英語「either」「neither 」使い方|完全ガイド【例文付き】
最終更新日: 2026年3月8日

英語を勉強していると、either と neither の使い分けに悩んだことはありませんか?どちらも「2つのうち」という意味を持つ単語ですが、肯定文と否定文で使い方が全く異なります。この記事では、either と neither の基本的な意味から実践的な使い方まで、具体的な例文とともに詳しく解説していきます。
either の基本的な意味と使い方
either (アイザー) という単語は、英語学習者にとって少し厄介な存在です。なぜなら、文脈によって意味が変わるからです。
肯定文での either
肯定文で either を使う場合、「どちらか一方」という意味になります。2つの選択肢があって、そのうちのどちらでもいいという状況で使われます。
例文を見てみましょう:
- You can choose either option. (どちらの選択肢を選んでもいいですよ)
- Either day works for me. (どちらの日でも私は大丈夫です)
- Either restaurant is fine. (どちらのレストランでもいいです)
この使い方では、either の後に単数名詞が来ることに注目してください。2つのうちどちらか「一方」を指しているので、単数形になるんです。
either A or B の形
either を使った最も一般的な形が「either A or B」です。これは「AかBのどちらか」という意味で、2つの選択肢を提示するときに使います。
具体例:
- I'll have either coffee or tea. (コーヒーか紅茶をいただきます)
- You can either call me or send an email. (電話してもメールしてもどちらでもいいですよ)
- She speaks either English or French. (彼女は英語かフランス語を話します)
この構文は日常会話でもよく使われるので、しっかり覚えておきましょう。
否定文での either
ここが重要なポイントです。否定文で either を使うと、「どちらも〜ない」という意味になります。
例えば:
- I don't like either option. (どちらの選択肢も好きではありません)
- She doesn't speak either language. (彼女はどちらの言語も話せません)
- I can't eat either dish. (どちらの料理も食べられません)
否定文の either は、実は neither と同じ意味を表現できるんです。でも使い方が少し違います。
文末での either の使い方
否定文の文末に either を置くと、「〜も(また)ない」という意味になります。これは「me too」の否定版のような感じです。
- A: I don't like sushi. (私は寿司が好きじゃないんだ)
- B: I don't like it either. (私も好きじゃないよ)
もう一つ例を見てみましょう:
- A: I can't speak Spanish. (私はスペイン語を話せません)
- B: I can't speak it either. (私も話せません)
この使い方は会話でめちゃくちゃ便利です。相手の否定的な発言に同意するときに自然に使えます。
neither の基本的な意味と使い方
neither (ニーザー) は、either の否定版と考えるとわかりやすいです。「どちらも〜ない」という意味を持ちます。
neither 単体での使い方
neither は単体で使うと、それ自体が否定の意味を含んでいます。だから、文に not を付ける必要がありません。
例文:
- Neither option is good. (どちらの選択肢も良くありません)
- Neither answer is correct. (どちらの答えも正しくありません)
- Neither student passed the test. (どちらの生徒も試験に合格しませんでした)
注意してほしいのは、neither の後の動詞は単数形になることです。「どちらも」と言っても、文法的には単数扱いなんです。
neither A nor B の形
either A or B に対応する形が「neither A nor B」です。これは「AもBもどちらも〜ない」という意味になります。
具体例を見てみましょう:
- I like neither coffee nor tea. (コーヒーも紅茶もどちらも好きじゃありません)
- She speaks neither English nor French. (彼女は英語もフランス語もどちらも話せません)
- He has neither time nor money. (彼は時間もお金もどちらもありません)
この nor という単語は、neither とセットで使われることがほとんどです。単独ではあまり見かけません。
文頭での neither の使い方
neither を文頭に置くと、倒置が起こります。これは少しフォーマルな表現ですが、知っておくと便利です。
- A: I don't like spicy food. (私は辛い食べ物が好きじゃないんだ)
- B: Neither do I. (私もです)
この「Neither do I」は「Me neither」と同じ意味ですが、より文法的に正しい形です。
もう少し複雑な例:
- A: I haven't been to Tokyo. (私は東京に行ったことがありません)
- B: Neither have I. (私もありません)
助動詞や be動詞によって形が変わるので、慣れるまで練習が必要かもしれません。
eitherとneitherの違いと使い分け
ここまで読んで、「結局どう使い分けるの?」と思っている人もいるでしょう。基本的なルールをまとめてみます。
肯定文と否定文での使い分け
一番シンプルな覚え方は、文の形で判断することです。
肯定文の場合は either を使います:
- Either book is interesting. (どちらの本も面白いです)
- You can take either path. (どちらの道を通ってもいいですよ)
否定文で「どちらも〜ない」と言いたい場合は、2つの方法があります:
方法1: not + either を使う
- I don't want either option. (どちらの選択肢も欲しくありません)
方法2: neither を使う(not は不要)
- I want neither option. (どちらの選択肢も欲しくありません)
この2つは意味が同じです。でも、neither を使う方が少しフォーマルな印象を与えます。
会話での使い分け
日常会話では、どちらを使うかで微妙にニュアンスが変わることがあります。
相手の否定的な発言に同意するとき:
- Me neither. (私もです) — カジュアル
- I don't either. (私もそうじゃないです) — やや丁寧
- Neither do I. (私もそうではありません) — フォーマル
実際の会話では「Me neither」が一番よく使われます。友達同士なら全く問題ありません。
文法的な正確さ
厳密に言うと、「Me neither」は文法的に完璧ではありません。正しくは「Neither do I」や「I don't either」です。
でも、ネイティブスピーカーは日常会話で「Me neither」をよく使います。これは英語の自然な進化の一部です。
フォーマルな場面や書き言葉では、「Neither do I」や「I don't either」を使う方が安全です。面接やビジネスメールでは特に気をつけましょう。
Me eitherとMe neitherはどっちが正しいですか?
この質問はよく聞かれます。答えは、状況によります。
Me neither の場合
相手が否定的なことを言ったときに同意する場合:
- A: I don't like horror movies. (私はホラー映画が好きじゃないんだ)
- B: Me neither. (私もです)
これはカジュアルな会話では完全に受け入れられています。文法的には「Neither do I」の方が正確ですが、実際の会話では「Me neither」の方が自然に聞こえることも多いです。
Me either は間違い?
実は、「Me either」という表現は、アメリカ英語では使われることがあります。でも、これは比較的新しい用法で、多くの人が間違いだと考えています。
安全策としては:
- 否定文への同意: Me neither / I don't either / Neither do I
- 肯定文への同意: Me too / I do too
この使い分けを覚えておけば、間違えることはありません。
either と neither を使った実践的な例文
理論だけじゃなくて、実際の使い方を見てみましょう。
レストランでの会話
- A: Would you like either the chicken or the fish? (チキンか魚のどちらかはいかがですか?)
- B: I don't eat either, actually. I'm vegetarian. (実は、どちらも食べないんです。ベジタリアンなので)
または:
- A: Do you want coffee? (コーヒーはいかがですか?)
- B: No, thanks. I don't drink coffee. (いいえ、結構です。コーヒーは飲まないんです)
- A: Me neither. I prefer tea. (私もです。紅茶の方が好きなんです)
旅行の計画
- A: I haven't been to either Paris or Rome. (パリにもローマにもどちらも行ったことがありません)
- B: Neither have I. Let's go together! (私もです。一緒に行きましょう!)
意見を述べる場面
- I agree with neither proposal. Both have serious problems. (どちらの提案にも賛成しません。両方とも深刻な問題があります)
- Either solution could work, but we need to decide quickly. (どちらの解決策でもうまくいく可能性がありますが、早く決める必要があります)
好みを表現する
- A: Do you like cats or dogs? (猫と犬、どっちが好き?)
- B: I like both, but I don't have either at home. (両方好きですが、家ではどちらも飼っていません)
よくある間違いと注意点
英語学習者がよくやってしまう間違いをいくつか紹介します。
二重否定に注意
間違い: I don't like neither option.
これは二重否定になってしまいます。neither 自体が否定の意味を持っているので、don't と一緒に使うと意味が変わってしまうんです。
正しくは:
- I don't like either option. (どちらの選択肢も好きじゃありません)
- I like neither option. (どちらの選択肢も好きじゃありません)
単数と複数の使い分け
間違い: Either of the books are interesting.
either of の後は複数名詞が来ますが、動詞は単数形です。
正しくは:
- Either of the books is interesting. (どちらの本も面白いです)
同様に neither も:
- Neither of the students was late. (どちらの生徒も遅刻しませんでした)
or と nor の使い分け
either とセットで使うのは or です:
- either A or B
neither とセットで使うのは nor です:
- neither A nor B
これを混同しないように気をつけましょう。
実際の英語メディアでの使われ方
ニュース記事や映画、ドラマを見ていると、either と neither がどんな風に使われているか気づくことがあります。
例えば、ニュース記事では:
- "Neither candidate has a clear advantage in the polls." (どちらの候補者も世論調査で明確な優位性を持っていません)
映画のセリフでは:
- "I don't trust either of them." (私は彼らのどちらも信用していません)
日常会話のシーンでは:
- "Me neither!" という短い返答が頻繁に出てきます。
こういった実際の使用例を見ると、文法書で学んだことがどう実践されているかがわかります。
類似表現との比較
either と neither 以外にも、似たような意味を表す表現があります。
both との違い
both は「両方とも」という意味で、肯定的な文脈で使われます:
- Both options are good. (両方の選択肢とも良いです)
対して、neither は否定的:
- Neither option is good. (どちらの選択肢も良くありません)
too と either の違い
肯定文での同意には too を使います:
- A: I like pizza. (私はピザが好きです)
- B: I like it too. (私も好きです)
否定文での同意には either を使います:
- A: I don't like pizza. (私はピザが好きじゃありません)
- B: I don't like it either. (私も好きじゃありません)
この使い分けは会話で本当によく使うので、体に染み込むまで練習しましょう。
上級者向けの使い方
基本をマスターしたら、もう少し複雑な使い方にも挑戦してみましょう。
3つ以上の選択肢がある場合
実は、either と neither は基本的に2つの選択肢の場合に使います。3つ以上の場合は:
- any (肯定的な文脈で「どれでも」)
- none (否定的な文脈で「どれも〜ない」)
例:
- You can choose any of these three options. (この3つの選択肢のうちどれでも選べます)
- None of these options is acceptable. (これらの選択肢のどれも受け入れられません)
強調表現として
either を文末に置いて強調することもできます:
- That's not true either. (それも真実じゃありません)
- I'm not going either. (私も行きません)
この「either」は「〜も」という追加の意味を強調しています。
英語学習における either と neither の重要性
これらの単語を正しく使えるようになると、英語での表現力が格段に上がります。
特に、意見を述べたり選択肢を提示したりする場面では必須です。ビジネス英語でも日常会話でも、頻繁に出てくる表現なので、しっかり身につけておく価値があります。
文法的な正確さも大切ですが、実際の会話では文脈に応じて柔軟に使い分けることが重要です。ネイティブスピーカーも、カジュアルな場面では文法的に完璧じゃない表現を使うことがあります。
でも、フォーマルな場面や書き言葉では、正確な文法を使う方が印象が良くなります。TPOに合わせて使い分けられるようになりましょう。
練習方法とコツ
either と neither を自然に使えるようになるには、練習あるのみです。
日常生活での練習
普段の選択場面で、英語で考えてみましょう:
- レストランでメニューを見るとき: "I'll have either this or that."
- 予定を調整するとき: "Either day works for me."
- 好みを聞かれたとき: "I don't like either option."
こういった小さな練習を積み重ねることで、自然に使えるようになります。
映画やドラマでの学習
英語の映画やドラマを見るときは、either と neither が出てきたら注目してみてください。どんな文脈で使われているか、どんなニュアンスがあるか、実際の使用例から学べることはたくさんあります。
字幕付きで見ると、聞き取りと文法の両方を同時に学べます。
最後に覚えておきたいポイント
either と neither の使い方をマスターするためのポイントをまとめます:
- either は基本的に2つの選択肢を扱う
- 肯定文では「どちらか」、否定文では「どちらも〜ない」
- neither は「どちらも〜ない」という否定の意味を持つ
- neither 自体が否定なので、not と一緒に使わない
- 会話では「Me neither」がよく使われる
- フォーマルな場面では「Neither do I」を使う方が安全
- either A or B と neither A nor B はセットで覚える
これらのポイントを押さえておけば、基本的な使い方は問題ありません。
あとは実践あるのみです。間違いを恐れずに、どんどん使ってみましょう。最初は戸惑うかもしれませんが、使っているうちに自然に身についていきます。
英語の微妙なニュアンスを理解する
メディアを{言語}で消費し、そのメディア内のメッセージや文章の少なくとも一部を理解できれば、確実に上達します。以上。
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