英語の「It's time+仮定法」の表現をマスター!「It's time to/for〜」の意味や使い方、文法、使える英会話表現も例文付きで解説
最終更新日: 2026年1月5日

- 「そろそろ寝る時間だよ」
- 「もう出発する時間じゃない?」
日常の英会話や高校英語でよく出てくる、時間を伝えるこのフレーズ。
英語学習や学校の授業で、「It is time...」という構文を習った記憶がある方も多いのではないでしょうか?
実はこの表現、単に「~の時間」と言うだけでなく、「(本来ならもう~しているはずなのに)まだしていない」という意味を含ませる場合、少し特殊な文法ルールが適用されます。
それが「仮定法」です。
今回は、意外と奥が深い「It's time」を使った仮定法の使い方や、会話でのニュアンスの違いを、豊富な例文とともにわかりやすく説明します✨
英語勉強中の人はぜひ参考にしてください🚀
高校英語「It's time」の基本となるto不定詞と仮定法の違い
まず、英語で「~する時間です」と言うとき、大きく分けて2つの言い方があります。
状況によって、どちらの言い方が自然かが変わります。
もっとも簡単なのが to を使うパターン、そしてもう一つが今回メインで解説する「仮定法」を使うパターンです。
基本の文法:It's time to + 動詞の原形(~する時間だ)
これは単純に予定やスケジュールとして「~する時間ですよ」と伝える表現です。
感情的な裏読みはなく、事実を伝えます。
- It's time to go.(行く時間です。)
- It's time to say goodbye.(さよならを言う時間です。)
- It is time to start the meeting.(会議を始める時間です。)
ここでは time to のあとに動詞の原形が続きます。
仮定法の文法:It's time + 主語 + 過去形(もう~してもいい時間だ)
こちらが今回のテーマである仮定法を使った表現です。
文法的には「It's time + 主語 + 動詞の過去形」の形をとります。
- It's time you went to bed.(もう寝る時間だよ。)
- It's time we went home.(そろそろ家に帰る時間だね。)
気づきましたか?
今の話をしているのに、went という過去形が使われていますよね。
これが「仮定法」のサインなんです!👀
It's timeに仮定法として過去形が使われる理由
なぜ、現在のことを話しているのに過去形を使うのでしょうか?🕰️
ここが仮定法の面白いところです。
「まだしていない」現実を表すための過去形
英語の仮定法における過去形は、「現実とは異なること」や「距離感」を表します。
「It's time + 過去形」には、以下のようなニュアンスが隠されています。
- 「(現実にはまだやっていないけれど)もう~していてもいい頃だ」
- 「(まだやっていないなんて)もう~すべき時なのに!」
つまり、現実にはまだ行動していないことに対する「焦り」や「苦言」、「本来あるべき姿」を強調するために、あえて過去形(仮定法)を使って現実との距離を表現しているのです。
この感覚がつかめれば、英語の仮定法はもっと楽しくなりますよ!
- It's time you bought a new car.(もう新しい車を買ってもいい頃だよ。) ※実際にはまだ買っていない。
- It's time I answered his email.(彼のメールに返信すべき時間だ。) ※実際にはまだ返信していない。
ニュアンスを変えるaboutとhighの使い方の違い
「It's time」の前に言葉を付け足すことで、緊急度や感情の強さを調整することができます。
英会話で非常によく使われるテクニックを見ていこう🎨
そろそろ~の時間:It's about time...
about をつけると、「そろそろ~の時間だね」といったソフトなニュアンスになります。
「ようやく」という意味が含まれることもあります。
日常で一番使える表現かもしれません。
- It is about time we started.(そろそろ始める時間だね。)
- It's about time you got a haircut.(そろそろ髪を切ってもいい頃じゃない?)
とっくに~すべき時間:It's high time...
high をつけると、「(とっくに過ぎているのに)まさに~すべき時だ!」という強い強調になります。
「遅すぎるくらいだ」という強い意味合いが含まれるため、少し相手を急かすような場面や、強い自戒を込めるときに使います。
- It's high time you faced reality.(もうとっくに現実と向き合うべき時だよ。)
- It's high time we stopped arguing.(もう口論はやめるべき時だ。)
この違いを理解しておくと、会話やメールでも自然な使い分けが可能になります👏
会話やメールで使えるシーン別のIt's time例文集
それでは、実際に英会話やメール、独り言などで使えるフレーズをシーン別に紹介します。
仮定法の感覚を掴んでみましょう。🗣️
子供や家族に「寝る時間」を伝える
子供が夜更かししている時、単に It's time to sleep と言うよりも、仮定法を使うことで「まだ起きているの? もう寝なきゃダメでしょ」というニュアンスが出せます。
- It's time you went to bed.(もう寝る時間だよ。)
- It is time the kids were in bed.(子供たちはもうベッドに入っている時間だ。)
※ be 動詞の場合、口語では was も使われますが、仮定法の原則では were が好まれることがあります。
決断や行動を促す
なかなか行動しない相手に対して、「もうやるべきだよ」と背中を押す時にも仮定法は大活躍します。
- It's time you told her the truth.(彼女に真実を話してもいい頃だよ。)
- It's time we said goodbye to this old sofa.(この古いソファとはお別れすべき時だね。)
自分の行動を反省・鼓舞する
ダラダラしてしまった時、自分自身に対して「そろそろやらなきゃ」と言う時にも使えます。
- It's about time I studied for the exam.(そろそろ試験勉強をしないとなあ。)
- It's time I learned how to cook.(いい加減、料理の仕方を覚えるべき時だ。)
関連するforやshouldを使った表現との比較
最後に、関連する表現や注意点を整理しておきましょう💡
It's time for + 名詞
動詞を使わず、名詞を使ってシンプルに「~の時間」と言うこともできます。
これは仮定法ではなく、単なる時間の確認としてよく使われます。
- It's time for bed.(寝る時間よ。)
- It's time for school.(学校に行く時間だよ。)
- It's time for a break.(休憩の時間です。)
- It's time for lunch.(お昼の時間です。)
また、これと似た形で it's time for (人) +to (~する) という形も取れますが、やはり文法的な構造が仮定法とは異なります。
Should を使う場合との違い・問題点
意味としては You should ~ (~すべきだ)に近いですが、「It's time + 仮定法」の方が「時間の経過」に焦点が当たっており、「時すでに遅し」や「タイミングの熟成」といったニュアンスが強くなります。
- You should go to bed.(寝るべきだよ。=提案・アドバイス)
- It's time you went to bed.(もう寝る時間だよ。=時間の到来・少しの強制力)
また、稀に It's time の後ろに should を入れたり、過去完了を使ったりするケースも見かけますが、現代の英会話では「主語 + 過去形」の形が圧倒的に自然で一般的です。
ここを理解していないと、意味のズレが起きる問題につながります⚠️
動画などのコンテンツで「It’s time」の感覚を自然に身につける
「It's time you went to bed.」のような仮定法の表現は、文法として理解するだけでなく、何度も目や耳にすることで自然と身についていきます🙂
英語の映画やドラマ、YouTubeなどを見ていると、ネイティブが「そろそろ〜すべきだよ」「もうその時だね」といった場面で It’s time を使っているのを何度も目にするはずです。
そうしたインプットを重ねるうちに、「この場面なら to を使うな」「ここは仮定法だな」と、考えなくても判断できる感覚が育っていきます。
Migaku では、実際の英語コンテンツを使いながら、気になったフレーズをその場で保存し、間隔反復法に沿って復習できます。
文法の説明で理解した内容を、リアルな英会話表現として何度もインプットすることで、「知っている英語」が「使える英語」に変わっていきます。
まずは、動画や記事を楽しみながら、自分が「これ使えそう」と感じた表現を集めるところからスタートしよう🚀
まとめ:It’s Time to Feel English, Not Force It
この記事では、「It’s time」を使った仮定法の考え方を中心に、「もう〜すべき時」という英語表現のニュアンスを整理しました。
ポイントは、文法として暗記することよりも、「まだしていない現実」と「本来そうあるべき状態」のズレを、英語がどう表しているかを感じ取ることです。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
映画やドラマ、日常の英会話の中で It’s time が聞こえてきたら、「あ、今この感覚だな」と立ち止まってみてください。
Good luck!
焦らず、楽しみながら、英語の感覚を育てていこう 🌱