英語の「by the time」の意味と使い方、英文法を例文付きで解説!「until」との違いや使い分けも
最終更新日: 2026年1月16日

英語の勉強をしていて、「〜する時までに」と言いたい時、とっさに言葉が出てこないことはありませんか。
特に、未来の話をしているのに現在形を使ったり、完了形と組み合わせたりと、文法的にも少し複雑なルールを持つのが今回のテーマであるby the timeです。
TOEICなどの試験でも頻出ですが、日常会話でも「君が戻ってくる頃には、終わらせておくよ」といった表現で頻繁に使われます💡
今回は英語学習者に向けて、by the timeの意味や使い方、間違えやすいuntilとの違いについて、豊富な例文とともに解説します。
この記事を読み進めれば、時点を表す表現の使い分けがクリアになるはず💪🔥
英語の「by the time」の意味と基本の内容
まずは、by the timeの基本的な意味と、文の中での役割を確認しましょう。
by the timeは、「〜する時までに」「〜する頃には」という意味を表します。
通常、byは「〜まで(期限)」を表す前置詞として、名詞の前(例:by 5 PM, by next week)に置かれます。
by the timeが持つ接続詞のような役割
by the timeは後ろに「S(主語)+ V(動詞)」を伴い、接続詞のような働きをするのが最大の特徴です📝
この部分が、文法用語で言う「時を表す副詞節」を作ります。
- By the time you read this, I will be in Japan.(あなたがこれを読む頃には、私は日本にいるでしょう。)
文頭と文末どちらでも使える基本の形
前述のとおり、by the timeは文の先頭に来ることもあれば、後ろに来ることもあります。
基本的な使い方はシンプルで、2つの文(節)をつなぐ役割を果たします。
「ある出来事が起こるその時点(期限)までに、別の何かが完了している・起こる」という時間の関係を描写できる便利な表現です。
by the timeの正しい使い方と時制
多くの学習者がつまずくのが「時制」です。
by the timeを使いこなすには、特に「未来完了形」や「過去完了形」との組み合わせを理解する必要があります。
未来の出来事でも現在形を使うルール
英語の重要なルールに、「時や条件を表す副詞節の中では、未来のことでも現在形を使う」というものがあります。
by the timeもこれに当てはまるため、たとえ未来の話であっても、by the timeの直後の節の中ではwillを使いません🙅♀️
- By the time you wake up, I will be gone.(君が起きる頃には、私はもう行ってしまっているだろう。)
「〜し終えている」を表す完了形との相性
また、by the timeは「期限」を表すため、「その時までには、もう〜し終わっているだろう」という完了時制(have + 過去分詞)と非常に相性が良いです。
特に、未来のある時点での完了を表すwill have(未来完了)と一緒に使われるパターンは、TOEIC等のテストでもよく問われます。
以下の例文を見てみましょう。
- I'll have finished my homework by the time you come back.(あなたが戻ってくる時までには、私は宿題を終えているでしょう。)
この例文には、重要なポイントが詰まっています。
まず、I'll have finishedの部分は、未来のある時点で完了していることを表します。
次に、by the time you come backの部分では、未来のことですが現在形を使います。
そして、backという単語を使って「戻る」という動作の時点を期限に設定しています。
過去の時点ですでに終わっていた場合の表現
過去の話をする際もよく使われます。
「(過去の)ある時点において、すでに〜してしまっていた」という場合、had + 過去分詞(過去完了)や、already(すでに)と組み合わせて強調することが多いです。
- By the time I arrived at the station, the train had already left.(私が駅に到着した時には、電車はすでに出てしまっていた。)
- When did the train leave?(電車はいつ出発したの?)
- It left 5 minutes ago.(5分前に出発しました。)
このように、whenを使った質問に対する答えの状況説明としても使えますね。
by the timeとuntilの意味の違い
「〜まで」と訳せる単語として、untilがあります。
日本語訳が似ているため意味が関連しているように見えますが、この2つは全く異なる状況を表します。
期限のby the timeと継続のuntilの違い
by the timeは「〜する時点までに何かが完了・発生する(期限・完了)」を表します。
一方で、untilは「〜する時点までずっと動作が続く(継続)」を表します🕰️
イメージとしては、by the timeはタイムライン上の一点(ゴール)を指すのに対し、untilはその時点までの線(プロセス)を指します。
会議の開始を例にした使い分けの比較
オンライン英会話やチャットなどで約束をする際、この違いを間違えると意図が伝わらないことがあるので注意しましょう。
- Please finish the report by the time the meeting starts.(会議が始まるまでにレポートを終わらせてください。)
- Please wait here until the meeting starts.(会議が始まるまで、ずっとここで待っていてください。)
シーン別by the timeの実践例文集
ここでは、日常会話やビジネス、学習の場面で使えるby the timeを含んだ英語表現を紹介します。
家族や友人との会話で使える日常表現
まずは日常生活で、家族や友人との会話で使えるパターンです。
- Dinner will be ready by the time you get home.(あなたが家に着く頃には、夕食ができているよ。)
- By the time I realized my mistake, it was too late.(私が間違いに気づいた時には、手遅れだった。)
仕事の納期や学習目標を伝える表現
次に、ビジネスや学習の場面です。
仕事の締め切りや、スキルの習得目標を話す際に役立ちます💼
- Hopefully, I will have mastered English grammar by the time I graduate.(卒業する頃には、英語の文法をマスターしていたいものだ。)
- We need to fix the bug by the time users update the app.(ユーザーがアプリを更新する時までに、そのバグを修正する必要がある。)
もしあなたが検索エンジンを使ってウェブサイトやブログの記事内容を調べていて、複雑な英文に出会ったとしても、前後の情報を読んだ際にby the timeが「区切り(期限)」のサインだと分かれば、文の構造(SV)が見えやすくなるはずです。
「by the time」をルールではなく感覚で使えるようになる学習体験
by the time は、一般的な英語勉強で「〜する時には」「〜するまでに」という意味や文法ルールを理解していても、実際の英文を読んだり聞いたりした瞬間に、完了形を使うべきか、時制はどうなるのかを即判断するのが意外と難しい表現です。
特に、when や until と一緒に出てきたときに、
- ここは期限を表しているのか
- それとも継続の話なのか
- 完了している状態を言いたいのか
と、頭の中で文法的に考え込んでしまう英語学習者も多いのではないでしょうか🙂
Migakuでは、英語の動画や記事、インタビューなど、実際に使われているリアルな英語コンテンツを通して学習できます。
この記事で解説した by the time も、文法ルールとして覚えるだけでなく、
- by the time が使われる自然な場面
- 完了形と一緒に使われるリアルな文脈
- 「この時点ではもう終わっている」という感覚
を、コンテンツの中で何度も目にしながら身につけていくことができます。
英語に触れる時間が増えるほど、
- 「これは by the time だから期限の話だな」
- 「この流れなら完了形になるな」
- 「ここは when じゃなくて by the time だな」
といった判断が、文法を思い出す前に自然とできるようになっていきます✨
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まとめ:By the Time You Finish Reading This
この記事では、英語の by the time が持つ「〜する時には」「〜するまでに」という意味を軸に、完了形との関係や until・when との違いを見てきました。
by the time のいちばん大事なポイントは、「ある時点までに、すでにどうなっているか」を表す表現だということです。
この感覚がつかめると、時制や完了形の理解も一気に楽になります。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
焦らず、例文や実際の英文の中で by the time に何度も出会いながら、少しずつ感覚を育てていきましょう。
Good luck, and enjoy noticing by the time in real English!