英語の時刻表現:half past・quarterの使い方完全ガイド
最終更新日: 2026年3月25日

英語で時刻を伝えるとき、"It's 3:30" のように数字だけで言うこともできますが、ネイティブスピーカーは "half past" や "quarter past" といった表現をよく使います。特にイギリス英語では日常会話でこれらのフレーズが頻繁に登場するので、自然な英会話を目指すなら必ず覚えておきたい表現です。この記事では、これらの時間表現の使い方と使い分けを詳しく解説していきます。
half pastの基本的な使い方
"half past" は「30分」を表す英語表現です。時計の針が半分(half)を過ぎた(past)という意味から来ています。
例えば、3時30分なら "half past three" と言います。数字の "3:30" や "three thirty" よりも、イギリス英語では "half past three" の方が一般的です。
使い方の基本ルールは簡単で、"half past" の後に時刻の数字を続けるだけです。
- 1:30 → half past one
- 5:30 → half past five
- 9:30 → half past nine
- 12:30 → half past twelve
"half past" は時刻を表すときの定番フレーズなので、英会話でスムーズに使えるようになると、ネイティブとの会話がぐっと自然になります。
quarter pastとquarter toの違い
"quarter" は「4分の1」という意味で、時計の15分を表します。ここで重要なのが "past" と "to" の使い分けです。
"quarter past" は「15分過ぎ」を意味します。時刻が15分を過ぎたときに使う表現です。
- 2:15 → quarter past two
- 4:15 → quarter past four
- 10:15 → quarter past ten
一方、"quarter to" は「15分前」を意味します。次の時刻まで15分残っている、つまり45分を表すときに使います。
- 2:45 → quarter to three(3時の15分前)
- 4:45 → quarter to five(5時の15分前)
- 9:45 → quarter to ten(10時の15分前)
この "past" と "to" の切り替えが、英語の時刻表現で最も重要なポイントです。
pastとtoの使い分けルール
英語で時刻を言うとき、30分を境界として "past" と "to" を使い分けます。このルールを理解すれば、どんな時刻でも自然に表現できるようになります。
0分から30分までは "past" を使います。「〇時を過ぎて△分」という意味です。
- 3:05 → five past three(3時5分過ぎ)
- 7:10 → ten past seven
- 8:20 → twenty past eight
- 11:25 → twenty-five past eleven
31分から59分までは "to" を使います。「次の時刻まで△分」という考え方です。
- 3:35 → twenty-five to four(4時まで25分)
- 7:40 → twenty to eight(8時まで20分)
- 8:50 → ten to nine(9時まで10分)
- 11:55 → five to twelve(12時まで5分)
この切り替えルールに慣れると、時計を見たときに瞬時に英語で時刻が言えるようになります。
o'clockとの使い分け
"o'clock" は「ちょうど〇時」を表す表現で、分がゼロのときだけ使います。
- 3:00 → three o'clock
- 9:00 → nine o'clock
- 12:00 → twelve o'clock
"o'clock" は "of the clock" が短縮された形で、正時を強調するニュアンスがあります。ただし、"half past" や "quarter past" と一緒には使いません。
間違った使い方:half past three o'clock ❌
正しい使い方:half past three ⭕
また、"o'clock" は分が含まれる時刻には使えないので、"3:30 o'clock" のような言い方は存在しません。時刻に分が含まれる場合は、"half past"、"quarter past"、または数字で表現します。
午前と午後の表現方法
英語で午前と午後を区別するには、"am" と "pm" を使います。または "in the morning"、"in the afternoon"、"in the evening" といったフレーズを付け加えます。
"am" と "pm" を使う場合:
- 8:30 am → half past eight in the morning
- 3:15 pm → quarter past three in the afternoon
- 9:45 pm → quarter to ten in the evening
会話では文脈から午前か午後かが明らかな場合、わざわざ "am" や "pm" を付けないこともあります。
例えば、"Let's meet at half past nine" と言った場合、朝の約束なら午前9時30分、夜の約束なら午後9時30分を指します。
ただし、時刻を明確にしたい場合や、12時間表記で混乱を避けたい場合は、しっかりと午前午後を伝えることが大切です。
イギリス英語とアメリカ英語の違い
"half past" や "quarter past" といった表現は、イギリス英語で特によく使われます。アメリカ英語でも理解されますが、アメリカでは数字で時刻を言う方が一般的です。
イギリス英語:half past three(3:30)
アメリカ英語:three thirty(3:30)
イギリス英語:quarter to five(4:45)
アメリカ英語:four forty-five(4:45)
とはいえ、アメリカでも "half past" や "quarter past" を使う人はいますし、逆にイギリスでも数字で時刻を言うことはあります。どちらの表現も知っておけば、英語圏のどこでもスムーズにコミュニケーションが取れます。
また、"half past" の代わりに "half three" という短縮形を使う地域もありますが、これはかなりカジュアルな表現なので、初心者のうちは "half past three" と丁寧に言う方が安全です。
実践的な会話例文
実際の英会話でこれらの時間表現がどう使われるか、例文で確認しましょう。
What time is it now?
今何時ですか?
It's quarter past two.
2時15分です。
What time does the meeting start?
会議は何時に始まりますか?
It starts at half past nine.
9時30分に始まります。
Can we meet at quarter to six?
5時45分に会えますか?
Sorry, I'm busy. How about ten past six?
ごめんなさい、忙しいです。6時10分はどうですか?
The train leaves at twenty to eight.
電車は7時40分に出発します。
これらの例文を見ると、"at" という前置詞を時刻の前に付けることが多いことに気づくでしょう。"at half past three"、"at quarter to five" のように、特定の時刻を指すときは "at" を使います。
よくある間違いと注意点
日本人学習者が "half past" や "quarter past" を使うときによくやってしまう間違いをいくつか紹介します。
間違い1:half past three thirty ❌
正しくは:half past three ⭕ または three thirty ⭕
"half past" と数字の "thirty" を一緒に使うことはできません。どちらか一方を選びましょう。
間違い2:quarter past to five ❌
正しくは:quarter to five ⭕
"past" と "to" を混同しないように注意してください。15分過ぎは "quarter past"、15分前(45分)は "quarter to" です。
間違い3:half to three ❌
正しくは:half past three ⭕
"half" に対しては常に "past" を使います。"half to" という表現は存在しません。30分は「過ぎた」時間なので、"past" が正しい使い方です。
これらの間違いを避けるには、"past" は0分から30分、"to" は31分から59分という基本ルールをしっかり覚えることが大切です。
時刻表現を自然に使いこなすコツ
"half past" や "quarter past" といった表現を自然に使えるようになるには、まず時計を見たときに英語で時刻を言う練習をすることです。
例えば、スマートフォンの時刻を見るたびに、英語で時刻をつぶやいてみましょう。3:30なら "half past three"、4:15なら "quarter past four"、8:45なら "quarter to nine" という具合です。
また、英語のドラマや映画を見るときに、登場人物が時刻について話すシーンに注目してみてください。イギリスのドラマでは特に、これらの表現が頻繁に使われています。
"minutes" という単語を付け加えることもできます。"twenty minutes past three" や "ten minutes to five" のように言うと、より丁寧で明確な印象になります。ただし、"quarter" や "half" には通常 "minutes" を付けません。
時刻表現は英会話の基本中の基本なので、しっかり練習して自分のものにしましょう。
英語の時刻表現をマスターしよう
"half past" は30分、"quarter past" は15分、"quarter to" は45分を表す便利な英語表現です。30分を境に "past" から "to" に切り替えるルールさえ覚えれば、どんな時刻でも自然に英語で言えるようになります。イギリス英語では特に日常的に使われるフレーズなので、ネイティブスピーカーとの会話をスムーズにしたいなら必須の知識です。時計を見るたびに英語で時刻を言う習慣をつけて、これらの表現を自分のものにしていきましょう。
理解できる英語のメディアを消費すれば、その中のメッセージや文章を少しでも理解できる限り、必ず上達します。それだけです。
Learn it once. Understand it. Own it.
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