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英語の名詞節の使い方を完全解説|that節・疑問詞節の違い

最終更新日: 2026年3月27日

英語の文法の名詞節のイメージ

英語を学んでいると、文法用語が次々と出てきて混乱することがありますよね。その中でも「名詞節」は、英語の文章構造を理解する上で欠かせない要素です。名詞節をマスターすれば、複雑な英文もスムーズに読み書きできるようになります。この記事では、名詞節の基本的な使い方から、that節やwh疑問詞節の違い、さらに副詞節との見分け方まで、具体例を交えて詳しく解説していきます。

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英語で名詞節とは何ですか?

名詞節とは、文の中で名詞と同じ働きをする節のことです。節というのは、主語と動詞を含む語のまとまりを指します。つまり、名詞節は「主語+動詞」の形を持ちながら、文全体の中では一つの名詞として機能するのです。

例えば、I know the answer.(私は答えを知っています)という文では、the answerが名詞として動詞knowの目的語になっています。これを名詞節に置き換えると、I know that he is right.(私は彼が正しいと知っています)となります。ここでthat he is rightという節全体が、knowの目的語として働いているわけです。

名詞節は文中で主語、目的語、補語のいずれかの役割を果たします。この柔軟性こそが、英語表現を豊かにする重要なポイントなのです。高校英語でも頻繁に登場する文法事項なので、しっかり理解しておきましょう。

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名詞節の3つの主な種類

名詞節には主に3つの種類があります。それぞれ異なる接続詞や疑問詞で始まるため、使い方も少しずつ違います。

that節による名詞節

that節は最も基本的な名詞節の形です。thatの後に「主語+動詞」が続き、完全な文を作ります。I think that English is fun.(私は英語が楽しいと思います)のように、動詞の後に続けて使うことが多いです。

口語ではthatを省略することもよくあります。I think English is fun.と言っても意味は同じです。ただし、主語として使う場合は省略できません。That he passed the exam is surprising.(彼が試験に合格したのは驚きです)という文では、thatを省略できないので注意が必要です。

wh疑問詞節による名詞節

what、when、where、why、how、whoなどの疑問詞で始まる名詞節もあります。これらは間接疑問文とも呼ばれ、疑問文の語順ではなく平叙文の語順になります。

I don't know where he lives.(私は彼がどこに住んでいるか知りません)という文では、where he livesが名詞節として動詞knowの目的語になっています。疑問文ならWhere does he live?となりますが、名詞節では主語+動詞の順序を保つのがポイントです。

whatは特に便利な疑問詞で、What he said was true.(彼が言ったことは本当でした)のように主語としても使えます。

whether/if節による名詞節

whether(またはif)で始まる名詞節は、「〜かどうか」という意味を表します。I wonder whether she will come.(彼女が来るかどうか気になります)のように、不確実なことを表現する際に使います。

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名詞節のifとwhetherの違いは?

ifとwhetherは両方とも「〜かどうか」という意味で名詞節を作りますが、使い方にはいくつか違いがあります。この違いを理解することで、より正確な英語表現ができるようになります。

まず、主語として使う場合はwhetherしか使えません。Whether he comes or not is important.(彼が来るかどうかは重要です)という文では、ifに置き換えることができません。同様に、補語として使う場合もwhetherが適切です。

前置詞の後に続ける場合も、whetherを使います。I'm thinking about whether I should apply.(応募すべきかどうか考えています)という文では、前置詞aboutの後なのでwhetherが必要です。

一方、動詞の目的語として使う場合は、ifもwhetherも使えます。I don't know if/whether he's coming.(彼が来るかどうか分かりません)のように、どちらでも構いません。ただし、フォーマルな文章ではwhetherの方が好まれる傾向があります。

また、or notを直後に付ける場合は、whether or notという形にします。I'll go whether or not it rains.(雨が降ろうと降るまいと行きます)という表現では、ifは使えません。

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名詞節を作るhowの使い方は?

howを使った名詞節は、方法や程度を表す際に非常に便利です。疑問詞howは単独でも使えますし、形容詞や副詞と組み合わせて様々な表現を作ることができます。

基本的な使い方として、I know how to swim.(私は泳ぎ方を知っています)のような「how to+動詞」の形があります。これは厳密には不定詞句ですが、名詞的な働きをします。

完全な節として使う場合は、Show me how you did it.(どうやったのか見せてください)のように、主語と動詞を含む形になります。この文では、how you did itが名詞節として、動詞showの目的語になっています。

how + 形容詞/副詞の組み合わせも重要です。I was surprised how fast he ran.(彼がどれほど速く走ったか驚きました)という文では、how fastで「どれほど速く」という意味を表しています。

ビジネス英語では、Please explain how the system works.(システムがどのように機能するか説明してください)のような表現もよく使われます。howを使った名詞節は、説明や指示を求める際に欠かせない表現なのです。

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名詞節と副詞節の簡単な見分け方は?

名詞節と副詞節を混同してしまう学習者は多いです。でも、見分け方はシンプルです。その節が文中でどんな役割を果たしているかを考えればいいのです。

名詞節は、主語・目的語・補語のいずれかとして機能します。つまり、その節を一つの名詞(例えば「それ」や「このこと」)に置き換えられるかどうかが判断基準になります。I know that he is busy.(私は彼が忙しいと知っています)という文では、that he is busyを「それ」に置き換えて「私はそれを知っています」と言えるので、名詞節だと分かります。

一方、副詞節は動詞や文全体を修飾します。When he arrived, we started the meeting.(彼が到着したとき、私たちは会議を始めました)という文では、When he arrivedは時を表す副詞節です。この節を取り除いても「私たちは会議を始めました」という文が成立します。副詞節は追加情報を提供する役割なのです。

もう一つの見分け方は、接続詞に注目することです。because、although、when、if(条件を表す場合)などで始まる節は通常副詞節です。一方、that、whether、疑問詞で始まる節は名詞節である可能性が高いです。

ただし、ifは要注意です。条件を表すifは副詞節を作りますが、「〜かどうか」という意味のifは名詞節を作ります。I'll go if it's sunny.(晴れたら行きます)は副詞節、I don't know if it's sunny.(晴れかどうか分かりません)は名詞節という違いがあります。

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名詞節が文中で果たす3つの役割

名詞節は品詞として名詞と同じ働きをするため、文中で主語、目的語、補語のいずれかの位置に置くことができます。それぞれの使い方を具体例で見ていきましょう。

主語としての名詞節

名詞節が文の主語になる場合、文頭に置かれます。What you said makes sense.(あなたが言ったことは理にかなっています)という文では、What you saidが主語として機能しています。

That she won the prize was unexpected.(彼女が賞を取ったのは予想外でした)のように、that節も主語になれます。ただし、この形は少し堅い印象があるため、It was unexpected that she won the prize.のように、仮主語itを使った形の方が自然に聞こえることが多いです。

目的語としての名詞節

動詞の目的語として使われる名詞節は、最も一般的なパターンです。I believe that practice makes perfect.(私は練習が完璧を作ると信じています)のように、他動詞の後に続けて使います。

前置詞の目的語にもなります。I'm worried about what might happen.(何が起こるかもしれないか心配です)という文では、名詞節が前置詞aboutの目的語になっています。

補語としての名詞節

be動詞の後に置かれて、主語を説明する補語としても機能します。The problem is that we don't have enough time.(問題は私たちに十分な時間がないことです)という文では、that節が補語として主語the problemを説明しています。

My question is why he left early.(私の疑問は、なぜ彼が早く去ったかです)のように、疑問詞節も補語になれます。

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形容詞節との違いも押さえておこう

名詞節と副詞節の違いは説明しましたが、形容詞節との違いも理解しておくと、英語の文構造がさらにクリアになります。

形容詞節は、名詞を修飾する節です。関係代名詞(who、which、that)や関係副詞(where、when)で始まることが多いです。The book that I bought yesterday is interesting.(昨日私が買った本は面白いです)という文では、that I bought yesterdayがthe bookを修飾する形容詞節です。

名詞節との大きな違いは、形容詞節は必ず特定の名詞の後に置かれて、その名詞を説明するという点です。一方、名詞節は単独で名詞としての役割を果たし、主語や目的語になります。

I know the person who lives there.(私はそこに住んでいる人を知っています)という文では、who lives thereは形容詞節でthe personを修飾しています。これに対して、I know who lives there.(私は誰がそこに住んでいるか知っています)では、who lives thereは名詞節で、動詞knowの目的語になっています。

この区別ができると、複雑な英文も構造が見えてきて、理解が格段に深まります。

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実践的な名詞節の使い方のコツ

授業で文法を学ぶのと、実際に使えるようになるのは別物です。名詞節を自然に使いこなすためのコツをいくつか紹介します。

まず、よく使われる動詞と名詞節の組み合わせを覚えることです。think、know、believe、hope、sayなどの動詞は、that節を目的語に取ることが非常に多いです。これらの動詞と一緒に練習すると、自然な表現が身につきます。

次に、疑問詞節を使った間接疑問文に慣れることです。直接質問するのではなく、Could you tell me where the station is?(駅がどこにあるか教えていただけますか)のように、丁寧に尋ねる表現として日常的に使われます。

また、whether節を使った表現も実用的です。I'm not sure whether I can make it.(行けるかどうか分かりません)のように、不確実性を表す際に便利です。

リーディングの際は、長い文の中で名詞節を見つける練習をしましょう。主語や目的語がどこからどこまでなのかを正確に把握できると、複雑な文も理解しやすくなります。

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名詞節をマスターして英語力を次のレベルへ

名詞節は英語の文法の中でも重要な要素で、これを使いこなせるかどうかで表現の幅が大きく変わります。that節、wh疑問詞節、whether/if節という3つの主な種類を理解し、それぞれの特徴と使い方を押さえれば、より自然で洗練された英語が使えるようになります。副詞節や形容詞節との違いも意識しながら、実際の英文の中で名詞節を見つけて分析する練習を続けてみてください。

メディアを{言語}で消費し、そのメディア内のメッセージや文章の少なくとも一部を理解できれば、必ず進歩します。以上です。

一度学んで、理解して、自分のものにしましょう。

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