今日から使える「その通り」同意・相槌フレーズ&スラングを例文付きで紹介
最終更新日: 2025年8月18日

“うんうん”と“めっちゃわかる~!”、どちらも同意を伝えるフレーズ。
でも、温度感や伝わる気持ちはちょっとずつ違いますよね。
英語にも、シチュエーションや相手に合わせて使い分けられる、“その通り”の伝え方がたくさん。
今回は、単語だけの超シンプルなものから、“おっしゃる通りです”のような丁寧なフレーズ、ネイティブがよく使うスラングまで、まとめてご紹介します!
【単語編】ネイティブもよく使う「もちろん!」
日常会話の中では、 "Sure."
や "Right." と、 “That’s for sure.” や “That’s right.” といったフレーズを、単語に省略して使うのがネイティブ流。
まずは、単語ひとつで使えるシンプルな相槌表現をまとめて紹介します。
フレーズ | 意味・使われ方 | 同意・共感レベル |
---|---|---|
Sure. | そうだよね〜。 | 低 |
Right. | うん、わかる〜。 | 中 |
True. | そうそう、それ。 | 中 |
Exactly. | まさにそれ! | 高 |
Definitely. | 同感! | 高 |
Absolutely. | ほんとその通り! | 高 |
Totally. | ガチそれ。 | 高 |
どれも、「その通り!」という意味で使える英単語、伝えたい共感レベルに合わせてぜひ活用してみてください!
🔗 基本の相槌表現「Yes / Yup / Yeah」をもっと知りたい人はこちら!
単語の“元”を知ると、英語表現の意味もつかみやすい
“Exactly”や“Absolutely”といった言い方は、“exact”(正確な)や “absolute”(完全な)といった形容詞が元。
元となる単語の意味がそのまま、完全同意の強いニュアンスにつながっています。
- Exactly → exact (正確な):「まさに!」
- Absolutely → absolute (完全な):「大賛成!」
- Definitely → definite (確定的な):「間違いない!」
- Totally → total (絶対的な):「その通り!」
元の単語の意味をイメージしながらだと、英語表現の“感覚”ごと身につきやすくなります。
【フレーズ編】日常会話の同意表現:意味とニュアンスの違い
カジュアルな英会話では、同意フレーズをちょっと短くした言い回しにして使うことも。

例えば:
- That makes sense.
言われてみると、確かに。 - Makes sense.
確かに!
意味は同じですが、会話のテンポや雰囲気に合わせて短く言ったり。省略形はネイティブも日常的によく使うので、一緒に覚えておくと ◎
ここからは、日常会話で活躍する同意フレーズを例文と一緒に紹介します。
I agree. / Agreed.(同感。)
“Agree”
は「同意」という意味の単語が登場する、ネイティブの会話でも超定番の、ダイレクトな同意表現です。- Friend: I’m exhausted. Shall we take a cab home?
マジ疲れた~。家までタクっちゃう? - You: Agreed.
賛成。
“I agree.”
や “Agreed.” は、フォーマルな場面でも OK な万能型!パッと意思表示をしたい時にもぴったりなので、覚えておくと便利です。I guess so. / I guess.(そうだねー。)
「まあ、そういうことだよね。」「それもありだね。」、若干控えめなニュアンスのある表現です。
- Friend: It’s raining today, so we could watch a movie at home instead.
雨だから、今日は家で映画観るっていう手もあるよね。 - You: I guess so.
うーん、そうだね~。
納得はしているけれどどこか「仕方ないけど、渋々…」というような時にも。
There’s no doubt about that. / No doubt.(間違いない!)
直訳は「疑いの余地がない」。強い確信がこもった賛成を伝えるフレーズです。
- Friend: That was probably the best episode in the series so far.
このドラマの神回だったんじゃない? - You: No doubt!
間違いない!
短くても「自分もまさにそう思う。」の気持ちがストレートに伝わるフレーズ。 テンション高めの同意 をサッと伝えたい時に!
That’s for sure. / For sure.(それ、間違いないよね。 )
これも「間違いない」や「その通り」と訳せる表現ですが、どちらかというと共感・賛同寄りのニュアンスのある言い回し。
- Friend: It’s been a long week. We need a whole year off.
一週間、マジ長かった~。休日っていうか"休年"くださいって感じ。 - You: That’s for sure.
ほんとそれだよね~。
「それ、確かに」や「わかる~!」のように、相手の感情に寄り添った あいづちっぽいテンション で使われます。
That’s so true. / So true.(ほんと、その通り。)
”true”
= 真実という単語を使った、共感度高めの相槌表現。- Friend: Man, music here used to be fire. Now it’s just meh.
ここの音楽、前はセンス最強だったのに。今となっては、テンション下がってしかいない。 - Friend: So true.
マジ、それ。
「深くうなずきながら言う」ようなテンションで言うのがコツ。
💡 同じ表現でも、語尾の上げ下げだけで、伝わるノリも変わる!フレーズの意味やニュアンスだけでなく、“言い方のトーン” も大事なポイント。
同意にプラス α で納得や共感など、気持ちごと伝えられる表現もたくさんあります:
フレーズ | 意味・ニュアンス | 同意レベル・温度感 |
---|---|---|
I was just going to say that! | 「それ、今ちょうど言おうとしてたやつ!」 | 共感度 MAX + 同意 |
That’s what I’m saying! | 「だから言うたやん!」「それな、マジで。」 | 自己主張 + テンション高めの共感 |
I’m totally with you on that one! | 「ほんとそれ!完全に同意!」 | 共感度 MAX + 同意 |
I was thinking the same thing! | 「まさに、それ。同じこと考えてた!」 | 共感度 MAX + 同意 |
You’ve got a point! | 「それ、いいとこ突いてる!」「確かに、それはその通りだね。」 | 賛同 + 同意 |
That’s exactly how I feel, too. | 「自分も、ほんとそんな感じ。」 | 共感 + 賛同 + 同意 |
「同意」の一言も一歩踏み込んだ表現を使いこなせるようになると、シンプルな「その通り」のさらに先の“伝わる英語”に近づけるはずです。
英語表現は“ちょい足し”で温度感にも変化が
実は、すでに知っている英語表現に “ちょい足し” するだけで、伝わる気持ちの温度感がぐっと強まるんです。

ここで使われる definitely / totally / absolutely / so
などは、どれも「まったく」「まじで」といった、 単語を加えるだけで、 “強くそう思う” 気持ち をさらに強調できる便利ワード。たとえば…
- “I agree.” → I definitely agree. / I totally agree.
- “You’re right.” → You’re so right. / You’re absolutely right.
- “That’s true.” → / That’s so true. / That’s totally true.
なので、無理にたくさんフレーズを覚えなくても OK。その時の気持ちに合わせて “ひとことプラス” するだけで、伝え方の幅が広がります!
【単語編】ビジネスで「おっしゃる通りです」はどう言う?
丁寧な英会話が必要とされる場合にも、知っておくと安心な “単語オンリー” の同意表現にもいろいろ。

ニュアンスや使い方と一緒にチェックしてみましょう。
ミーティングやメールなど、ビジネスシーンでよく登場するのがこちら:
フレーズ | 日本語訳 | ニュアンス |
---|---|---|
Certainly. | 「間違いありません」「かしこまりました」 | 依頼や提案に丁寧に応じるとき、または強く同意したいときに |
Indeed. | 「まさにその通りです」 | 相手の意見や事実を強く肯定したいときに |
Correct. | 「おっしゃる通りです」「ご指摘の通りです」 | 論点の確認や指摘を丁寧に認めたい場面で |
Precisely. | 「まさにそれです」「そのご認識で合っています」 | ロジカルな内容や確認事項に、「ズバリそう」と同意したいときに |
💡 Certainly は「かしこまりました」「承知しました」など、依頼や提案に対する丁寧な返答としてもよく使われます。
単語ひとつで「その通り」を簡潔・丁寧に伝えられる、様々な表現。記事のはじめに登場した “Absolutely.” や “Exactly.” などと合わせて覚えておくと、状況に合わせた使い分けができます。
【フレーズ編】ビジネスで「その通り」と使える丁寧な英語表現
続いては、フレーズで“まさにその通り”を伝える表現のご紹介です。

プロフェッショナルな場面でのコミュニケーションでも活躍すること間違いなし!
もちろん、日常会話で話し相手に「しっかり受けとめてるよ」と伝えるリアクションとしても活用できます。
I agree with you. (おっしゃる通りです。)
“I agree + with you” のように、英語では主語や目的語を加えるだけで、より丁寧でフォーマルな印象になります。英語表現がカジュアルかフォーマルかを分けるポイントは、こうしたちょっとした違いにあります。
- A: I think this layout can be improved slightly.
このレイアウトは少し改善の余地ありだね。 - B: I agree with you.
同感です。
Of course.(その通りです。)
“Of course.”は「もちろん」という意味で使われる定番フレーズですが、フォーマル・カジュアル問わず、相手の意見に賛同を示すときにも使えます。
- A: So, based on the data, we should move forward with Plan B.
このデータを踏まえて、プラン B で進めた方がよさそうですね。 - B: Of course. That makes perfect sense.
そうですね!それでいきましょう。
"That makes perfect sense."も、ニュアンスは「その通り」。"Of course."との合わせ技で、気合の入った「そうしましょう!」が表せるフレーズに。
I couldn’t have said it better.(まさにおっしゃる通りだと思います。)
相手の発言が的確すぎて、「これ以上言うことなし!」という場面に合う強調表現。自分も言いたかったことを完璧に言ってくれた、という気持ちがそのまま伝わります。
- A: What really matters is that the design resonates with the audience, not just that it looks good.
デザインは見た目の良さだけでなく、見る人に“伝わる”ことが何より大切ですよね。 - B: I couldn’t have said it better.
本当にその通りです。
I couldn’t agree more. (本当にその通りです。)
「これ以上同意できないほど、同意!」というインパクトのある言い回し。
少し大げさに感じるかもしれませんが、英語ではこうした強調表現で気持ちを伝えるフレーズが、日常的によく使われます。
- A: I think we need to simplify the messaging to communicate our concept more clearly.
コンセプトをもっと明確に伝えるために、内容をもう少し絞った方が良いと思います。 - B: I couldn’t agree more.
同感です。
似たようなニュアンスで使えるのが “My thoughts exactly.”
(まさに、私もそう思っていました)。フレーズから、賛同する姿勢も自然とにじみ出る表現です。
That’s a fair point.(なるほど、確かにその通りですね。)
相手の意見に納得しつつ「それも大切なポイントですね」や「一理ある」と伝えたいときに、協力的・建設的な印象を与えられるフレーズです。
- A: The overall messaging of this pitch is good, but I think the messaging on the final slide could be simplified a little bit.
このプレゼン、全体的な方向性は良いと思いますが、最後のスライドの内容はもう少しブラッシュアップできそうですよね。 - B: That’s a fair point. Let me discuss it with the team next week.
そう言われれば、確かにその通りですね。来週チームに相談してみます。
📌 ちょっとした言い回しの違いで、伝わる気持ちの温度や真剣さも変わってくる――そんな英語の “感覚” を身につけることも、リアルな英会話と距離を縮めるためのヒント。
同意表現に、丁寧かつ真摯な印象も添えられる言い回しが増えると、コミュニケーションの幅も広がると思います!
【スラング編】英語で「ガチそれな」的な相槌
お次はちょこっとおまけで「スラング編」。日本語でいう「ガチそれな」、実は英語にもあるんです 🤭

放送禁止用語が登場するフレーズもあるので、使う場面と相手には要注意です。
英語スラング表現 | 意味 | ニュアンス・使えるシーン |
---|---|---|
Straight up. | 「マジで」「ホント、それ」 | 共感も強調できる「そのとおり」 |
I feel you. | 「言ってること/感じてること、すごくわかるよ」 | 共感・同情系。相手の気持ちに寄り添うときに ◎ |
Hundred percent. | 「100%同意」「完全にそう」 | 「完全同意!」をスパッと伝える |
Damn right. | 「まさにそのとおり!」 | 強い自信を込めた同意 |
Facts. | 「ガチ事実」 | SNS などで定番。パッと言い切るのがポイント |
Word. | 「そのとおり」 | 落ち着いたトーンで「わかってる感」出せるスラング |
Preach! | 「よく言った!」「それな!」 | 元は“説教する”の意味。「まさにそれ!」と賞賛混じりの同意表現 |
Fuck yeah! | 「それマジ!」 | 同意する気持ちが爆発! |
Hell yeah! | 「間違いない!」 | テンション高めのノリのいい同意表現 |
No joke. | 「ガチだよ」「冗談抜きで」 | 本気の気持ちを伝えたいときに使える一言 |
💡 “Facts.” の 進化系 で “Facts on facts.”
とか “Facts on facts on facts.” という超強調スタイルも… もはや「どこまで正解なの!?」とツッコミたくなるレベルの完全同意スラングですね 😅まとめ:動画でネイティブの「その通り」の言い方をチェック!
英語は、スラングに限らず リズム感・テンポ感 も超重要。
「どの言葉を、どのタイミングで言うか」で、伝わるニュアンスも印象もガラッと変わります。

しかも、フラッシュカードは見ている動画の音声付き。使ってみたい英単語やフレーズを保存して「聞き返して」復習できる。

コンテンツを楽しみながら、リアルな英語フレーズにも出会えるので一石二鳥。Without a doubt!
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる――を積み重ねる。その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
まずは、英語の意味や細かい文法理解を完璧にすることは忘れて、“言い回し”や“ノリ”そのものを、まるっと身につけちゃいましょう!