英語の過去形とは?文法、動詞の過去形と過去完了形の違い、使い分けポイント、活用変化、役立つ表現を例文と表付きで解説
最終更新日: 2026年1月8日

「昨日はテニスをした」「3年前に彼に会った」など、日常会話で昔の話をする機会はとても多いですよね。
そんな時に欠かせないのが、英語の過去形です。
中学英語の早い段階で学習しますが、不規則な変化やスペルのルール、他の時制との使い分けなど、意外とつまずきやすいポイントも多い分野です。
この記事では、過去形の作り方から文法のルール、間違いやすい現在完了形や過去完了との違いまでを詳しく解説します。
英語学習をしている人は、ぜひ参考にしてください。
しっかりと理解して、過去の出来事をスムーズに伝えられるようになろう📝
英語の基本文法「過去形」とは?
英語の過去形とは、簡単に言うと「過去のある時点で完了した動作や状態」を表す形のことです。
「今」を含まず、あくまで「終わったこと」として切り離して考えるのがポイントです。
たとえば、以下の例文を見てみましょう。
- I played soccer yesterday.(私は昨日サッカーをしました)
- She lived in Tokyo last year.(彼女は去年東京に住んでいました)
このように、「いつ」何をしたか、あるいはどういう状態だったかを伝える際に使います💡
現在形との違い
現在形は、今の習慣や変わらない事実を表すのに対し、過去形は「今はもうそうではない(あるいは今のことは言及していない)」というニュアンスを含みます。
現在形と過去形の違いを例文で比べてみましょう。
- I play tennis.(私はテニスをします ※習慣としてやる)
- I played tennis.(私はテニスをしました ※その時やった)
現在形と過去形の形と意味を区別し、今のことは一旦忘れて、過去のアルバムを開くようなイメージを持つとわかりやすいですよ🚀
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動詞の過去形の作り方
動詞の過去形を作るには、大きく分けて「規則動詞」と「不規則動詞」の2つのパターンがあります。
それぞれの語尾の変化をルール化して覚えることが、学習の第一歩です📚
規則動詞のルール
多くの一般動詞は、語尾に「ed」をつけるだけで過去形になります。
これを「規則動詞」と呼びます。
ただし、単語の語尾によっていくつかのスペル変化のルールがあります。
1. 一般的な動詞
もっとも基本的なパターンで、単にedをつけます。
- I played games.(私はゲームをしました)
- I watched TV.(私はテレビを見ました)
2. eで終わる動詞
すでにeがある場合は、dだけをつけます。
- I used a pen.(私はペンを使いました)
- I liked the movie.(私はその映画が好きでした)
3. 子音字+yで終わる動詞
yをiに変えてedをつけます。
- I studied English.(私は英語を勉強しました)
- I tried hard.(私は一生懸命試しました)
4. 短母音+子音字で終わる動詞
最後の文字を重ねてedをつけます。
- The bus stopped here.(バスはここで止まりました)
- We planned a trip.(私たちは旅行を計画しました)
💡ポイント 💡
特に注意が必要なのは、「子音字+y」のパターンです。「play」のように「母音+y」の場合はそのままedをつけてplayedとなるので混同しないようにしよう☝️
不規則動詞の活用
すべての動詞がedをつけるわけではありません。
形が不規則に変化する「不規則動詞」は、活用を一つずつ暗記する必要があります。
よく使われる不規則動詞の一覧の一部を紹介します。
形が完全に変わるもの
現在形 | 過去形 | 例文 | 和訳 |
|---|---|---|---|
go | went | I went to the park. | 私は公園に行きました(goの過去形) |
buy | bought | I bought a bag. | 私はバッグを買いました(buyの過去形) |
eat | ate | I ate lunch. | 私は昼食を食べました(eatの過去形) |
come | came | I came home. | 私は帰宅しました(comeの過去形) |
have | had | I had a pen. | 私はペンを持っていました(haveの過去形) |
形が変わらないもの
中には、現在形と過去形が同じ形のものもあります。
現在形 | 過去形 | 例文 | 和訳 |
|---|---|---|---|
cut | cut | I cut the paper. | 私は紙を切りました(cutの過去形) |
put | put | I put it on the desk. | 私はそれを机に置きました(putの過去形) |
これらは過去分詞形とも連動して覚えるのが効率的です。
不規則動詞の表などを活用して、何度も書いて覚えましょう✍️
過去形の文の作り方
次に、実際の文の中での使い方を解説します。
肯定文、否定文、疑問文の作り方をマスターすれば、会話のキャッチボールができるようになります。
肯定文の作り方
主語のあとに、動詞の過去形を置きます。
主語が単数でも複数でも、動詞の形は変わりません(be動詞を除く)。
- He studied English last night.(彼は昨夜、英語を勉強しました)
- They played soccer.(彼らはサッカーをしました)
主語による変化を気にしなくていいので、現在形よりもシンプルかもしれませんね😊
否定文の作り方
「〜しませんでした」と否定する場合は、動詞の前に「didn't(did not)」を置き、動詞は原形(元の形)に戻します。
- I didn't go to the party.(私はパーティーに行きませんでした)
- She didn't eat breakfast.(彼女は朝食を食べませんでした)
ここでよくある間違いが、「I didn't went...」のように動詞を過去形のままにしてしまうことです。
didの中にすでに過去の要素が入っているので、後ろの動詞は原形に戻すのを忘れないでください🙅♀️
疑問文の作り方
「〜しましたか?」と聞く場合は、文頭に「Did」を置き、動詞は原形にします。
- Did you enjoy the movie?(映画は楽しかったですか?)
- Did he come yesterday?(彼は昨日来ましたか?)
答え方は以下のようになります。
- Yes, I did.(はい、しました)
- No, I didn't.(いいえ、しませんでした)
相手に過去の経験や行動を尋ねるときに非常に便利です。
過去形と一緒に使われる時間の表現一覧
過去形は「過去のある時点」を特定する言葉と一緒に使われることが非常に多いです。
以下のキーワードは、文の中に過去形が登場する目印になります👀
昨日・一昨日を表す表現
もっとも頻繁に使われる表現です。
- I saw him yesterday.(私は昨日彼に会いました)
- I met her the day before yesterday.(私は一昨日彼女に会いました)
Last(前の〜)を使った表現
「この前の〜」と言いたい時に便利な表現です。
- I slept well last night.(私は昨夜よく眠りました)
- We visited Kyoto last week.(私たちは先週京都を訪れました)
- I was busy last month.(私は先月忙しかったです)
Ago(〜前)を使った表現
今からどれくらい前かを数字で具体的に伝えます。
- I arrived two days ago.(私は2日前に到着しました)
- I lived there a long time ago.(私はずっと前にそこに住んでいました)
これらの表現が文末にあれば、基本的には過去形を使うと考えて良いでしょう📅
過去形と他の時制の違いと使い分けのポイントを解説
英語学習者が最も悩みやすいのが、過去形と、それ以外の「過去に関係する時制」との違いです。
ここで詳しく見ていきましょう🔍
過去形と現在完了形の違い
現在完了形(have + 過去分詞)は、「過去から現在までつながっている」ことを表す時制です。
一方、過去形は「現在とは切り離された過去の事実」です。
過去形の場合
- I lost my key.(私は鍵をなくしました)
※過去になくした事実だけを述べています。今は見つかったかもしれないし、ないかもしれません。
現在完了形の場合
- I have lost my key.(私は鍵をなくしてしまいました)
※なくして、その結果「今も持っていない」という現在の状態を含んでいます。
また、「yesterday」や「…ago」などの特定の時間を表す語句は、現在完了形では使えません。
これらが文にある場合は、迷わず過去形を選びましょう。
💡ポイント 💡
経験を問う場合も現在完了形がよく使われますが、具体的な日時を言う場合は過去形になります。
過去形と過去進行形の違い
進行形(be動詞 + 動詞のing形)は、その時まさに「〜している最中だった」という一時的な動作を表します。
過去形の場合
- I watched TV last night.(私は昨夜テレビを見ました)
※見たという事実全体を指します。
過去進行形の場合
- I was watching TV when you called.(あなたが電話した時、私はテレビを見ていました)
※電話が来たその瞬間、動作の途中でした。
「〜した」のか「〜していた」のか、日本語のニュアンスの違いにも注目すると理解しやすいです📺
過去形と過去完了形の違い
過去完了(had + 過去分詞)は、「過去のある時点よりも、さらに前の過去」を表す時に使います。
これを「大過去」とも呼びます。
過去形のみの場合
- The train left when I arrived.(私が着いた時に電車が出発しました)
※着いたのとほぼ同時に出発したニュアンスです。
過去完了を使う場合
- The train had already left when I arrived.(私が着いた時には、電車はすでに出発してしまっていた)
※着いた時点(過去)よりも前に、出発(さらに過去)が終わっていたことを明確にしています。
このように、時間の前後関係をはっきりさせたい場合に過去完了を使います。
過去完了は日常会話では過去形や副詞で代用されることもありますが、小説や正確な状況説明では頻繁に登場します。
過去完了、現在完了形、過去形のそれぞれの役割を整理しておきましょう🕰️
過去形はインプット量で一気に体に入る
過去形は一般的な英語勉強で、ルールを覚えるだけでもある程度は理解できますが、本当に強いのは「たくさんの英文に触れて、過去の話が出た瞬間に反射でわかる」状態です。
Migakuで英語の動画や記事を見続けていると、yesterday や last、ago などの時間表現が出たときに、自然と過去形がセットで目に入るようになります🙂
最初は「edかな?不規則かな?」と考えますが、例に何度も出会ううちに、だんだん迷わなくなっていきます。
やがて「過去のある時点の話だな」と瞬時に判断できて、過去形と現在完了形や過去完了の使い分けも感覚的に掴めるようになります。
まずは英語コンテンツを見ながら、気になった文をその場でフラッシュカード化して復習してみてください👇
まとめ:If You Studied English, You’re Not Starting from Zero
英語の過去形でいちばん大切なのは、「過去のある時点で終わった話かどうか」をまず見抜くことです。
そこさえ押さえられれば、ed を付けるのか、不規則な形なのか、現在完了形や過去完了を使うべきかも、自然に判断できるようになります。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
過去の話に出会ったら、「あ、これは過去形だな」と気軽に反応してみてください。
間違えても大丈夫💪
回数を重ねるほど、理解はちゃんと定着していきます。
Good luck! Enjoy getting used to English stories from the past 🙂