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英語で建前を表すイディオム|本音との違いと使い方

最終更新日: 2026年1月12日

建前を表すイディオム:表向き - Banner

日本語の「建前」を英語で表現するのは意外と難しいですよね。私も英会話を学び始めた頃、この概念を説明するのに苦労しました。日本文化に深く根付いた本音と建前の使い分けは、英語圏の人にとっても興味深いテーマです。 建前とは、表向きの意見や公式的な立場のこと。本当の気持ち(本音)とは別に、社会的に適切とされる発言や態度を指します。ビジネスシーンや日常会話で頻繁に使われるこの概念を、英語ではどう表現するのでしょうか?

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建前を表す基本的な英語表現

最も直接的な表現は「Public stance」(パブリック・スタンス)です。これは「公式的な立場」という意味で、建前の概念をかなり正確に伝えられます。

例えば:
His public stance on the issue differs from his private opinion.
彼のその問題に対する建前は、本当の意見とは異なる。

「Facade」(ファサード)も建前を表す便利な単語です。もともと建物の正面という意味ですが、転じて「見せかけ」「表向きの態度」を指します。
She maintained a facade of agreement.
彼女は同意している建前を保った。

「Official position」(オフィシャル・ポジション)は、特にビジネスや政治の場面で使われる表現です。組織や個人の公式見解を表すときに最適で、「The company's official position is...」(会社の建前としては...)という形でよく使われます。

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本音と建前を対比する英語フレーズ

日本語では本音と建前をセットで語ることが多いですよね。英語でもこの対比を表現できます。

「Honne and tatemae」という表現は、実は英語圏でもそのまま使われることがあります。日本文化に詳しい人や、異文化コミュニケーションの分野では「Tatemae」が専門用語として認識されています。

より一般的な対比表現としては:

  • One's true feelings versus one's public face
    本当の気持ち対表向きの顔。
  • There's often a gap between one's true feelings and one's public face in Japanese business culture
    日本のビジネス文化では、本音と建前の間にギャップがあることが多い。

「Private opinion」(プライベート・オピニオン)と「Public stance」を対比させる方法もあります:
His private opinion contradicts his public stance.
彼の本音は建前と矛盾している。

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ビジネスシーンで使える建前の英語表現

ビジネスの場面では、建前を表す表現がさらに重要になります。

「For the record」(フォー・ザ・レコード)は「公式には」「記録として」という意味で、建前を述べるときの前置きとして使えます:
For the record, we support this initiative.
建前としては、私たちはこの取り組みを支持します。

「Officially speaking」(オフィシャリー・スピーキング)も同様に「公式的には」という意味で、建前の発言であることを示せます。

「Diplomatic answer」(ディプロマティック・アンサー)は「外交的な答え」という意味ですが、本音を隠した建前の回答を指すときに使えます:
That's just a diplomatic answer.
それは単なる建前だよ。

「Politically correct response」(ポリティカリー・コレクト・レスポンス)は、社会的に適切とされる建前の返答を表します。本当の考えではなく、角が立たないように選んだ言葉という意味合いがあります。

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建前を表すイディオム表現

英語には建前や表向きの態度を表す面白いイディオムがいくつかあります。

「Put on a brave face」(プット・オン・ア・ブレイブ・フェイス)は「強がる」「平気な顔をする」という意味で、本当は辛いのに建前として明るく振る舞うときに使います:
She put on a brave face despite her disappointment.
彼女は失望していたが、建前として明るく振る舞った。

「Keep up appearances」(キープ・アップ・アピアランシズ)は「体裁を保つ」「見栄を張る」という意味で、建前を維持する行為を表します:
They're just keeping up appearances.
彼らは単に建前を保っているだけだ。

「Lip service」(リップ・サービス)は「口先だけの言葉」という意味で、本音ではない建前の発言を指します。日本語の「リップサービス」とほぼ同じ使い方ですが、英語では否定的なニュアンスが強いです:
He's just paying lip service to the idea.
彼はその考えに対して建前で賛同しているだけだ。

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よくある質問:英語スラングと表現

英語で「テキトーだよ」は「Whatever」(ワットエバー)や「I don't really care」(アイ・ドント・リアリー・ケア)が近いです。カジュアルな場面で使える表現ですね。

「やったぁ」のスラングは「Yay!」(イェイ)や「Sweet!」(スウィート)、「Awesome!」(オーサム)などがあります。若い人の間では「Let's go!」(レッツ・ゴー)も喜びを表すスラングとして使われます。

「もう限界だよ」は「I've had enough」(アイヴ・ハッド・イナフ)や「I can't take it anymore」(アイ・キャント・テイク・イット・エニモア)で表現できます。よりカジュアルには「I'm done」(アイム・ダン)も使えます。

「ムラムラする」はスラングで「I'm horny」(アイム・ホーニー)や「I'm turned on」(アイム・ターンド・オン)と言います。かなり直接的な表現なので、使う場面には注意が必要です。

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文化的な違いを理解する

日本人的な建前の概念は、英語圏の文化とは少し違います。欧米では「本音で話すこと」が重視される傾向がありますが、それでも社会的な建前は存在します。

英語で建前を表現するときは、単に単語を置き換えるだけでなく、文化的な背景も含めて説明できると良いですね。「In Japanese culture, tatemae refers to the behavior and opinions one displays in public, which may differ from one's true feelings or honne」(日本文化において、建前とは公の場で示す態度や意見のことで、本当の気持ちである本音とは異なる場合がある)という説明を加えると、相手の理解が深まります。

建前を使い分ける能力は、日本語でも英語でも、円滑な人間関係を築くために大切なスキルです。ただし、英語圏では過度な建前は「不誠実」と受け取られることもあるので、バランスが重要です。

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