関係副詞where・when・why・howの使い方完全ガイド
最終更新日: 2026年3月4日

英語の関係副詞、特にwhere、when、why、howの使い分けに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。関係代名詞との違いや、どの先行詞にどの関係副詞を使うべきかを理解すれば、英語の表現力が大きく広がります。この記事では、それぞれの関係副詞の使い方を具体的な例文とともに解説していきます。
関係副詞とは何か
関係副詞は、2つの文をつなぐ役割を持つ語で、where、when、why、howの4つがあります。関係代名詞と似ていますが、大きな違いがあります。関係代名詞(which、that、whoなど)の後ろには不完全な文が続くのに対し、関係副詞の後ろには完全な文(主語と動詞が揃った文)が続きます。
例えば、"This is the house where I grew up."という文では、whereの後ろに"I grew up"という完全な文が続いています。もしwhichを使うなら、"This is the house in which I grew up."のように前置詞inが必要になります。
関係副詞は、実は「前置詞+関係代名詞」を1語にまとめたものと考えると理解しやすいです。この関係性を押さえておくと、使い分けが格段に楽になります。
関係副詞whereの使い方
whereは場所を表す先行詞の後ろで使います。先行詞としてよく使われるのは、place、house、city、country、restaurantなどの場所を示す名詞です。
例文を見てみましょう。
"I want to visit the city where my grandmother was born."(私は祖母が生まれた街を訪れたい)
この文では、the cityが先行詞で、whereの後ろに"my grandmother was born"という完全な文が続いています。これは"I want to visit the city in which my grandmother was born."と書き換えることもできます。
whereを使う際の重要なポイントは、後ろの文が場所に関する情報を必要としているかどうかです。"my grandmother was born"だけでは「どこで生まれたか」という情報が欠けているため、whereで場所の情報を補っているのです。
場所を表す先行詞でも、文の構造によってはwhichやthatを使う場合もあります。"This is the restaurant that I like."では、likeの目的語が必要なのでthatを使います。一方、"This is the restaurant where we first met."では、we first metは完全な文なのでwhereを使います。
関係副詞whenの使い方
whenは時間を表す先行詞の後ろで使う関係副詞です。day、time、year、moment、periodなどの時を示す名詞が先行詞になります。
"I remember the day when we first met."(私たちが初めて会った日を覚えている)
この例文では、the dayが先行詞で、whenの後ろに"we first met"という完全な文が続いています。これは"the day on which we first met"と書き換え可能です。
whenと接続詞のwhenの見分け方について質問されることがよくあります。関係副詞のwhenには必ず先行詞(時を表す名詞)が前にあります。一方、接続詞のwhenには先行詞がありません。
"When I arrived, he was sleeping."(私が到着したとき、彼は寝ていた)—これは接続詞のwhen
"I remember the time when I arrived."(私が到着した時を覚えている)—これは関係副詞のwhen
この違いを理解すれば、文の構造を正しく把握できるようになります。
関係副詞whyの使い方
whyは理由を表す関係副詞で、先行詞はほぼreasonに限定されます。他の関係副詞と比べて使用場面が限られているため、覚えやすいでしょう。
"That's the reason why I couldn't come to the party."(それが私がパーティーに来られなかった理由です)
この文では、the reasonが先行詞で、whyの後ろに"I couldn't come to the party"という完全な文が続いています。"the reason for which I couldn't come"とも表現できます。
実は、whyは省略されることが多い関係副詞です。"That's the reason I couldn't come."のようにwhyを省略しても文法的に正しく、むしろこちらの方が自然に聞こえる場合もあります。
また、the reasonとwhyを同時に使うのは冗長だと感じる英語話者も多く、"That's why I couldn't come."のようにthe reasonを省略した表現もよく使われます。
関係副詞howの特殊性
howは方法を表す関係副詞ですが、他の関係副詞とは異なる特徴があります。実は、howは先行詞のwayと一緒に使うことができません。これは英語の重要なルールです。
正しい表現は以下のいずれかです。
"This is how I solved the problem."(これが私が問題を解決した方法です)
"This is the way I solved the problem."(これが私が問題を解決した方法です)
"This is the way in which I solved the problem."(これが私が問題を解決した方法です)
間違い:"This is the way how I solved the problem."
この制約があるため、howは他の関係副詞ほど頻繁には使われません。方法を説明する際は、the wayだけを使うか、howだけを使うかのどちらかを選ぶ必要があります。
どうしてこのルールがあるのかという理由については諸説ありますが、wayとhowが意味的に重複するため、両方を使うのは冗長だと考えられています。
関係副詞と関係代名詞の違い
関係副詞と関係代名詞の違いを理解することは、英語の文法力を高める上で非常に重要です。最も大きな違いは、後ろに続く文の構造です。
関係代名詞(which、that、whoなど)の後ろには、主語や目的語が欠けた不完全な文が続きます。
"This is the book which I bought yesterday."—I boughtの後ろに目的語がない
関係副詞(where、when、why、how)の後ろには、主語と動詞が揃った完全な文が続きます。
"This is the place where I bought the book."—I bought the bookは完全な文
もう一つの重要な違いは、関係副詞は「前置詞+関係代名詞」で置き換えられるという点です。
where = in/at/on which
when = in/at/on which
why = for which
この関係性を理解すれば、どちらを使うべきか迷ったときの判断材料になります。前置詞が必要な場合は関係副詞を使い、前置詞なしで直接つながる場合は関係代名詞を使うと考えれば分かりやすいでしょう。
関係副詞の省略について
関係副詞は、特定の条件下で省略することができます。特にwhyとhowは省略されることが多く、むしろ省略した方が自然な場合もあります。
whereとwhenも省略可能ですが、文の意味が明確な場合に限られます。
"I remember the day (when) we met."—省略可能
"The restaurant (where) we had dinner was excellent."—省略可能
ただし、関係副詞を省略すると文の構造が分かりにくくなる場合もあるため、特に書き言葉では省略しない方が安全です。会話では自然な流れを優先して省略することが多いです。
省略の判断基準は、文脈から意味が明確に伝わるかどうかです。聞き手や読み手が混乱しないのであれば省略しても問題ありませんが、迷ったときは省略しない方が無難でしょう。
まとめと実践的な学習方法
関係副詞where、when、why、howは、それぞれ場所、時間、理由、方法を表す先行詞とともに使います。関係代名詞との違いは、後ろに完全な文が続くという点です。前置詞+関係代名詞との置き換え関係を理解すれば、使い分けがスムーズになります。
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