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オーストラリアのワーホリビザを自分で申請する手順と必要書類のまとめ

最終更新日: 2026年5月12日

オーストラリアのワーホリビザを自分で申請する手順と必要書類のまとめ

オーストラリアのワーキングホリデービザ(Subclass 417)は、エージェントを通さずに自分でオンライン申請することが可能です。申請は内務省(Department of Home Affairs)のImmiAccountから完結し、2026年5月時点の申請料はAUD 670、必要書類もパスポートと資金証明など限られた数点で済みます。

Last updated: May 12, 2026

自分で申請するメリットと前提

ワーホリビザの申請はオーストラリア政府の公式オンラインシステムから誰でも直接行えるため、代行業者に手数料を払わなくても問題なく完結できます。エージェントを使わない場合でも、申請手数料は同じAUD 670で変わりません。英文の入力項目は多いものの、選択式が中心で、パスポート情報と渡航計画、資金証明を準備しておけば1〜2時間ほどで提出まで進めます。

申請の前提として、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 申請時点で18歳以上30歳以下(日本国籍の場合)
  • 有効な日本国パスポートを保持していること
  • 申請時および許可時にオーストラリア国外にいること
  • 子どもを同伴しないこと
  • 過去にSubclass 417で入国した滞在数が規定内であること

日本国籍はSubclass 417の対象国に含まれており、年間発給枠の制限はありません。そのため申請時期を急ぐ必要はなく、自分の渡航スケジュールに合わせて準備できます。

ビザの基本条件(2026年時点)

項目

内容

ビザ種別
Subclass 417(Working Holiday)
申請料
AUD 670(2025年7月1日改定)
滞在期間
入国から最長12か月
同一雇用主での就労
原則最長6か月
就学可能期間
最長4か月(17週間)
出入国
有効期限内であれば複数回可能
初回入国期限
ビザ発給日から12か月以内
申請場所
オーストラリア国外

申請料はクレジットカード(Visa、MasterCard、American Express、Diners Club、JCB)で支払いますが、別途カード手数料が発生します。申請料は通常7月1日付で改定されるため、申請直前に内務省の公式ページで最新値を確認することを推奨します。

必要書類のチェックリスト

オンライン申請ではアップロード形式で書類を提出します。スキャナーまたはスマートフォンの書類スキャンアプリでPDF化しておくと作業がスムーズです。

  • 有効なパスポート(顔写真ページ。滞在予定期間をカバーする有効期間が必要)
  • 証明写真(パスポート規格、デジタルデータ)
  • 出生証明書または戸籍謄本(本人確認補助書類として求められる場合あり)
  • 資金証明(AUD 5,000以上の残高証明書、英文)
  • 帰国用航空券またはその購入資金の証明
  • 健康診断結果(要求された場合のみ)
  • 無犯罪証明書(要求された場合のみ)

資金証明は銀行発行の英文残高証明書が一般的で、各メガバンク・地方銀行で発行可能です。発行に数日〜1週間かかるため早めに依頼しましょう。

なお、海外旅行保険・健康保険への加入は法的な必須条件ではありませんが、現地での医療費は高額のため強く推奨されています。

ImmiAccountを使った申請手順

申請の流れは以下の通りです。

  1. ImmiAccountを作成するImmiAccountログインページからアカウントを新規作成。メールアドレスと秘密の質問を設定します。
  2. 新規申請を開始する:「New application」から「Working Holiday」→「Working Holiday Visa (417)」を選択。
  3. 個人情報を入力する:氏名、生年月日、国籍、パスポート情報をパスポートの記載通りに半角英字で入力します。
  4. 健康・人物要件の質問に回答する:過去の犯罪歴、軍歴、過去の海外滞在歴、健康状態などを正直に申告します。
  5. パスポートのスキャンと証明写真をアップロードする:JPGまたはPDF形式、ファイルサイズの上限に注意。
  6. 資金証明書をアップロードする:AUD 5,000以上を保有している旨が確認できるもの。
  7. 申請料AUD 670を支払う:クレジットカード情報を入力し決済。決済完了で申請が正式に提出されます。
  8. 追加書類の依頼を待つ:必要に応じて健康診断(HAPID発行)や無犯罪証明書の提出を求められる場合があります。
  9. 承認メールを受け取る:ImmiAccountとメールに承認通知が届きます。ビザは電子管理のため、パスポートへのシール貼付はありません。

承認後はVEVO(Visa Entitlement Verification Online)で自分のビザ条件をいつでも確認できます。

申請料・処理時間の目安

申請料はAUD 670で固定ですが、処理時間は時期や個別事情によって変動します。最新の処理時間はHome Affairsの処理時間ページで日々更新されているため、出発予定日の少なくとも2〜3か月前には申請を始めるのが安全です。

健康診断や追加書類が要求されると、その分プロセスが長引きます。健康診断の要否は申請者の国籍、年齢、過去5年の居住歴、滞在予定期間、職業(医療・育児施設で働く予定など)によってケースバイケースで判断されます。

渡航前にやっておくべきこと

ビザが下りた後、渡航前に済ませておくと現地での立ち上がりが速くなります。

  • 在留届の提出:3か月以上海外に滞在する場合、外務省の在留届電子システムから提出が義務付けられています。
  • 航空券の予約:初回入国期限(ビザ発給日から12か月以内)に注意。
  • 滞在先の最初の数日分の予約:到着後すぐに住所が必要となる手続きが多いため。
  • 国際クレジットカードの準備:オーストラリアはキャッシュレス決済が普及しています。
  • 海外旅行保険の手配:法的必須ではないものの、医療費が高額なため必ず加入を。

到着後は、納税者番号(TFN:Tax File Number)を無料でオンライン申請します。TFNを取得せずに就労すると最高45%の外国人居住者向け税率が適用される可能性があるため、現地住所が決まり次第すぐに申請しましょう。

セカンド・サードビザの条件

初回ビザの滞在中に、セカンド・サードビザの取得を検討する人もいます。

  • セカンドWHV:政府指定地域での特定労働(農業、建設、観光業の一部、災害復旧など)に88日(3か月)以上従事した記録が必要。
  • サードWHV:セカンドWHV期間中に指定労働を6か月(179日)以上従事した記録が必要。

2025年4月5日以降の申請から、災害復旧作業を含む指定労働対象地域(郵便番号)が一部拡大されました。指定労働の対象地域や業種は変更されることがあるため、就労前にセカンドWHV要件ページで確認してください。

申請でよくある失敗

  • パスポートの有効期限不足:有効期間内の範囲でしかビザは発給されません。残存期間が短いと滞在期間が削られます。
  • オーストラリア国内から申請:申請時および許可時に国外にいる必要があります。観光ビザで入国した後の切り替えはできません。
  • 資金証明の金額不足:AUD 5,000に加え帰国用航空券分が必要です。残高は申請日に近い日付で発行されたものを提出します。
  • 氏名の表記揺れ:パスポートと完全に一致した綴りで入力する必要があります。
  • クレジットカード上限超過:AUD 670+カード手数料の支払いに耐えられる与信枠が必要です。

よくある質問

Q. エージェントを使わないと審査で不利になりますか? いいえ。審査基準は申請者本人の条件と書類で判断されるため、本人申請でもエージェント経由でも結果に差はありません。

Q. ワーホリ中の最低賃金はいくらですか? 2025年7月1日改定の全国最低賃金は時給AUD 24.95(週38時間で約AUD 948.00)です。カジュアル雇用には25%のCasual Loadingが上乗せされ、最低時給は約AUD 31.19となります。

Q. 帰国時に積み立てた年金は受け取れますか? 雇用主は給与に加えてSuperannuation(退職年金)を積み立てる義務があり、ワーホリ参加者は出国後にDeparting Australia Superannuation Payment(DASP)として申請できます。

Q. 英語に自信がなくても申請できますか? 申請フォームは英語ですが、選択肢中心で翻訳ツールを併用すれば十分対応可能です。ただし現地での就労や生活には実用的な英語力が役立ちます。

Q. 他国のワーホリ・ビザ情報はどこで見られますか?他国のビザ申請方法も参考になります。渡航前に英語を自分で勉強する方法英語で流暢に話せるようになるコツも併せて確認しておくと、現地での仕事探しが楽になります。

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