英語で本音を伝えるイディオム9選:真意を表す表現
最終更新日: 2026年1月7日

日本語には「本音と建前」という概念がありますが、英語圏の文化でも同じように表面的な言葉と本当の気持ちを使い分けることがあります。特にイギリス英語では間接的な表現が多く使われます。今回は、本音を表す英語のイディオムや表現を詳しく見ていきましょう。
「本音」は英語で何と言う?
「本音」を英語で表現する方法はいくつかあります。最も一般的なのは true feelings や real intention です。他にも what someone really thinks という言い方もよく使われます。
例えば:
- I want to know his true feelings.
彼の本音を知りたい。 - She finally revealed her real intention.
彼女はついに本音を明かした。
Honest opinion も本音を表す表現として頻繁に使われます。「To be honest」で始める文は、まさに本音を伝える合図です。
本音を表す基本的なイディオム
1. Speak one's mind
Speak one's mind は「思っていることをはっきり言う」という意味のイディオムです。建前を気にせず、本音を率直に伝える時に使います。
- He's not afraid to speak his mind.
彼は本音を言うことを恐れない。 - I wish she would speak her mind more often.
彼女がもっと本音を言ってくれたらいいのに。
2. Show one's true colours
Show one's true colours は「本性を現す」という意味です。普段は隠している本当の性格や考えが表に出る時に使われます。
- It took months, but he finally showed his true colours.
数ヶ月かかったが、彼はついに本性を現した。
このイディオムは、特にネガティブな本音が明らかになる場面で使われることが多いです。
3. Get something off one's chest
Get something off one's chest は「胸のつかえを下ろす」という意味で、ずっと言いたかった本音を打ち明ける時に使います。
- I need to get this off my chest — I don't agree with your decision.
言わせてもらうが、あなたの決定には賛成できない。
4. Cut to the chase
Cut to the chase は「本題に入る」という意味です。前置きや建前を飛ばして、核心的な話に入る時に使われます。
- Let's cut to the chase — are you interested or not?
本音で言おう。興味があるのか、ないのか?
イギリス英語の間接表現:建前の裏にある本音
イギリス人は間接的な表現を好むことで知られています。表面的には丁寧に聞こえる言葉が、実は本音では全く違う意味を持つことがあります。
- I hear what you say という表現は、文字通りには「あなたの言うことは聞いています」ですが、本音では「全く同意しません」という意味で使われることがあります。
- That's not bad は「悪くない」と言っていますが、本音では「かなり良い」という意味です。イギリス人は控えめな表現を好むため、このような言い方をします。
- With all due respect は「失礼ながら」という丁寧な前置きですが、実際には「あなたは完全に間違っています」という強い反対意見を述べる合図です。
直接的に本音を聞く表現
1. To be frank / To be honest
To be frank や to be honest は「正直に言うと」という意味で、本音を伝える前置きとして使われます。
- To be frank, I don't think it's a good idea.
正直に言うと、それは良い考えだとは思わない。 - To be honest with you, I'm not interested.
本音を言うと、興味がない。
2. Tell it like it is
Tell it like it is は「ありのままを伝える」という意味のカジュアルな表現です。飾らず、本音をストレートに言う時に使います。
- She always tells it like it is, even when it's uncomfortable.
彼女はいつも本音を言う、たとえそれが居心地悪くても。
3. Lay one's cards on the table
Lay one's cards on the table は「手の内を明かす」という意味で、隠していた本音や情報を全て開示する時に使われます。
- Let me lay my cards on the table — I want this position.
本音を言おう。私はこのポジションが欲しい。
感情を率直に表すイディオム
1. From the bottom of one's heart
From the bottom of one's heart は「心の底から」という意味で、本当の気持ちを強調する時に使います。
- I'm sorry from the bottom of my heart.
心から謝ります。
2. Straight from the shoulder
Straight from the shoulder は「率直に、遠慮なく」という意味です。本音をストレートに伝える様子を表します。
- He gave me his opinion straight from the shoulder.
彼は率直に意見を言ってくれた。
本音を使い分ける文化的な違い
英語圏でも、アメリカ人とイギリス人では本音の伝え方が大きく異なります。アメリカ英語は比較的直接的で、本音をはっきり言う傾向があります。一方、イギリス英語は婉曲的な表現を好み、本音と建前の使い分けが日本文化に近い部分があります。
英会話で本音を伝える時は、相手の文化的背景を考慮することが大切です。Speak one's mind することが評価される場面もあれば、もう少し控えめな I feel that や in my opinion といった表現の方が適切な場合もあります。
実践的な使い方のコツ
これらのイディオムを使う時は、状況と相手との関係性を考えましょう。ビジネスシーンでは to be frank や let me be honest のような丁寧な前置きを使い、友人同士なら tell it like it is や cut to the chase のようなカジュアルな表現が自然です。
本音を伝えるイディオムを覚えることで、英語でのコミュニケーションがより深く、誠実なものになります。表面的な会話から一歩進んで、本当の気持ちを共有できるようになるのです。
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