英語「such 名詞 that〜」の意味は?so ... that 構文・is such that などの別パターンとの違いと使い分けを解説
最終更新日: 2026年2月5日

英語の「such ... that」構文は、名詞の程度や質を強調して「とても〜なので」という意味を表す重要な表現です✨
しかし、「such 名詞 that〜」の形とis such that を含む別パターンとの違い、同じく程度・結果を表す表現「so ... that 構文」との使い分けが分からないという英語学習者は少なくないはず。
この記事では、「使える言語力」を育てる語学学習プラットフォーム「Migaku」が、such 名詞 that〜 の基本的な使い方から、よく混同される so ... that 構文との違いまで、例文を交えながらわかりやすく解説します。
such ... that 構文とは?基本の意味と構造を解説
such ... that 構文は、「とても〜なので(結果として)...だ」という因果関係を表す英文法の表現です。
この構文の最大の特徴は、名詞を中心に強調する点にあります。
基本の語順と形
such ... that の基本的な形は以下の通りです。
- such + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + that + 結果の節
例文を見てみましょう🎯
- It was such a beautiful day that we decided to go to the beach.(とても美しい日だったので、私たちはビーチに行くことにした)
- He is such a talented musician that everyone wants to work with him.(彼はとても才能のある音楽家なので、みんなが彼と仕事をしたがる)
この構文では、名詞(day, musician)とそれを修飾する形容詞(beautiful, talented)の組み合わせによって、「どんな種類の〜か」を強調しています。
such a の後に形容詞と名詞が続く語順が、英語学習者にとって覚えやすいポイントです。
可算名詞と不可算名詞での使い方
such ... that 構文を使う場合、名詞が可算か不可算かによって冠詞の使い方が変わります。
この点は英語学習者がよく注意すべきポイントです。
可算名詞(単数形)の場合
可算名詞の単数形では a/an が必要です。
- She made such a good impression that she got the job immediately.(彼女はとても良い印象を与えたので、すぐに仕事を得た)
- It was such an interesting book that I finished it in one day.(とても面白い本だったので、1日で読み終えた)
このように、such a の形を使うことで、名詞の質を強調することができます。
可算名詞(複数形)の場合
複数形では冠詞は不要です💡
- They are such nice people that everyone loves them.(彼らはとても素敵な人たちなので、みんなが彼らを愛している)
- We had such wonderful experiences that we want to go back.(とても素晴らしい体験をしたので、また行きたい)
複数の人や物事について話す場合、a は使わない点に注意が必要です。
不可算名詞の場合
不可算名詞でも冠詞は使いません。
- He showed such courage that he became a hero.(彼はとても勇気を示したので、ヒーローになった)
- There was such heavy traffic that we were late.(とてもひどい渋滞だったので、私たちは遅刻した)
不可算名詞の場合も、a を使わずに such の直後に形容詞と名詞を置く形になります。
so ... that との違い:構文の使い分けがカギ
such ... that と似た表現に so ... that がありますが、この2つには明確な違いがあります。
理解しておくべき最も重要な点は、何を強調するかです📚
so ... that:形容詞や副詞を強調
so ... that 構文は、形容詞または副詞だけを強調する用法です。
so + 形容詞/副詞 + that + 結果の節
The test was so difficult that many students failed.(テストはとても難しかったので、多くの生徒が失敗した)
She speaks so quickly that I can't understand her.(彼女はとても速く話すので、私には理解できない)
このように、so の後には名詞を置かず、形容詞や副詞を直接修飾する形を取ります。
such ... that:名詞(とその修飾語)を強調
一方、such ... that は名詞全体を強調します。
It was such a difficult test that many students failed.(とても難しいテストだったので、多くの生徒が失敗した)
この違いを見ると、so は「どれくらい難しいか」という程度に焦点を当て、such は「どんな種類のテストか」という質に重点を置いていることがわかります。
文法的に見れば、so は副詞として働き、such は形容詞として名詞を修飾する点が大きな違いです。
言い換えのポイント
同じ意味でも、強調したい点によって使い分けができます🔄
次の例文では、強調の対象の違いを見てみましょう。
- The movie was so boring that I fell asleep.(映画はとても退屈だったので、私は寝てしまった)
- It was such a boring movie that I fell asleep.(とても退屈な映画だったので、私は寝てしまった)
1番は「退屈さの程度」を、2番は「退屈な映画というもの」を強調しています。
文の意味は似ていますが、話者が何に焦点を当てているかという点で違いがあります。
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英語の「so ... that 構文」については、以下の記事で詳しく解説しています💡
👉『 英語「so ... that」の基本的な意味と使い方、訳し方、英文法を例文付きで解説!目的・結果・程度を表す3つの用法を覚えよう 』
使い分けを理解するために必要な視点
such … that と so … that の使い分けで迷ったときに、まず確認したい視点があります。
それは、「何を強調したいのか」という点です。
- 名詞そのものの質や性質を強調したい → such … that
- 形容詞や副詞の程度を強調したい → so … that
この視点を持つだけで、構文の選択はかなり楽になります。
文の意味を日本語に直そうとする前に、英語の文の中で主役になっている語が何かを見てみましょう。
名詞が中心に置かれている場合は、such を使うのが自然です。
一方で、「どれくらい〜か」「どの程度〜か」を言いたい場合は、so が選ばれます。
この考え方は、例文を読むときだけでなく、自分で英文を作るときにも役立ちます。
使い分けのルールを暗記するよりも、強調の対象に注目する方が、実際の英語では判断しやすくなります。
実践的な例文で使い方を確認
ここでは、さまざまな場面での such ... that 構文の使用例を見ていきましょう。
英文での表現力を高めるためには、実際の文に多く触れることが大切です。
日常会話での使用例
日常の会話では、such ... that 構文を使って自分の経験や感情を効果的に伝えることができます😊
- She has such a kind heart that she helps everyone.(彼女はとても優しい心の持ち主なので、みんなを助ける)
- They served such delicious food that we ordered more.(彼らはとても美味しい料理を出したので、私たちはもっと注文した)
- The concert was such a great event that tickets sold out in minutes.(コンサートはとても素晴らしいイベントだったので、チケットは数分で完売した)
- He told such funny jokes that everyone was laughing.(彼はとても面白いジョークを言ったので、みんなが笑っていた)
これらの例文から、日常的な状況でも便利な表現であることがわかります。
ビジネスや学習の場面での使用例
ビジネスシーンや学習の文脈でも、この構文は頻繁に使われます。
- The presentation was such a success that the client signed immediately.(プレゼンテーションはとても成功だったので、クライアントはすぐに契約した)
- He has such extensive knowledge that he's considered an expert.(彼はとても幅広い知識を持っているので、専門家と見なされている)
- The company showed such strong performance that the stock price doubled.(その会社はとても強い業績を示したので、株価が2倍になった)
- It was such a challenging project that we needed extra resources.(とても困難なプロジェクトだったので、私たちは追加のリソースが必要だった)
- She gave such a detailed explanation that everyone understood the topic.(彼女はとても詳細な説明をしたので、みんながそのトピックを理解した)
ビジネスの場面では、結果や成果を強調する際に使いやすい表現です。
such … that における that の役割と接続詞としての考え方
such … that 構文における that は、結果を表す節を導く接続詞として使われています。
前半で示された内容を原因として受け取り、「その結果どうなったのか」を後半で説明する役割です。
- It was such a beautiful day that we decided to go out.(とても美しい日だったので、外出することにした)
この文では、that 以下が結果の節になっており、前半の内容を受けて自然につながっています。
つまり、such … that 構文全体は「原因 → 結果」という流れを一文で表す形です。
ここで注意したいのは、that 自体に「とても」という意味があるわけではない点です。
強調の役割を担っているのは such であり、that はあくまで節をつなぐための接続詞です。
そのため、that を省略したり、関係代名詞の that と混同してしまうと、文の構造が分かりにくくなります⚠️
so … that に比べると、such … that では that が省略されにくい傾向があります。
会話ではthat が省略されることもありますが、学習段階では入れるのが安全です。
such … that 構文を正しく理解するためには、that は結果を導く接続詞であると意識しておくことが重要です。
such that が隣接する別のパターン
注意が必要なのは、such と that が隣り合っていても、今まで説明してきた構文とは異なる用法もある点です💭
such が代名詞として使われる場合
- The problem is such that we need immediate action.(問題はそのようなものなので、私たちには即座の行動が必要だ)
この場合の such は「そのようなもの」という意味の代名詞として機能しています。
構文としての such ... that とは異なり、such の後に名詞が続かない形になります。
- The situation is such that no one can predict the outcome.(状況はそのようなものなので、誰も結果を予測できない)
is such that の形で使われることが多く、やや文語的な表現です。
関係代名詞的な使い方
- Choose such items that fit your needs.(あなたのニーズに合うようなアイテムを選びなさい)
ここでは such ... that が「〜のような」という関係を表す表現として使われています。
この用法は、やや文語的で、主に書き言葉で見られる硬い表現です。
- Select such candidates that meet the requirements.(要件を満たすような候補者を選びなさい)
このパターンは、前に説明した構文とは文法的な役割が異なるため、混同しないよう注意しましょう。
高校英語・英文法での位置づけ
such ... that 構文は高校英語で学習する、接続詞 that を含む重要な構文です。
大学入試でも出題頻度が高い文法項目なので、しっかりと理解しておく必要があります📖
覚えておくべき文法ポイント
以下の5つのポイントを押さえておけば、構文の理解は確実なものになります。
- such の品詞は形容詞:名詞を修飾する役割
- that は接続詞:結果を導く節をつなぐ役割
- 語順の固定性:such と名詞、that の位置関係は基本的に変わらない
- 冠詞の位置:such の後、形容詞の前に a/an が来る
- 強調の対象:名詞の質や特性を強調する
高校の文法問題では、特に語順や冠詞の位置を問う問題が多いので、これらのポイントは重要です。
同じく程度や結果を表す表現との関係
such ... that 構文を学習する際は、以下の表現も合わせて確認すると理解が深まります。
- so ... that(形容詞・副詞の強調)
- such as(例示)
- too ... to(〜すぎて...できない)
- as ... as(〜と同じくらい)
これらの表現は、程度や結果を表すという点では共通していますが、それぞれ異なる文法的な役割を持ちます。
高校英語では、これらの似た構文の違いを理解することが求められます。
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「too ... to」の詳しい使い方については、以下の記事で詳しく解説しています💡
👉『 英語のtoo to構文とは?意味や使い方、基本の英文法を例文付きで解説!so that 構文への書き換えも紹介 』
よくある間違いと注意点
英語学習者が such ... that 構文を使う際に、よく起こりやすい間違いを確認しておきましょう⚠️
間違い1:冠詞の位置
- ❌ It was a such beautiful place that we stayed longer.
- ⭕ It was such a beautiful place that we stayed longer.(とても美しい場所だったので、私たちはもっと長く滞在した)
冠詞は such の前ではなく、後に置きます。
この間違いは非常に多いので、語順をしっかり覚えておく必要があります。
a の位置を間違えると、文法的に誤った文になってしまいます。
間違い2:so と such の混同
- ❌ He is so good player that everyone admires him.
- ⭕ He is such a good player that everyone admires him.(彼はとても良い選手なので、みんなが彼を尊敬している)
名詞(player)がある場合は such を使います。
so は形容詞や副詞だけを修飾するため、名詞が含まれる表現では使えません。
この違いは、so と such の文法的な性質(副詞と形容詞)に由来する問題です。
間違い3:複数形での冠詞使用
- ❌ They are such a nice people that I want to meet them again.
- ⭕ They are such nice people that I want to meet them again.(彼らはとても素敵な人たちなので、また会いたい)
複数形の名詞には冠詞を使いません。
可算名詞でも、複数形の場合は a/an を付けないという点に注意しましょう。
間違い4:不可算名詞での冠詞使用
- ❌ He gave me such a good advice that I succeeded.
- ⭕ He gave me such good advice that I succeeded.(彼はとても良いアドバイスをくれたので、私は成功した)
advice は不可算名詞なので、冠詞は不要です。
不可算名詞の判断が難しい場合は、辞書で確認する習慣を付けるとよいでしょう。
間違い5:動詞との語順
- ❌ He such loves music that he practices every day.
- ⭕ He loves music so much that he practices every day.(彼は音楽をとても愛しているので、毎日練習する)
such は動詞を修飾することはできません。
動詞を強調したい場合は、so much や very much などの副詞表現を使う方が自然です。
生きた英語に触れて、such … that を感覚で使えるようになるには
such 名詞 that〜の形は、意味や文法を理解していても、実際の英語の中では so … that と迷いやすい表現です🙂
特に、名詞を強調する場面か、形容詞や副詞を強めたい場面かを瞬時に判断するのは決して簡単ではなく、一般的な英語勉強のルール暗記だけでは限界があります。
Migakuでは、ネイティブが実際に使っている英語の動画や記事を通して、such … that が自然に使われている文脈を何度も確認できます。
読むたび、聞くたびに「この流れなら such が来る」という感覚が少しずつ積み重なり、結果として使い分けを考えなくても理解できるようになります。
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まとめ:Such a Grammar that Finally Clicks
この記事でいちばん大切なポイントは、such 名詞 that〜構文は「名詞そのものの質や特徴」を強調する表現だという点です。
so … that 構文との違いも、何を強調したいのかに注目すれば自然と判断できるようになります。
英語のコンテンツに触れて、なんとなくわかる——を積み重ねる。
その繰り返しこそが、英語力を伸ばす確かな道。
such … that も、実際の英語の中で何度も見ていくうちに、考えなくても感覚で使える表現になっていきます。
Good luck! Enjoy noticing such moments in real English.