英語で割合・パーセント・比率を表す方法|実践的な表現と例文
最終更新日: 2026年3月26日

英語でプレゼンや会議をしていて、割合や比率を正確に伝えたいのに言葉に詰まった経験はありませんか?日本語では「〜パーセント」や「〜割」で済むことも、英語では状況によって使う単語が変わってきます。この記事では、英語で割合を表す際に使える表現を、具体的な例文とともに詳しく紹介していきます。ビジネスシーンでも日常会話でも使える実践的な知識が身につきますよ。
英語で割合を表す基本的な3つの単語
英語で割合を表現するとき、主に使われる単語は3つあります。それぞれ微妙にニュアンスや使い方が異なるので、まずはこの違いを理解しておきましょう。
percent(パーセント)の使い方
percentは最も一般的な割合の表現です。日本語の「パーセント」と同じように使えるので、英語学習者にとっても馴染みやすい単語でしょう。数字の後ろに直接つけて使います。
基本的な使い方はシンプルです。例えば「50パーセント」と言いたいときは、そのまま「50 percent」と表現します。
Fifty percent of students passed the exam.
学生の50パーセントが試験に合格しました。
The sales increased by 20 percent this year.
今年の売上は20パーセント増加しました。
percentを使う際の注意点として、数字が1より大きい場合でも「percent」のままで、「percents」と複数形にはしません。これは初心者がよく間違えるポイントです。
percentageを使った割合の表現
percentageもよく使われる単語ですが、percentとは使い方が少し異なります。percentageは「割合そのもの」を指す名詞として機能します。
percentとpercentageの使い分け
percentは数字と一緒に使われることがほとんどですが、percentageは数字がなくても単独で使えます。この違いを理解すると、より自然な英語表現ができるようになります。
What percentage of the population speaks English?
人口の何パーセントが英語を話しますか?
A large percentage of customers prefer online shopping.
大きな割合の顧客がオンラインショッピングを好みます。
The percentage of women in management positions has increased.
管理職に占める女性の割合が増加しました。
percentageは「a high percentage(高い割合)」や「a small percentage(小さい割合)」といった形容詞と組み合わせて使うことが多いです。ビジネスシーンでは特によく登場する表現なので、覚えておくと便利です。
rateを使った比率の表現方法
rateは「率」を意味する単語で、特定の基準に対する比率や速度を表すときに使います。percentやpercentageとは少し異なる文脈で使われることが多いです。
rateの具体的な使用例
rateは「成長率」「失業率」「死亡率」など、特定の指標を表す際によく使われます。日本語でも「レート」という言葉が定着していますよね。
The unemployment rate dropped to 3.5 percent.
失業率は3.5パーセントに低下しました。
Our company has a high customer retention rate.
当社は高い顧客維持率を誇っています。
The birth rate in Japan has been declining for years.
日本の出生率は何年も減少し続けています。
rateは単独で使うこともできますし、percentと組み合わせて「rate of 〜 percent」という形で使うこともできます。英会話では両方のパターンが頻繁に出てくるので、どちらにも慣れておきましょう。
分数や比を英語で表現する方法
割合を表すのはパーセントだけではありません。分数や比を使った表現も、英語では日常的に使われます。
分数の読み方と使い方
分数は英語で「fraction」と言います。分子は基数(one, two, three)で読み、分母は序数(first, second, third)で読みます。分子が2以上の場合、分母は複数形になります。
One third of the budget goes to marketing.
予算の3分の1がマーケティングに使われます。
Two fifths of employees work remotely.
従業員の5分の2がリモートワークをしています。
Three quarters of the project is complete.
プロジェクトの4分の3が完了しています。
「half(半分)」や「quarter(4分の1)」は特によく使われる表現です。「a half」「a quarter」という形で使うこともできます。
ビジネスで使える割合の英語表現
ビジネスシーンでは、割合や比率を正確に伝えることが重要です。ここでは実際の会議やプレゼンで使える実践的な表現を紹介します。
増減を表す表現
割合の増減を説明するときは、「increase(増加)」「decrease(減少)」「rise(上昇)」「fall(下落)」などの動詞と組み合わせます。
Profits increased by 15 percent compared to last year.
利益は昨年と比較して15パーセント増加しました。
Market share decreased from 30 percent to 25 percent.
市場シェアは30パーセントから25パーセントに減少しました。
The conversion rate rose by 8 percent after the website redesign.
ウェブサイトのリニューアル後、コンバージョン率が8パーセント上昇しました。
「by」を使うと変化の幅を、「from A to B」を使うと変化の前後を明確に示せます。この使い分けができると、より正確な情報伝達ができます。
割合を比較する表現
複数の割合を比較するときの表現も覚えておくと便利です。
The success rate in Group A was 20 percent higher than Group B.
グループAの成功率はグループBより20パーセント高かった。
Men account for 60 percent of the workforce, while women make up 40 percent.
労働力の60パーセントを男性が、40パーセントを女性が占めています。
「account for」や「make up」は「〜を占める」という意味で、割合を説明するときによく使われる表現です。
日常会話で使える割合の表現
ビジネスだけでなく、日常会話でも割合を表す場面はたくさんあります。ここでは、友達との会話や日常的なシーンで使える自然な表現を見ていきます。
カジュアルな割合の言い方
日常会話では、正確な数字よりも大まかな割合を伝えることが多いです。そんなときに使える便利な表現があります。
About half of my friends are studying abroad.
友達の約半分が留学しています。
Most people prefer coffee over tea.
ほとんどの人がお茶よりコーヒーを好みます。
A few students failed the test.
数人の学生がテストに落ちました。
「most(ほとんど)」「many(多くの)」「some(いくつかの)」「a few(少数の)」といった言葉は、具体的な数字を使わずに割合を表現できます。英会話では、こういった曖昧な表現の方が自然に聞こえることも多いです。
確率を表す表現
「〜の可能性がある」といった確率を表す際も、割合の知識が役立ちます。
There's a 70 percent chance of rain tomorrow.
明日の降水確率は70パーセントです。
The odds are fifty-fifty.
確率は五分五分です。
「chance」や「odds」を使った表現は、天気予報やスポーツの試合予想などでよく耳にします。
割合を表す際によくある間違いと注意点
英語で割合を表現するとき、日本人学習者がよく間違えるポイントがあります。ここではそういった注意点をまとめて紹介します。
前置詞の使い方
割合を表現するとき、前置詞の選び方が重要です。「of」「by」「to」など、状況によって使い分ける必要があります。
「〜の割合」と言いたいときは「of」を使います。
Thirty percent of employees work from home.
従業員の30パーセントが在宅勤務をしています。
変化の幅を示すときは「by」を使います。
Sales increased by 10 percent.
売上が10パーセント増加しました。
比率を示すときは「to」を使うこともあります。
The ratio of men to women is 3 to 2.
男女比は3対2です。
単数形と複数形の扱い
percentageの後に続く動詞は、何を指しているかによって単数形か複数形かが変わります。
A large percentage of the data is incorrect.
データの大部分が間違っています。
A large percentage of students are absent today.
多くの学生が今日欠席しています。
「data」は不可算名詞として扱われることが多いので単数形、「students」は複数なので複数形の動詞を使います。この違いは英語の文法として大切なポイントです。
統計やデータを説明する英語表現
レポートやプレゼンで統計データを説明するとき、割合の表現と一緒に使える便利なフレーズがあります。
グラフや表を説明する表現
データを視覚的に示しながら説明するときの表現です。
As shown in the graph, the percentage increased steadily.
グラフに示されているように、割合は着実に増加しました。
According to the survey, 80 percent of respondents agreed.
調査によると、回答者の80パーセントが賛成しました。
The chart indicates that the rate has doubled in five years.
チャートは、その率が5年で2倍になったことを示しています。
「as shown in」「according to」「indicate」といった表現は、データの出典や根拠を明確にするのに役立ちます。
傾向を説明する表現
データの傾向を分析して説明するときの表現も覚えておきましょう。
There is an upward trend in online shopping rates.
オンラインショッピングの利用率に上昇傾向があります。
The percentage has remained stable over the past year.
その割合は過去1年間安定しています。
We can see a significant increase in the conversion rate.
コンバージョン率の大幅な増加が見られます。
「trend(傾向)」「stable(安定した)」「significant(顕著な)」といった単語を使うと、データの動きを効果的に説明できます。
より高度な割合の表現テクニック
基本的な表現に慣れてきたら、より洗練された表現方法も学んでいきましょう。ネイティブスピーカーがよく使う自然な言い回しを紹介します。
強調表現
割合の大きさを強調したいときの表現です。
A whopping 90 percent of customers were satisfied.
なんと90パーセントもの顧客が満足しました。
Only 5 percent of applicants were accepted.
わずか5パーセントの応募者しか受け入れられませんでした。
Nearly 100 percent of participants completed the program.
ほぼ100パーセントの参加者がプログラムを完了しました。
「whopping(驚くほどの)」「only(わずか)」「nearly(ほぼ)」といった言葉を加えることで、数字にインパクトを持たせられます。
複雑な比較表現
複数の要素を比較するときの表現も見ていきます。
The percentage of remote workers increased from 20 percent to 50 percent, representing a 150 percent increase.
リモートワーカーの割合は20パーセントから50パーセントに増加し、150パーセントの増加を示しています。
While the rate in urban areas is 70 percent, rural areas show only 30 percent.
都市部の率が70パーセントである一方、地方では30パーセントにとどまっています。
こういった表現ができるようになると、英語でのプレゼンテーション能力が格段に上がります。
割合表現を使いこなすための練習方法
ここまで様々な表現を紹介してきましたが、実際に使えるようになるには練習が必要です。効果的な学習方法をいくつか提案します。
実際のニュースで学ぶ
英語のニュース記事には、統計データや割合を使った表現がたくさん出てきます。BBCやCNNなどのニュースサイトで経済記事や調査結果を読むと、実践的な表現が学べます。
記事を読むときは、割合がどのように表現されているか、どんな動詞や前置詞と組み合わせて使われているかに注目してみてください。実際の使用例を見ることで、自然な表現が身につきます。
自分の周りのデータを英語で説明する
日常生活の中で目にする数字やデータを、英語で説明する練習をしてみましょう。例えば、クラスメートの男女比、通勤時間の割合、好きな食べ物のアンケート結果など、身近なテーマで構いません。
実際に声に出して言ってみることで、表現が自然と口から出てくるようになります。最初は簡単な文から始めて、徐々に複雑な表現にチャレンジしていきましょう。
数字と割合で説得力のある英語を
割合や比率を正確に表現できるようになると、英語でのコミュニケーションがぐっと説得力を持つようになります。ビジネスでも学業でも、データを効果的に伝える能力は大きな武器になります。この記事で紹介した表現を少しずつ実践で使ってみてください。最初は簡単な表現から始めて、慣れてきたらより複雑な言い回しにもチャレンジしていきましょう。
メディアを{その言語}で消費し、そのメディアの中のメッセージや文章を少しでも理解できれば、必ず上達します。以上。
一度学んだら、理解して、自分のものにしましょう。💪
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