英語の「no sooner ~ than」構文の意味や使い方、英文法を解説!役立つ英語表現を覚えよう
最終更新日: 2026年1月21日

「〜するとすぐに」と英語で言いたい時、多くの人はas soon asを思い浮かべるのではないでしょうか。
もちろんそれでも正解ですが、よりフォーマルでドラマチックな響きを持つno sooner ~ thanという構文を使いこなせると、表現の幅がグッと広がります。
しかし、この英語表現は「had」を使った時制のルールや、語順が変わる特殊なルールが絡むため、少し難易度が高いと感じる方もいるかもしれません🫠
この記事では、使える言語力を育てる学習プラットフォーム「Migaku」が、no sooner ~ thanの正しい意味や使い方、その語順になる理由、そして言い換え表現について、例文を交えながらわかりやすく解説!
苦手な文法項目も、一つひとつ紐解いていけば必ず理解できるようになりますよ🎓
英語の比較級「no sooner 〜 than」構文の基本文法と過去形の考え方
まずは、この表現が持つ本来の意味と、文法的な仕組みに関する基本的な情報を整理していきましょう。
丸暗記するのではなく、単語の持つイメージをつかむことが、英語学習の近道です。
「no sooner 〜 than」の意味とイメージ(〜するとすぐに)
「no sooner 〜 than」は、日本語で「〜するとすぐに」「〜するやを否や」を意味します。
直訳すると「〜より早く(sooner)は、ない(no)」です。
これは、「あとの出来事が、前の出来事よりも早く起こったわけではない(=差がないほどすぐに起こった)」という比較の論理から成り立っています。
つまり、「〜したかしないかのうちに、もう次のことが起きた」と感じるくらい、「同時性」や「連続性」が強い場面で使われる表現なのです💡
なぜ過去完了(had + 過去分詞)を使うのか
この構文では、時制のルールが非常に重要です。
「〜するとすぐに」という日本語につられて単純な過去形だけで済ませてしまいがちですが、基本的には「had + 過去分詞」を使います。
理由は、時間の前後関係をはっきりさせるためです。
- Event A → Event B
(何かが起こる → すぐに別のことが起きる)
「Event A」の方が「Event B」よりも時間的に「前」にあるため、Event Aにはhadを用いた完了形、Event Bには過去の時制を用いるのが鉄則です💡
以下の例文を見てみましょう。
- I had no sooner arrived than it started raining.(私が到着するやいなや、雨が降り出した。)
この英文のように、到着したこと(had arrived)が先で、雨が降ったこと(started)があとになります🕰️
「no sooner 〜 than」で語順が変わる理由
No soonerを使う際、もっとも注意が必要なのが「語順」です。
特に、強調のためにno soonerを文頭に置く場合、後ろに続く文は倒置(疑問文のような語順)になります🌺
「no sooner 〜 than」を文の先頭に置く場合の語順(倒置)
否定語(No)を含む語句が文の最初に来ると、後ろの主語と助動詞が入れ替わります。
基本の語順:
- No sooner + had + S(主語)+ 過去分詞 + than...
この形は、小説や演説、ニュース記事などの書き言葉でよく見かけるスタイルです📝
- No sooner had she said it than she cried.(彼女はそう言うやいなや、泣き出した。)
- No sooner had the game started than a player was injured.(試合が始まるやいなや、選手が怪我をした。)
ここで、稀にno sooner didという形(No sooner did S V...)を見かけることがあるかもしれません。
口語では使われることもありますが、試験や正式な場ではhadを使うのが一般的です。
まずはno sooner hadの形を徹底して覚えましょう。
「no sooner 〜 than」を文中に置く場合の語順
通常の語順で使うことも可能で、その場合はhad no soonerという順序で、助動詞(had)と過去分詞の間に挟み込みます。
- He had no sooner closed his eyes than he fell asleep.(彼は目を閉じるやいなや、眠りに落ちた。)
意味は同じですが、前に持ってくる方が「強調」のニュアンスが強くなります。
文脈に合わせて使い分けることができれば、上級者の仲間入りです✨
「no sooner 〜 than」の言い換え表現とニュアンスの違い
「〜するとすぐに」を表す表現は他にもあります。
それぞれの違いについて説明します。
Hardly / Scarcely ... when の使い方を例文で理解
no sooner ~ thanと非常によく似た形で、hardly(ほとんど〜ない)やscarcely(かろうじて〜だ)を使ったものがあります。
- no sooner ~ than (比較級なので接続詞はthanを使う)
- Hardly / Scarcely... when / before (時の副詞when / beforeを使う)
これらはセットで覚えるのが効率的です。
こちらもhadを使い、文の最初に出れば語順が入れ替わります🔄
- Hardly had I left when the phone rang.(出かけるやいなや電話が鳴った。)
- Scarcely had the sun risen before they started working.(日が昇るやいなや、彼らは働き始めた。)
どちらも「〜した直後に」という、間髪入れないタイミングを表す際に使います。
ちなみに、thanの代わりにwhenやbeforeを使ってしまうミスはよくあるので気をつけましょう⚠️
また、notを使った否定文とは異なり、「差がない」という比較の論理で「即座に」という意味になることを覚えておいてください。
As soon as との違い
もっとも一般的なas soon asとの違いは何でしょうか。
as soon asは一般的で、日常会話から書き言葉まで幅広く使います。
単なる時間の順序を表すため、時制はそこまで複雑ではありません。
一方、no sooner ~ thanはフォーマルで文語的な響きがあり、驚きや劇的なニュアンスを含むことが多いのが特徴です。
- As soon as he saw me, he ran away.(彼は私を見るやいなや逃げ出した。)
As soon asはシンプルに事実を伝えますが、no soonerは「Aしたと思ったら、なんとすぐにBした!」というような、事態の急展開を強調する際に好んで使われます💫
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練習問題
ここでは、理解度を確認するために簡単な問題を解いてみましょう。
以下の( )にあてはまる適切な語を選んでください。
- ( ) had the bell rung than the students rushed out of the classroom.(ベルが鳴るやいなや、生徒たちは教室を飛び出した。)
- As soon as
- No sooner
- Hardly
正解: 2. No sooner
解説:後ろにthanがあるため、no soonerが正解です。
この構文は、TOEICや英検などの試験だけでなく、洗練された英語表現を書く際にも非常に役立ちます。
ぜひ、何度も音読して、自分のものにしてくださいね👍
no sooner ~ than を自然に使えるようになるには
no sooner ~ than は、一般的な英語勉強で意味が分かっても、いざ英文を読んだり書いたりすると had の時制や倒置で一瞬止まりやすい表現です🙂
特に No sooner had ~ than ... の形は、過去完了と過去形の前後関係を瞬時に整理しながら、語順までセットで処理する必要があります。
Migakuなら、ネイティブが実際に使っている英語の動画や記事を見ながら、no sooner ~ than が出てくる文を何度も具体例で確認できるから、英語脳が身につきやすくなります。
触れる回数が増えるほど、「ここで no sooner が来たら倒置だな」「次は than でつながるな」と感覚で追えるようになり、読むスピードも理解の精度も上がっていきます。
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まとめ:No Sooner Said Than Understood
no sooner ~ than のいちばん大事なポイントは、「〜するとすぐに」という意味だけでなく、過去完了と過去形、そして倒置をセットで理解することでした。
ルールとして覚えるより、英文の中で何度も見て「この流れで来るんだな」と感じ取れるようになることが大切です。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
no sooner ~ than も、触れる回数が増えれば増えるほど、考えるより先に自然と意味が浮かぶようになります。
Good luck! no sooner you keep seeing it than it starts to feel natural.
楽しみながら、少しずつ感覚を育てていこう!🚀