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英語の知覚動詞see・hear・feelの使い方完全ガイド

最終更新日: 2026年3月27日

知覚動詞seeのイメージ

英語を勉強していると、「see」「hear」「feel」といった知覚動詞の使い方に戸惑うことがありますよね。特に、後ろに原形不定詞を置くのか現在分詞を置くのか、どう使い分ければいいのか迷う方も多いはずです。今回は、これらの知覚動詞の基本的な使い方から実践的なパターンまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。

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知覚動詞とは何か

知覚動詞とは、人間の五感を使って何かを知覚することを表す動詞のことです。英語では「perception verbs」と呼ばれ、主に視覚、聴覚、触覚などの感覚を表現します。代表的な知覚動詞には、see(見る)、hear(聞く)、feel(感じる)の他に、watch(見る)、listen to(聞く)、smell(匂いを嗅ぐ)、taste(味わう)などがあります。

これらの動詞は、普通の動詞とは異なる特別な文法パターンを持っています。特に重要なのは、目的語の後ろに原形不定詞や現在分詞を置くことで、「誰かが何かをしているのを見る・聞く・感じる」という意味を表現できる点です。

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知覚動詞の基本的な形

知覚動詞を使った文は、基本的にSVOC(主語+動詞+目的語+補語)の形を取ります。この補語の部分に何を置くかで、意味やニュアンスが変わってきます。

知覚動詞の後ろに置ける形は主に3つあります。原形不定詞、現在分詞、そして過去分詞です。それぞれの形によって、表現したい内容が変わってくるので、この違いをしっかり理解することが大切です。

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原形不定詞を使うパターン

知覚動詞+目的語+原形不定詞の形は、動作の全体を最初から最後まで見た・聞いたことを表します。この場合、「to」を付けない原形不定詞を使うのがポイントです。

I saw him cross the street.
私は彼が通りを渡るのを見ました。

この文では、彼が通りを渡り始めてから渡り終わるまでの動作全体を見たことを表しています。原形不定詞を使う場合は、動作が完了したことを強調するニュアンスがあります。

I heard her sing a beautiful song.
私は彼女が美しい歌を歌うのを聞きました。

She felt the ground shake.
彼女は地面が揺れるのを感じました。

原形不定詞のパターンは、動作の完了や一連の流れを表現したいときに使います。

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現在分詞を使うパターン

知覚動詞+目的語+現在分詞(Ving形)の形は、動作が進行中であることや、動作の一部を見た・聞いたことを表します。このパターンは、まさにその瞬間に起こっていることを強調します。

I saw him crossing the street.
私は彼が通りを渡っているところを見ました。

この文では、彼が通りを渡っている最中の様子を見たことを表しています。原形不定詞との違いは、動作が進行中であることを強調している点です。

I heard someone singing in the next room.
私は隣の部屋で誰かが歌っているのを聞きました。

I felt my heart beating fast.
私は自分の心臓が速く鼓動しているのを感じました。

現在分詞を使う場合は、動作の途中や継続的な状態を表現したいときに選びます。

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過去分詞を使うパターン

知覚動詞+目的語+過去分詞の形は、受動的な状態や完了した状態を表します。このパターンは、目的語が何かをされている状態を見た・聞いた・感じたことを表現します。

I saw the window broken.
私は窓が壊されているのを見ました。

この文では、窓が誰かによって壊された状態を見たことを表しています。過去分詞を使うことで、受動的な状態や結果を強調できます。

I heard my name called.
私は自分の名前が呼ばれるのを聞きました。

She felt herself pushed from behind.
彼女は自分が後ろから押されるのを感じました。

過去分詞のパターンは、受動的な動作や完了した結果を表現する場合に使います。

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seeとwatchとlook atの使い分け

知覚動詞の中でも、視覚に関する動詞は使い分けが重要です。see、watch、look atは全て「見る」という意味ですが、それぞれニュアンスが異なります。

seeは、意識せずに目に入ってくる、自然に見えることを表します。I saw a bird in the garden.(庭で鳥を見ました)のように、偶然目に入った場合に使います。

watchは、動いているものを注意深く見続けることを表します。I watched a movie last night.(昨夜映画を観ました)のように、意識的に見る場合に使います。

look atは、意識的に視線を向けることを表します。Look at this picture.(この写真を見て)のように、注意を向ける動作を表現します。

知覚動詞として原形不定詞や現在分詞を後ろに置けるのは、主にseeとwatchです。

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hearとlisten toの使い分け

聴覚に関する動詞も、使い分けが大切です。hearとlisten toは両方とも「聞く」という意味ですが、意味合いが違います。

hearは、音が自然に耳に入ってくることを表します。意識せずに聞こえてくる場合に使います。I heard a strange noise.(変な音が聞こえました)のように、受動的な聴覚を表現します。

listen toは、意識的に耳を傾けて聞くことを表します。I listened to music for an hour.(1時間音楽を聴きました)のように、能動的に聞く行為を表します。

知覚動詞として原形不定詞や現在分詞を後ろに置けるのは、主にhearです。listen toは通常この用法では使いません。

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feelの特別な使い方

feelは知覚動詞の中でも特に幅広い使い方ができる動詞です。触覚だけでなく、感情や状態を表現することもできます。

触覚として使う場合、I felt something touch my shoulder.(何かが肩に触れるのを感じました)のように、物理的な感覚を表現します。

感情として使う場合、I feel happy.(私は幸せです)のように、形容詞を後ろに置いて心の状態を表現できます。

知覚動詞としてのfeelは、原形不定詞、現在分詞、過去分詞のすべてのパターンで使えます。I felt the cat jump on the bed.(猫がベッドに飛び乗るのを感じました)、I felt the rain falling on my face.(雨が顔に降りかかるのを感じました)といった例文があります。

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知覚動詞と使役動詞の違い

知覚動詞と混同しやすいのが使役動詞です。makeやletなどの使役動詞も、後ろに原形不定詞を置きますが、意味が異なります。

知覚動詞は、「見る・聞く・感じる」という知覚を表します。一方、使役動詞は、「させる・許す」という行為を表します。

I saw him leave.(私は彼が去るのを見ました)は知覚動詞の例で、I made him leave.(私は彼を去らせました)は使役動詞の例です。

形は似ていますが、文法的な役割と意味が違うので、注意が必要です。両方とも原形不定詞を使いますが、知覚動詞は現在分詞も使える点が違います。

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実践的な例文で理解を深める

ここまで学んだ知覚動詞の使い方を、実践的な例文で確認しましょう。

I saw the sun rise this morning.
今朝太陽が昇るのを見ました。

I saw children playing in the park.
公園で子どもたちが遊んでいるのを見ました。

I heard the door close.
ドアが閉まる音を聞きました。

I heard birds singing outside.
外で鳥が鳴いているのを聞きました。

I felt the temperature drop suddenly.
気温が急に下がるのを感じました。

これらの例文を見ると、原形不定詞と現在分詞のニュアンスの違いが分かりますね。動作全体を見たのか、進行中の様子を見たのかで使い分けます。

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注意すべきポイント

知覚動詞を使う際に注意すべきポイントがいくつかあります。

まず、知覚動詞の後ろにはto不定詞を使わないことです。I saw him to leave.とは言わず、I saw him leave.と原形不定詞を使います。これは知覚動詞の重要な特徴です。

次に、受動態にする場合は注意が必要です。He was seen to leave.のように、受動態では「to」が必要になります。能動態ではtoを使わないのに、受動態では使うという点が混乱しやすいポイントです。

また、現在分詞と原形不定詞のどちらを使うかは、文脈によって選びます。動作の完了を強調したいなら原形不定詞、進行中であることを強調したいなら現在分詞を選びましょう。

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知覚動詞を使いこなすために

知覚動詞see、hear、feelは、英語の表現力を高める重要な文法要素です。原形不定詞と現在分詞の使い分けをマスターすれば、より正確で自然な英語表現ができるようになります。最初は難しく感じるかもしれませんが、例文をたくさん読んで、実際に使ってみることで、自然と身についていきますよ。

メディアを{言語}で消費し、そのメディア内のメッセージや文章の少なくとも一部を理解できるなら、あなたは必ず上達します。断言します。

一度学んで、理解して、自分のものにしましょう。

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