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英語の仮主語 it(形式主語)の使い方を徹底解説

最終更新日: 2026年3月28日

英語のit isのイメージ

英語の文法を勉強していると、「It is difficult to learn English.」のような文に出会いますよね。この「it」は一体何を指しているのでしょうか?実は、これが「仮主語 it」または「形式主語 it」と呼ばれる英文法の重要なポイントなんです。今回は、この仮主語 it の使い方を具体的な例文とともに解説していきます。

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仮主語 it と形式主語 it の違いは何ですか?

まず最初に、多くの人が疑問に思う「仮主語」と「形式主語」の違いについて説明しましょう。結論から言うと、この2つは同じものを指しています。

「仮主語」も「形式主語」も、英語の「it」が文の主語の位置に置かれ、本当の意味上の主語(真主語)が文の後ろに来る構造を表す用語です。中学や高校の英文法の教科書によって呼び方が異なるだけで、文法的な意味は全く同じなんです。

この記事では「仮主語 it」という呼び方で統一して解説していきますが、「形式主語 it」と呼んでも問題ありません。大切なのは、この構造がどう機能するかを理解することです。

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仮主語 it を使う理由

英語では、主語が長すぎると文のバランスが悪くなってしまいます。例えば、次の文を見てください。

To learn English is difficult.
英語を学ぶことは難しい。

この文は文法的には正しいのですが、主語の「To learn English」が長いため、文全体が頭でっかちな印象になります。そこで、仮の主語として「it」を文頭に置き、本当の主語を後ろに移動させるんです。

It is difficult to learn English.
英語を学ぶことは難しい。

この方が読みやすく、自然な英語になりますよね。この「it」自体には特定の意味はなく、単に文の形を整えるための形式的な主語なんです。日本語に訳すときも、この「it」は訳さないことがポイントです。

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仮主語 it の基本パターン:It is 形容詞 + to 不定詞

最も基本的で頻繁に使われるのが「It is + 形容詞 + to + 動詞の原形」というパターンです。この構造では、to 不定詞以下が真主語となります。

It is important to study grammar.
文法を勉強することは重要です。

It is easy to make mistakes.
間違えることは簡単です。

It is fun to watch YouTube videos in English.
英語のYouTube動画を見ることは楽しいです。

これらの文では、「to study grammar」「to make mistakes」「to watch YouTube videos in English」が本当の主語です。文の構造を理解するには、まず「it」を見つけて、その後ろにある真主語を探すことが大切です。

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仮主語 it の4つのパターン

仮主語 it には、真主語の形によって主に4つのパターンがあります。それぞれ具体的に見ていきましょう。

パターン1:It is + 形容詞 + to 不定詞

先ほど解説した最も基本的なパターンです。

It is necessary to practice every day.
毎日練習することが必要です。

パターン2:It is + 形容詞 + 動名詞

動名詞(-ing形)が真主語になるパターンもあります。

It is no use crying over spilt milk.
こぼれたミルクを嘆いても無駄です。

ただし、このパターンは to 不定詞のパターンほど頻繁には使われません。

パターン3:It is + 形容詞 + that 節

that 節が真主語になるパターンです。

It is clear that he is talented.
彼が才能があることは明らかです。

It is surprising that she passed the exam.
彼女が試験に合格したことは驚きです。

パターン4:It is + 形容詞 + 間接疑問文

間接疑問文が真主語になることもあります。

It is uncertain when he will arrive.
彼がいつ到着するかは不確かです。

これら4つのパターンを理解しておけば、仮主語 it の基本的な使い方はマスターできます。

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真主語の位置と訳し方のコツ

仮主語 it の文を理解するには、真主語がどこにあるかを見つけることが重要です。基本的に、真主語は形容詞や名詞の後ろに来ます。

訳し方のコツは、まず真主語を見つけて、それを日本語の主語として訳すことです。そして「it」自体は訳さないでください。

It is difficult for me to wake up early.
私にとって早起きすることは難しいです。

この文では「to wake up early」が真主語で、「for me」は意味上の主語を示しています。「it」は訳さず、「早起きすることは」と訳すのが自然です。

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実践的な例文で理解を深める

ここまでの知識を踏まえて、もう少し実践的な例文を見てみましょう。

It took me 2 hours to finish my homework.
宿題を終えるのに2時間かかりました。

It seems that he is busy today.
彼は今日忙しいようです。

It is a pity that you can't come to the party.
あなたがパーティーに来られないのは残念です。

It doesn't matter whether you win or lose.
勝っても負けても関係ありません。

これらの文では、「it」が仮の主語として機能し、文全体のバランスを保っています。英文を読むときは、常に「この it は何を指しているのか?」と考える習慣をつけてください。

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中学・高校英語での重要性

仮主語 it は中学英語で最初に学び、高校英語でさらに深く勉強する文法項目です。英語の試験でも頻出する重要なポイントなので、しっかり理解しておく必要があります。

特に英作文長文読解の問題では、この構造を正しく理解していないと正解できない問題が多く出題されます。また、実際の英会話でも非常によく使われる表現なので、勉強する価値は十分にあります。

文法の勉強というと退屈に感じるかもしれませんが、この仮主語 it をマスターすれば、あなたの英語表現の幅が大きく広がりますよ。

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仮主語 it で自然な英語を話そう

仮主語 it の使い方を理解すれば、より自然で洗練された英語を話せるようになります。文の構造を整えるこのテクニックは、英語らしい表現を作るために欠かせません。

最初は難しく感じるかもしれませんが、例文をたくさん読んで、自分でも文を作ってみることで、徐々に慣れていきます。真主語を見つける練習を繰り返せば、読解力も確実に向上しますよ。

もしあなたがその言語でメディアを消費し、そのメディア内のメッセージや文章の一部でも理解できるなら、必ず上達します。

一度学んで、理解して、自分のものにしてください。💪

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