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ニュージーランドの永住権Skilled Migrant Category (SMC) Resident Visaを解説【2026年最新情報】

最終更新日: 2026年5月20日

ニュージーランドのイメージ

ニュージーランドの永住権「Skilled Migrant Category(SMC)Resident Visa」は、認定雇用主からの熟練職オファーを持つ55歳以下の人材を対象とした、合計6ポイント以上で申請できる永住ビザです。

本記事では、「使える言語力」を育てる語学学習プラットフォーム「Migaku」が、ニュージーランドの永住権「Skilled Migrant Category(SMC)Resident Visa」について、徹底解説します。

基礎を学んだ後は、ネイティブの動画で実際の使われ方をチェックするのが「英語脳」を作る一番の近道です。

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SMC永住権の基本要件

SMCはニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)が運用する熟練移民向け永住権制度で、申請者は以下をすべて満たす必要があります。

  • 申請時点で55歳以下であること
  • 認定雇用主(Accredited Employer)から熟練職のジョブオファーまたは雇用契約を保有していること
  • 健康、人格(無犯罪)、英語要件を満たすこと
  • ポイント制で合計6ポイント以上を達成していること

ポイントは「職業登録(occupational registration)」「学歴」「収入」のいずれか1つから3〜6ポイントを取得し、それに加えてニュージーランドでの熟練労働経験から1年につき1ポイント(最大3ポイント)を加算する仕組みです。

2026年改定後は必要となるニュージーランド国内の就労経験期間が、最長3年から最長2年に短縮されます💡

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賃金基準と職種レベル(2026年最新)

SMCでは「熟練職」と認められるための賃金閾値が定められており、2026年3月9日からニュージーランドの中央賃金(median wage)はNZD $33.56/時からNZD $35.00/時に引き上げられました。

職種区分

最低時給(NZD)

備考

ANZSCOスキルレベル1〜3
$35.00/時
中央賃金以上
ANZSCOスキルレベル4〜5
$52.50/時
中央賃金の1.5倍
収入カテゴリで3ポイント
$52.50/時
中央賃金の1.5倍
収入カテゴリで4ポイント
$70.00/時
中央賃金の2倍

なお2026年8月24日からは「5ヶ月のグレースピリオド」が導入され、就労ビザ発行後5ヶ月以内に熟練労働を開始した場合、ビザ発行日時点の賃金閾値が適用されます。

賃金改定の狭間で不利にならないための重要な救済措置です⚠️

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ポイントの稼ぎ方

「メインの3〜6ポイント」を確保するルートは以下の3通りです。

  • 職業登録:医師、看護師、エンジニアなどニュージーランド国内で職業登録が必須となる職種で、登録の難易度に応じて3〜6ポイント。2026年8月24日からはCPA Australia会員のQualified Statutory Accountantも対象に追加されます。
  • 学歴:学士号、修士号、博士号などの保有でポイント加算。レベル8またはレベル9の資格でポイントを申請する場合は、学士号も併せて保有していることが必要です。ニュージーランドの修士号で6ポイントを得るには、フルタイムで最低30週のニュージーランド国内就学と学士号保有が条件となります。
  • 収入:上述の通り、時給NZD $52.50で3ポイント、NZD $70.00で4ポイントです。

加えて2026年8月24日以降、ニュージーランド国内で取得した資格は海外取得資格より1ポイント多く付与されます(博士号と一部修士号を除く)。

海外取得資格を学歴ポイントとして使う場合は、NZQAによるInternational Qualification Assessment(IQA)の取得、またはList of Qualifications Exempt from Assessment(LQEA)に掲載されている資格である必要があります✨

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2026年8月24日施行の新パスウェイ

既存のポイント制ルートに加え、2026年8月24日からは以下の2つの代替パスウェイが新設されます。

Skilled Work Experience Pathway

  • ANZSCOスキルレベル1〜3で、5年以上の直接関連する業務経験
  • うちニュージーランドで2年間、中央賃金の1.1倍以上の収入を得ていること

Trades and Technician Pathway

  • レベル4以上の関連資格
  • 4年以上の資格取得後の業務経験
  • うちニュージーランドで18ヶ月間、中央賃金以上の収入を得ていること

また職種が「Amber List」に該当する場合は、5年以上のニュージーランド職務経験のうち2年は中央賃金の1.2倍以上の収入という追加条件を満たすことで、新パスウェイの申請が可能になります。

「Red List」職種は新パスウェイの対象外で、従来のSMC経路(中央賃金1.5倍、学士号、または職業登録のいずれかを満たす場合)のみが利用可能です🔥

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必要書類のチェックリスト

申請に向けて準備しておきたい書類は以下の通りです。

  • 有効なパスポート
  • 認定雇用主からのジョブオファーまたは雇用契約書
  • 学歴証明書および成績証明書(必要に応じて英訳・NZQAのIQA)
  • 職務経歴を証明する書類(雇用主のレター、給与明細、雇用契約書など)
  • IELTSなどの英語テストスコア(申請日から2年以内のスコアが必要)
  • 警察証明書(日本の警察証明書および過去10年間で12ヶ月以上居住した国の証明書)
  • 移民局指定医での健康診断・胸部レントゲン結果
  • 職業登録証(該当する場合)
  • 配偶者・子の同伴申請がある場合は戸籍謄本、出生証明、婚姻関係証明など

準備すべき書類は多岐にわたるため、早めにリストを確認して漏れがないようにしましょう👀

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申請の流れ

  1. 認定雇用主からの熟練職オファーを確保:オーストラリアと比較して認定雇用主制度はSMCの前提条件となっており、まずスポンサー企業の探し方を確認しておくとスムーズです。
  2. EOI(Expression of Interest)を提出:オンラインの移民局ポータルから提出。EOI自体は無料です。
  3. ITA(招待状)を受領:移民局が要件を満たすと判断した場合、正式申請への招待が届きます。
  4. 正式申請の提出と料金支払い:ITA受領後4ヶ月以内に提出する必要があります。
  5. 健康診断・人格証明・書類審査:移民局からの追加情報請求に対応します。
  6. 永住権発行:海外で発行された場合、ビザ発行後12ヶ月以内にニュージーランドへ入国する必要があります💪
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費用と処理期間

申請料金は申請者の国籍と申請地により異なるため、最終的な金額は移民局公式の料金ツールで必ず確認してください。

処理期間は第三者集計データで約40〜124日とされており、月次の公式統計は移民局のVisa processing timesページで確認できます。

EOI提出からITA、最終承認まで含めると半年以上を見込んでおくのが現実的です😊

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よくある落とし穴

  • 認定雇用主以外からのオファー:どれだけ条件の良い職でも、認定を受けていない雇用主からのオファーではSMC申請の前提を満たしません。
  • 賃金閾値の見落とし:中央賃金は定期的に改定されます。2026年3月以降はNZD $35.00/時が基準で、職種レベルや収入ポイント申請の場合はさらに上の額が必要です。
  • 海外資格のNZQA評価未取得:学歴ポイントを狙うなら、出願前にIQAまたはLQEA該当性の確認を済ませておくこと。
  • 英語テストスコアの有効期限切れ:申請日から2年以内のスコアが必要です。
  • トラベル条件の誤解:SMC永住権は初回入国から2年間のトラベル条件付きで、それ以降に再入国するにはPermanent Resident VisaまたはVariation of Conditionsの申請が別途必要です🫠
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FAQ

Q. 配偶者や子供も一緒に申請できますか?
A. はい、配偶者および24歳以下の扶養子を同一申請に含めることができます。

それぞれ健康・人格要件を満たす必要があります💫

Q. 申請後に転職した場合はどうなりますか?
A. 認定雇用主の熟練職という前提が崩れると影響が出るため、必ず事前に移民アドバイザーまたは弁護士に相談してください🎉

Q. 必要な就労経験が足りない場合は?
A. 2027年からは、SMC要件達成に最大12ヶ月の追加熟練労働経験が必要な移民について、AEWV(認定雇用主就労ビザ)の延長申請が可能になる予定です。

Q. 永住権取得後、日本への送金はどうすればよいですか?
A. 給与振込口座から日本の口座への送金は手数料が嵩むことが多いため、ニュージーランドから日本への送金方法を比較しておくと損失を抑えられます。

Q. 留学生として渡航し、その後SMCを目指すルートは現実的ですか?
A. 現実的なルートの一つです。

在学中の医療費負担を抑えるため、留学生向けの医療保険も早めに整えておきましょう。

ニュージーランドでの生活を成功させるには、職場や行政手続きで使われる英語に慣れておくことが何より実務的です。

ちなみに、この記事で紹介したニュージーランド永住権(SMC)の申請プロセスや職場・行政で使われる英語表現を実際の英語コンテンツで確認したい方には、Migakuの動画学習機能がおすすめです。

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