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ネイティブ英会話が聞き取れない原因と対策|リスニング力を上達させる7つのコツ

最終更新日: July 17, 2025

A photo of a statue listening to a brick wall, understanding absolutely nothing

英語のリスニングに挑戦していて、「音は聞こえているのに意味が全然わからない!」と、もどかしく感じたことはありませんか? リスニングがうまくできない原因は、単純に「英語が速すぎるから」だけではありません。実は、多くの場合、いくつかの共通した原因が隠れているのです。

本記事では、初心者の方がつまずきやすい英語リスニングの問題点を具体的に挙げ、それぞれに効果的な解決法や対処法を解説します。また、シャドーイングやディクテーションなど、実際に使える学習法も紹介しながら、リスニング力を着実に伸ばすコツをお伝えします。

英語が「聞こえる」だけでなく、「理解できる」ようになるための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

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英語のリスニング理解:重要な問題はたった 3 つだけ

英語のリスニングは、英語学習者にとって大きな課題ですよね。初心者にとっては特にです。 このブログでは、英語で聞いた内容を理解するのに、どうしてこんなに苦労するのか、さまざまな理由を分析して解説し、その問題を解決するために何ができるのか、解決への実践的な学習法を提案します。

この記事では、英語さまざまな問題をリストアップしており、また他のウェブサイトなどでもこのトピックはよく取り上げられていると思います。しかし実は、リスニングでつまづく問題点は基本的には 3 つのタイプしかないのです、そのことを理解して取り組むことが大切です。

英語のリスニングで苦労する点や難しいと感じる問題は、実際には次の 3 つの問題のいずれかのバリエーションにすぎません。

  • 音から単語へ → 話者が話す音を英語の単語として認識できない
  • 単語から意味へ →​​ 単語はわかっても、意味がわからない
  • 英語以外の問題 → 学習時の癖や集中力の問題で習得が難しい

たとえば、ネイティブの英語は早口で聞き取れない!というような問題点をよく耳にします。果たしてネイティブは早口なのでしょうか?

実は、このようなリスニングの問題点は、その原因の本質は「早口だから」ということではなく、別の原因があっての症状なのです。

7つの一般的なリスニングの問題を取り上げて、解決法を紐解いていきましょう。

リスニングの問題点 ①:ネイティブの英語が聞き取れない!

これは説明するまでもないですね。授業で聞く英語は理解できるのに、YouTube や映画でネイティブ スピーカーが話しているのを聞くと、単語の音が容赦なく混ざり合って、ぜんぜん理解できなかったりします。

文章を聴いて最初の部分を理解しようとしている間に、もう次の文章が始まってしまって、さっぱりお手上げな状態になってしまったりします。

複数の研究で、外国語を学ぶ学生が一貫して訴えているのは、リスニングの理解に苦労する最大の理由は「ネイティブ スピーカーが早口すぎる」ということです。

解決法:音声を何度か聴き直してみよう

もし本当に、問題の原因が英語のスピードが速すぎる!ということだけなら、解決は簡単です。解決策は、音声録音を何度か聴き直してみるだけです。聴くたびにわからなくてパニックに陥ってしまっていても、何度か繰り返して聴くうちに少しずつ理解できるようになります。そして最終的には問題はクリアできます。

しかし、残念ながら、解決したとはいえ、本当の問題の根幹は、以下のような別のところにあります。

  • 語彙の不足 → 単語を 1 つ聴き逃すたびに、文章全体の意味が掴めずにぼやけてしまう
  • インプット不足 → 英語に触れる時間が少なく経験不足で、次の展開が予想できない
  • 発音の問題 → 一部の音を区別するのが難しく、音を単語に変換するのに苦労し、単語を理解するのに費やす労力がたくさん必要になる。

つまり、ネイティブスピーカーが話すスピードが速すぎるのではなく、英語を処理する速度が遅すぎるということが問題なのです。

でも、最初はそれでも大丈夫です。

英語のコンテンツに触れる時間が増えるにつれて、英語の音や英語の文章の構造にも慣れてくるので、この問題は自然に解消されます。

英語をたくさん聴いてインプットしていくと、N-gramのコンセプトが身に付きます。

N-gram は、英語を塊で受け取る訓練です。

単語は、会話の中では単体ではなく、ふつう何か別の単語があとに続くものです。たとえば、「to」の後には「go」が続くことが多かったりします。またそのあとには「a/an/the」が続くことが多いです。

つまり、英語に触れる時間をたっぷり持つことができれば、「go」という単語を聞くと、次に「to the」が聞こえるんじゃないかな? と予想できるようになります。

つまり、たくさん聴いて英語に慣れると、文章がどんな展開をしていくのか、ある程度わかってきます。そうすると、話される言葉の中で、単語をひとつずつくまなく聴き取ろうと必死になる必要はなくなるのです。ここまで来ると、聞こえてくる英語のスピードは不思議とゆっくりに感じるものです。

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リスニングの問題点 ②:英語のリスニングは緊張する!

リスニング力に自信がないと、英語を聞くときについ緊張してしまいがちです。特に、何か聞き逃してしまったり、理解できない単語が出てきたりしたらなおさらです。

残念ながら、単語が理解できずにパニックに陥っていると、もう次の瞬間には後に続く単語がさらに3語、4語と話され、話は容赦なくどんどん進んでいきます。そうなると、聞き逃した情報が多くなりすぎて、もう文全体を理解するなど、とてもできない状況になってしまいます。

解決策: パニックにならないようにして聞き続ける

冷静に考えると、実は、文中の単語がすべて重要というわけではありません。単語をひとつやふたつ理解できなくても、落ち着いて聞き続けると、理解できる最大限の情報量は得られるものです。そして、結局はそれで十分だったりします。 単語が一部理解できないからといって、全く何も理解できないなどということはなく、ほとんどの場合、文の要旨は大まかに理解できるはずです。

英語を聞く時間を増やすと、英語自体にどんどん慣れてきて、1語や2語を聞き逃したとしても大したことではない……という落ち着きや気付きも得られるので、パニックになることも減り、リスニングは徐々に楽になっていきます。

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リスニングの問題点 ③:アクセントが強いと英語がクリアに聞こえない

国によって英語の発音が異なるということは、誰もが知っていることだと思います。

たとえば、イギリス英語に慣れていると、カナダやオーストラリアの英語を理解するのが難しくなったりします。またその逆もあるでしょう。

アクセントのみならず、英語を話す人の中には、私たちが自然な英語だと「想定」している標準的な発音とはぜんぜん違う発音で話す人もたくさんいます。

聞き取りにくい「くせのある英語」には、以下のような「傾向」があると考えられます。

  • 連結 → 単語の末尾が次の単語の先頭につながる
    My name is → Muhh nay mizz
  • 脱落 → 強勢のない音節を落として発音する
    Government → guv’men
  • 同化 → 2 つの音が結合する
    Would you → woodja
  • 弱形 → 母音が明確に発音されない
    to → tuhh
  • 異音 → 発音の仕方にバラエティがある
    Bottle = boddle = bo’ull

いわゆる「滑舌が悪い」状態のようなものですね。

解決策:もっともっといっぱい英語を聴くしかない

滑舌が悪い人が話すことは、たとえ日本語であっても聞き取りにくいものです。つまり、クセのある英語は、わかりにくくて当たり前なのです。それを全部自分の英語力のせいだと落ち込む必要はありません。たくさん聴いて慣れていけばよいのです。

しかし、なぜこういった標準的でない発音が起こるのでしょう。

外国人にとって聞き取りにくい英語の共通点としては、特定の単語や単語の並びを楽に発音しようとして簡略化してしまっている点です。ネイティブ スピーカーはこれを意識的に行うわけではなく、自然に起こることなのです。

音の変化が起こるタイミングについて、その規則性を知ることもできますが、こういった規則性のパターンは多すぎるので覚える必要はありません。

英語を聞く時間が増えるにつれて、こういった音の特徴や変化の仕方もたくさん聞くようになり、いつそういった音が起こるのか、徐々に理解できるようになります。

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リスニングの問題点 ④:英語を聴きながらぼーっとしてしまう

これはちょっとシンプルな話ですが、問題点のリストに含める価値があります。

誰だって集中力が切れて、心がどこかへ飛んでしまうことはあるものです。

英語を勉強していても、しっかりリスニングに集中できず、聞いたことを理解できないことがあります。これは日本語でも起こりますが、外国語の学習ではさらにありがちです。

知らない言語である英語を聞くのにはかなりの努力が必要であり、わからない部分があるとイライラしたり退屈したりすることもあって当然です。そして、つい何か他のことを考え始めたりしてしまうわけです。

解決策:短めのリスニング素材で学習する

集中力に問題がある場合は、リスニング学習を行う場所や環境を変えたり、別の時間帯にリスニングしてみたり、いろいろ自分に合った学習環境を試してみるとよいです。

それでもダメなら、聞いているオーディオのクリップを短いものに替えてみてください。20 分のオーディオ クリップよりも 2 分のオーディオ クリップの方が注意力は持続します。

リスニングに費やす時間が長くなるにつれて、「忍耐力」も強くなり、「集中力」も養われるので、徐々に英語でより長いコンテンツを聞けるようになります。

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リスニングの問題点 ⑤:語彙が足りない!

当然、英語は外国語なので、単語が目に見えていても文章として理解できない場合もあります。リスニングも同じで、単語ひとつひとつは全部はっきりと聴き取れたとしても、聴いた内容全体を理解できるとは限りません。

厄介なのは、この問題は、また別の問題にもつながってしまう点です。

語彙力に問題があると、文章全体ではなく、わからない単語やその単語の音に気を取られて焦点が移ってしまい、続く単語やフレーズを聞き逃してしまう可能性があります。

解決策:語彙を増やすしかない。つまり英語を聴き続ける

これは誰もがイライラさせられる問題ですが、解決も簡単です。英語に時間を費やし続ける限り、語彙は勝手に増えるので、この問題は徐々に解消されます。

例えば、アドベンチャー系の番組が好きだったり、ある業界に関するビジネスに興味があるなどで、特定のジャンルの英語に触れる機会が多いなら、その世界でよく使われる単語の学習に集中できることになります。

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リスニングの問題点 ⑥:日本語に翻訳してしまう

英語を聞いても、具体的な内容が感じられず、意味もわからないとなると、何を言っているのかを理解するために、とりあえず日本語に翻訳しようとしますよね。英語学習ではよくありがちです。

しかし残念ながら、翻訳しようとしてしまうと、ただ聞くことに集中するのではなく、聞くことだけでなく翻訳することにも集中しないといけなくなるため、話し手の言葉を聞き逃してしまう可能性が高くなってしまいます。

解決策:英語を体感できるよう、より多くより深く浸る

これも、すぐに満足のいく解決策がない、もどかしい問題です。

母国語では、人は、単語を具体的なものごとと直結する経験をしながら育ってくるものです。たとえば、子供の頃にストーブに触れてやけどをすると、「熱い」は単なる単語ではなくなります。

残念ながら、日本語で生活してきた日本人にとっては、未知の英単語は、単語帳で見る文字の並びにすぎません。英単語の意味を日本語のそれと同じように感じられないのも不思議ではありません!

しかし、英語のコンテンツを観る時間が増えてくると、さまざまなシナリオの中で使われている単語を見聞きするにつれ、理解は深まってくるはずです。

意味を確認するために翻訳はしても、英語へどっぷりつかる経験さえ積み重ねることができれば、英単語を理解するのにその単語の意味を考えるというプロセスが必要がなくなり、この悩ましい問題も徐々に消えていくはずです。

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リスニングの問題点 ⑦:英語の音を聞き分けられない

英語には日本語にはない音があり、そんな音の中には、日本人にとっては同じような音に聞こえて区別がつかない場合があります。日本語にはそのような「発音がよく似た音」はあまり存在しないため、似た音の違いについて注意を払うといった概念を日本人は持っていません。よって区別するということ自体に慣れていないわけです。

これが、英語のリスニング時に問題を引き起こす原因となります。聞き分けられない単語があったり、最悪の場合、似た音の 2 つの単語を混同してしまったりします。たとえば、「L」と「R」の音や、「B」と「V」の違いなど、日本人にはハードルが高い音が、英語には実にたくさんあります。

解決策:最小ペアトレーニングでリスニングを強化する

最小ペアトレーニングは、2 つの類似した音を比較するリスニング練習の一種です。

例えば:

  1. ある単語が文字無して聞こえます(たとえば「present」としましょう)
  2. 「present」と「pleasant」のどちらが聞こえたか尋ねられます
  3. 聴こえた方を答えて、すぐに正しいかフィードバックを確認します

最小ペアトレーニングに時間を費やすにつれて、2 つの類似した音の小さな違いが徐々にわかり、どうやって区別すればよいのかが身についてきます。

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英語のリスニング力を基礎から鍛える方法

リスニング力を重視しつつ、ゼロから英語を学ぶプランをご紹介します。Migaku を使った学習のやり方を説明しますが、お好みの教材を使っても構いません。

英語の 44 種類の音をまずは学ぼう

英語の音は、実際には 44 個の音の組み合わせです。最終的に何千もの英単語を学ぶことになるのだということを考えると、まずはこの 44 個の音に焦点を当てるのは、理にかなっています。

Migaku は、この 44 個の音をわかりやすく解説するレッスンを提供しています。 それぞれの音の働きについて、初心者に分かりやすく説明し、ネイティブ スピーカーが各音を発音するフラッシュ カードで実際に発音の練習ができます。

すべての音を学んだら、B と V、R と L などの似た音を区別できるようになるために、最小ペア トレーニングを始めます。

A screenshot of Migaku's English Fundamentals course, which teaches how to read and pronounce the English alphabet

全英語の 80%を占める 1300 語の英単語をまず学習しよう

英語の音の性質を理解して、少しは英語の発音に自信が持てるようになったら、その音を組み合わせて単語として学習し始めましょう。この語彙の学習は発音練習も兼ねています。単語を学ぶだけでなく、英語の発音にもますます自信が持てるようになります。

Migaku の場合、最初のコースで 1,300 語の英単語を学習するようにカリキュラムが組まれていますが、この 1,300 語の英単語は、何気なくラ

Migaku は、大量のデータをもとに、生活の中のあらゆる場面で出会う最も一般的とされる 1,300 語の英単語を特定して、それを学ぶコースを作っています。そしてこういった単語をフラッシュカードの形で文章として学習するようにしているわけです。

常に「次」に出てくるフラッシュカードには、まだ学習していない新しい単語が 1 つだけ含まれているようになっています。こうして学習のプロセスが非常にスムーズに進むよう構成されています。

そして、もちろん各フラッシュカードには、ネイティブ スピーカーがその単語と例文を正しい発音で読み上げる録音が含まれています。

そして、単語を学ぶと同時に、約 300 の一般的な英語の文法ポイントも学習できます。

A screenshot of Migaku's English Academy, showing how we teach grammar and vocabulary

本物の生きた英語を聴き始めよう

ここで、興味深い問題にぶち当たります。

何をするために英語を学びたいのか、英語で何をしたいのかによって、特定のジャンルの単語が他の単語よりも、その人にとって重要になります。新聞の経済欄を読むのに必要な語彙は、野球について語る YouTube チャンネルを聞きたい人にはあまり役に立たない……ということです。

これを念頭に置くと、あなたの英語トレーニングはあなただけの特別なものであるべきです。

Migaku では、まず初心者向けの YouTube コンテンツを視聴します。Migaku は、YouTube の字幕対応を強化し、単語をクリックするだけで、辞書にある語意、AI による文脈での単語の解説など、様々な角度から単語の意味や解説を表示できるようにしています。

A screenshot from Wednesday, showing how Migaku lets you click on words to see what they mean

しっかり学習しておきたい単語がコンテンツを観ていて出てきたら、その場で数回クリックするだけでフラッシュカードが作れます。Migaku なら、観ていた番組のスクリーンショットや単語が出てきた文の音声録音も取り込んだりして、多機能の高品質なフラッシュカードを作成できます。

A screenshot of the flaschard that Migaku automatically created from the drama Wednesday

そして、具体的には、次の2つの方法でリスニング練習を行ってみるとよいです。

まずは「集中リスニング」です。

「集中リスニング」をする場合は、短めのビデオを選び、Migaku の「リコールモード」で視聴します。

リコールモードでは、ビデオの再生中は字幕が非表示になりますが、会話ごとに視聴中の動画を一時停止して、聞こえた会話の内容をその場ですぐに確認できます。聞こえた内容が理解できなかった場合は、字幕を読みながらもう一度音声を聞くことができます。

英語に慣れていないと、字幕に頼りがちです。この形式のリスニング練習では、耳だけで理解しようとするよいレッスンになります。

A screenshot from Ted-Ed on YouTube, showing Migaku's 'recall mode' subtitle setting'

そして、もう一つは「多聴リスニング」です。

「多聴リスニング」を行うには、ちょっと長めだけれど難しすぎないコンテンツを選びましょう。単語を調べたい場合は調べればよいですが、ここではあまり厳密に考えすぎないようにしましょう。興味のあるコンテンツを聴くだけで、量が最終的には質につながっていくのだということを信じてたくさん聴き続けるのみです。

多聴リスニングでも集中リスニングでも、Migaku を使い続けて、自分にとって役立ちそうな単語のフラッシュカードを作りましょう。

英語をたくさん「聴いて、楽しんで、上達する」を繰り返そう

英語リスニング学習の過程で、最もハードルの高さを感じるのは、勉強を開始しはじめた段階です。ここを乗り越えましょう。

コンテンツをたくさん視聴するにつれて、徐々にリスニング能力にも自信がつき、英語で視聴して楽しめるさまざまなコンテンツが見つかり始めます。

そこからは、楽しくたくさん視聴し続けるのみです。英語コンテンツに時間を費やせば費やすほど成長は続いていくので、どんどんリスニングのスキルも上がります。続ければ、必ず英語は上達します!

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スペシャルレッスン 1: シャドーイング

ここからは、リスニングのみならず、総合的にも英語力をアップル素、トレーニング方法を紹介していきます。

まずはシャドーイングです。 シャドーイングとは、聞こえてくる英語の音声を、わずかに遅れて繰り返し発話する発音練習のアクティビティです。 まるで自分がその音の「影」になったかのように聞こえることから、シャドーイング(影になる)と呼ばれています。シャドーイングを行うには、理想的には、ホストの声質が自分の声に似ている YouTube やポッドキャストのチャンネルを見つけるとよいです。

シャドーイングは、能動的な発音練習です。 聴こえてくる英語の音に注意を払い、自然なスピードで遅れることなく真似しなければなりません。考えている暇はありません。 自分が苦手な音を見つける簡単で良い機会にもなり、英語の音の変化がいつどのように起こるかを自然に学ぶこともできます。時間が経つにつれて、英語特有である音のつながりの発音まで楽になります。

シャドーイングは、自信を持って英語を話せるようになるための良い第一歩でもあります。

スペシャルレッスン 2: ディクテーション

次にご紹介するトレーニングは、ディクテーションです。 ディクテーションは、一人で英語の発音練習ができる方法です。

シャドーイングと同じように、自分の声に似た声のユーチューバーやポッドキャスターを探してみましょう。見つかったら、次の手順に従ってください。

  1. 携帯電話や PC でアプリを使い、英語の文章を録音します。自分が興味深いと思ったり、役立つと思うような文章を選ぶようにしましょう。
  2. 音の変化やイントネーション、文章中の話者のピッチの変化に注意を払いながら、この文章を繰り返し聞きます。
  3. 文章を何回か聞いたら、それに合わせてシャドーイングし、文章を自分で発音するところを録音します。ネイティブ スピーカーとまったく同じように発音できるように努力しましょう。
  4. 自分のオーディオ録音とネイティブ スピーカーの録音をひとつずつ、または同時に比較し、自分のオーディオ録音で一致しない箇所を特定します。
  5. 何度も練習して、1 か月後にもう一度同じ文章を録音し、新しい録音とネイティブ スピーカーの録音、そして以前の録音とも比較します。発音が改善された箇所と、まだ間違っている箇所を確認し、トレーニングします。

ディクテーションは、発音矯正に集中する学習方法で、普段は気づかないような細かい発音にも注意を向けることができます。英語の文章のリズムやメロディーは、日本人が思っているものと違うことなど、英語の発音の特徴がよくわかるようになると思います。

まとめ:英語のリスニング力を爆上げする効果的な学習方法を知ろう

リスニング力を向上させるのは簡単ではありません。でも、その過程は必ずしも複雑ではありません。

英語が上達すれば、聞こえる英語が速くて不明瞭であったとしても、だんだんと理解できるようになります。英語に慣れてくれば、何か聞き逃してしまったときでも、ネイティブスピーカーがラフでいい加減な発音をしたときでも、脳がその音のギャップを埋めることができるようになります。

さらに、英語の文章構造をマスターすると、文中のすべての単語に注意を払う必要もなくなり、文章の中でどのような考えが展開され表現されていくのかが、おのずと大まかにわかるようになります。

英語を処理する能力が向上し、最終的にネイティブスピーカーの話す英語も、「遅い」と感じる時がやってくるでしょう。その時まで、しっかりリスニング学習を楽しく継続しましょう。