英語の「to不定詞」の使い方|150個の例文付きで3つの用法の見分け方も解説
最終更新日: 2025年11月14日

英語の「不定詞(infinitive)」は、英語学習の中でも欠かせない重要な文法の1つです。
「to不定詞」や「原形不定詞」の使い方を理解すると、英語の表現力が一気に広がります。
この記事では、英語の不定詞の意味・用法・形を詳しく解説しながら、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法の3つの使い方を150個の例文つきで学びます✏️
英語勉強中の人は、ぜひ参考にしてください。
英語の不定詞とは?
中学校で習う英語の不定詞は、英語学習者がしばしば「難しい!」と感じる文法項目の1つです。
でも安心してください✨
基本的なルールさえ押さえれば、表現の幅がぐっと広がる便利なツールなんです。
不定詞の基本的な形:「to + 動詞の原形」
不定詞と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、この to + 動詞の原形の形(to不定詞)でしょう。
例えば to study(勉強する~) や to eat(食べる~) といった形です。
この記事では、このto不定詞を詳しく見ていきます💫
「不定詞(定まらない言葉)」と呼ばれる理由
なぜ「不定詞(定まらない言葉)」と呼ばれるのでしょうか?
その理由は、この to + 動詞の原形 の形が、文の中で1つの役割に定まっておらず、名詞、形容詞、副詞といった様々な働きをするからです。
まさにカメレオンのような存在ですね🦎
「to不定詞」と「原形不定詞」の違い
不定詞には、実はもう1つ仲間がいます。
それが to が付かない「原形不定詞」です。
これは to なしで、動詞の原形がそのまま使われる場合を指します。
同じ「不定詞」でも使い方が違います⚠️
両方の使い方について、詳しくは後述します。
英語で「to不定詞」を使うのはどんな場合?3つの基本用法を解説
「to不定詞」の最大の特徴は、その3つの用法です。
文の中でどのような役割(働き)をしているかに注意して確認してみましょう。
1. 名詞的用法:「~すること」
to + 動詞の原形 が、文の中で「~すること」という意味の名詞のカタマリとして働く場合です。
これが「名詞的用法」です。
①「主語」(S) になる場合
文の主人公(主語)になります。
* 例文:`To learn English is fun.`(英語を学ぶことは楽しいです。)
②「目的語」(O) になる場合
`want`(欲しい) や `like`(好き) といった動詞の目的語(~を)になります。
* 例文:`I want to drink water.`(私は水が飲みたいです。)
③「補語」(C) になる場合
主語が何であるか(S=C)を説明する言葉(補語)になります。
* 例文:`My dream is to be a doctor.`(私の夢は医者になることです。)
2. 形容詞的用法:「~するための」「~すべき」
名詞的用法の次にマスターしたいのが「形容詞的用法」です。
これは、直前の名詞を修飾する(詳しく説明する)働きをします。
意味は「~するための」や「~すべき」と訳されることが多いです。
- 例文:
I need something to drink.(私は何か飲むためのものが必要です。→ 何か飲み物が必要です。) - 例文:
He has a lot of work to do.(彼にはすべき仕事がたくさんあります。) ✍️
3. 副詞的用法:目的・原因・結果などを表す
「副詞的用法」は、意味のバリエーションが最も多い用法です。
動詞や形容詞、文全体を修飾して、「なぜ?理由・原因」といった情報を文に加えます。
① 目的:「~するために」(「動詞」を修飾)
最もよく使われる副詞的用法です。
* 例文:`She went to the park to play soccer.`(彼女はサッカーをするために学校とは別の公園へ行きました。)
② 感情の「原因」・「理由」:「~して」(「形容詞」を修飾)
`happy`(嬉しい) や `sad`(悲しい) といった感情を表す形容詞の後に来て、その原因を示します。
* 例文:`I am happy to see you.`(私はあなたに会えて嬉しいです。)
③ 結果:「(その結果)~する」
出来事の成り行きや結果を表します。
* 例文:`He grew up to be a great scientist.`(彼は成長して偉大な科学者になりました。)
英語で「原形不定詞」を使うのはどんな場合?
ここからは、to が付かない「原形不定詞」の出番です。
これは、特定の動詞が使われる場合に登場します。
この不定詞の使い方も必要です💡
1. 使役「動詞」(make, have, let)の後
使役動詞は「(人)に~させる」という意味を持つ動詞です。
make、have、let の後に「人」が来て、その「人」がする動作を原形不定詞で表します。
- 例文:
My boss made me work late.(上司は私に遅くまで仕事をさせた。) - 例文:
Please let me know.(私に知らせてください。)
2. 知覚「動詞」(see, hear, feel など)の後
知覚動詞は「見る、聞く、感じる」といった感覚を表す動詞です。
これらの動詞の後に「人」や「モノ」が来て、それが「~する」のを見た・聞いた・感じる場合、その動作を原形不定詞で表します👀
- 例文:
I saw him cross the street.(私は彼が通りを渡るのを見ました。) - 例文:
Did you hear someone open the door?(誰かがドアを開けるのを聞きましたか?)
「to不定詞」と「原形不定詞」の使い分け:見分けるポイントと注意点
to が必要な場合と、そうでない場合の違いを理解しましょう。
以下では、「to不定詞」と「原形不定詞」を使い分ける方法について解説します。
見分け方も解説するので、参考にしてください。
1. 「to不定詞」と「動名詞」(~ing)の違い
動詞の中には、目的語として「to不定詞」しか取らない動詞(want, hope, decide など)と、「動名詞」(~ing)しか取らない動詞(enjoy, finish, stop など)があります。
この違いは日本語にはない感覚なので、英語学習で覚える必要があります。
2. 「to不定詞」の「否定」の「形」(not to ~)
不定詞を否定形(~しないこと、~しないために)にする場合は、to の直前に not を置きます。
- 例文:
He decided not to go to the party.(彼はパーティーに行かないことに決めました。)
3. 「前置詞」の "to" と「to不定詞」の見分け方
英語には to が2種類あります。「~へ」という意味の「前置詞」の to と、「to不定詞」の一部である to です。
- 見分け方:
toの後ろが「動詞の原形」なら不定詞、toの後ろが「名詞」や「動名詞(~ing)」なら前置詞です。 - 例文(前置詞):
I look forward to seeing you.(あなたに会うのを楽しみにしています。) - 例文(to不定詞):
I want to see you.(私はあなたに会いたいです。)
4. 疑問詞 + to不定詞(what to do など)の使い方
what(何を), how(どうやって), where(どこで) などの疑問詞とto不定詞を組み合わせると、「何を~すべきか」「どうやって~すべきか」という名詞のカタマリを作ることができ、非常に便利な表現です。
- 例文:
I don't know what to do.(私は何をすべきかわかりません。) - 例文:
Please teach me how to use this machine.(この機械の使い方を教えてください。) 🤖
英語の「to不定詞」と「原形不定詞」の例文150選
不定詞の使い方に慣れるには、たくさんの「例文」に触れるのが1番!📚
新しい表現を学ぶため、パターン別に合計150の「例文」を「一覧」で紹介します。
1. 「to不定詞」を目的語に取る動詞の例文一覧(50例)
I want to learn English.(英語を学びたい)She hopes to visit Paris.(彼女はパリを訪れたいと望んでいる)We decided to start a new project.(私たちは新しいプロジェクトを始めると決めた)He promised to call me.(彼は私に電話すると約束した)They plan to travel next year.(彼らは来年旅行する計画だ)I need to buy milk.(牛乳を買う必要がある)He offered to help me.(彼は私を手伝うと申し出た)She refused to answer the question.(彼女は質問に答えるのを拒否した)I expect to finish this by 5 PM.(午後5時までにこれを終えるつもりだ)He deserves to win the prize.(彼はその賞に値する)She agreed to come with us.(彼女は私たちと来ることに同意した)I forgot to lock the door.(ドアに鍵をかけるのを忘れた)Remember to turn off the lights.(忘れずに電気を消してね)He tried to open the window.(彼は窓を開けようとした)She is learning to play the piano.(彼女はピアノを学んでいる)I choose to be happy.(私は幸せでいることを選ぶ)He failed to pass the exam.(彼は試験に合格しなかった)We manage to survive.(私たちはなんとか生き延びる)I pretend to be asleep.(私は眠っているふりをする)She seems to be tired.(彼女は疲れているようだ)He appears to know the answer.(彼は答えを知っているようだ)I wish to speak to the manager.(マネージャーと話したいのですが)They aim to reduce costs.(彼らはコスト削減を目指している)I can't afford to buy a new car.(新車を買う余裕がない)He claimed to be a doctor.(彼は医者だと主張した)She consented to join the team.(彼女はチームに加わることを承諾した)I demand to know the truth.(真実を知ることを要求する)He hesitated to ask for help.(彼は助けを求めるのをためらった)We intend to leave early.(私たちは早く出発するつもりだ)I long to see you again.(あなたに再会することを切望している)He is preparing to give a speech.(彼はスピーチの準備をしている)She threatened to call the police.(彼女は警察を呼ぶと脅した)I swear to tell the truth.(真実を話すことを誓う)He undertook to complete the task.(彼はその仕事をやり遂げることを引き受けた)She volunteered to clean the room.(彼女は部屋の掃除を志願した)I would like to order coffee.(コーヒーを注文したいです)He struggles to understand math.(彼は数学を理解するのに苦労している)She endeavors to improve her skills.(彼女はスキル向上に努めている)I can't wait to see the movie.(その映画を見るのが待ちきれない)He needs to change his password.(彼はパスワードを変更する必要がある)We plan to go hiking.(私たちはハイキングに行く計画だ)I forgot to tell you the news.(君にそのニュースを伝えるのを忘れた)Remember to bring your ID.(IDを持ってくるのを忘れないで)She decided to study abroad.(彼女は留学することに決めた)He wants to be a pilot.(彼はパイロットになりたい)They hope to find a solution.(彼らは解決策を見つけたいと望んでいる)I need to talk to you.(あなたと話す必要がある)She refused to eat vegetables.(彼女は野菜を食べるのを拒んだ)He offered to drive me home.(彼は私を家まで送ると申し出た)I agreed to help him.(私は彼を手伝うことに同意した)
2. 「原形不定詞」を目的語の後に取る動詞の例文一覧(30例)
My mom made me clean my room.(母は私に部屋を掃除させた)Let me help you.(手伝わせてください)I had my brother fix my computer.(兄にコンピュータを修理してもらった)I saw her dance.(彼女が踊るのを見た)We heard them sing a song.(彼らが歌うのを聞いた)He felt the building shake.(彼は建物が揺れるのを感じた)Don't make me laugh.(笑わせないで)Please let me go.(行かせてください)The boss had him work overtime.(上司は彼に残業させた)I saw the cat jump.(猫がジャンプするのを見た)Did you hear the baby cry?(赤ちゃんが泣くのを聞いた?)She felt someone touch her shoulder.(彼女は誰かが肩に触れるのを感じた)They make us follow the rules.(彼らは私たちにルールを守らせる)I'll let you know my decision.(私の決断を知らせます)I had the waiter bring water.(ウェイターに水を持ってきてもらった)We watched the birds fly.(私たちは鳥が飛ぶのを見た)I heard the phone ring.(電話が鳴るのが聞こえた)He felt his heart beat fast.(彼は心臓が速く鼓動するのを感じた)The movie made me cry.(その映画は私を泣かせた)Let's go home.(家に帰ろう)I'll have my secretary send the email.(秘書にメールを送らせます)I saw him leave the building.(彼が建物を去るのを見た)She heard him close the door.(彼がドアを閉める音を彼女は聞いた)I felt the rain fall on my face.(雨が顔に落ちるのを感じた)What made you say that?(なぜそんなことを言ったの?)They won't let us enter.(彼らは私たちを入らせてくれないだろう)I had the mechanic check my car.(整備士に車をチェックしてもらった)We saw the sun rise.(私たちは太陽が昇るのを見た)I heard the dog bark.(犬が吠えるのを聞いた)He felt the wind blow.(彼は風が吹くのを感じた)
3. SVO + to不定詞(「人」に~するよう教える/頼む)の例文一覧(30例)
I asked him to help me.(彼に手伝ってくれるよう頼んだ)She told me to be quiet.(彼女は私に静かにするよう言った)My father taught me to ride a bike.(父は私に自転車の乗り方を教えてくれた)They allowed us to use the room.(彼らは私たちが部屋を使うことを許可した)The doctor advised me to rest.(医者は私に休むよう助言した)We expect you to succeed.(私たちはあなたが成功することを期待している)I want you to be happy.(あなたに幸せでいてほしい)She invited me to come to her party.(彼女はパーティーに来るよう私を招待した)He ordered the soldiers to attack.(彼は兵士に攻撃するよう命じた)I persuaded him to change his mind.(彼を説得して考えを変えさせた)She reminded me to buy eggs.(彼女は私に卵を買うのを思い出させた)I warned you not to do that.(それをするなと警告したよ)He encouraged me to try again.(彼は私にもう一度挑戦するよう励ました)They forced him to sign the paper.(彼らは彼に無理やり書類にサインさせた)I need you to listen carefully.(あなたに注意深く聞いてほしい)She permits her children to play outside.(彼女は子供が外で遊ぶことを許可している)The sign requires us to wear masks.(その標識は私たちにマスク着用を要求している)I taught my dog to sit.(犬にお座りを教えた)He asked her to marry him.(彼は彼女に結婚してくれるよう頼んだ)She told him to wait.(彼女は彼に待つように言った)They advised us to book in advance.(彼らは私たちに事前予約するよう助言した)I want everyone to understand.(みんなに理解してほしい)He invited them to join the club.(彼は彼らをクラブに誘った)She reminded him to call his mother.(彼女は彼に母親に電話するようリマインドした)I warned him not to be late.(彼に遅れないよう警告した)My teacher encouraged me to speak up.(先生は私にもっと発言するよう励ました)I need you to finish this report.(君にこのレポートを仕上げてほしい)He asked me to lend him some money.(彼はお金を貸してほしいと私に頼んだ)She told the kids to stop shouting.(彼女は子供たちに叫ぶのをやめるよう言った)The coach taught them to work as a team.(コーチは彼らにチームとして動くことを教えた)
4. 「形容詞」+「to不定詞」の例文一覧(20例)
I'm happy to meet you.(お会いできて嬉しいです)She was sad to hear the news.(彼女はその知らせを聞いて悲しんだ)This book is easy to read.(この本は読みやすい)English is difficult to master.(英語をマスターするのは難しい)It's important to study every day.(毎日勉強することは重要だ)It is necessary to get enough sleep.(十分な睡眠をとることが必要だ)He was surprised to see me.(彼は私に会って驚いた)We are ready to start.(私たちは準備ができています)I'm glad to be here.(ここに来られて嬉しいです)This water is safe to drink.(この水は飲んでも安全だ)It's dangerous to swim here.(ここで泳ぐのは危険だ)She is eager to learn new things.(彼女は新しいことを学びたがっている)He is likely to come late.(彼は遅れてきそうだ)I'm sorry to bother you.(お邪魔してすみません)It's impossible to finish this in one day.(これを1日で終えるのは不可能だ)Are you willing to help us?(私たちを手伝う意思はありますか?)This box is too heavy to lift.(この箱は重すぎて持ち上げられない)He was quick to understand.(彼は理解が早かった)She was afraid to speak.(彼女は話すのを恐れた)It's nice to talk to you.(あなたと話せてよかったです)
5. 「疑問詞」+「to不定詞」の例文一覧(20例)
I don't know what to eat.(何を食べたらいいかわからない)Tell me how to get to the station.(駅への行き方を教えて)She is thinking about where to go.(彼女はどこに行くか考えている)He can't decide when to leave.(彼はいつ出発するか決められない)I'm not sure which to choose.(どちらを選ぶべきか確信がない)Please show me how to use this camera.(このカメラの使い方を見せてください)Let's decide what to do next.(次に何をすべきか決めよう)He asked me where to buy the ticket.(彼はどこでチケットを買うべきか私に尋ねた)I forgot when to meet him.(彼にいつ会う約束だったか忘れた)She taught me how to swim.(彼女は私に泳ぎ方を教えてくれた)I need to know what to bring.(何を持っていくべきか知る必要がある)He is considering where to invest his money.(彼はお金をどこに投資すべきか考えている)Do you know how to solve this problem?(この問題の解き方を知っていますか?)They are discussing what to name the baby.(彼らは赤ちゃんに何と名付けるか話し合っている)I don't know who to ask.(誰に頼むべきかわからない)Please advise me on which path to take.(どの道を選ぶべきか助言してください)He learned how to cook.(彼は料理の仕方を学んだ)I haven't decided where to stay tonight.(今夜どこに泊まるか決めていない)She showed him what to press.(彼女は彼に何をすべきか見せた)We need to figure out how to get there.(どうやってそこに着くか見つけ出す必要がある)
英語の不定詞を理解して、自然に表現する方法
英語の「to不定詞」や「原形不定詞」を理解するだけでは、“使える英語”にはなりません。
たとえば
- “I want to go.”
- “She made me laugh.”
のように、実際の文の中で自然に使えるようになるには、例文を通して感覚をつかむことが大切です🗣️✨
Migaku を活用すれば、日常英会話で頻出する to不定詞・動名詞・助動詞などの文法ポイントを、リアルな会話例や音声とともに楽しく学べます🎧📘
- 「英語で自分の気持ちを伝えたい」
- 「より自然な英文を書けるようになりたい」
そんな目標に向けて、“英語の型”を身につけていきましょう!
英語学習の鍵は、「知る」ことより「慣れる」こと。
例文を何度も聞いて、声に出して、自然な文法感覚を育てよう💪🌍
まとめ:To learn is to love English!(英語を学ぶことは、英語を愛すること!)
今回は「不定詞」についてわかりやすく解説しました。
基本的なルールさえ押さえれば、「意外と簡単だ」と思った人も多いのではないでしょうか。
不定詞は、英語の文を豊かにし、より複雑なことを表すために欠かせない文法です。
to不定詞と原形不定詞の違いや、名詞的・形容詞的・副詞的の3つの用法を理解すれば、英語の文章がぐっと自然になります。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
声に出して、実際の会話でどんどん使っていこう!
Good luck, and have fun learning English! 🌟