英語の動機イディオム15選|きっかけを表す表現
最終更新日: 2026年2月2日

英語で「やる気が出た」「行動のきっかけになった」という動機や引き金を表現したいとき、どんなイディオムを使えばいいか迷いますよね。日常会話でもビジネスシーンでも、こうした表現を自然に使えるとコミュニケーションがぐっと豊かになります。今回は動機やきっかけを表す英語のイディオムを、実際の使い方と一緒に紹介していきます。
動機のイディオムとは何か
動機のイディオムというのは、人が何かを始めるきっかけや、行動を起こす理由を表現するための慣用句です。英語では単に「I was motivated」と言うよりも、イディオムを使った方がネイティブらしい自然な会話になります。
TOEICやTOEFLなどの試験でも、こうしたイディオムはよく出題されます。特にビジネス英語では、プロジェクトを始めた理由や決断の背景を説明する際に頻繁に使われるため、覚えておくと実用的です。
イディオムの意味を理解するには、単語一つ一つの意味ではなく、全体としての意味を把握することが大切です。例えば「light a fire under someone」は直訳すると「誰かの下に火をつける」ですが、実際の意味は「人を奮起させる」「やる気を出させる」となります。
きっかけを表す主要なイディオム
Get the ball rolling
「Get the ball rolling」は「物事を始める」「きっかけを作る」という意味のイディオムです。ボールを転がし始めるというイメージから、何かをスタートさせる行為を表します。
使い方の例:
- Let's get the ball rolling on this project.
このプロジェクトを始めましょう。
ビジネス会議でよく使われる表現で、議論や作業を開始する際に便利です。日常会話でも「誰かが始めないと」という場面で自然に使えます。
Light a fire under someone
このイディオムは「人を奮起させる」「急がせる」という意味です。文字通りには「誰かの下に火をつける」ですが、緊急性や動機づけを与えるニュアンスがあります。
実際の会話では「My boss really lit a fire under me to finish the report」(上司が報告書を終わらせるよう私を急がせた)のように使います。
仕事の場面で締め切りが迫っているときや、チームメンバーにもっと頑張ってほしいときに使える表現です。
Strike while the iron is hot
「Strike while the iron is hot」は「好機を逃すな」「チャンスを活かせ」という意味のイディオムです。鉄は熱いうちに打てという日本語のことわざとほぼ同じ意味ですね。
使用例:
- The market is good right now, we should strike while the iron is hot.
市場が良い今、チャンスを活かすべきだ。
タイミングの重要性を強調したいときに使える便利な表現で、ビジネスシーンでも日常でも頻繁に耳にします。
やる気を引き出すイディオム
Fire up
「Fire up」は「やる気を出す」「奮起させる」という意味です。エンジンを始動させるイメージから、エネルギーや情熱を燃やすニュアンスがあります。
例文:
- The coach's speech really fired up the team.
コーチのスピーチがチームを本当に奮起させた。
スポーツやビジネスプレゼンテーションなど、モチベーションを高める場面でよく使われます。簡単な単語の組み合わせなので覚えやすいですよ。
Give someone a push
このイディオムは「背中を押す」「きっかけを与える」という意味です。日本語の「背中を押す」とほぼ同じ使い方ができます。
- My friend gave me the push I needed to start my own business.
友人が私に起業するきっかけをくれた。
優しく励ますニュアンスがあるため、ポジティブな文脈で使われることが多い表現です。
Spur someone on
「Spur someone on」は「拍車をかける」「駆り立てる」という意味のイディオムです。馬に拍車をかけるイメージから来ています。
使い方:
- Her success spurred me on to work harder.
彼女の成功が私をもっと頑張るよう駆り立てた。
競争心や向上心を刺激されたときに使える表現で、海外のビジネス記事でもよく見かけます。
ビジネスで使える動機のイディオム
Take the initiative
「Take the initiative」は「率先して行動する」「主導権を取る」という意味です。ビジネスシーンでは特に重要な表現ですね。
例:
- She took the initiative to reorganize the workflow.
彼女は率先してワークフローを再編成した。
TOEIC頻出イディオムの一つで、リーダーシップを示す場面でよく使われます。自己PRや面接でも使える便利なフレーズです。
Jump on the bandwagon
このイディオムは「流行に乗る」「人気のあることに参加する」という意味です。元々は政治キャンペーンの楽隊車に飛び乗るという意味でした。
- Many companies jumped on the bandwagon of remote work.
多くの企業がリモートワークの流れに乗った。
トレンドや市場の動きについて話すときに使える表現で、ビジネス会話でよく耳にします。
Set the wheels in motion
「Set the wheels in motion」は「物事を動かし始める」「プロセスを開始する」という意味です。歯車を動かし始めるイメージですね。
使用例:
- The CEO set the wheels in motion for the merger.
CEOは合併のプロセスを開始した。
大きなプロジェクトや計画を始動させるときに使われる、やや格式高い表現です。
イディオムの覚え方と使い方のコツ
英語のイディオムを効果的に覚えるには、文脈と一緒に学ぶことが重要です。単語帳に意味だけを書くのではなく、実際の例文と一緒に記憶すると定着しやすくなります。
ネイティブスピーカーの会話やドラマ、ビジネス記事などで実際に使われている場面を観察することも大切です。どんな状況でどのイディオムが使われているかを理解すると、自分でも自然に使えるようになります。
情報を整理するときは、テーマ別にグループ化すると覚えやすいです。今回のように「動機」「きっかけ」というテーマでまとめると、関連付けて記憶できます。
英語学習では、無料のオンライン辞書やアプリを活用するのも効果的です。音声付きの例文があれば、発音も一緒に確認できます。
実際に使ってみることが最も重要です。日記を英語で書くとき、オンライン英会話で話すとき、積極的にイディオムを使う機会を作りましょう。最初は不自然でも、繰り返し使うことで自分のものになっていきます。
まとめ:動機のイディオムで表現力アップ
動機やきっかけを表す英語のイディオムは、日常会話からビジネスまで幅広く使える実用的な表現です。「Get the ball rolling」や「Strike while the iron is hot」など、よく使われるイディオムから始めて、徐々にレパートリーを増やしていくといいでしょう。
TOEICやビジネス英語の勉強をしている方にとって、これらのイディオムは必須の知識です。ネイティブとの会話でも、こうした表現を使えると「英語ができる人」という印象を与えられます。
ちなみに、これらのイディオムを実際の英語コンテンツで学びたい場合、ミガクのブラウザ拡張機能を使えば、海外の記事や動画を見ながら単語やフレーズを瞬時に調べることができます。文脈の中でイディオムを学べるので、意味も使い方も自然に身につきます。10日間の無料トライアルもあるので、興味があれば試してみてください。