英語で「ありがとう」を伝える!感謝を伝える会話表現・返し方フレーズ54選
最終更新日: 2025年10月30日

英語で「ありがとう」を言うとき、つい “Thank you.” ばかり使ってしまっていませんか?
しかし、英語学習をしている人の中には、 “Thank you” 以外にも感謝を伝える英語表現はたくさんあることに気づいた人も多いはず⭐️
今回は、ビジネスでも日常英会話でも使える英語の感謝表現54選をご紹介します。
カジュアルな場面からフォーマルなシーンまで、「感謝の気持ちを伝える」ための英語フレーズをまとめました。
相手に気持ちがしっかり届く言葉を、ひとつずつ見ていきましょう🙏✨
英語で「ありがとう」を伝える基本の表現
ここではまず、英語で「ありがとう」を伝える基本の表現を、例文付きで見ていきましょう✨
“Thank you.” の意味と基本の使い方
英語の「ありがとう」と言えば、やっぱり “Thank you. ”。
最も基本的でよく使われる英語表現です。
相手に対して感謝の気持ちを丁寧に伝えたいときにぴったり💯
“Thanks.” や “Thanks a lot.” のようにカジュアルに使うこともあります。
もっと感情を込めたい場合は “Thank you so much.” や “Thanks a million.” と言うと、相手に強い感謝が伝わります。
例:
- 英:Thanks for your help!
 - 日:手伝ってくれてありがとう!
 - 英:Thank you so much!
 - 日:本当にありがとう!
 
「for」は“~してくれてありがとう”を表すキーワード。
英会話では “Thank you for + 動詞-ing” や “Thank you for + 名詞” のように使うのが定番です。
“for”を使って具体的に感謝を伝える
“for” を入れると、「何に対して感謝しているか」を明確にできます。
例えば “Thank you for your kindness.” は「ご親切にありがとうございます」という意味になります。
構文は以下の通りです。
- Thank you for + 名詞
 - Thank you for + 動詞-ing
 
例:
- 英:Thank you for coming today.
 - 日:今日は来てくれてありがとう。
 - 英:Thank you for helping me.
 - 日:助けてくれてありがとう。
 - 英:Thank you for your patience.
 - 日:ご理解に感謝します。
 
このように “for” をうまく使うことで、英語の感謝表現がより自然になります。
「Thank you」より丁寧・フォーマルに感謝を伝える英語表現
英語で感謝を伝えるにあたって、シーン別に表現を工夫することは大事💡
以下では、丁寧・フォーマルに感謝を伝える方法を解説します。
“I appreciate …” の使い方と意味
“appreciate” はフォーマルで大人な印象を与える英語フレーズ。
ビジネスメールなどでよく使われる、「深く感謝しています」という意味の言葉です。
構文:I appreciate + 名詞 / + 動名詞
例:
- 英:I really appreciate your time.
 - 日:お時間をいただき感謝します。
 - 英:I appreciate your support.
 - 日:サポートしてくれてありがとう。
 
“appreciate” は “Thank you” よりもプロフェッショナルな場面で使える英語表現です。
💡 Insight 💡
Thank you for” の後には “+ 動詞-ing” や “+ 名詞” が来ましたが、 “appreciate” の後も名詞だけでなく “+ 動詞-ing” を使うこともできます。
ただし、フォーマルな場面では名詞を使う方が自然です。
“I’m grateful for …” の使い方
“grateful” は、心からの感謝を伝える言葉。
あなたの思いや気持ちが相手にしっかり伝わるフォーマルな表現です💫
例:
- 英:I’m grateful for your help.
 - 日:助けてくれてありがとう。
 - 英:I’m deeply grateful for your kindness.
 - 日:ご親切に心から感謝します。
 
“grateful for” は、感情をこめて感謝を伝えるときに最適です。
“I’m thankful for …” の使い方
“thankful” は “grateful” より少しカジュアルで、温かいニュアンスを持つ英単語です。
家族や友人など、身近な人への感謝を伝えるときによく使われます。
例:
- 英:I’m thankful for your friendship.
 - 日:あなたとの友情に感謝しています。
 - 英:I’m so thankful for this opportunity.
 - 日:この機会にとても感謝しています。
 
カジュアルに「ありがとう」を伝える英語フレーズ
ここでは、カジュアルに「ありがとう」を伝える英語フレーズを紹介します。
フレンドリーな場面でよく使う表現
カジュアルな英会話では、リラックスした感謝の言葉が使われます。
例:
- 英:Thanks a bunch!
 - 日:本当にありがとう!
 - 英:Thanks lots!
 - 日:たくさんありがとう!(カジュアルでフレンドリーな言い方)
 - 英:You’re the best!
 - 日:あなた最高!
 - 英:I owe you one.
 - 日:借りができたよ!
 - 英:That’s so kind of you.
 - 日:優しいね、ありがとう。
 
「I owe you one」は“あなたに借りがある”という英語表現で、「今度恩返しするね!」というニュアンスです。
💡 ポイント 💡
“Thanks lots” は “Thanks a lot” よりも少しくだけた響きで、友達同士の会話やSNSやチャットでよく使われます。
SNSやチャットで使える省略系・スラング的表現
オンライン会話やメッセージでは、略語を使うと自然です。
例:
- 「Thx」「TY」「Tysm」
 - (Thanks / Thank you so much の略)
 - 英:Appreciate it!
 - 日:感謝してるよ!
 - 英:Much appreciated!
 - 日:本当にありがとう!
 - 英:Cheers!
 - 日:ありがとう!
 
※「Cheers」はイギリス英語的表現
どれもカジュアルなシーンでよく使われる英語フレーズです。
シーン別:感謝を伝える英語表現集
日本語の「ありがとうございます」「ありがとう」「ありがとね」「ありがとー!」のように、シーン別で感謝の表現を使い分けることは大事です💫
ここでは、感謝を伝える英語表現をシーン別にご紹介!
メール・ビジネスで使える英語表現
英語にも、日本語の「ご連絡ありがとうございます」にあたる英語表現がいくつかあります。
- 英:Thank you for your email.
 - 日:メールありがとうございます。
 - 英:I appreciate your quick response.
 - 日:迅速なご対応に感謝します。
 - 英:Thank you for taking the time to meet with me.
 - 日:お時間を割いていただきありがとうございます。
 
ビジネスの場面では「I appreciate」が丁寧でフォーマルな印象を与えます。
プレゼント・助け・サポートへのお礼
相手が何かをしてくれた場合は、“for” を使うのが自然です。
- 英:Thank you for the gift!
 - 日:プレゼントありがとう!
 - 英:Thanks for your sweet words.
 - 日:優しい言葉をありがとね。
 - 英:I really appreciate your help.
 - 日:助けてくれて本当にありがとう。
 - 英:You made my day!
 - 日:あなたのおかげで最高の一日になった!
 
このように “Thank you for ~” は、助けてくれた人への感謝を伝える基本中の基本です。
💡 ポイント 💡
“Thanks for your sweet words.” は、SNSのコメント返しやメッセージでもよく使われるカジュアルな英語表現です。
相手の「言葉」に感謝を伝える、ちょっと温かみのある言い回しとしておすすめ。
心遣いや親切への感謝
ちょっとした思いやりや親切に対してお礼を言いたいときの英語表現も覚えておきましょう。
- 英:Thank you for your kindness.
 - 日:ご親切にありがとうございます。
 - 英:That was very thoughtful of you.
 - 日:お気遣いありがとうございます。
 - 英:You’re so sweet.(気遣い・優しさに対して)
 - 日:優しいね、ありがとう。
 - 英:You're so kind.
 - 日:あなたは親切ですね(行動・人柄に対して)
 - 英:That’s so kind of you.
 - 日:ご親切にどうも(親切な行為に対して)
 
💡 ポイント 💡
日本では「優しい」=“kind”が有名ですが、日常会話では“You’re so sweet.” の方がよく使われる自然な表現です。
“You’re so kind.” は少しフォーマルで、ビジネスや初対面の相手にも使えます。
気持ちだけ受け取るときの英語表現
相手の気持ちはうれしいけど、断りたい場合に使える表現です。
- 英:Thank you, but that’s okay.
 - 日:ありがとう、でも大丈夫です。
 - 英:I really appreciate the thought.
 - 日:お気持ちだけで十分です。
 - 英:It’s the thought that counts.
 - 日:気持ちがうれしいです。
 - 英:No thanks. / No thank you.
 - 日:いえ、結構です/大丈夫です。
 
“No thanks.” や “No thank you.” は日本でもよく知られていますが、英語ではあくまでシンプルな断り表現です。
トーンによっては、少しぶっきらぼうで強めに聞こえたり、冷たい印象を与えたりすることもあるので注意⚠️
やわらかく伝えたいときは、“No, thank you.” や “Thank you, but I’m good.” の方が丁寧で自然です。
「Thank you」と言われたときの返し方
感謝の伝え方を覚えたら、次は感謝を伝えられたときの返し方もチェックしておきましょう。
カジュアルに返す場合
気軽な英会話では、短く返すのが自然です。
- 英:You’re welcome!
 - 日:どういたしまして!
 - 英:No problem!
 - 日:全然いいよ!
 - 英:Anytime!
 - 日:いつでも!
 - 英:Don’t mention it.
 - 日:気にしないで!
 
“Anytime!” と “No problem!” はとてもカジュアルで、友達同士の英会話で最もよく使われるリアクションです。
💡 ポイント 💡
“Don't mention it” は直訳すると「それについて言及しないで」ですが、イディオムとして「気にしないで」「お礼なんていらないよ」という意味を持ちます。
フォーマルに返す場合
ビジネスやフォーマルな場面では、少し丁寧に返すのがポイントです。
- 英:You’re very welcome.
 - 日:こちらこそありがとうございます。
 - 英:You're more than welcome
 - 日:とんでもありません。/大歓迎です。
 - 英:It was my pleasure.
 - 日:お役に立てて光栄です。
 - 英:I’m happy to help.
 - 日:お力になれてうれしいです。
 
💡 ポイント 💡
“You’re more than welcome.” は「本当に気にしないで」「大歓迎ですよ」という意味で、感謝に対して温かく返す丁寧な英語表現です。
“You’re very welcome.” よりも少し感情がこもった優しいニュアンスになります。
カジュアルな会話でよくある返し方(応用)
感謝されたときに、ちょっとフレンドリーで冗談っぽく返す表現もあります。
ここでは、Migakuだからこそ教えられる教科書では習えない “リアルな英語感覚” をご紹介!
- 英:Thanks to YOU!
 - 日:「いや、こちらこそありがとう!」/「あなたのおかげだよ!」
 - 英:No, thank you!
 - 日:「いやいや、ありがとうはこっちのセリフ!」
 
この場合、“you”を“YOU!”のように強調して言います。
断りの “No thank you” と異なり、“No!” “Thank you!” と分けて言うのがポイントです。
メールなどでは、実際に大文字の“YOU”が使われることも多いです。
💡 ポイント 💡
“Thanks to you !” は直訳すると「あなたのおかげで」ですが、会話では「いや、私じゃなくて君に感謝だよ!」という軽いツッコミ風の返しとしても使われます。
“No, thank you !” は “Thank you.” に対するお礼返し。お互いに「いやこっちこそ!」って言い合うフレンドリーなやりとりです。
もっと感謝の気持ちが伝わる英語フレーズ集(+αの一言)
「ありがとう」だけでなく、少し感情を添えることで相手の心に響く表現になります。
- 英:Thank you so much for everything.
 - 日:すべてにありがとう。
 - 英:I can’t thank you enough.
 - 日:感謝してもしきれません。
 - 英:I don’t know what I’d do without you.
 - 日:あなたがいなかったらどうしてたか分からない。
 - 英:You have no idea how much that means to me.
 - 日:どれだけうれしいか言葉にできません。
 - 英:I’m so thankful to have you in my life.
 - 日:あなたがいてくれて本当に感謝しています。
 
英語で自然に感謝を伝えられるようになるには
英語で感謝を伝えるとき、単語だけでなくニュアンスも大切です。
Migakuの英語コースでは、“Thank you” や “appreciate” などの感謝表現を、音声付きで学べます🎧
メール・英会話・チャットなど、どんな場面でも「感謝を伝える英語フレーズ」が自然に使えるようになります。
Migakuの英語コースは、「助けてくれてありがとう」や「ご対応に感謝します」など、実践的な言い回しも豊富です💡
感謝を伝えることは、どんな国の人にも通じる大切なコミュニケーション。
英語の感謝表現をいくつか覚えておくことで、あなたの言葉の幅がぐんと広がります。
“Thank you” だけじゃなく “I appreciate it.” や “You’re the best!” を使い分けて、英語の会話をもっと楽しくしましょう🌸
Migakuでレパートリーを増やし、これらの使い分けをマスターして、ぜひあなたの会話にも取り入れてみてください🌿
まとめ:この記事を読んでくれたあなたに“Thank you”
英語で感謝を伝えるときは、言葉の意味だけでなくニュアンスも大事です。
- フォーマルな場面では :“I appreciate” や “I’m grateful for”
 - カジュアルな会話では: “Thanks a lot!” や “You’re the best!”
 
のような表現を使い分けましょう。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道です。
Thank you for learning with us💛 Good luck, and have fun using your new phrases!