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英語で名詞を強調する「very」の意味と使い方は?ネイティブが英会話で使う強調表現を解説!「とても」だけではない意外な表現も

最終更新日: 2026年2月18日

英語で名詞を強調する「very」を説明している図

「very」といえば「とても」や「かなり」を表す副詞として、中学英語でおなじみの単語ですよね。

でも実は、very には副詞とはまったく別の使い方があります

それが「形容詞の very」です。

「the very + 名詞」という形を使うと、「まさにその〇〇」「ちょうどその〇〇」という強調の意味になります。

この使い方は学校ではあまり詳しく教えてもらえないことが多いため、英語を勉強していても気づかないまま素通りしてしまっている方が少なくありません 🙈

この記事では、「使える言語力」を育てる語学学習プラットフォーム「Migaku」が、日本人英語学習者が見落としがちなこの「強調の very」について、意味・使い方・例文をわかりやすく解説します。

so・really といった類似の強調表現との比較も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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副詞の very:「とても・かなり」のおさらい

まず基本として、副詞の very を確認しておきましょう。

副詞の very は形容詞や副詞の前に置いてその程度を強める役割を持っています。英語で「とても〇〇だ」と言いたいときに使う、もっともシンプルな強調表現のひとつです。

  • He is very tired.(彼はかなり疲れている)
  • It is very hot today.(今日はとても暑い)
  • It was a very good experience.(それはとても良い体験だった)

こうした使い方は英会話でもよく見かけます。形容詞の前に置くだけで程度を強められる、使い勝手の良い語です 👍

使うのを避けた方が良い場合もある

ただし、副詞の very には使わない方が良い場合もあります。

例えば「fantastic」や「amazing」など、それ自体がすでに強い意味を持つ形容詞とは一緒に使いません。また、比較級の強調には very でなく much や far を使います。

  • The situation was far more difficult than expected.(状況は思っていたよりずっと難しかった)

こういった使い分けは難しいと感じる方も多いですが、英語勉強中に押さえておくと表現の幅が広がります。

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形容詞の very:「まさにその」という強調表現

ここからがこの記事のメインテーマです。

very を形容詞として名詞の前に置くと、「まさにその〇〇」「他でもないその〇〇」というニュアンスの強調表現になります。

例えば、「まさにその大学だ」と言いたい場合は the very university と表現できます。

日本語に訳すとき、ついつい「とても」と解釈してしまいがちですが、この場合、程度ではなく「同一性・正確さ」を強調しているのがポイントです。

この形容詞の very を使うためには、必ず the や this・that などの限定詞(冠詞)を前に付けます

「a very〜」という形では使えないので、注意が必要です 🔑

the very + 名詞:人・モノ・場所を強調する基本の文法と意味

「the very + 名詞」は、英語の中でもとくに力強い強調表現です。

「まさにその〇〇」「他でもないその〇〇」というニュアンスで、特定の人・モノ・場所などが正確に一致していることを強調します。

文法的には、very が名詞を直接修飾する形容詞として機能しています。

  • That is the very thing I was looking for.(それはまさに私が探していたものだ)
  • She is the very person we need for this job.(彼女こそが、この仕事に必要な人物だ)

the very と特によく一緒に使われるのが「thing」「person」「place」の3語です。

例えば、「まさにその人だ」と言うときにも the very person が使えます。

英会話でも自然に使えるフレーズなので、まずはこの3語とセットで覚えるのがおすすめです。

「まさに」を意味する:時や瞬間を強調する使い方

形容詞の very が持つ「まさに」という意味は、exact(正確な)や precise(ぴったりの)に近いニュアンスです。

「偶然にも、ちょうどそれだった」という驚きや感動が含まれる場合もあります。

  • At the very moment I left, it started to rain.(私がちょうど出発したまさにその瞬間に、雨が降り始めた)
  • He said the very same words as his father.(彼は父親とまったく同じ言葉を口にした)

「the very moment」「the very same」「the very beginning」なども頻出フレーズです 😊

from the very beginning(最初からずっと)は英語でよく耳にする表現で、少し時間をかけてこれらをまとめて覚えておくと表現の幅が広がります。

this very / that very:距離感を加えた強調

the だけでなく、this や that と組み合わせる強調表現も英語でよく見かけます。

  • I need it done by this very evening.(今日のまさにこの夕方までに、それを終わらせる必要がある)

this very を使うと「今まさにこの〇〇」というリアルタイム感や緊迫感が加わります。

小説や映画のセリフなど、物語的な場面で特によく見かける表現です 📖

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副詞の very と形容詞の very の修飾の違いを解説

見た目が似ているため混乱しやすいですが、副詞の very と形容詞の very は修飾する対象がまったく異なります。

特に修飾する部分が異なる点に注目すると、違いが分かりやすくなります。

副詞の very は「形容詞・副詞」を修飾し、「とても・かなり(程度の強調)」という意味になります。

一方、形容詞の very は「名詞」を修飾し(the / this / that と組み合わせて)、「まさにその・ちょうどその(同一性の強調)」という意味になります。

具体的な例で比べてみましょう。

  • a very good plan(とても良い計画)
  • the very plan we needed(まさに私たちが必要としていた計画)

前者は「good(良い)」という状態を強めているのに対し、後者は「plan(計画)」そのものが正確に一致することを強調しています。

文法上の品詞と意味をセットで押さえておくと、表現の幅がぐっと広がります ✨

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the very と最上級を組み合わせた表現

the very は最上級と組み合わせることができ、「まさに最高の〜」「他の何にも劣らない〜」という非常に力強い表現になります。

ネイティブがよく使うフレーズのひとつです。

  • I'll do my very best.(全力を尽くします)
  • He was the very first to arrive.(彼こそが最初に到着した人物だった)

「the very best」「the very first」「the very last」などは、単なる最上級よりもさらに強いニュアンスを添えたい時に使える便利な表現です 🏆

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同じく「強調」を表す単語 so・really・extremely との違い

副詞の very と似た意味を持つ英語の強調表現はいくつかあります。

それぞれのニュアンスと使い分け方法を確認しておきましょう。

so:感情的・主観的な強調に使われる

so は very と同様に形容詞・副詞を修飾しますが、感情的な強調のニュアンスが強く、英会話などの話し言葉でよく使われる語です。

  • I'm so happy!(めちゃくちゃ嬉しい!)

very と so の大きな違いとしては、so のほうが感情の起伏を伝えやすく、カジュアルな状態や場面に向いているという点が挙げられます 💬

つまり、「とても」という意味であっても、常に very が正しいとは限らず、そうしたニュアンスの違いを理解することが大切です。

また、so には「so + 形容詞 + that...」という構文での使い方もあります。

  • She was so kind that everyone loved her.(彼女はとても親切だったので、みんなに愛された)

この構文は very では使えないので、so ならではの用法として覚えておきましょう。

🔗 関連記事 🔗

英語の「so + 形容詞 + that...構文」については、以下の記事で詳しく解説しています💡

👉『 英語の「so 形容詞 that 構文」の意味や使い方、訳し方を例文付きで解説!「too ~ to...」との書き換えも

really:「本当に」という確信の強調に使われる

really は「本当に」という確信や驚きを込めた強調に使います。

very と比べてくだけた印象があり、英会話では very よりも頻繁に使われる傾向があります。

  • I really appreciate your help.(あなたの助けを本当にありがたく思っています)

ネイティブは very よりも really を好む傾向があると言われており、よりナチュラルな印象を与えたい時は really を意識して使ってみると良いでしょう 🗣️

extremely:「非常に・極めて」という強度の強調に使われる

extremely は「非常に」「極めて」という意味で、very よりも強い程度を表す単語です。

フォーマルな場面でよく使われます。

  • The situation was extremely difficult.(状況は極めて難しかった)
  • It's pretty cold today.(今日はかなり寒い)

「かなり」のニュアンスを表す言葉としては、pretty や fairly も覚えておくと便利です。

このように、very・so・really・extremely はそれぞれ程度やニュアンスが微妙に異なります。

使う場面や伝えたいニュアンスに合わせて使い分けられると、英語表現がよりリッチになります。

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形容詞の very を使った英語例文を紹介

ここで、この記事で紹介した「形容詞の very(まさにその)」の強調表現をまとめて確認しましょう。

  • That is the very answer I was hoping for.(それはまさに私が期待していた答えだ)
  • This is the very definition of success.(これはまさに成功の定義だ)
  • The very thought of it makes me nervous.(そのことを少し考えるだけで緊張する)
  • He disappeared before my very eyes.(彼は私の目の前でそのまま消えてしまった)

こういった表現を使えるようになると、英語のニュアンスが豊かになるだけでなく、小説や映画のセリフが理解しやすくなります 🎬

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日本にいながら生きた英語に触れて、「the very」の感覚を自然に身につけるには

the very + 名詞のような強調表現は、一般的な英語勉強で意味を理解しただけではなかなか自分のものになりません🫠

「まさにその」というニュアンスは、実際の英語の会話や映画、記事の中で何度も目にして初めて感覚として定着していきます

Migakuでは、ネイティブが実際に使っている動画やコンテンツを通して、the very moment や the very thing といった表現に自然と触れられます

学習を続けるうちに、「あ、ここは the very が来るな」という直感が育っていき、文法として覚えた知識が“使える英語”へと変わっていきます✨

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まとめ:This Is the Very Point

今回の記事でいちばん大切なのは、very は「とても」という副詞だけでなく、the very + 名詞 の形で「まさにその」と同一性を強調できる語だという点です。

程度を強める副詞の very と、名詞を直接修飾する形容詞の very を区別できるようになると、英語のニュアンス理解は一段と深まります。

the very moment や the very thing のような表現に出会ったとき、「あ、ここは一致を強調しているんだ」と自然に感じ取れるようになることが目標です。

英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。

Good luck mastering the very expressions that make your English sound natural!