英語の指示代名詞まとめ!this/that/these/thoseの4つの用法や意味を一覧表付きでわかりやすく解説
最終更新日: 2025年12月10日

英語の指示代名詞は、日常会話でも英文法でも頻出の表現で、英語の代名詞の中でも特に重要な種類です。
名詞の代わりに使うことで文を読みやすくし、英語の文に必要な「距離」「数」「特定性」を表す役割があります。
この記事では、英語学習者がつまずきやすい this、that、these、those の意味や使い方、さらに such や one、some など関連する用法まで一覧でまとめてわかりやすく解説します✨
英語勉強中の人はぜひ参考にしてください🚀
中学英語の基礎文法「指示代名詞」とは
指示代名詞とは、人や物、内容を指し示すために使う英語の代名詞のことです。
this、that、these、those が中心で、英文法の基本として中学の段階から登場します。
これらは、名詞の代わりに主語として使ったり、名詞の前に置いて形容詞のように使ったりできます。
英語では、聞き手にとって何を指すのかを明確にする目的で使われ、文の内容を整理するのに役立ちます。
this/that/these/those の意味と使い方
指示代名詞は「距離」と「単数・複数形」で考えると一気にわかりやすくなります。
指示代名詞 | 数 | 距離 | 意味 |
|---|---|---|---|
this | 単数 | 近い | 近くにあるものを指す |
that | 単数 | 遠い | 離れた場所にあるものを指す |
these | 複数形 | 近い | 近くにある複数のものを指す |
those | 複数形 | 遠い | 離れた場所にある複数のものを指す |
例文:
- This is my bag(これは私のかばんです)
- That is your phone(あれはあなたの電話です)
- These are my friends(これらは私の友達です)
- Those are new students(あれらは新入生たちです)
この4つを覚えれば、英語の指示代名詞の基本の使い分けはほぼ理解できます。
指示代名詞の4つの用法
英語の指示代名詞は、距離や文脈によって意味が変化し、使い方も複数あります。
ここでは this / that / these / those が持つ代表的な4つの用法をわかりやすく整理します。
具体的な人や物を指す用法
目の前の物や人を指し示す最も基本的な用法です。
単数なら this / that、複数形なら these / those を使います。
また、名詞の前に置いて形容詞のように使うこともあります。
例文:
- Look at this picture(この写真を見て)
話の内容を指す this と that
会話や文章で前に出た内容を指し示す場合、that がよく使われます。
内容全体をまとめて指すため、it よりも範囲が広いのが特徴です。
例文:
- He passed the exam. That surprised everyone(彼が合格した。それはみんなを驚かせた)
このように、that は文の内容全体を指すことができます。
名詞の繰り返しを避ける that と those
同じ名詞を繰り返したくないとき、that や those を名詞の代わりに使います。
one / ones との違いとして、that / those の方が少しフォーマルな印象がある点に注意してください。
例文:
- I like the small cakes better than those on the right(右側のものより小さいケーキの方が好き)
名詞の代わりに使えることで、文がすっきりするのが目的です。
「〜する人々」を表す those who〜
関係代名詞 who を使い、「〜する人々」という特定のグループを表すことができます。
英語学習では頻出の構文で、英文法でも重要な表現です。
例文:
- Those who study every day improve quickly(毎日勉強する人たちは上達が速い)
who の部分には行動や性質が入り、特定の人々を表すことができます。
その他の指示代名詞:such / the same / some の使い方
指示のニュアンスを表す英語表現は、this / that 以外にも存在します。
ここでは such、the same、some の基本的な使い方をコンパクトに紹介します。
such の用法
such は「そのような」「とても〜な」という意味で、人や物の性質を表します。
that と組み合わせて「so that」構文に発展するケースもある種類の表現です。
例文:
- I’ve never seen such a view(こんな景色は見たことがない)
the same の用法
the same は「同じ」という特定の対象を指し示します。
名詞の前に置くことが多く、英語の指示の中でもよく使われる形です。
例文:
- We chose the same color(私たちは同じ色を選んだ)
some を名詞の代わりに使う場合
some も名詞の代わりとして使われることが多く、英語で数量を表すときに便利です。
人にも物にも使えるため、英語学習ではよく登場します。
例文:
- Some are new, and some are old(新しいものもあれば、古いものもある)
this/that/these/those のよくある混乱ポイント
指示代名詞では、以下の点で混乱が起きやすいので注意が必要です。
- this / that:距離だけでなく心理的距離でもどちらを使うかが決まる
- it と that:it は特定の1つ、that は内容全体を指すことがある
- they と those:they は代名詞、those は指示代名詞で役割が異なる
- which を使う関係代名詞と混同しやすい
- 表で整理すると学習しやすい
さらに、指し示す対象が単数か複数形かで主語の一致が必要になる点も、英文法では重要です📘
指示代名詞の使い分けポイント
英語の指示代名詞 this、that、these、those は、以下の3つで理解すると使いやすくなります。
- 距離
- 単数 / 複数形
- 文脈(内容・目的)
指し示す対象が誰なのか、どちらが適切なのかを考えるクセがつくと、英文法そのものがわかりやすくなり、学習もスムーズに進みます。
中学の段階から何度も登場する表現なので、すべての基礎を固めるつもりで、例文に触れながら覚えていってくださいね🌟
英語の指示代名詞をもっと自然に使えるようになるには?
this / that / these / those は、距離感や文脈で使い分けるから、“説明を読むだけ”ではなかなか感覚がつかみにくい表現です。
でも、英語の生きた場面に触れる機会が増えるほど、どちらを使うべきかが直感的にわかるようになります📘✨
Migaku の基礎コースでは、よく使われる1,500語と基本文法ポイントを、例文と音声を通して学べるので、指示代名詞の感覚を土台からしっかり身につけられます。
今日の学びを、実際のコンテンツに触れる中で少しずつ“使える力”に変えていこう💪✨
まとめ:That’s All You Need
英語の指示代名詞 this / that / these / those は、「距離」「単数・複数」「話題の流れ」の3つを押さえるだけで、一気に使いやすくなります。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
Good luck, and enjoy mastering these tiny but powerful words! 🌟