英語のbring・take・carryの違いを解説
最終更新日: 2026年2月26日

英語を勉強していると、「持っていく」や「持ってくる」を英語でどう言えばいいのか迷うことがありますよね。bring、take、carryの3つの単語は、どれも「運ぶ」や「持つ」という意味を持っていますが、使い方には明確な違いがあります。この記事では、これらの単語のニュアンスや使い分け方を、具体的な例文とともに詳しく解説します。
bring の基本的な意味と使い方
bringは「持ってくる」という意味で、話し手や聞き手がいる場所に向かって何かを運ぶときに使います。方向性がポイントで、常に「こちらへ」という移動を表現します。
例えば、友人に「明日パーティーに何か持ってきてね」と言いたいときは、"Can you bring something to the party tomorrow?" となります。パーティーの場所に話し手もいるため、bringを使うのが自然です。
日本語では「持ってくる」「連れてくる」と訳されることが多く、人を連れてくる場合にも使えます。"Please bring your friend to the meeting."(友達を会議に連れてきてください)のように、物だけでなく人にも使える便利な単語です。
bringを使った表現で覚えておきたいのは、"bring back"(持って帰ってくる、連れて帰ってくる)です。"Can you bring me back a souvenir?"(お土産を持って帰ってきてくれる?)のように、元の場所に戻ってくるニュアンスを含みます。
take の基本的な意味と使い方
takeは「持っていく」という意味で、話し手や聞き手がいる場所から離れて何かを運ぶときに使います。bringとは逆の方向性を持ち、「あちらへ」という移動を表現します。
具体的には、"I'll take this book to the library."(この本を図書館に持っていきます)のように、自分がいる場所から別の場所へ物を運ぶ状況で使います。話し手が図書館にいない場合、takeが適切な選択になります。
人を連れていく場合にも使えます。"I took my children to the park yesterday."(昨日子どもたちを公園に連れていきました)という文では、話し手が公園という別の場所へ移動したことを示しています。
"take back"と"bring back"の違いは、視点の違いです。"Take me back home."は「家に連れて帰って」という意味で、話し手が今いる場所から家へ向かう移動を表します。一方、"Bring me back home."は、誰かに「私を家に連れ戻してきて」と依頼するニュアンスになり、依頼される人が後で話し手のいる場所に戻ってくることを含意します。
carry の基本的な意味と使い方
carryは「運ぶ」「携帯する」という意味で、方向性よりも「持ち運んでいる状態」に焦点を当てた単語です。bringやtakeと違い、どこへ向かうかではなく、持っている行為そのものを強調します。
重い荷物を運ぶ場合によく使われます。"Can you help me carry these boxes?"(この箱を運ぶのを手伝ってくれますか?)のように、物理的に何かを持ち運ぶ動作を表現します。
また、常に携帯しているものについても使えます。"I always carry my passport when I travel."(旅行するときはいつもパスポートを携帯しています)という文では、持ち歩いている状態を示しています。
carryは抽象的な意味でも使われます。"This project carries a lot of responsibility."(このプロジェクトには大きな責任が伴います)のように、責任や意味を「担う」という表現にも応用できます。
3つの単語のニュアンスの違いを理解する
この3つの単語を使い分けるコツは、視点と焦点の違いを理解することです。bringとtakeは方向性が重要で、話し手や聞き手との位置関係で決まります。一方、carryは方向性よりも運搬行為そのものに注目します。
実際の英会話では、"Bring your laptop to the office."(ノートパソコンをオフィスに持ってきて)と"Take your laptop to the office."(ノートパソコンをオフィスに持っていって)では、話し手がオフィスにいるかどうかで使い分けます。
carryを使う場合は、"Carry your laptop carefully."(ノートパソコンを慎重に運んで)のように、運ぶ動作や状態を強調したいときです。どこへ向かうかよりも、どう運ぶかが重要なポイントになります。
TOEIC学習や英会話の練習では、この違いを意識することで、より自然な英語表現ができるようになります。日本語では「持っていく」「持ってくる」「運ぶ」と区別しますが、英語でも同様に明確な使い分けがあると理解してください。
よくある質問と実践的な例文
「連れてくる」はbringとtakeのどちらかという質問をよく見かけます。答えは、話し手や聞き手がいる場所に向かって人を連れてくる場合はbring、離れた場所へ連れていく場合はtakeです。"Bring your sister to my house."(お姉さんを私の家に連れてきて)と"Take your sister to the hospital."(お姉さんを病院に連れていって)で違いが分かります。
英語で「運ぶ」を表現するとき、carryが最も一般的ですが、文脈によってはbringやtakeも使えます。重要なのは、方向性を示したいのか、運搬行為を示したいのかという違いです。
実際の会話例を見てみましょう。
- A: "Can you bring some drinks to the party tonight?"(今夜のパーティーに飲み物を持ってきてくれる?)
- B: "Sure, I'll bring beer and juice."(もちろん、ビールとジュースを持っていくよ)
この場合、Aはパーティー会場にいる前提で話しているため、bringを使っています。
もう1つの例です。
- A: "I need to take this package to the post office."(この荷物を郵便局に持っていかないと)
- B: "It looks heavy. Do you need help carrying it?"(重そうだね。運ぶの手伝おうか?)
Aは郵便局という別の場所への移動を示すためtakeを使い、Bは運搬行為そのものを手伝うことを申し出るためcarryを使っています。
まとめ:3つの単語を使いこなすために
bring、take、carryの違いを理解することは、英語学習において重要なステップです。これらの単語は日常会話で頻繁に使われるため、正しく使い分けられると、より自然で正確な英語表現ができるようになります。
簡単にまとめると、bringは「こちらへ持ってくる」、takeは「あちらへ持っていく」、carryは「運ぶ・携帯する」という基本的な意味の違いを押さえてください。実際の場面で使いながら、この感覚を身につけていくことが大切です。
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