英語の主格代名詞を例文付きでわかりやすく解説!使い方や所有格・目的格・再帰代名詞との違いも
最終更新日: 2025年10月22日

英語を勉強するとき、最初に出会うのが「代名詞(pronoun)」ですよね✨
代名詞は、人や物を表すときに名詞の代わりに使う単語です。
とくに「主格」は、英語の文で主語になる代名詞。
英語の文章を正しく話す・書くためには、主格の使い方と形の違いを理解することがとても大切です💡
この記事では、英語の主格代名詞を中心に、所有格・目的格・再帰代名詞との違いや例文も交えて解説します。
英語の人称代名詞とは?
人称代名詞(personal pronoun)人称代名詞(personal pronoun)とは、英語で「人・物・こと」を表すために使う代名詞です。
たとえば、"Sammy loves music."→ "She loves music."のように、同じ人を何度も繰り返さないように、代名詞を使って表すのが自然な英語の話し方です。
英語の代名詞は、人を表すだけでなく、物や動物も表すことができます。
そして、日本語とは違い、代名詞の形が文中の働き(主語・目的語など)によって変化します。
英語の代名詞の種類と主格の位置づけ
英語の代名詞には、以下のような5種類があります👇
種類 | 英語名 | 代表的な形 | 働き(意味) |
|---|---|---|---|
主格 | Subjective case | I / you / he / she / it / we / they | 主語を表す |
所有格 | Possessive case | my / your / his / her / our / their | 所有を表す |
目的格 | Objective case | me / you / him / her / it / us / them | 目的語を表す |
所有代名詞 | Possessive pronoun | mine / yours / his / hers / ours / theirs | 「〜のもの」を表す |
再帰代名詞 | Reflexive pronoun | myself / yourself / himself / herself / itself / ourselves / themselves | 「〜自身」を表す |
この中で「主格」は、英語の文で動詞の前に置かれて、主語として働く形です。
つまり、「〜が〜する」ときの“〜が”を表す代名詞です💡
主格代名詞の使い方と例文
ここでは、主格代名詞の使い方について、例文を交えて解説します。
主格とは?
英語で主語になる代名詞のことを主格(subjective pronoun)といいます。
たとえば、以下の例文のように、「I」は文の主語で、“行動をする人”を表しています。
- 英:I study English every day.
- 日:私は毎日英語を勉強します。
主格代名詞の表(一覧)
人称 | 単数形 | 複数形 | 意味 |
|---|---|---|---|
一人称 | I | we | 私 / 私たち |
二人称 | you | you | あなた / あなたたち |
三人称(男性) | he | they | 彼 / 彼ら |
三人称(女性) | she | they | 彼女 / 彼女たち |
三人称(物・こと) | it | they | それ / それら |
「you」は単数でも複数でも使えるのがポイント💡
日本語では区別されますが、英語では同じ形なんです。
主格代名詞の例文集
主格 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
I | I am happy. | 私は幸せです。 |
you | You are smart. | あなたは頭がいいです。 |
he | He plays soccer. | 彼はサッカーをします。 |
she | She likes cats. | 彼女は猫が好きです。 |
it | It is cold today. | 今日は寒いです。 |
we | We study English together. | 私たちは一緒に英語を勉強します。 |
they | They are students. | 彼らは学生です。 |
💡 ポイント 💡
英語の例文を音読すると、発音のリズムもつかめて覚えやすくなりますよ🎶
主格・所有格・目的格・再帰代名詞の違い
同じ「人」を表しても、英語では文中の働き(主語・目的語・所有など)によって形が変わるのが特徴です。
種類 | 働き | 例 | 解説 |
|---|---|---|---|
主格 | 主語を表す | I play tennis. | 「I=私が」動作をする側。 |
所有格 | 所有を表す | This is my bag. | 「my=私の」所有を表す。 |
目的格 | 目的語を表す | He helps me. | 「me=私を」動作を受ける側。 |
再帰代名詞 | 自分を表す | I taught myself English. | 「myself=自分自身を」表す。 |
💡 ポイント 💡
英語を使う場合、この形の違いを意識しないと、文法的に不自然になってしまうので注意⚠️
主格代名詞を使うときのポイント
- 主語が必要な英語では、主格がないと文が成立しません。
例:❌ “Like coffee.” → ✅ “I like coffee.” - 動詞は主語(主格)に合わせて形が変わります。
例:He plays, They play。 - 「that」「this」「it」なども物やことを表す主語になります。
- This is my dog.
- That is her house.
- It looks delicious!
主格代名詞を正しく使うことで、英語の文章が自然に聞こえるようになります。
💡 ポイント 💡
会話では「(I) Can’t wait!」や「(I’m) Looking forward to it!」、「(It’s) Nice to meet you!」のように主語(主格)が省略されることもありますが、文法的には「I」が省略されていると考えられます。 フォーマルな文やライティングでは基本的に 主格(主語)は必要です。
よく混同される英語の代名詞
英語学習を始めたばかりの人が混乱しやすいのが、主格と所有格・目的格の使い分けです。
たとえば👇
英:You know me.
日:あなたは私を知っている。
英:I know you.
日:私はあなたを知っている
同じ単語「you」でも、主格にも目的格にも使われる特殊な代名詞なんです。
また、they / them / their / theirsのように、形が4種類ある代名詞もよく出ます。
最初は混乱しても大丈夫!表にして練習するとすぐ慣れますよ💪
英語の主格代名詞の覚え方と練習法
- 1️⃣ 英語の例文を声に出す
(I / you / he / she / it / we / they) - 2️⃣ 同じ意味の文を代名詞を変えて言い換える
例:He is kind. → She is kind. → They are kind. - 3️⃣ 日本語→英語変換の勉強で主格を意識する
- 「私は学生です」→ “I am a student.”
- 「彼らは友達です」→ “They are friends.”
英語の人称代名詞は、会話でもよく使う基本中の基本なので、 主格・所有格・目的格・再帰代名詞の形をまとめて覚えるとラクです🌿
英語の人称代名詞をもっと自然に使えるようになるには?
英語で「I」「you」「they」などの人称代名詞を覚えるのは大事ですが、 単語を知っているだけでは“使える英語”にはなりません。
たとえば、
“I study English.” → “I study English every day because I love learning new things.”
このように、主格代名詞を使って文を発展させる練習を重ねることで、自然な英語が身につきます🌿
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まとめ:主格を理解して英語の基本を固めよう
英語の主格代名詞は、「文の主語として働く大切な形」です。
I / you / he / she / it / we / they を理解し、所有格(my, your, his, her, our, their)や目的格(me, you, him, her, us, them)との使い分けを覚えることが、正確で自然な英文を作る第一歩です💡
英語を話す場合、主語(=主格)がないと文が成立しませんが、会話では “(I) Can’t wait!” のように主格を省略して話すこともよくあります。
それでも頭の中では「I」が隠れている——この感覚をつかむのが英語の理解を深めるコツです✨
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
Keep practicing, and have fun learning English!💪🔥