最新!ネイティブも使う英語のスラングの意味・使い方
最終更新日: July 20, 2025

スラングと聞くと「下品」なイメージが…
実は、英語のスラングと一言でいっても、辞書に載るほど 浸透している言葉や言い回し、SNS から流行した今時のスラング、下品じゃないフレーズもたくさん!
もちろん「死語」に当てはまるようなスラングも…☠️
今回はスラングを使う際の注意点を含めて一気にご紹介します。
⚠️ そもそもスラングって?:覚えておきたい注意点
「スラング」という言葉、聞いたことはあるけど、実はあまりよく知らない…そんな方もいるかもしれません。
英語の “slang” は、日本語でいうところの「俗語」。
ちょっとラフだったり、カジュアルだったり、仲間内や特定のコミュニティのあいだで使われる言い回しを指します。

たとえば ──
- 世代やカルチャーに特有の流行語
- 国や地域、人種に根ざした表現
- SNS やネット上で生まれた略語・ミーム系スラング
…などなど。
こうしたスラングの背景には、社会や文化、そして時代 が深く反映されています。
そこには、連帯感・抵抗・ユーモア・共感など、ただの 言葉以上の歴史と意味 がギュッと詰まっていることも。
だからこそ、スラングは単なる“砕けた言い回し”ではなく、アイデンティティと切っても切れない存在!
スラングは、英会話をより自然にしてくれる表現のひとつでもありますが、
言葉の持つ歴史や文化の背景を知らずに使うと、思わぬトラブルにつながることも。
映画や音楽でよく耳にするスラングでも、実際には ちょっと NG なニュアンスを持っていたり、 「時代遅れ」 な表現だったりすることもあります。
日本語にも「昔は使ってたけど、今はちょっと…」なんて言葉やフレーズ、ありますよね。
なので、英語のスラングで気になる表現を見つけたら、「誰が、どんな場面で使ってるのか?」という視点を持って観察してみてください!これで、英語との距離もグッと縮まるはずです 💪
🔰 日常の英会話で使える単語のスラング
まずは、ネイティブとの会話や SNS でもよく使われる、スラング単語をジャンル別にご紹介。
意味・使われ方・例文をまとめてチェックして、なんとなく「ネイティブの話し方ってかっこいいな。」から次のステップへ進んでみましょう!
🧀 Cheesy - ベタ・ダサい・ありきたり・いまさら感
映画のベタなセリフだったり、誰かの言動が「ド定番すぎてつまらない…」という時に使える表現です。
- My boyfriend is so cheesy, but I kinda love it.
うちの彼氏、人生ロマコメみたいな人なんだけど、でも正直、そういうとこ好き。 - Her lyrics are too cheesy for my taste.
彼女の曲の歌詞、ちょっとベタすぎって思っちゃう…
“Cheesy”
は「ダサい」「古臭い」など、ネガティブな意味で使われることが多いけれど、恋愛ネタなどでは、あえて “いい意味” で使われることも!
🍾 Boujee - セレブ・意識高い系・背伸びしてる感・上品ぶってる
死語「ブルジョワ (bourgeois)」の進化系スラングが”boujee”
。- I’m feeling so boujee flying Premium Economy.
プレエコでセレブ気分味わってる! - He’s so boujee, always drinking mimosas in the morning on the weekends.
週末は朝からミモサ飲んじゃったりして、彼って暮らしがまじセレブだよね~。
皮肉っぽく/イジりっぽく使われることも。だからこそ。あえて”I’m feeling boujee today.”みたいに自虐っぽく言うのがちょうどいいノリ ◎
🔇 Low-key / High-key - 控えめに言って・ガチで
“Low-key“
は「実は…」のニュアンスで「さりげなくだけど本心を伝える」時に使われる表現。本心を隠したいのか、聞いてほしいのか…どっちだよ!?ってなりますよね 🤭- I’m low-key loving this vibe here.
ここのバイブス、何気に好きかも。
“High-key”
はその逆で、本音を隠す気ゼロ!ってことを強調したい時に使えるスラング。- I high-key want to just quit going to school.
学校、ガチで辞めたいって思っちゃう。
どちらも SNS や日常会話に登場する「感情の温度感」を伝えたいときに便利な表現です。
💅 Extra - 盛ってる・大げさすぎる・やりすぎ感
“Extra”
は本来「追加の」「余分な」という意味だけど、スラングでは 「なんかそこまでしなくてよくない?笑」 ってツッコミたくなるシーンにぴったりな表現。ファッション・言動・リアクション、何にでも使えて、褒めにもツッコミにも、なんなら自虐にも使えるのがポイント。
- I’m so extra. I bought a new dress just for this party.
私って気合い入りすぎ?このパーティーのためだけに新しいドレス買っちゃった… - Sorry, I know I’m being extra.
ほんと注文多くてごめ~ん。 - Oh my god, he’s so extra.
彼、ちょっとやりすぎじゃない?
📌 誰かのことを ”extra” と言うと、「盛りすぎてイタい」「ちょっとウザい」という軽い”悪口”にも…
🌱 Mint condition - 新品同様・未使用品・使用感ゼロ
“Mint condition”
はもともと、コインコレクターのあいだで広まり、「まるで鋳造されたばかり=新品同様」 という意味で幅広く使われるようになった、「mint = 造幣局」に由来するスラングです- This pair of vintage sneakers is in mint condition.
このヴィンテージスニーカー、新品って言われても信じちゃうよ。 - I keep my vinyls in mint condition.
うちのレコードは使用感ゼロ級だよ。
→ レコード・スニーカー・古着など、 こだわりの詰まったアイテムの“完璧な状態” を表すのにぴったり。ヴィンテージ好きならぜひ覚えておきたいワードです!
🏆 Top-notch - 一流・最高品質・めっちゃハイレベル
“Top-notch”
は「最上位」を意味するスラングで、 ”質が高い/プロレベル/頼れる”といった時に使える "top-notch" な褒め言葉。- Her design is always top-notch.
彼女のデザインはいつも、さすがプロは違うってなる。 - The service at that resort is top-notch.
あのホテルのサービス、まじ一流だった。
サービスや人のスキル、仕事のクオリティなど、「さすが一流!」って 思わずうなりたくなる場面 にぴったりの表現です。
🗣️ 日常会話で登場するスラングフレーズの意味と使い方
英語学習でよくあるのが、「そんな表現、教科書では見たことない!」っていう、ネイティブが自然に使っている言い回し。

ここでは、日常会話でサラッと登場する&初心者でも覚えやすいスラング表現をピックアップしてみました 👇
- Spill the tea!
「で、何があったの!?」→ ゴシップする/聞くって時に使われる表現。「気になる」「もっと知りたい!」を伝えるフレーズです。元は、「女性たちが、ティータイムに噂話をしている」様子からきたという説も。お茶をしながら近所の人の噂話… 日本でも目にしたことがあるような光景ですね 🤭
- No sweat!
「気にしないで!」→ 「大丈夫だよ!」「問題ないよ!」って、気軽に伝えたい時に使える便利なフレーズ。頼まれごとをされた時や、お礼を言われた時に、カジュアルだけど頼れる感じも出せる言い方です。
- I’m beat.
「もうヘトヘト。」→ ”I’m tired.” のスラング版!もう疲れ過ぎて、バッテリー切れな時に。仕事終わり、ジム帰り…体力ゼロのテンションはこれで表現 🪫
- I’m game!
「やるやるー!」→ 誰かの提案に「それ、いいね!やってみよう!」とノリよく返事する時の表現。「初めてだけど、挑戦してみる!」という時にも使えて、明るく前向きな気持ちが伝わるフレーズです。
- “Living in my mind rent-free”
「絶賛脳内無限ループ中」→ 直訳は「家賃払わずに脳内に住んでる」!? なスラングフレーズ。SNS で聞いたフレーズや見たミームがずっと離れない… そんな “ハマりすぎ注意”な状態 を表す今っぽい表現です。
📌 このあたりのスラングフレーズは、使いどころもわかりやすくて、覚えておくと会話で使えそう?「英語でちょっとこなれた感じを出したい…!」って時の強い味方になってくれるはず!
🔥 英語の流行り系スラング表現まとめ
ここからは、日常会話や SNS でよく見かける単語スラングをカテゴリごとに一気にご紹介!

使いこなせると「ネイティブっぽ!」ってなるスラング満載です。
表にまとめているので、まずはざっと眺めるだけでも OK◎
気になるスラングがあったら、あとでじっくりチェックしてみてくださいね。
😎 イケてる!今どきの盛り上げ系スラング
テンション高めな、今どきの”イケてる”スラング、集めました 🔥
スラング | 意味・ニュアンス | 使われ方 | オーディオ |
---|---|---|---|
Flex | 自慢する/見せつける/見せびらかす | All he does is flex his new car on Instagram. (アイツ、新車インスタで見せびらかしてばっか。) | |
GOAT (Greatest of All Time) | 伝説レベル/神/史上最高 | Messi is the GOAT. (メッシはサッカー界のレジェンド。) | |
Lit | テンション爆上げ/最高に盛り上がってる | The party last night was so lit! (昨日のパーティー、盛り上がり方最高潮だったよね!) | |
Dope | イケてる/最高 (※元は麻薬の意味) | Your new kicks are so dope! (新しいスニーカー、まじイケてるじゃん!) | |
Vibe | ノリ/雰囲気/空気感 | The vibe here is so chill. (ここの雰囲気、すごく落ち着く。) | |
Swole | マッチョ/鍛え上げられてる | He’s been hitting the gym hard—he’s so swole now. (ガチモードでジム通ってて、今や超ムキムキ。) | |
Legit | ガチもん/リアル/本物 | This place is legit. Best ramen in town. (ここのラーメン、この辺りで一番ウマい説。) |
💡 “GOAT” はスポーツ界発祥のスラングで、「Greatest Of All Time」の略。実はモハメド・アリの奥さんが「G.O.A.T.」を商標登録したっていう、まさに神話のような実話も!
💢 イラッ・モヤっな感情を表すスラング
イラッ!モヤっ!な時や、相手の言動にツッコミたくなった時…
そんな時に英語でサクッと表現できたら、ちょっとスッキリするかも!?
ちょこっとネガティブなニュアンス のあるスラングを一気にチェック!
…って言ってるけど、結構ガチでやばいのも混ざってます 😈✨
スラング | 意味・ニュアンス | 使われ方 | オーディオ |
---|---|---|---|
Chicken | ビビり/ヘタレ | Don’t be such a chicken! (ビビんなって!) | |
Cringe | イタい/ドン引き | The way he’s desperate for attention makes me cringe. (彼のカマってちゃんなとこ、ぶっちゃけイタい。) | |
Drama | お騒がせ/メンディー | Ugh, I am so done with this drama! (正直、もう勝手にしてくださいって感じ。) | |
Delulu | 妄想激しいヤツ/勘違いしすぎ | She thinks she likes her? Girl’s so delulu. (彼女、両想いって勘違いしてるって、妄想激しすぎ…) | |
Sus | 怪しい | That guy is hella sus. (あいつ、めっちゃ怪しくね!?) | |
Beef | 仲悪い/揉めてる | They’ve had beef since forever ago. (ヤツら、いつまで不仲続けるつもりなん?) |
⚠️ ノリと勢いで使いすぎて ”Cringe”認定 されないように注意
😍 ネイティブが日常会話で使う恋愛スラング
“呼び方&関係性” スラング、王道から今まさに旬な恋愛表現をまとめてチェック!
スラング | 意味・ニュアンス | 使われ方 | オーディオ |
---|---|---|---|
Player | 遊び人/チャラ男 | Don’t let him fool you—he’s a player. (あの人、思わせぶりだからダマされないで!) | |
Bae | 恋人/大切な人 (“before anyone else”の略) | I’m going out with my bae tonight. (今日は彼氏/彼女とデートなんだ〜。) | |
Pookie | 大切な人・恋人を、かわいさを込めて呼ぶ愛称 | Good morning, Pookie! (おはよっ!スキッピー 💕) | |
Ghosted | 蒸発/いきなり音信不通 | Guess what… she ghosted me. (まさかのドロンされたんだけど…) | |
Situationship | 友達以上恋人未満 | We’re in a situationship as much as I don’t want to admit it… (認めたくないけど、あの人とは完全に友達以上止まり…) | |
Simp | 好きな人(恋愛対象)に尽くしすぎな人 | Bruh, quit being such a simp. (お前、ちょっと優男すぎ。) |
💕「好き」のカタチもいろいろ。恋バナが盛り上がるのは言語を超えた“あるある”!?
💻 SNS 発!オンラインで目にする最新スラング10選
特に、SNS 発のスラング表現は日本語の流行語と同じようにどんどん短く・略されていくのが特徴です。

ここでは、ネット発の表現ならではの「略語」スラングも合わせて一気にご紹介!
スラング | 意味・ニュアンス | 使われ方 |
---|---|---|
Periodt. | 強調・決めゼリフ (“以上!”) | That was a party of the century. Periodt. (パーティー、今世紀最強だった説。以上。) |
Dead. | 爆笑/おもしろすぎて無理 | That meme? I’m dead. (あのミーム、大草原不可避。) |
Mood | わかりみ/共感/禿同 | This lazy cat is a whole mood. (このダラダラ猫、わかりみが深い。) |
Rizz | モテ力 | He’s got no rizz. (彼、全然モテないタイプ。) |
Skibidi | 意味とニュアンスは全てノリと文脈で決まる | That’s so skibidi. (それ、エグすぎ。) |
は?もう意味不明! ってなった方… You're my whole mood. 😅
特にネットスラングは「学者目指してんの!?」ってくらいの熱量でついていかないと、 瞬きしたら「もはや何語!?」になる毎日です 🤭
💬 チャットから生まれた“略語”スラング
オンラインのチャット文化から生まれた、略語スラング。
今となっては、“L-O-L”や”F-Y-I”のように、文字をそのままアルファベットで“音読” することも…
スラング | 意味・ニュアンス | 使われ方 |
---|---|---|
LOL | Laugh Out Loud (声出して笑った) | I just woke up, LOL. (たった今起きた。笑) |
TBH | To Be Honest (正直に言うと) | TBH, I didn’t really like the movie. (ぶっちゃけ、あの映画自分にはささらなかった。) |
IYKYK | If You Know, You Know (わかる人にはわかる) | That ending… IYKYK. (あの結末ね…わかる人にはわかるよね。) |
SMH | Shaking My Head (呆れた…) | She forgot her passport again… SMH. (またパスポート忘れたって…信じられない。) |
TMI | Too Much Information (聞きたくなかった/言いすぎ) | Ew, that was TMI! (それはさすがにいらん情報!) |
🔞 【下品な英語のスラング】使う人は自己責任で!
一見ふつうの単語でも、“スラング化”するとちょっとキワどい意味になるのが言語の奥深さ(!?)

たとえば…
- Netflix and Chill
→ 「映画観よ?」じゃなくて、実は完全に下心アリのやつ。 - Thirsty
→ 「喉乾いた」どころか、"いろいろ"欲しがりすぎて必死な感じ。 - Getting it on
→ 「仕事中。」だけど、だいぶ大人事情な“取り込み中”のこと。
英会話レッスンではなかなか教えてもらえない英語も発見したい人は、Netflix や YouTube などが“リアル英語”と出会えるチャンス!?

シーンを観ながらだと意味、使われ方、さらにはノリ(!?)の違いも直感的にわかりやすい 🤫

実際の会話で使う予定はないスラングも、間違って「使わない」ために覚えておくのは大事ですよね!?… 😅
まとめ:それもう「死語」なスラング、英語にもあります。
言葉づかいや考え方の“ズレ”で、世代間ギャップをつっこまれるのは、英語ネイティブの間でも、あるある な悩み。それどころか、ギャップをイジるスラングまであるんです…

- Okay, boomer.
「はいはい、もうわかってるって。」
→ この"boomer"は、ベビーブーム世代のこと。日本でいう「昭和の考え」に近いニュアンスで、つまりは、「それ、時代遅れ発言。」ってツッコむ皮肉なスラングフレーズ…
SNS の登場でスラングの「賞味期限」はさらに短くなり、移り変わりがとにかく早い!「最近の若者の言葉がわからない」と悩める英語ネイティブ向けの、最新スラング解説の記事もたくさん。だから…
📍 "Okay, boomer."って言われたくない人は、新しいスラングに出会ったら即保存がマスト!?スラングに限らず、英語の言葉やフレーズは、とにかく耳で覚えるのがコツ!実際に使われるシーンを見ながらだと、世代感やノリ も一緒にインプットできます。

英単語やフレーズの 世代感やノリ も、動画コンテンツのリアルな会話の中からインプット!

英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
毎日コツコツ、そして楽しみながら、「ネイティブが今まさに使っている英語」 を習得しちゃいましょう!