」は、「とても健康で」「元気いっぱいで」という意味です。
顔色が良く、血色の良い(ピンク色, pink)の状態をイメージさせます。
例文:
- My grandmother is 80, but she is still in the pink.(私の祖母は80歳だが、まだとても元気だ。)
まだある!「色」を使ったその他の英語表現・イディオム情報
まだまだ色を使った英語の表現・イディオムはたくさんあります!
代表的なものに関する学習情報をいくつか紹介します。
Green(緑)を使った英語表現(green with envy, green light)
- green with envy: 「(嫉妬で)青ざめる、うらやましがる」。
英語では嫉妬の色は緑(green)なんですね🌳 - give the green light: 「許可を与える」。
これは信号機の青(緑, green)信号のイメージで分かりやすい英語の表現ですね。
Gray(灰色)を使った英語表現(gray area)
- gray area: 「(白黒はっきりしない)曖昧な領域」。
日本語の「グレーゾーン」と同じ意味で使われます。
Silver/Goldを使った英語表現(silver lining, heart of gold)
- silver lining: 「(困難の中の)一筋の光明、希望」。
”Every cloud has a silver lining.” という英語の諺から来ています☁️ - heart of gold: 「優しい心、思いやりのある心」。
金(gold)のように価値のある心、という意味です。
with flying colors(見事に・大成功して)の意味
- with flying colors: 「見事に」「大成功を収めて」。
試験に合格した時などによく使われる英語の表現です。
💡 ポイント 💡
この「colors」は「旗」を意味し、勝利した船が「旗(colors)」を「なびかせて(flying)」帰還する様子に由来します🚩
「色」のイディオムを覚えるコツと使い方
色を使ったイディオムを覚える一番のコツと学習情報は、やはりその色の「中核となるイメージ」を掴むことです。
「Blue=憂鬱」「Red=怒り・情熱」といった基本イメージを押さえておけば、初めて聞く英語の表現でも意味が推測しやすくなります🧠
色のイメージを掴んで英語表現を豊かにしよう
今回紹介した表現を覚えたら、ぜひ実際の英会話で使うようにしてみてください。
色を使った英語のイディオムを使いこなせると、あなたの英語の表現は一気にカラフルになり、ネイティブとの英会話も弾むはずです。
楽しみながら英語学習を続けていきましょう!
色を使った表現を自然に英会話で使えるようになるには?
英語の色を使った表現をたくさん覚えても、「会話の中でどう使うか」が身につかないと、ネイティブのように使いこなすのは難しいですよね。
たとえば “I’m feeling blue.”(落ち込んでる)や “She was tickled pink.”(とても喜んでいた)といったフレーズも、実際の英会話の流れの中で聞いて、使って、慣れていくことが大切です🎧✨
Migaku では、ネイティブが日常で使う「英語の色表現」や「慣用フレーズ」を、音声や実例を通して自然に学べます。
「英語の色のイメージがつかめない」「イディオムの意味がすぐに出てこない」という人も、コンテンツを繰り返し聞くうちに、“使える英語”として定着していきます。
英語学習は知識よりも、使って身につけることが大切。
英語の世界をカラフルに感じながら、あなたの表現力を磨いていきましょう🌈
まとめ:色とりどりのイディオムで英語学習をカラフルに彩ろう
今回紹介したように、英語のイディオムには “red” “blue” “green” “black” “white” など、たくさんの色が登場します。
それぞれの色には英語独自のイメージや文化的な意味があり、使い方を知ることで英語表現の幅がぐっと広がります🎨
色を使った英語表現を学ぶことは、単語を覚える以上に、英語の感情やニュアンスを「感じ取る力」を育てることでもあります。
少しずつでも、ネイティブが使う “colorful” な言葉に触れていくことで、自然と英会話のセンスが磨かれていくはずです。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道です。
Have fun exploring the colorful world of English!🌈