「英語で“最⾼!”って、Greatだけ?」と思ってるあなたへ。
最終更新日: 2025年10月14日

誰かを褒めたり、「すごい!」って伝えたいとき、つい “Great!” ばっかり使ってない? ⽇本語だと「最⾼!」「まじでやばい!」みたいに⾔い回しが⾊々あるのに、英語だとついつい “Great” に頼っちゃう。
たとえば…
- 👕 友達の服がイケてたとき
- 🍿 映画を観終わったあとの感想で…
- 🧑💻 …仕事で「これだ!」っていう提案が出たとき
今回は、カジュアルな場⾯でもビジネスでも使える “Great” 以外の「最⾼!」表現をシチュエーション別にご紹介します。バリエーションを増やして、もっと⾃然に「最⾼!」を伝えられるようになっちゃいましょう!
シチュエーション別で使える「最高」の英語表現
まずは、⽇常会話や仕事の中でよくありそうなシーンを例に、“Great” に代わる英語表現を⾒ていきましょう。

『そのTシャツ、最⾼!』って英語ではどう⾔う?
“Cool”はもともと「涼しい」ですが、スラングでは「かっこいい」「イケてる」という意味に。たとえば友達のTシャツが最強にイケてる、そんなときは…
- Cool!
最⾼! - Cool t-shirt!
かっこいいTシャツだね! - Cool design!
イケてるデザイン!
定番ワードの”Cool”は短いけど気持ちがしっかり伝わる、覚えやすくて今⽇からでも使えそうです。
彼⼥と観に⾏った映画が「最⾼!」だった
最⾼な映画を⾒た感想もやっぱり”great”だけだとなんか物⾜りなくないですか?”Awesome!”は、こういうシチュエーションで活躍する単語の⼀つ。「すごい!」「感動した!」「かっこいい!」など、いろんな“ポジティブ”をまとめてくれる万能ワード。映画や⾳楽、友達の⾏動、⼈の性格など、なんでも使えちゃいます。
- That movie was awesome!
あの映画、最⾼すぎた! - She is awesome!
彼⼥、最⾼! - That’s awesome!
それめっちゃいいじゃん!
まだまだある!ネイティブが”awesome!”って⾔うシーン
“Awesome!” はリアクションにも便利。カジュアルなビジネスのやりとりや、友達との軽い会話でも⼤活躍。
例1: 友達同⼠の会話での使い⽅
- I found a very nice coffee shop near my house last weekend!
先週末、うちの近所で素敵なカ フェを⾒つけたんだ!- Awesome!
最⾼じゃん!
例2: チーム内などカジュアルなビジネスシーン
- Our boss loved our new idea!
上司がうちらの新しいアイディアめっちゃ気に⼊ってくれてたよ!- Awesome!
よっしゃ、最⾼!
そして“awesome”、こんな時にも使えます!友達と明⽇の予定を⽴てるシチュエーションを例にあげるとこんな感じ。
- How about 5pm?
5時はどう? - 5pm works for me!
5時いけるよ! - Awesome! See you tomorrow then.
最⾼!じゃあ明⽇よろしく!
フォーマルな場⾯で「最⾼」はネイティブはどう⾔う?

ここまでで紹介した2つの単語”cool”と”awesome”は仕事でもカジュアルな場⾯で使えるシーンはありますが、どちらかというとすこし砕けた⾔い回しなのでここからはフォーマルな場⾯でも使える「最⾼!」をご 紹介します。
たとえば、クライアントのプレゼンに感動した時…
- Your presentation was amazing.
あなたのプレゼン、素晴らしかったです!
“Awesome!”よりも少し落ち着いた印象を与えるのが”Amazing”。ビジネスシーンでは、ポジティブなフィードバックが信頼を築くカギになることも。単語を使った褒め⾔葉が⾔えるようになるだけで、相⼿との距離がグッと縮まるかも?
例1: チーム内のプロジェクトの進捗報告で使ってみよう
- We were able to finish the project one week ahead of schedule!
予定より1週間も早くプロジェ クト完了しました!- Amazing! This will definitely impress the client.
それは最⾼すぎる。クライアントも絶対喜ぶ!
→ 仕事のチーム内でのチャットで今⽇から使える!
例2: SNSやLINEでのリアクションで使える
- Look what I baked today!
今⽇こんなの作ったよ〜!- Amazing!
すごっ!
→ 写真やSNSのやりとりでリアクションをぱっと返す時に便利!
例3: 友達が推しのライブのチケットをゲットした
- I finally got tickets to see my favorite band next month!
来月のチケットゲット!ついに大好きなバンドに会える。- Amazing!
いいなー。最⾼!
→ うれしいおしらせを聞いた時の即レスに。
この他にも、友達同⼠でも仕事でも使える”great”に代わる単語はもっとあります。
- Wonderful
素晴らしい - Incredible
信じられないほどすごい - Excellent
優れた - Phenomenal
驚異的な - Brilliant
秀逸な、光ってる!
同じ「最⾼!」でも、使う単語次第でニュアンスが変わるのが⾯⽩いところ。「どの単語を使うか」で相⼿に与える印象が⼤きく変わるので、ぜひリアルな場⾯をイメージしながら覚えてみてください。
例文で見る「最⾼」を伝えるフレーズの使い分け方

“amazing”や“great”といった単語を覚えたら、次のステップ「最⾼!」をフレーズで表現すること。⽇本語でもリアクションが「すごい!」「やばい!」ばかりだと少し物⾜りなく感じることがありますよね?英語でも同じ。ネイティブがよく使う⾃然なフレーズをご紹介します。
Mind-blowing - 最⾼すぎて、⼼が吹き⾶んだ?!
“mind”=⼼、”blow”=ぶっ⾶ばす。つまり「⼼がぶっ⾶ぶくらい衝撃!」ってこと。
たとえば…
- That concert was mind-blowing.
あのライブ、ほんとに衝撃的だった! - The view from the mountain was absolutely mind-blowing.
⼭頂からの景⾊、マジで圧巻だった。
最⾼すぎて“great”や“amazing”じゃ物⾜りない、そんなときにこの表現、ぜひ使ってみてください。
Next level – ⽇本語の「レベチ」と同じ英語のスラングが?!
“next level”は直訳すると「次の段階 = レベル」ですが、⽇本語の「レベチ」がまさにこれ。何かが⾶び抜 けてすごかったときに◎。
たとえば…
- Her performance was next level.
彼⼥のパフォーマンス、次元が違った。 - This new phone is next level compared to the last one.
この新しいスマホ、前のと⽐べて格段に進化してるよ。
“Out of this world” – 最上級の褒め⾔葉はこれ!
直訳すると「この世界の外」、つまり「信じられないほど素晴らしい」ってこと。⾷べ物、景⾊、作品など、 ⽬の前のものに感動したときに思わず⼝にしたくなるフレーズです。
たとえば…
- The pasta we had in Italy was out of this world.
イタリアで⾷べたパスタ、ほんとに異次元だった。 - That movie was out of this world. I’ve never seen anything like it.
あの映画、マジでやばかった。あんなの⾒たことない。
“A game-changer” – 状況を⼀変させる存在!
もともとはスポーツ⽤語で、「試合の流れを変える存在」のこと。今では「⾰新的」「状況を⼀変させるも の」という意味で広く使われています。
たとえば…
- This new software is a total game-changer for our industry.
この新しいソフト、業界を変えるレベルだよ。 - Working remotely has been a game-changer for my work-life balance.
リモートワークで、働き⽅が劇的に変わった。
「すごい」を超えて、「世界を変えちゃうかも」って時に!ちょっとオーバーに聞こえるくらいが、英語ではちょうどいいのかもしれません。☺️
英語圏でも「最⾼」の⾔い⽅が違う?!

”最⾼!”を表すフレーズや単語って、英語圏でも地域によってちょっとずつ違うんです。アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、それぞれの⽂化や⼝調に合った表現があります。映画や海外ドラマを観るとき、どの国の英語なのかにも注⽬してみると新しい発⾒があるかも?!
たとえば:
🇺🇸 アメリカ英語
- That’s fire!
めちゃくちゃイケてる!- That’s dope!
やばい、かっこいい!
📌 "fire" は、流行りの曲やファッション、作品などが「最高にイケてる!」という意味で使われるスラング。海外のSNSのコメント欄で、That’s fire! の代わりに 🔥 (炎の絵文字)だけが使われているのを見かけたことがある人もいるかも?
🇬🇧 イギリス英語
- Brilliant!
素晴らしい!- That’s sick!
それ、超やばいっ!
📌 "brilliant" はイギリスでは「素晴らしい」の定番表現。"sick" は直訳すると「病気」ですが英語で「それ、やばいっ!」のようなニュアンスを持った言い回しとして使われます。
🇦🇺 オーストラリア英語
- Ripper!
最高すぎ!- Bloody fantastic!
マジで最高!
📌 "ripper" は「めちゃくちゃ良い!」といった意味で使われるスラング (日本語の「立派(リッパ)」に由来したスラングという噂もありますが、真意は不明 😅)。”bloody”は強調語で、かなりカジュアルなトーン、本来は「血まみれ」という意味の単語ですがオーストラリア英語やイギリス英語のスラ ングとして、肯定的/否定的の両方でとにかく強調したい時によく使われるスラングです。
まとめ:英語での「最⾼」の表現をマスターする⽅法
机に向かって単語帳を開くのもいいけど、Migakuを使って好きな映画を観たり、⾳楽を聴いたりしながら、「これ、使えそう」って思った表現を覚えていくのが、英語上達の近道。

特にセレブのインタビュー映像は、流⾏りのスラングの宝庫。たくさん聞いて、どんどん使って、⾃然に⾝につけちゃいましょう!
英語で「最⾼!」を伝える必須ポイントおさらい
英語で「最高!」って言いたくなる瞬間、きっと毎日の中にたくさんあるはず。
でも、”Great!”ばかりではもったいない!
今回紹介したように、シチュエーションによって言い回しを使い分けると、英語のリアクションもさらに自然に。
英語の「最⾼!」は、誰にどう伝えるかで、言葉や表現の選び方が変わるのが面白いところ。「最高!」の表現、どんどんアップデートして、もっとリアルな英語を楽しんでいきましょう✨
語学学習の極意英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。その繰り返しこそが、生きた英語力を伸ばす確かな道。