英語のfewとlittleの違いと使い分け、使い方を英会話に役立つ例文付きで徹底解説!
最終更新日: 2026年3月1日

英語学習者なら一度は悩んだことがあるはず、"few" と "little" の違い。
どちらも「少し」という意味ですが、使い分けを間違えるとネイティブには不自然に聞こえてしまいます。
今回は、「使える言語力」を育てる語学学習プラットフォーム「Migaku」が、この2つの単語の違いとニュアンスを、例文を交えながら徹底的に解説していきます。
fewとlittleの基本的な違い
fewとlittleの最も重要な違いは、どんな名詞と一緒に使うかです。
fewは数えられる名詞(可算名詞)と一緒に使います。
例えば、"books"(本)、"people"(人)、"days"(日)など、1つ、2つと数えられるものです。
一方、littleは数えられない名詞(不可算名詞)と一緒に使います。"water"(水)、"time"(時間)、"money"(お金)など、量で表すものに使います。
この使い分けが基本中の基本ですが、実はもう1つ重要なポイントがあります。
それは、"a" が付くか付かないかで意味が大きく変わることです。
fewとa fewの違い
fewとa fewは、同じ可算名詞と使いますが、ニュアンスが正反対です。
"few" は「ほとんどない」という否定的な意味を持ちます。
期待していたよりも少なくて残念だ、というネガティブな気持ちが込められています。
例文を見てみましょう。
- "I have few friends in this city."(この街には友達がほとんどいない)
これは「友達が少なくて寂しい」というネガティブな気持ちが伝わってきますね。
一方、"a few" は「少しはある」というポジティブな意味です。
数は多くないけれど、いくらかはあって良かった、という前向きな表現です。
- "I have a few friends in this city."(この街には友達が何人かいる)
同じ状況でも、こちらは「少ないけど友達がいて嬉しい」という肯定的なニュアンスになります。
littleとa littleの違い
littleとa littleも、fewとa fewと同じ関係性です。
違いは不可算名詞と使う点だけです。
"little" は「ほとんどない」という否定的な表現です。
- "I have little time today."(今日は時間がほとんどない)
忙しくて時間が足りない、というネガティブな状況を表しています。
"a little" は「少しはある」というポジティブな表現です。
- "I have a little time today."(今日は少し時間がある)
多くはないけれど、いくらか時間があって何かできそうだ、という前向きな意味になります。
可算名詞と不可算名詞の見分け方
fewとlittleを正しく使い分けるには、名詞が数えられるかどうかを判断する必要があります。
数えられる名詞の特徴は、複数形にできることです。
"book" → "books"、"apple" → "apples" のように、"s" や "es" を付けられます。
数えられない名詞は、形が決まっていないものや、概念的なものが多いです。
液体(water、milk)、材料(rice、sugar)、抽象的な概念(love、information)などがこれに当たります。
ただし、英語と日本語で感覚が違う名詞もあります。
例えば "advice"(アドバイス)は英語では不可算名詞です。
日本語では「1つのアドバイス」と言えますが、英語では "a piece of advice" と表現します。
実践的な例文集
ここまでの解説を踏まえて、実際の英会話でよく使う例文を見ていきましょう。
【fewの例】
- "Few people understand this problem."(この問題を理解している人はほとんどいない)
【a fewの例】
- "I need a few minutes to finish this."(これを終わらせるのにあと数分必要です)
【littleの例】
- "There is little hope for success."(成功の見込みはほとんどない)
【a littleの例】
- "Can you wait a little longer?"(もう少し待ってもらえますか?)
日常会話では、a fewとa littleの方が圧倒的に使用頻度が高いです。
fewとlittleは、やや文語的で、フォーマルな場面や書き言葉で使われることが多い表現です。
よくある間違いと注意点
日本人学習者がよく間違えるポイントをいくつか紹介します。
1. "money"を可算名詞として扱ってしまう
1つ目は、"money" を可算名詞として扱ってしまうことです。
"few money" とは言えません。
正しくは "little money" です。
"money" は不可算名詞なので、「少しのお金」は little を使って表します。
ただし、"coins"(コイン) や "dollars"(ドル) のように数えられる名詞なら、 "a few coins" のように few を使うことができます。
2. "quite a few"の意味を誤解する
2つ目は、"quite a few" という表現です。
これは 「かなり多くの」 という意味で、直感に反するかもしれません。
"few" は「少ない」という意味ですが、 "quite a few" になると 「かなり多い」 という意味になります。
例えば次のように使います。
- I have quite a few friends here.(ここにはかなり多くの友達がいます。)
なお、不可算名詞の場合には "quite a little" という表現もあり、 こちらも 「かなり多くの」 という意味になります。
ただし、日常会話では "quite a few" の方がよく使われる表現です。
3. 否定文でfewを使ってしまう
3つ目は、否定文での使い方です。
"I don't have few friends" とは通常言いません。
「友達があまりいない」と言いたいときは、次のような表現を使います。
- I don't have many friends.(友達があまりいません。)
または
- I have few friends.(友達はほとんどいません。)
few はそれ自体に 否定的なニュアンス(ほとんど〜ない) が含まれているため、否定文と一緒に使うのは一般的ではありません。
まとめ
fewとlittleの違いをまとめると、数えられる名詞にはfew、数えられない名詞にはlittleを使います。
そして、"a" が付くと「少しはある」というポジティブな意味に、付かないと「ほとんどない」というネガティブな意味になります。
この使い分けをマスターすると、英語でのニュアンスの表現力が格段に上がります。
単に数や量を表すだけでなく、話し手の気持ちまで伝えられるようになるのです。
理解できたら、実際の英語コンテンツの中でこれらの表現を探してみてください。
ネイティブがどんな文脈で使っているかを観察すると、より深い理解につながります。
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