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英語前置詞 for・since・during の違いを完全解説 | 使い分けをマスター

最終更新日: 2026年3月5日

英語における for・since・during の違い - Banner

英語の前置詞って、日本語にはない概念だから混乱しますよね。特に for、since、during の3つは、どれも「期間」や「時間」を表すのに使われるけど、実際にどう使い分けるのか分からなくて困っている人も多いはず。今回は、この3つの前置詞の違いを具体的な例文とともに徹底的に解説していきます。

前置詞 for の基本的な意味と使い方

まず for から見ていきましょう。for は「期間の長さ」を表す前置詞です。「どのくらいの間」という時間の長さに焦点を当てているんです。

for が表す時間の概念

for の後には、three days (3日間)、two weeks (2週間)、five years (5年間) のように、具体的な期間の長さが来ます。重要なのは、for は「いつから」という起点を示さないということ。あくまで「どれだけの長さ」だけを伝えるんです。

例文を見てみましょう。

I studied English for three hours. (私は3時間英語を勉強しました)

この文では、「3時間」という期間の長さだけが示されていて、何時から何時までかは分かりません。

She has lived in Tokyo for ten years. (彼女は東京に10年間住んでいます)

これも「10年間」という期間の長さを表していますね。現在完了形とよく一緒に使われるのが for の特徴です。

for を使った様々な例文

for は日常会話でも本当によく使います。いくつか実践的な例を挙げてみますね。

We've been friends for a long time. (私たちは長い間友達です)

He worked at that company for only six months. (彼はその会社でたった6ヶ月だけ働きました)

I haven't seen her for weeks. (何週間も彼女に会っていません)

They waited for two hours at the restaurant. (彼らはレストランで2時間待ちました)

どの例でも、for の後に来るのは期間の「長さ」を示す表現です。three days、a week、many years など、数字や量を含む表現が続くのが基本パターンなんです。

for と一緒に使われる時制

for は様々な時制と組み合わせて使えますが、特に現在完了形や過去形でよく見かけます。

現在完了形との組み合わせ: I have studied Japanese for five years. (私は5年間日本語を勉強しています)

過去形との組み合わせ: I studied Japanese for five years. (私は5年間日本語を勉強しました)

この2つの違いに注目してください。現在完了形だと「今も続いている」ニュアンスがあるけど、過去形だと「もう終わった」という意味になります。

前置詞 since の基本的な意味と使い方

次は since です。since は for とは全く違う役割を持っています。since は「起点」を示す前置詞なんです。

since が表す時間の概念

since の後には、2020 (2020年)、last Monday (先週の月曜日)、I was a child (私が子供だった頃) のように、具体的な「時点」が来ます。「いつから」という開始点を明確にするのが since の役割です。

I have lived in Tokyo since 2020. (私は2020年から東京に住んでいます)

この文では「2020年」という具体的な起点が示されていますね。

since と現在完了形の深い関係

since は現在完了形と一緒に使われることがほとんどです。というのも、since は「ある時点から現在まで続いている」という継続を表すからなんです。

She has been studying English since January. (彼女は1月から英語を勉強しています)

We have known each other since high school. (私たちは高校時代からお互いを知っています)

I haven't eaten anything since breakfast. (朝食から何も食べていません)

どの例でも、過去のある時点から現在まで続いている状態や動作を表しています。これが since の本質的な使い方です。

since の後に来る表現のパターン

since の後には主に3つのパターンがあります。

  1. 具体的な年や日付: since 2023 (2023年から) since March 15th (3月15日から)
  2. 過去を示す表現: since last week (先週から) since yesterday (昨日から) since this morning (今朝から)
  3. 節 (主語+動詞): since I moved here (ここに引っ越してきてから) since we met (私たちが出会ってから)

前置詞 during の基本的な意味と使い方

最後に during を見ていきましょう。during は for や since とはまた違った角度から時間を表します。

during が表す時間の概念

during は「特定の期間の中で」という意味です。重要なのは、during の後には「特定できる期間」が来るということ。the meeting (会議)、summer vacation (夏休み)、the war (戦争) のように、名詞が続きます。

I fell asleep during the movie. (私は映画の最中に寝てしまいました)

この文では「映画」という特定の期間の中で何かが起こったことを示しています。

during と for の決定的な違い

ここが混乱しやすいポイントなんですが、during と for は似ているようで全然違います。

during の後には「特定の期間」を表す名詞: during the summer (夏の間に) during my stay (私の滞在中に) during the concert (コンサート中に)

for の後には「期間の長さ」を表す表現: for three months (3ヶ月間) for a while (しばらくの間) for many years (何年も)

例えば: I stayed in Paris during the summer. (私は夏の間パリに滞在しました) I stayed in Paris for two months. (私は2ヶ月間パリに滞在しました)

最初の文は「夏」という特定の期間を示していて、2つ目の文は「2ヶ月」という長さを示しています。

during を使った実践的な例文

during は日常会話でもビジネス英語でもよく使われます。

She called me during lunch. (彼女は昼食中に私に電話してきました)

Many people visit Japan during cherry blossom season. (多くの人が桜の季節に日本を訪れます)

Please turn off your phone during the meeting. (会議中は携帯電話の電源を切ってください)

It rained a lot during our trip. (私たちの旅行中、たくさん雨が降りました)

どの例でも、during の後には「特定できる期間」を表す名詞が来ていますね。

for、since、during の使い分けを完全マスター

ここまで個別に見てきましたが、この3つを並べて比較してみましょう。理解が深まるはずです。

同じ状況を3つの前置詞で表現してみる

東京での生活を例に取ってみます。

I have lived in Tokyo for five years. (私は5年間東京に住んでいます) → 期間の「長さ」に焦点

I have lived in Tokyo since 2021. (私は2021年から東京に住んでいます) → 「起点」に焦点

I lived in Tokyo during my university years. (私は大学時代に東京に住んでいました) → 「特定の期間」に焦点

この3つの文は、それぞれ違う角度から同じ事実を伝えているんです。

よくある間違いパターン

英語学習者がよくやってしまう間違いを見ていきましょう。

間違い: I have lived here since five years. 正しい: I have lived here for five years.

since の後には「時点」が来るので、「5年間」という長さは使えません。

間違い: I studied during three hours. 正しい: I studied for three hours.

during の後には「特定の期間」を表す名詞が来るので、「3時間」という長さだけでは使えません。

間違い: She has been sick for Monday. 正しい: She has been sick since Monday.

「月曜日から」という起点を示すには since を使います。

from と until も一緒に覚えよう

時間の前置詞として、from と until (または till、by) も重要です。これらは for、since、during と組み合わせて使うことで、より正確な時間表現ができます。

from は「起点」を、until は「終点」を示します。

The store is open from 9 AM until 6 PM. (その店は午前9時から午後6時まで開いています)

I worked from morning until night. (私は朝から晩まで働きました)

from と since の違いは、from は現在完了形以外でも使えるという点です。

I will be in the office from 10 AM. (私は午前10時からオフィスにいます)

by は「期限」を示します。

Please finish this by Friday. (金曜日までにこれを終わらせてください)

実践的な練習問題

ここで理解度をチェックしてみましょう。括弧内に for、since、during のどれが入るか考えてみてください。

  1. I have been waiting ( ) two hours.
  2. She has worked here ( ) 2022.
  3. They met ( ) the conference.
  4. We haven't talked ( ) last month.
  5. He studied English ( ) five years.
  6. Many things happened ( ) the war.

答え:

  1. for (2時間という長さ)
  2. since (2022年という起点)
  3. during (会議という特定期間)
  4. since (先月という起点)
  5. for (5年という長さ)
  6. during (戦争という特定期間)

時制との関係を深く理解する

前置詞の使い方は、時制と密接に関係しています。特に since は現在完了形との組み合わせがほぼ必須です。

現在完了形と for、since

現在完了形は「過去のある時点から現在まで」を表す時制です。だから for と since がぴったりなんです。

I have studied Japanese for three years. (私は3年間日本語を勉強しています) → 3年前から今まで継続している

I have studied Japanese since 2023. (私は2023年から日本語を勉強しています) → 2023年という起点から今まで継続している

どちらも「今も勉強している」というニュアンスが含まれています。

過去形と during、for

during と for は過去形でもよく使われます。

I visited many museums during my trip to Paris. (パリ旅行中に多くの美術館を訪れました)

I stayed in Paris for one week. (私は1週間パリに滞在しました)

過去形の場合、「もう終わった」という完了のニュアンスが出ます。

未来形での使い方

未来のことを話すときも、これらの前置詞は活躍します。

I will stay in Japan for two months. (私は日本に2ヶ月滞在する予定です)

We will be in the meeting during lunch time. (私たちは昼食時間中に会議をしています)

from と until を組み合わせると、未来の予定をより明確に伝えられます。

I will be on vacation from July 1st until July 15th. (私は7月1日から7月15日まで休暇を取ります)

日本人学習者が特に注意すべきポイント

日本語と英語の時間表現は構造が違うので、日本人が間違えやすいポイントがいくつかあります。

「間」という日本語に惑わされない

日本語では「3年間」「夏の間」のようにどちらも「間」を使いますが、英語では前置詞が変わります。

3年間 → for three years (長さだから for) 夏の間 → during summer (特定期間だから during)

この違いを意識することが大切です。

「から」の訳し方

日本語の「から」は since、from、for のどれかになる可能性があります。

2020年から → since 2020 (起点、現在完了形と一緒に) 9時から → from 9 AM (起点、他の時制でも使える) 3日前から → for three days (長さを強調する場合)

文脈によって使い分けが必要なんです。

in との混同に注意

in も時間を表す前置詞ですが、使い方が違います。

in は「ある期間の中」を漠然と示します: in summer (夏に) in 2023 (2023年に) in the morning (午前中に)

during は「特定の期間全体」を示します: during summer vacation (夏休み期間中) during 2023 (2023年の間ずっと) during the morning meeting (午前の会議中)

微妙な違いですが、during の方がより具体的な期間を指すイメージです。

上級者向け: ニュアンスの違いを使いこなす

基本をマスターしたら、さらに細かいニュアンスの違いも理解していきましょう。

for の省略

実は、口語では for が省略されることがあります。

I've been here (for) three days. (ここに3日間います)

特にアメリカ英語では、all を使った表現で for を省略することが多いです。

I've been waiting all day. (一日中待っています) She studied all night. (彼女は一晩中勉強しました)

since のニュアンス

since には「それ以来ずっと」という継続のニュアンスが強く含まれています。

I haven't seen him since then. (それ以来彼に会っていません)

この文には、「今も会っていない」という現在までの継続が含まれているんです。

during の代わりに in を使う場合

during と in は置き換えられることもありますが、ニュアンスが少し変わります。

during the 1990s (1990年代の間ずっと) in the 1990s (1990年代のどこかで)

during の方が「その期間全体」を強調するイメージです。

まとめ: 3つの前置詞を自在に使いこなそう

for、since、during の違いを理解できましたか? 最後にもう一度整理しておきましょう。

for = 期間の長さ (three days、two weeks、five years など) since = 起点 (2020、last Monday、I was born など) during = 特定の期間 (the meeting、summer、my stay など)

この3つを使い分けられるようになると、英語での時間表現がぐっと正確になります。文法書で理解するだけじゃなくて、実際の英語コンテンツの中でこれらの前置詞がどう使われているかを観察することが本当に大切です。

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