英語のtoo to構文とは?意味や使い方、基本の英文法を例文付きで解説!so that 構文への書き換えも紹介
最終更新日: 2026年2月6日

中学英語の学習で多くの人がつまずきやすい、too to構文。
「〜もまた」という意味でおなじみの "too" ですが、この構文に入ると「〜すぎて…できない」という否定の意味を持つ表現に変わることをご存知でしょうか🤔
一見すると肯定文のように見えますが、実は「できない」という否定のニュアンスが含まれているため、文法や文脈を正しく理解する上で非常に重要なポイントです。
この記事では、「使える言語力」を育てる語学学習プラットフォーム「Migaku」が、too to構文の基本的な意味や使い方、so that構文への書き換え(言い換え)、さらには間違えやすい点まで、豊富な例文とともにわかりやすく解説します。
「too to 構文(〜すぎて…できない)」の基本の英文法を解説
まずは、この構文の核となる意味と形、そして訳し方をしっかり確認しましょう。
too to 構文の訳し方
too to 構文の最大の特徴は、not(〜ない)という単語が使われていないのに、文全体の意味が「否定」になることです。
- too:あまりに〜すぎる(過剰)
- to:…するには(不定詞)
直訳すると「…するには、あまりに〜すぎる」となりますが、自然な日本語に訳すと「〜すぎて…できない」となります💡
この図のように、「too(過剰な状態)」が壁となって、「to(動作)」が実行不可能になるイメージを持つと、日本人学習者にもわかりやすく理解できます。
基本の形(too + 形容詞/副詞 + to + 動詞の原形)
文の構造(形)は以下の通りです。
- 主語 + Be動詞/動詞 + too + 形容詞/副詞 + to + 動詞の原形
具体的な例文で使い方を見てみましょう。
- I am too tired to study.(私は疲れすぎて勉強できません)
- This question is too difficult to answer.(この問題は難しすぎて答えられません)
このように、形容詞(tired, difficult)や副詞の後ろに to + 動詞の原形 を続けるのが基本の形です。
この「to構文の意味」を正しく把握することが、英語の長文読解でも重要になります📝
この形が、too to 構文の最も基本的なパターンです。
「誰が」できないの?不定詞の意味上の主語(for)の使い方
「荷物が重すぎて運べない」という文を考えたとき、誰が運べないのでしょうか。
文の主語と、to以下の動作をする人が違う場合、forを使って「人」を明示する必要があります。
too to 構文が「できない」という結果を表す理由
too to 構文が表しているのは、「事実としてできなかった」ではなく、「条件的に不可能な状態」です🙂
too は「とても」ではなく、「あまりに〜すぎる」という意味を持ち、その過剰さが原因となって、to 以下の動作が成立しなくなります。
- I am too tired to move.(私は疲れすぎて動けない)
この文は、「動かなかった」という結果を述べているのではなく、「疲れが限界を超えていて、動くという選択肢が成り立たない」という状態を表しています。
つまり、too to 構文は
理由(すぎる状態)
→ 結果(できない)
という因果関係を一文で表す構文です💡
このため、文の中に not がなくても、「できない」という否定の意味が自然に含まれます。
この「結果として不可能になる」という感覚をつかめると、too to 構文の意味は一気に理解しやすくなります。
too ... for A to ... (Aにとって〜すぎて…できない)
不定詞(to...)の動作主(意味上の主語)を表すときは、toの前に for + 人(目的格) を置きます。
- The bag is too heavy for me to carry.(そのバッグは重すぎて、私には運べません)
- This book is too difficult for children to understand.(この本は難しすぎて、子供たちが理解するのは無理です)
ここで、キーワードの "too heavy" や "to carry"、"understand" がどのように使われているか注目してください。
注意点として、もし文の主語(The bag)と、to以下の動作をする人が一般的な人々(または文脈で明らかな場合)は、for を省略して表現することがよくあります🙆♀️
VeryとTooの決定的な違い
学習者がよく混同するのが very(とても)と too(〜すぎる)の違いです。
- Very:程度が高いこと(単に強調。ポジティブな意味でも使える)
- Too:許容範囲を超えていること(ネガティブな意味を含むことが多い)
比較してみましょう。
- The soup is very hot.(スープはとても熱いです)
※熱いけれど、食べることは可能かもしれません。「熱々でおいしい」というニュアンスにもなり得ます。
- The soup is too hot to eat.(スープは熱すぎて食べられません)
※「食べる」という動作が不可能なレベル(問題がある)であることを示しています。
このように、too は「(ある基準を超えて)〜すぎる」という問題点を指摘するときに使います☝️
テスト頻出!so...that構文への書き換え・言い換え問題
too to 構文は、so that構文(とても〜なので…だ)を使って言い換えることができます。
この書き換え問題は、次のような形式で中学や高校のテストで非常によく出題されます🏫
書き換えの公式
too to 構文は「できない」という意味を含むため、so...that構文にするときは can を否定形にした cannot(can't) を使って否定文にします。
too … to ~
= so … that S cannot ~(とても…なので、Sは~できない)
例文で実践書き換え
- 主語が一致する場合
- He is too busy to go to the party.(彼は忙しすぎてパーティーに行けません)
↓
He is so busy that he cannot go to the party.(彼はとても忙しいので、パーティーに行くことができません)
- 意味上の主語(for)がある場合
- The tea was too hot for me to drink.(そのお茶は熱すぎて私には飲めませんでした)
↓
The tea was so hot that I could not drink it.(そのお茶はとても熱かったので、私はそれを飲めませんでした)
重要な注意点として、書き換えの際、so that構文では後半が完全な文(S+V+O)になる必要があります。
そのため、drink の「後ろ」に it(the teaを指す語)が必要です。
一方、too to 構文では主語が目的語を兼ねているため、後ろに it を置いてはいけません🚫
応用編:間違いやすい注意点と否定の強調を確認
ここでは、少しレベルの高い文法ポイントを解説します。
文末の目的語を置かない(too...toの場合)
先ほどの書き換えでも触れましたが、主語と不定詞の目的語が同じ場合、too to 構文では目的語を省略します。
- ❌ This box is too heavy to carry it.(間違い)
- ⭕️ This box is too heavy to carry.(正解:この箱は重すぎて運べません)
主語(This box)が「運ばれるもの」であることが明らかなので、it は不要です。
これをつい書いてしまうミスが多いので、書き方は特に注意しましょう⚠️
「〜ないほど…ではない」not too...to
too to 構文自体を否定(not too...to)すると、「…できないほど〜ではない」つまり「…できる」という**肯定的な意味(あるいは控えめな表現)**になります。
- He is not too old to learn.(彼は学ぶのに年を取りすぎているということはない = 彼はまだ学べる年齢だ)
似ている表現:enough to(〜するのに十分…)
too...to(〜すぎて…できない)の対義語的な表現として、**enough to(…できるほど十分〜だ)**も覚えておきましょう。
- She is rich enough to buy the car.(彼女はその車を買えるほど十分お金持ちです)
これも書き換え問題の定番です。
too poor to buy(貧乏すぎて買えない)⇔ not rich enough to buy(買えるほど裕福ではない)のような変換が問われることがあります。
また、"is too" の位置や "too~" のつながりを意識することで、より自然な英語になります🔄
生きた英語の中で too to 構文を感覚的に身につけられる学習体験
too to 構文は、一般的な英語勉強で意味や文法を理解しても、実際の英語の文章や会話の中では一瞬迷いやすい構文です🙂
特に「〜すぎて…できない」という否定の意味は、説明として知っているだけでは、とっさに判断できないことも多いです。
Migakuでは、ネイティブが実際に使っている英語の動画や記事を通して、too to 構文がどんな文脈で使われているのかを何度も確認できます。
英語のメディアに触れる時間が増えるにつれて、「この流れで too が来たら、結果はできないんだな」という感覚が自然と身についていきます。
ルールを暗記するだけで終わらず、「この状況では too to 構文が来る」という直感的な理解が育つのが特長です。
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「分かる」から「考えずに使える」英語へ。
生きた英語の中で too to 構文を自然に使う力を身につけたい方は、ぜひ一度試してみてください🚀
まとめ:When Too Becomes Too Much
too to 構文のいちばん大切なポイントは、「〜すぎる」という過剰さが原因で、結果として「できない」という否定の意味になることでした。
形や訳し方を覚えるだけでなく、「この状況なら行動は無理だな」とイメージできるようになると、理解が一段深まります。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
too to 構文も、実際の英語の中で何度も出会うことで、考えずに意味が取れる表現になっていきます。
Good luck! Have fun noticing too to constructions in real English 😊