英語の動詞の過去分詞を攻略！不規則動詞の形、使い方、覚え方を活用パターン一覧表付きで紹介
最終更新日: 2025年11月3日
英語を勉強していると、「過去分詞」という言葉をたくさん見かけますよね。
でも、
- 「過去形とはどう違うの？」
- 「どんな場合に使うの？」
と混乱してしまう人も多いと思います。
今回の記事では、英語の動詞の過去分詞の意味や使い方、不規則な活用パターン、そして高校や授業でも習う基本の文法ポイントをわかりやすく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
たくさんの例文と一覧表を通して、動詞の形の変化をしっかり確認していきましょう✨
高校の授業でも必須の英文法「過去分詞」とは？
まずここでは、過去分詞の意味と基本の使い方について解説します。
過去分詞の意味と基本の使い方を解説
過去分詞とは、英語の文法で「完了」「受け身」「状態」を表す動詞の形のことです。
動詞の原形・過去形・過去分詞形の3つの分詞形のうち、3番目にあたります。
たとえば「eat（食べる）」という動詞の変化を見てみましょう。
原形 | 過去形 | 過去分詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
eat | ate | eaten | 食べる |
この「eaten」が過去分詞形です。
過去分詞は、英語の完了形や受動態で使われる大切な形で、名詞を修飾する形容詞的な表現としても使われます。
過去形が「行動の時点」を表すのに対し、過去分詞は「結果」や「状態」を強調します💡
英語の過去分詞を使う場合のポイント
英語の動詞の過去分詞を使う場合、完了形や受動態などの構文を意識するのがポイントです。
完了形・受動態・名詞の修飾を例文で紹介
- 完了形（have＋過去分詞）
I have eaten breakfast.（朝ごはんを食べた） - 受動態（be＋過去分詞）
The door was closed.（ドアが閉められた） - 名詞を修飾する場合
a broken heart（壊れた心）
過去分詞の使い方で特に注意が必要なのは、現在分詞との違いです。
- The movie was exciting.（その映画はワクワクする）
- I was excited about the movie.（私はワクワクした）
このように、現在分詞は「〜している」、過去分詞は「〜されている」という意味の違いがあります😊
過去分詞の作り方と活用パターン
過去分詞の作り方には、規則動詞と不規則動詞の2種類があります。
英語の文法では、動詞の原形からどのように形が変化するかを理解するのが大事です。
規則動詞の作り方と変化ルール
規則動詞は「ed」を加えて過去形と過去分詞を作ります。
語尾によって作り方が少し異なります。
原形 | 過去形 | 過去分詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
play | played | played | 遊ぶ |
work | worked | worked | 働く |
語尾の変化ルールを確認しておきましょう。
- eで終わる動詞 → loved（love＋d）
- yで終わる動詞 → studied（study＋ied）
- 子音＋母音＋子音 → stopped（stop＋ed）
不規則動詞の活用パターン
不規則動詞は決まったedの語尾変化をしません。英語ではこの不規則な動詞が多く登場します。
パターン | 原形 | 過去形 | 過去分詞 | 意味 |
|---|---|---|---|---|
AAA型（同じ形） | cut | cut | cut | 切る |
ABB型 | build | built | built | 建てる |
ABC型（異なる形） | begin | began | begun | 始める |
ABA型 | come | came | come | 来る |
こうしたパターンを分けて覚えると、動詞の活用が頭に入りやすくなります🎓
英語でよく使う動詞の過去分詞一覧表
次に、英語で頻出する動詞の過去分詞を見てみましょう。
この表は高校の授業でもよく参考にされる内容です。
原形 | 過去形 | 過去分詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
be | was/were | been | 〜である |
go | went | gone | 行く |
come | came | come | 来る |
have | had | had | 持つ |
see | saw | seen | 見る |
do | did | done | する |
get | got | gotten/got | 得る |
make | made | made | 作る |
take | took | taken | 取る |
write | wrote | written | 書く |
過去分詞は動詞ごとに異なる形をとるので、一覧表を参考にしながら勉強するのがおすすめです📖
【例文付き】過去分詞の使い方を確認しよう
過去分詞は英語の文法の中でも、使い方が多くの場面で登場します。
完了形（have＋過去分詞）
- I have finished my homework.（宿題を終えた）
受動態（be＋過去分詞）
- The cake was eaten by Tom.（ケーキがトムに食べられた）
名詞を修飾する形容詞的用法
- a broken window（壊れた窓）
補語としての使用
- The shop is closed.（その店は閉まっています）
- I found the door locked.（ドアが閉まっているのに気づいた）
このように、過去分詞の表現は文の中で状態や結果を伝える働きをします🔑
過去分詞の覚え方・勉強法
英語の過去分詞を覚えるコツは「グループ分け」と「反復練習」です。
同じ語尾や変化パターンの動詞をセットにして覚えると、記憶に残りやすくなります。
問題集を解いて知識を定着させる
参考書やリスニングで学ぶのも効果的ですが、紙の問題集を使って手を動かすことで、過去分詞の形や使い方がより深く定着します。
特に、原形・過去形・過去分詞をセットで書いて覚えるトレーニングは効果的です。
また、完了形や受動態などの英文を実際に書いてみると、「どの形を使うか」を自分の中で判断できるようになります✍️
間違えた問題はそのままにせず、なぜその形になるのかを確認しておくと、似た問題にも強くなれます。 勉強中の小さな「わかった！」を積み重ねていくことが、英語力アップの近道です🌿
アプリを活用する
スマホアプリを使うと、効率よく学習できます。
iPhone向けアプリでは、スペルを入力して答えるクイズ形式のものが人気です。
Android向けアプリでは、ABC型やABB型などの不規則活用パターンを選んで勉強できるタイプもあります。
また、英文中で過去分詞を使う問題に挑戦するアプリもあり、実践的に学べて便利です📱
このように、無料のアプリを使えば、動詞の過去分詞形を楽しく覚えられます。
実際に使われている英語に触れる
英語の動詞の過去分詞は、文法書だけでなく「実際に使われている英語」に触れることで自然に身につきます。
Migakuを活用すれば、完了形・受動態・不規則動詞などの文法ポイントを、例文や音声を通して「使いながら覚える」ことができます。
たとえば、英語のドラマやニュースの中で “been” や “gone” が出てきたとき、「これって過去分詞だ！」と気づけるようになる瞬間があります。
そうやって何度も見聞きしていくうちに、文法が感覚として定着していくんです✨
もう英語の学習を、机の上だけで終わらせない。
本物の英語に触れながら、動詞の活用や表現を「自分のもの」にしていきましょう💫
【FAQ】よくある間違い・混乱ポイント
ここでは、過去分詞に関するよくある質問に回答します。
Q1：過去分詞と現在分詞の違いは？
現在分詞は「〜している」、過去分詞は「〜されている」を意味します。
Q2：過去分詞と過去形の違いは？
過去形と過去分詞は見た目が似ているものもありますが、文法上の意味と使われ方がまったく異なります。
過去形は「過去に起こった事実・動作そのもの」を表す形です。
Q3：過去分詞と動名詞の違いは？
動名詞（〜ing）は名詞の働きをし、過去分詞は形容詞や補語として使います。
Q4：過去分詞構文との違いは？
分詞構文は文を短くする表現で、主語が同じ場合に使います。
Q5：不定詞との違いは？
不定詞（to＋動詞の原形）は「〜するために」を表すことが多く、過去分詞とは文法的な役割が異なります。
Q6：過去分詞の後に目的語を使うのは間違い？
受動的な意味をもつため、目的語ではなく「by〜」で動作主を表します。
まとめ｜過去分詞をマスターして未来の英語力をアップ
過去分詞は「〜された」だけでなく、「経験を積んできた結果」を伝える英語のキーです。
完了形や受動態を通して、あなたの英語の表現力を未来へ広げていきましょう🚀
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
Let’s enjoy learning and keep moving forward with your English journey!💪