英語の方言・訛りの特徴を国・地域別に紹介!アメリカ英語・イギリス英語の違いも解説
最終更新日: 2025年11月13日

英語学習やTOEICの勉強をしていて、
- 「アメリカ英語とイギリス英語って何が違うの?」
- 「アメリカ英語で統一すべき?」
- 「イギリス英語も混ざってるけどいいの?」
などと感じたことはありませんか?
英語を勉強し始めると、どちらを使ったらいいか迷う瞬間が必ずやってきます。
単語のスペルや発音、表現の違いを知るほど、「どっちが正しいの?」と悩む人は少なくありません。
同じ英語でも方言や訛り、発音の違いがあり、英語の世界はとても多様です🌏
この記事では、世界各地の英語の方言を紹介しながら、国や地域によって異なる特徴や言葉の使われ方を発音付きで解説します。
英語勉強中の人はぜひ参考にしてください✨
英語にも方言や訛り(アクセント)はある?
英語にも、もちろん方言や訛り(アクセント)があります。
英語で「方言」は dialect、「訛り」は accent と呼ばれます。
方言(dialect)は、語彙・文法・発音の使い方などが地域によって異なる言語変種のことを指します。
一方で訛り(accent)は、音やイントネーション(抑揚)の特徴を表します。
例えば、同じネイティブでも、イギリス英語とアメリカ英語を比べると、同じ単語でも音が違って聞こえます。
アメリカ南部に住む人が話す英語は柔らかく、西部や北部ではリズムやrの発音が異なります。
これは言語が進化する過程で、歴史・文化・階級・教育など、さまざまな要素が関わっているためです🎧
英語の標準語とは?|“標準英語”の考え方
「標準英語(Standard English)」とは、英語圏の中で最も広く使われる形式的な英語のことです。
学校教育や公的文書、ニュースなどで使われる英語を指し、「正しい英語」とみなされる場合もあります。
しかし、言語は生きており、地域や文化によって常に変化します。
イギリス(英国)で標準とされる「Received Pronunciation(RP)」と、アメリカで標準とされる「General American(GenAm)」でも、語の発音や意味、表現に違いがあります。
たとえば、アメリカでは「color」、イギリスでは「colour」と書きます。
どちらも正しい英語ですが、標準の基準は国によって異なります✍️
日本でも標準語と関西弁など、地域でイントネーションや言葉使いに違いがあるのと同じですね🎶
国や地域によって異なる英語の方言とは?
世界中で約20億人が英語を話しており、母語・第二言語・公用語として使用されています。
そのため、英語の方言の数は正確には把握できないほど多いです。
アメリカだけでも南部・西部・中西部・東海岸など、地域によって方言が存在します。
イギリスでもロンドン、スコットランド、ウェールズなど地方ごとに語彙や発音が異なります。
一体なぜ、英語の方言がこれほど多いのでしょうか。
それは、英語が世界中に広まり、各国の文化や日本語・フランス語・ヒンディー語のような他の言語と混ざり合ってきたからです🌍
【国別】英語の方言と訛りの種類・特徴
ここでは、主要な英語圏の方言を国別に紹介します。
同じ英語でも、地域によって本当に違うんです!👀
🇺🇸 アメリカ英語(American English)
アメリカ英語は、地域によってかなりバリエーションが多いのが特徴です🗽🇺🇸
南部では「y’all(あなたたち)」や「fixin’ to(〜しようとしている)」といった方言が使われ、西部ではスラング的な表現も多く聞かれます。
また、アメリカ英語は「r」をしっかり発音する「rhotic(ローティック)」な英語で、イギリス英語のようにrを落とすことは少ないです。
音の強弱がはっきりしており、イントネーションもダイナミック。
語彙的には、「apartment(米)」=「flat(英)」のように異なる単語が使われます🏙️
人種やバックグラウンドによってもイントネーションが異なり、同じニューヨークでも、ハーレムとブルックリンではトレンドのスラングが違ったりするのもアメリカ英語の特徴です。
🇬🇧 イギリス英語(British English)
イギリス英語は、地方や階級による訛りの差が大きいことで有名です。
クイーンズ・イングリッシュ(BBC English)は発音が明瞭で、thの音がしっかり発せられます。
一方、ロンドンの「Cockney」やリバプールの「Scouse」などでは音が独特です。
たとえば「think」は「fink」、「that」は「dat」と発音される場合もあります。
スコットランド出身の人の英語は、単語の語尾を上げるイントネーションが特徴で、地方によっては語彙が全く異なることもあります🎩
インド英語(Indian English)
インドでは、英語が公用語として使われており、話者数も非常に多いです。
インド英語の発音はrやt、dを強く発する傾向があり、母語の影響でリズミカルなイントネーションが生まれています。
また、“Please do the needful.” や “Prepone the meeting.” のような独特の英語表現が多く、他国では使わない単語もあります。
英語とインドの言語文化が混ざり合った、非常に興味深い英語です🇮🇳
🇸🇬 シンガポール英語(Singapore English / Singlish)
シンガポールでは、英語が公用語の1つですが、多くの人が中国語やマレー語など、他の言語も話します。
そのため、英語の方言である「Singlish」は、いろいろな言語が混ざった特有のリズムを持っています。
語尾に「lah」「leh」「meh」を付けるのが特徴で、感情を表す役割を果たします。 例:
- “Can lah!”(できるよ!)
- “No need leh.”(必要ないよ〜)
シンガポール英語は、意味よりも雰囲気や文脈を重視して話す場合が多く、まさに“多文化の英語”です🇸🇬
🇯🇲 ジャマイカ英語(Jamaican English)
ジャマイカの英語は、アフリカ系言語の影響を強く受けています。
「Patwa(パトワ)」と呼ばれるクレオール語が有名で、発音も音楽的。
“Wah gwan?”(How are you?)や “Mi deh yah.”(I’m here.)など、語彙や文法が英語と異なる部分も多いです。
音楽やリズムの文化と密接に結びついた、独特な英語です🎶
🇳🇬 ナイジェリア英語(Nigerian English)
ナイジェリア英語は、「ピジン英語」として知られ、英語をベースに現地語が混ざっています。
発音は強めでテンポが速く、リズム感があります。
例:
- “How now?”(調子どう?)
- “I dey go.”(行くところだよ)
英語を自分たちの文化に合わせて使うナイジェリアの人々の姿勢は、とてもエネルギッシュです🌍
🇦🇺 オーストラリア英語(Australian English)
オーストラリア英語は、イントネーションが少し鼻にかかるように聞こえるのが特徴です。
語彙もユニークで、「brekkie(朝ごはん)」「arvo(午後)」など、短縮語をよく使います。
イギリス英語の影響を受けつつも、独自のスラング文化が発展しました。
発音的には「day」が「dye」に近く聞こえることもあります🇦🇺
🇨🇦 カナダ英語(Canadian English)
カナダ英語は、イギリス英語とアメリカ英語の中間的な存在です。
スペルはイギリス式を使用しつつ、発音はアメリカ寄り。
また、「about」が「aboot」と聞こえるなど、音の上がり下がりが独特です。
人によって使う単語や発音が異なるのもカナダらしい多様性ですね🍁
🇳🇿 ニュージーランド英語(New Zealand English)
ニュージーランド英語は、オーストラリア英語と似ていますが、母音が異なります。
「fish and chips」が「fush and chups」に聞こえるのは有名な例です。
マオリ語由来の言葉も多く使われ、地域によって言葉の響きや意味が変化します。 自然と調和した穏やかなイントネーションが印象的です🌿
🇵🇭 フィリピン英語(Philippine English)
フィリピン英語は、アメリカ英語の影響を強く受けた英語です。
植民地時代の歴史から英語教育が根付いており、現在では公用語の1つとして広く使われています🇵🇭
発音はアメリカ寄りですが、語彙やイントネーションにはフィリピン特有の柔らかさがあります。
たとえば “comfort room(トイレ)” や “open the light(電気をつける)” など、
英語話者でも一瞬「?」となる独自の表現を使う場合があります💡
オンライン英会話の講師など、多くのフィリピン人が流暢な英語を話すのも特徴。
地域によって発音のクセは少し異なりますが、世界中で通じる自然な英語を使う人が多いです。
イギリス英語とアメリカ英語の違いを解説
英語の中でも、イギリス英語とアメリカ英語は最もよく比較される2つのタイプです。
発音、単語、スペル、表現など、さまざまな点で異なっています🇬🇧🇺🇸
発音の違いを聞き比べてみよう
英語の発音は地域によって大きく変化します。
特にイギリス英語とアメリカ英語では、同じ単語でも音がまったく違う場合があります。
以下の表では、代表的な単語を比較してみましょう🎧
ボタンを押して、ぜひ発音の違いも比較してみてください👂
単語 | イギリス英語(UK) | アメリカ英語(US) | 意味 |
|---|---|---|---|
schedule | /ˈʃedjuːl/ | /ˈskedʒuːl/ | スケジュール |
data | /ˈdeɪtə/ または /ˈdɑːtə/ | /ˈdeɪtə/ | データ |
advertisement | /ədˈvɜːtɪsmənt/ | /ˌædvərˈtaɪzmənt/ | 広告 |
garage | /ˈɡærɑːʒ/ | /ɡəˈrɑːʒ/ | ガレージ |
privacy | /ˈprɪvəsi/ | /ˈpraɪvəsi/ | プライバシー |
単語や表現の違い
発音だけでなく、語彙にも違いがあります。
アメリカでは “apartment” と言いますが、イギリスでは “flat”。
また、“elevator(米)” と “lift(英)”、“truck(米)” と “lorry(英)” のように、 日常的な単語が異なることも多いです。
アメリカ英語とイギリス英語で異なる英単語を以下にまとめました👇
意味 | イギリス英語(UK) | アメリカ英語(US) |
|---|---|---|
アパート | flat | apartment |
エレベーター | lift | elevator |
トラック | lorry | truck |
映画 | film | movie |
ゴミ | rubbish | trash / garbage |
サッカー | football | soccer |
クッキー | biscuit | cookie |
ズボン | trousers | pants |
ガソリン | petrol | gas / gasoline |
授業 / 科目 | lesson | class |
休暇 | holiday | vacation |
交差点 | crossroads | intersection |
歩道 | pavement | sidewalk |
レストランの勘定書 | bill | check |
スペルの違い
スペルにも微妙な差があります。
アメリカ英語はシンプル化の傾向があり、イギリス英語は歴史的なスペルを保持しています。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
|---|---|---|
colour | color | 色 |
centre | center | 中心 |
organise | organize | 組織する |
travelling | traveling | 旅行すること |
イギリス英語とアメリカ英語はお互いに通じるの?
よく「アメリカ英語はイギリスで通じるの?」「イギリス英語はアメリカで通じるの?」と聞かれますが、結論から言うとほとんどの場合は問題なく通じます🇬🇧🇺🇸
ただし、発音や単語の使い方に違いがあるため、最初は少し戸惑うこともあります。
たとえば、アメリカでは “apartment” と言いますが、イギリスでは “flat”。
“chips” はアメリカではポテトチップス、イギリスではフライドポテトを指します🍟
つまり、「通じるけど、細かい違いは知っておくとスムーズ」という感じです。
相手の国の言葉を理解しようとする姿勢があれば、どちらの英語でもちゃんと伝わります✨
海外で英語を話すときに知っておきたいこと
海外で英語を話すとき、相手の方言や訛りを理解する力がとても大切です。
アメリカ英語の単語がイギリス英語では違う意味を持つこともあります。
「違い」を知ることで、会話がよりスムーズになります。
そして、自分の英語もその人らしい“方言”の一種だと考えてみましょう🙂
英語の方言を学ぶメリット
英語の方言を学ぶと、リスニング力・理解力・表現力のすべてが伸びます。
世界中で話される多様な英語を聞き取れるようになることで、会話の幅もぐっと広がります🌍
リスニング力が圧倒的に伸びる
英語の方言を知っていると、映画・ドラマ・YouTubeなどで出てくるさまざまな英語の発音やイントネーションの違いに耳が慣れていきます🎧
イギリス英語やオーストラリア英語、インド英語などを聞き分けられるようになると、どんな英語話者ともスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
理解力が深まり、会話がラクになる
方言や訛りを学ぶことで、相手の言葉の背景や文化まで理解できるようになります。
同じ単語でも地域によって意味が異なる場合があるため、その違いを知っておくと会話中に混乱することが減ります。
たとえば “chips” はアメリカではポテトチップス、イギリスではフライドポテトを指します🍟
表現力・語彙力が豊かになる
さまざまな地域の英語を知ると、語彙や言い回しのバリエーションが一気に増えます。
アメリカ英語で “awesome” と言うところを、イギリス英語では “brilliant!” と言うなど、 同じ意味でも異なる表現を使い分けることができます。
国や地域による英語の違いを理解することで、自分の英語がより自然で豊かになります✨
英語の方言や訛りの違いを理解するには
英語の方言や訛りの違いを理解するには、まず「いろんな英語に耳を慣らす」ことが大切です。
英語学習やTOEICの勉強でも、アメリカ英語・イギリス英語・シンガポール英語など、地域によって発音や単語の使い方が異なります。
でも心配はいりません。
Migakuを使えば、世界中で使われる“リアルな英語”を、実際の音声や会話例を通して楽しく身につけられます🎧🌍
日常英会話・映画・海外ニュース…
どんな英語でも「聞き取れる耳」と「使える言葉」が育つはずです。
英語の方言も、あなたの学びをもっと面白くしてくれる最高の教材になります✨
まとめ:身近な環境で聞く英語を、じっくり観察してみよう!
英語は世界中で話され、国や地域によって発音・単語・言葉の使われ方が少しずつ異なります。
でも、その「違い」こそが英語の魅力であり、学ぶ楽しさのひとつです🌍
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
いろんな英語を聞いて、感じて、楽しみながら学んでいきましょう🎧✨
Good luck! 🚀